カリフォルニア州、アロヨ・グランデで子供のころを過ごしたザック、近隣の人に怖がられていた幽霊屋敷が家の近所にあったと言う。
「僕が育った家の隣には、誰も近寄らないような幽霊屋敷があったんだ。壁は壊れていて、いろいろと怪しい事がおこったらしいよ」
その不気味な建物の中に何があるのか、興味津々だったザックと友達は、ある日勇気を振り絞ってその建物に入ってみた。
「ある時、僕と友達は中に入ってみたんだ。『不思議の国のアリス』の世界のような怪しい場所だったよ」「建物の正面玄関にたどり着くには、背の高い草むらを通り抜けなきゃならなかったんだ。後ろに壊れた窓があったから、僕らは中に入って見回したよ。屋根裏に行ったら、たくさんの音が聞こえた。僕らは『今の何?』って感じで。そしたら突然、コウモリが向かって飛んできたんだよ。僕らは死ぬほど怖くなって逃げ出したのさ。あの家が何かにタタリがあるのは間違いないね」
ザックは、自分がゴーストになって戻ってくることがあったら、人々に悪ふざけばかりするイタズラなゴーストになるだろうと話す。
「人をからかったり、イタズラばっかりするんじゃない。何か盗んで隠しちゃうとかさ。もし鍵を失くしたら、僕の仕業ってことだよ、わかる?」
ザック・エフロンの新作『チャーリー・セント・クラウド』(邦題『きみがくれた未来』)は、前月7月30日より全米で公開中。8月6日までの全米ボックスオフィスは、約2350万ドル(約20.4億円)で現在第8位。1位は初登場の『ジ・アザー・ガイズ』、2位から5位までは、『インセプション』『ステップ・アップ3D』『ソルト』『ディナー・フォー・シュマックス』の順。
『きみがくれた未来』の日本公開は、2010年末12月の予定。