F・スコット・フィッツジェラルドの同名小説原作で、2度目の映画化となるこの作品は『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督がメガホンを取る予定で、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ジェイ・ギャツビーのライバル、トム・ブキャナン役として、ベンが候補になっているという。
この役柄については、先日ブラッドレイ・クーパーが、この「複雑」な役柄を演じてみたいと話していた。
「僕にとってはトムがあの本の中でベストなキャラクターさ。彼はすごく屈折しているからね。外国人嫌いでアル中だけど、階級に関する難解なところをわかっているのさ」「演じる役者はこれを丁重に扱わないとね。だって金持ちのマヌケだっていう考えに固執して、感情が理解出来ないってことになりがちだからさ」「僕がラーマンから太鼓判を押されるかなんてわからないよ。もしかしてキャスティングが決まった後でこの記事を読んで『ハハハ、アイツがこの役をやれるわけないよ』って言っているかもね」
またトビー・マグワイアがナレーターのニック・キャラウェイ役に、キャリー・マリガンがデイジー・ブキャナン役にそれぞれ決定している。