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東京・銀座でクラスターが発生していた!? 都の時短要請に頭を抱える夜の街

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提供:週刊実話

 新型コロナ感染者数が2万人に近づきつつある東京都。小池百合子都知事は、8月3日から31日まで酒を提供する飲食店やカラオケ店などに対し、夜10時までの時短営業を要請した。

 東京・銀座のクラブ関係者は「10時までならやっていけない。どの店も平常通り営業していますよ」と苦しい胸の内を明かす。

 東京アラート解除後(6月19日)、感染対策を徹底しているせいか、夜の銀座で「感染者が出た」という騒動は聞かないが、今ごろになって緊急事態宣言(4月7日)前の早い段階で、老舗高級クラブ『X』で30人超えのクラスターが発生していた疑いが浮上している。

 緊急事態宣言が出る前の厚生労働省クラスター対策班の調査では、複数の感染者が銀座や六本木の高級クラブを利用していた。『X』の顧客からも感染者が出ており、濃厚接触者に当たる店のスタッフ3人が感染したことが明らかになった。『X』は3月末から東京アラート解除までの間、営業を自粛していたという。

「実は、『X』関連の感染者は続出していたのです。お客さんから感染者が出たことで、保健所の指導が入った。店のオーナーがお金を出して、ホステスと従業員全員にPCR検査を受けさせた。すると、8割が陽性だったと聞きました」(感染者のホステス・A子)

 同店のホステスは約40人で、男性スタッフは約10人。8割が陽性ということは30人以上のクラスターが起きていたことになる。すでに同店は休業期間中だったこともあって、表面化しなかったのだ。

「小池都知事の時短要請に従えば、店はつぶれてしまう。銀座のクラブ関係者は反発していますが、『X』と同じようなクラスターが再び起きない保証はどこにもない。怯えながら営業を続けているのが実情です」(A子)

 長期待機を強いられて生活に困窮しているホステスの中には、持続化給付金を代行屋に頼んで、不正申請する行為が横行しているという情報もある。

「ホステスのためにも、時短は受け入れられない」(銀座クラブのオーナー)
 銀座の灯りが消えてしまいそうだ。

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