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極秘訪中 福田元首相が安倍政権に見せつけた習近平との蜜月ライン

 突如、中央政界を揺るがす騒動が勃発した。福田康夫元首相が7月28日に極秘訪中。習近平国家主席と会談に及んでいたことが明らかとなり、これが「安倍政権外し!」と評判になっているのだ。
 政治部記者がこう語る。
 「中国筋によれば、福田氏は習近平国家主席に招かれ訪中したが、日本大使館や外務省がこの事実を知らなかったことから、習氏が『安倍降ろしを福田氏に持ち掛けたのでは?』との憶測が駆け巡っているのです。ただ、習氏が“安倍憎し”を貫いているのは事実だが、福田氏を招聘したのにはこれとは別の大きな理由が存在するのです」

 この記者によれば、会談では相も変わらぬ「尖閣問題の棚上げ論」が話し合われたというが、これはブラフ。狙いは、明らかな“安倍政権との休戦工作”の地ならしだったというのである。
 「習氏は最近、重大な規律違反があったとして、石油利権を牛耳る周永康前党政治局常務委員を立件。今後は江沢民派や胡錦濤派をも一掃する構えだが、これを断行すれば猛反撃に遭う可能性が高い。そこで内憂外患の危機を打開するために、福田氏に11月に北京で開かれる『アジア太平洋経済協力会議』での、日中首脳会談の橋渡しを頼んだと伝えられているのです」(同)

 ちなみに、福田氏は現在アジア版ダボス会議と呼ばれる『ボアオ会議』の理事長。習氏とも面識があるために中国側が招聘したと見られるが、この「訪中情報」が伝えられてからは、俄然、鼻息が荒いと評判なのだ。
 「『福田訪中』の一報が流れた時には『安倍首相の親書を携えていたのでは?』と話題になったが、両氏の仲の悪さは有名で、この情報に福田氏本人は眉をひそめているという。また、一方ではそもそも訪中情報の出所は福田氏リークとの噂も飛んでいるほど。現在は官邸筋も福田氏に話を聞いていますが、上から目線の親中論を展開しているようなのです」(自民党関係者)

 中国首脳との太いパイプを見せつけただけに、まさに「あなたとは違うんです!」という心境なのかも。

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