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【週刊テレビ時評】中居正広の「ATARU」は平均視聴率15%超えで幕 「平清盛」はついに大河ドラマ史上ワースト視聴率を記録!

 4月スタートの春ドラマが佳境を迎えた。

 先週は5つのドラマが終了。第1話(4月15日)で19.9%の好視聴率(以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)を弾き出したTBS系列「ATARU」(中居正広主演=日曜日午後9時〜)は、乱高下を繰り返したが、24日の最終話(第11話)は17.4%をゲット。終わってみれば、平均視聴率は15.6%で上々の数字。低迷した前作の「運命の人」(本木雅弘主演)の12.0%(平均視聴率)を、3.6ポイント上回り、先輩・中居が貫録を見せた格好だ。ただ、前々作の「南極大陸」(木村拓哉主演)の18.0%(平均視聴率)には及ばなかった。

 同じSMAPメンバーの草なぎ剛が主演したフジテレビ系列「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語」(火曜日午後10時〜)最終話(第11話=19日)は13.0%で終えた。平均視聴率も13.0%で、SMAP対決は中居に軍配が上がった。

 日本テレビ系列「三毛猫ホームズの推理」(相葉雅紀主演=土曜日午後9時〜)最終話(第11話=23日)は13.8%で、平均視聴率12.8%で幕。

 フジテレビ系列「カエルの王女さま」(天海祐希主演=木曜日午後10時〜)最終話(第11話=21日)は10.1%と、第2話(4月19日)以来の2ケタ台をマークしたが、平均視聴率は9.1%に終わった。

 TBS系列「もう一度君に、プロポーズ」(竹野内豊主演=金曜日午後10時〜)は前週の第9話(15日)で初の2ケタ(10.0%)に乗せたものの、最終話(第10話=22日)は7.9%と過去最低で終了。平均視聴率は8.6%にとどまった。

 低迷が続くNHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演=日曜日午後6時〜)に、ついに来るべき時が来てしまった。24日放送の第25話視聴率は10.1%で、「花の乱」(三田佳子主演)第20話が、94年8月14日放送分で記録した大河ドラマ史上ワースト視聴率に並んでしまった。これまでの「平清盛」の最低視聴率は第21話(5月27日)の10.2%。この際は裏のフジテレビ系列で23.3%を獲得した「2012ロンドン五輪女子バレーボール世界最終予選〜日本×セルビア」が放送された影響があったと思われるが、24日は裏で強力な裏番組があったわけではなく、この数字は深刻なものだ。

 すでに、「平清盛」は平均視聴率では史上最低の「花の乱」の14.1%を暫定ながら下回っており、大河ドラマ史上ワースト2冠王という不名誉な記録を打ち立ててしまった。今後巻き返すことができれば、平均視聴率のワースト記録は免れられるが、現状、数々のテコ入れ策は実っていない。

 その他、TBS系列が20日水曜日に生中継したボクシング「日本史上初!世界王座統一戦WBA/WBC世界ミニマム級王座統一戦〜井岡一翔×八重樫東」第2部(午後8時12分〜9時14分)は18.2%(関西地区22.3%)の好視聴率をマーク。ここ1年のボクシング中継としては、最高の視聴率を弾き出した。

 また、24日日曜日にフジテレビ系列で放送された「ほこ×たてSP」(午後7時〜9時54分)は、多くの強力な裏番組を敵に回しながら、15.1%をゲット。日本テレビ系列「世界の果てまでイッテQ!」(午後7時58分〜8時54分)の14.4%をも上回った。
(坂本太郎)

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