岡田は、2018年10月期のTBS系ドラマ「中学聖日記」で俳優デビュー。現在はNHK大河ドラマ「青天を衝け」と、テレビ朝日系「桜の塔」に出演中。
記事によると、すでに事務所の寮を退去しており、撮影の真っ最中だが、事務所側の送迎を拒否し、1人で現場入り。
岡田が退所を決めたのは、事務所の女性社長への不信感、出演作の選び方への不満が理由。不信感を募らせた背景には、3月に「週刊文春」(文芸春秋)が報じた社長の所属タレントや社員に対するパワハラ・セクハラがあるというのだ。
「岡田の申し立てに対してどういう結果が出ようが、法廷闘争に突入してもめることは間違いない。そうなった場合、NHKは訴訟沙汰を嫌うので、大幅に岡田のシーンがカットされる事態に至る可能性もありそう」(テレビ局関係者)
発売中の「文春」によると、同事務所では新人の間は給料が発生せず、岡田は最初の1年半は給料がゼロ。人気俳優になってようやく給料が出るようになり、さらにアップしたというが、先月の月給は手取りでわずか15万円。
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また、仕事は決まった後の事後報告が基本。「出演決まった」と渡される台本には名前が入っていて、断る余地などなく、社長は口を開けば「プロデューサーに恩を売っておけ」と言うばかり。真剣に演技の勉強をしたかった岡田とは、そもそものスタンスが違っていたというのだ。
「まさに“奴隷契約”とも呼べる状態だが、もはや岡田もガマンの限界だったのでは。昔の芸能人なら当たり前のような契約も今の時代は通用しない。裁判所がどういう判断を下すのかが注目される」(芸能記者)
さらに、同誌によると、社長のパワハラが原因で昨年だけで19人の社員が退社したのだとか。聞きしに勝る“ブラック体質”だったようだ。