パトリック・スウェイジ、ジェニファー・グレイ主演の1987年オリジナル作品ではコリオグラフを担当したオルテガ、ライオンズゲート社が手がけるこの新プロジェクトを「楽しみにしている」と話し、新しい才能を世の中にデビューさせることを約束している。
「私にとって『ダーティ・ダンシング』を監督するというこの機会は、故郷に帰るようなものだ。60年代のダンスフロアーで育ったことが、1人の人間としてはもちろん、1人のアーティストとして私を形成することに一役買っている」「私は素晴らしいクリエイティブチームと出演者を結集し、新しい世代の人々へ向けて『ダーティ・ダンシング』をスクリーンに復活させることをとても楽しみにしている。ジーン・ケリーとフレッド・アステアが過去にしたように、パトリック・スウェイジはこの映画で男性のダンスのレベルを設定したんだ」「どこを見ても才能に溢れた人材がいることは間違いないと考えているので、三拍子揃った次のスターを発掘する作業を開始することが待ちきれない」
家族と共に夏休みを過ごす裕福なティーンエイジャーの少女が、父に逆らってダンスのインストラクターと恋に堕ちるストーリーのリメイク版では、オリジナル作で起用された曲と新曲の数々を組み合わせることになるようだ。
また2億1600万ドル(約166億円)以上の興行収入を上げたオリジナル版は、舞台化やテレビドラマ化に至ったほか、スピンオフとなる『ダンシング・ハバナ 』が2004年に公開されている。