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【週刊テレビ時評】サッカーW杯予選は2戦連続30%超え! 低迷する「平清盛」はツイッター解説導入

 やはり、サッカー国際試合は強かった。

 6月8日金曜日(午後7時28分〜9時35分)にテレビ朝日系列で放送された「2014 FIFA W杯サッカー・ブラジル大会アジア地区最終予選〜日本×ヨルダン」視聴率(以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)は31.6%をマークした。関西地区は24.4%。瞬間最高視聴率は日本が5-0と大きくリードしていた後半半ばで、関東地区が37.5%(午後9時)、関西地区が30.2%(午後8時58分)だった。

 3日日曜日に放送された同予選〜日本×オマーンの視聴率は31.0%(関東地区)で、ヨルダン戦はこれをわずかながら上回り、2戦連続で30%超えを達成。サッカー国際試合への関心の高さを改めて示した。

 低迷が続くNHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演=日曜日午後8時〜)。前週(3日)は11.0%で平均視聴率は14.0%となり、「花の乱」(94年=三田佳子主演)の14.1%を暫定ながら下回り、大河ドラマ史上最低の平均視聴率に転落し、関西では初の1ケタ台(9.2%)を出してしまった。前々週(5月27日=10.2%)は女子バレー、前週はサッカーW杯予選と重なる悪条件で、低視聴率でも言い訳ができた。しかし、10日はイレギュラーな強力な裏番組はなく、男子バレー(フジテレビ系列)も12.8%にとどまったが、同ドラマは11.6%に終わった。

 この状況下で、NHKは視聴率挽回のため、ツイッター解説を導入することを決めた。これは、視聴者から「時代背景や登場人物の関係などが複雑で分かりにくい」などの声が多く寄せられていたことに応えるもので、大河ドラマでは初の試み。17日放送で試験的に実施するが、反響次第で継続を検討するという。ツイッターは放送当日午後7時半から同9時半まで実施するが、果たして視聴率アップにつながるかどうか。

 軒並み低調な春ドラマでは、乱高下の激しいTBS系列「ATARU」(中居正広主演=日曜日午後9時〜)が10日は17.1%で、前週(3日)の14.7%から大きくアップ。通常10〜12%台だったフジテレビ系列「リーガルハイ」(堺雅人主演=火曜日午後9時〜)が、5月29日=14.2%、5日=14.5%と、ここにきて上昇している。逆に通常13〜14%台だったフジテレビ系列「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語」(草なぎ剛主演=火曜日午後10時〜)の5日放送分は、男子バレー中継が延長し、放送開始が55分遅れた影響か、10.2%で過去最低を記録した。

 また、視聴率低迷のため8話で打ち切りとなったフジテレビ系列「家族のうた」の穴埋め番組、「ドラマチック・サンデー〜早海さんと呼ばれる日スペシャル前編」(10日日曜日午後9時15分〜)は6.3%と低調だったが、平均視聴率3.9%の「家族のうた」を継続するより、まだましだったというべきか。

 今や、国民的イベントなった「AKB48第4回選抜総選挙生放送SP」(フジテレビ系列=6日水曜日午後7時〜9時9分)は18.7%の好視聴率をマーク。その後番組の「ホンマでっか!?TV」(6日午後9時15分〜10時9分)は、AKBの恩恵を受けたのか15.1%と上々の数字を記録した。
(坂本太郎)

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