身の回りのもののデザインに再注目するというコンセプトの本番組。番組はグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が全体の構成を担当、インターフェースデザイナーの中村勇吾氏が映像監修を担当、小山田は音楽を担当する番組中心スタッフの1人だった。
番組は毎週月・火・水・土曜日に放送されていたが、20日放送回では、予告なく番組が差し替えられ、『ピタゴラスイッチ』に。ネットからは驚きの声とともに「余波がここまで来てる」「差し替えの仕事早いな」という指摘も寄せられていた。
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「東京オリンピック開会式の音楽担当に就任した小山田ですが、過去、学生時代のイジメを雑誌のインタビューで語っていたとして物議に。その内容が壮絶だったことから、『五輪に関わる人間として相応しくない』という意見が相次ぎました。結果、19日に小山田は辞任を発表。その翌日放送の『デザインあ』が差し替えとなった形になります」(芸能ライター)
実は、19日には問題なく放送されていた本番組だが、ネット上からは「思い出すから音楽差し替えてほしい」「『デザインあ』を複雑な気持ちで見なきゃいけないのが悲しい」という声や、「NHKにクレーム入れた」「抗議の電話した」という報告も見受けられた。
「本番組は、子どもも大人も楽しくデザインに触れることのできる人気番組なだけに、この日の差し替えでファンから番組終了を危惧する声も上がっています。一方、ネットから『音楽変えて続けて欲しい』『もったいないから音楽変更で続けて』『違う人に音楽プロデュース引き継いでほしい』と、小山田を降ろした上で、番組継続を望む声が多く集まっています」(同)
ただ、一部ネット上からは「元々知られてたイジメエピソードのせいで今までやってた仕事まで失われる必要あるのか?」「コーネリアスの音楽あってこその『デザインあ』だから音楽差し替えは考えられない」という声もある。
果たして、番組は今後も継続するのだろうか――。