「太田は、他人のことを平気でたたくキャラですが、自分に対する醜聞も許さないようです。週刊誌を相手どって、いまだ法廷闘争を続けているなんて、もう世間は忘れている話。とっくに和解でもしていると思いました。だいたい外から見ればどうでもいい話で、なぜ太田は固執するのか不思議です」(芸能ライター)
週刊誌S誌が太田の記事を掲載したのは、2018年の8月。高校時代、学力が芳しくなかった太田は、父親が仲介人に800万円を払い、A大学に“裏口入学”したというのだ。
「書いたS誌もS誌ですが、怒った太田も太田。2018年当時から逆算しても34年、35年前の話ですよ。正直、裏でも表でもあまりに古い話で、みんな関心もないでしょう。太田もお笑い芸人なのだから、おもしろおかしくネタで『イヤ〜、800万円で入っちゃってさ』ぐらい言えばよかった。宮根誠司と共演したとき、宮根もシケけていましたね」(同・ライター)
太田はS誌の発行元S社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告を求めて、東京地裁に提訴。
「18年10月に第1回の口頭弁論があり、以後、弁護士がやり取りしていたようですが、和解しなかったのでしょう。太田が出るということは、判決の可能性が高い。裁判も2年になりますが、なぜここまでヒステリックなのか。太田自身もイメージダウンだと思います」(同)
判決となれば、どちらかが納得しないだろうし、控訴審もあるはず。裁判の内容などを考えても、時間の無駄という気がしないでもない。
「太田の裁判をマスコミがあまり取り上げないのは、真実はどうあれ、同情する人間が少ないからです。自分はネタで、いくらでも人を傷つける。新型コロナにしたって小池都知事に『3密じゃなくて1密もダメなんだよ』と非難しながら、自分は何か考えを持っているわけではない。人をコキおろしながら、自分のことだけは裁判ってどうでしょう」(夕刊紙記者)
お笑いなのに、寒い話ばかり…。