結成15周年を迎えさらにSっ気とアフロに磨きがかかったトータルテンボス。マイクを持つと、「今のテレビは生ぬるいのではないか」(大村)などと告げ、特に午後7時から始まるゴールデンタイムの番組への不満からDVD発売に至った経緯を説明。業界のプロデューサーにもアピールしているというが、“地上波で流せば視聴率30%は間違いない!”といい、内容は「中学・高校のときのワルガキ男子のノリをそのままやっている」(大村)というおもしろ企画満載。
この日は、トークショーのほかファンとのハイッタッチ会も開催され、さらに、スペシャル企画として、抽選で選ばれた1組の前で、トータルテンボスがリクエストされたネタを披露するという、ファンにとっては涙もの企画「独り占めテンボス」が行われた。
その「独り占めテンボス」で選ばれたのは、19歳の女子大生2人組。トータルテンボスのネタを見てファンになり、この日のイベントも、大村のツイッターで知り、駆け付けたという。「信じられません」と感激をあらわにしていたが、さらに、楽屋に用意された2人のためだけの特設ステージに案内されると、そわそわした様子。やがて、トータルテンボスが現れて、「占い師からの内ももたたきネタ」が2人のためだけに披露された。「本当にかっこよかった」「夢のよう」「奇跡!」と、思わぬ体験に感極まっていた。
この「独り占めテンボス」は、DVD購入者の中から抽選で1組の元へトータルテンボスが出張してネタを披露する「お届けテンボス」(応募期間は3月10日から4月10日まで)としても開催され、4月25日には、トータルテンボス漫才ライブDVD「漫遊記」も発売。ファンは要チェック。(竹内みちまろ)