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ハズキルーペ、映画泥棒…ソフトバンクのCMに賛否 「パロディ」も許さない不寛容な時代に?

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菊川怜

 過激なCMを打つことでおなじみソフトバンクのCMラッシュが、大きな話題になっている。ソフトバンクは秋に入り、携帯電話の新サービス『動画SNS放題 ウルトラギガモンスタープラス』の新CMを現在展開中の「白戸家ミステリートレイン」で製作。

 10月中旬公開の「菊川怜の事情聴取編」では、今年上半期に大きなインパクトを残した女優・菊川怜の「ハズキルーペ」のパロディCMを公開した。ハズキルーペは現在、菊川は出演しておらず、彼女の所属事務所の後輩にあたる武井咲が出演しているのだが、元ネタのハズキルーペとどのような契約を行ったのかは不明だが、黒いボンテージ姿で、お尻でハズキルーペならぬスマホを踏み潰し、手にハートマークで「だぁ〜い好き!」とやるハズキルーペの完全コピーCMを製作したのだ。このCMは瞬く間にネットで話題を集め、武井バージョンに物足りなさを感じていたファンの注目を集めた。

 また、「菊川怜編」が放送された翌週には、ソフトバンクは「NO MORE ギガ泥棒編」を公開。こちらは日本全国の映画館で映画本編の直前に上映されているマナームービー「NO MORE 映画泥棒」のパロディCMで、ソフトバンクのCMにもパトランプ警官がそのままの姿で登場している。

 ソフトバンクのCMはこれまで、(良い意味でも悪い意味でも)数々のインパクト重視のCMを製作してきた実績があるのだが、今回の出演者をそのままスライドさせたパロディCMは「芸がない」「他人のふんどしで相撲を取っている」「本来のイメージキャラのお父さん犬がおざなりになっている」と否定的な声もあるようだ。

 その一方、ハズキルーペや映画泥棒など、他社の大切なキャラクターを公式なCMに起用させるソフトバンクの手腕および経営戦略には称賛を送る声もあり、「大手通信会社ならではの余裕を感じさせる」との意見もあるという。また、なんでも安易に「パクリ」と批判することを「日本の不寛容さがにじみ出ている」などと嘆く声も見られた。

 様々な個性的なCMを打ち出してきたソフトバンクだけに、この手のパロディCMが2本で終わるはずもなく、次はどのCMをターゲットにするのか、と期待されているという。

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