東京・渋谷を舞台に、3回結婚して3回離婚したバツ3の女社長が3人の元夫に翻弄される日々を描くコメディー。第1話は、ある日、亡くなった母親のパソコンを開こうとしたとわ子(松たか子)は、パスワードが設定されていることに気付く。どうやら、別れた夫のうちの誰かが設定したらしい。意を決し、一人ずつ元夫のもとを訪ねていくが――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
2017年1月期に放送されたドラマ『カルテット』(TBS系)との類似点が多くある本作。主演の松たか子、メインキャストの松田龍平といったキャスト被りのほか、脚本を務めるのは両作品とも坂元裕二氏。また、プロデューサーも佐野亜裕美氏となっている。
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「そんな中、最も『カルテット』ファンから注目を集めたと思われるのは、とわ子の親友である綿来かごめ(市川実日子)の存在。親友と言うだけで詳細はまだ明らかになっていませんが、彼女が『カルテット』のメインキャラの世吹すずめ(満島ひかり)と何か関係があるのではないかと話題になっているようです。実はすずめ、出生名は綿来。すずめもマイペースな人間でしたが、かごめも愚痴泥棒をしたと思ったらすぐに飽きるなど、一筋縄ではいかない性格をしているという似通った点も。この共通点に『カルテット』ファンも大興奮なようで、ネットからは、『2人何か関係あるのかな!?』『世界線が繋がってたら嬉しい』『ぜひすずめちゃんにも出てほしい』という声が集まっていました」(ドラマライター)
そして、『カルテット』最大の魅力はその会話劇。また、その会話に散りばめられた名言だったが、『大豆田とわ子』もその魅力を引き継げるだろうか――。