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わくわく地方競馬

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提供:週刊実話

「その競馬、想像以上。地方競馬」というスローガンとともに開幕した’20年度の地方競馬。コロナウイルス感染拡大防止のため無観客競馬が続いているが、想像以上の興奮と感動を与えてくれる地方競馬に、今年度も期待しよう。

 さて、4月は注目の牝馬重賞が各地で行われる。まずは21日、名古屋競馬の『東海クイーンカップ』(SPⅠ)だ。今年で25回目を迎える3歳牝馬による全国地方交流重賞で、距離は1800メートル。さらに、世代別牝馬重賞シリーズ『GRANDAME―JAPEN2020』3歳シーズンの第4戦となっている。

 後に東海ダービーを制するウォータープライド(’13年)をはじめ、数々の重賞タイトルを手にし、’14年のNARグランプリ3歳最優秀牝馬に選ばれた兵庫のトーコーニーケ(’14年)、金沢のGⅠ読売レディス杯など多数のタイトルを持ち、大井レディスプレリュードでは中央馬にヒケをとらない脚を見せ2着に入るなど、各地で活躍した兵庫のトーコーヴィーナス(’15年)など、歴代チャンピオンにはその時代を代表する牝馬の名前がずらりと並ぶ。

 今年も、昨年のホッカイドウ競馬第44回栄冠賞を優勝したバブルガムダンサーや、ユングフラウ賞で3着に入ったポピュラーソングなど、なかなかの顔ぶれがそろい、見応えある一戦となりそうだ。

 続く22日には、浦和競馬で’62年に創設された歴史ある一戦『しらさぎ賞』(SⅢ)が開催される。’98年からは羽田盃の前哨戦となったが、’07年に古馬牝馬限定の1400メートル戦として生まれ変わり、’14年には地方交流重賞となった。

 こちらも歴代優勝馬には錚々たる名馬が名を連ね、クラーベセクレタ、ナターレ、レッドクラウディア、ノットオーソリティ、ララベルなど、南関東の女王として君臨した名牝ばかり。近年は準重賞ティアラCをステップにした馬の活躍が目立ち、’19年はティアラC7着、1着だったタイセイラナキラ、アムールリアンが1、2着。’18年はティアラC2、3着のラーゴブルー、ファイトユアソングが1、2着。’17年のニシノラピートがティアラC、しらさぎ賞を連勝している。

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