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社会 2013年11月13日 11時00分
元筆頭株主村上ファンドの置き土産 阪急阪神HDグループの深い闇
「今後、ホテルのレストランで料理を食べる人がいなくなるだろう。社長だけの首切りでいいのか」 「最後の記者会見はあきれたね。『偽装と受け取られても仕方がない』って言い方は、『そういう見方もある』と消費者をバカにしているようなモノだ」 食材偽装で袋叩きに遭っている阪急阪神ホテルズ(出崎弘社長=11月1日付で辞任)の親会社、阪急阪神ホールディングス(HD)の掲示板には、いまだこの手の厳しい書き込みが溢れている。直営の8ホテルにある少なくとも23軒のレストランで、2006年3月から今年の9月まで、実に7年にわたって“メニュー違反”が堂々とまかり通っていたのだから無理もない。 HD傘下の阪神電鉄の子会社が運営する『ザ・リッツ・カールトン大阪』でも'06年4月から偽装をはじめ、これを今年の7月に把握しながら公表しなかったことも明るみに出た。この“連鎖”に堪りかねた阪急阪神ホテルズは、系列の全国33ホテルについても実態調査に着手。まさに、どこまでも飛び火する気配を見せている。何せ問題発覚後、直系や系列ホテルでは宴会などのキャンセルが相次いでいるのだ。 グループ企業も例外ではなく、阪急阪神百貨店の荒木直也社長は、10月29日の決算会見で「おせち料理のキャンセルが十数件出ている」と悲鳴を上げる始末。既にHDの株価は急落し、お騒がせ企業としては“東の東電”と肩を並べている。 なぜ、食材偽装が7年間も続いたのか。加えて、なぜ最近になって表面化したのか−−。当の阪急阪神ホテルズは、その理由を明らかにしていない。 注目すべきことがある。ホテル側が偽装に着手した'06年3月といえば、村上ファンドによる阪神電鉄の株買い占めが発覚('05年9月)、乗っ取り騒動に発展した揚げ句、阪急電鉄が阪神にTOBを実施('06年5月)し、'06年10月1日付で両社が経営統合した渦中に当たる。関係者があきれて表現するその「ドサクサに紛れた強い意志」は、'07年10月に発覚した“難波の囁き女将”こと船場吉兆事件にも全く動じず、連綿と続けてきた事実からもうかがえる。 言い換えれば、株買い占め騒動に端を発した親会社の綱引きに乗じてリッツ大阪を含むホテル群が暴走し、気が付けば、誰も止められなくなっていたのだ。 もうひとつの疑問には、統合(合併)会社にありがちな権力抗争の匂いがプンプンする。阪急阪神ホテルズが事実関係を把握したのは9月、リッツ大阪は7月末だったとされる。いわゆる内部告発が発端だ。ただし、メディアへのタレ込みではなく、あくまでも“上層部への告発”だった。 それを踏まえて社内調査が始まり、おぞましい実態が次々と明らかになっていく。市場関係者は冷ややかだ。 「HDでは統合の経緯からいって、阪神出身者は肩身が狭い。ホテルズも同様で、詰め腹を切るハメになった出崎前社長は阪急の出世コースを歩み、去年の4月にはHDの役員兼務でホテルズ社長に出向した。HDの社長候補に挙げられたほどですが、そうであれば逆に足を引っ張られやすい。今回の内部告発にしても『阪神サイドがリークした』『いや、彼の出世を快く思わない阪急サイドじゃないか』と実に騒々しい限りです」 出崎社長は宝塚歌劇団の総支配人を務めた経歴を持つ。その宝塚大劇場にあるレストラン『フェリエ』が食材偽装に名を連ねていることも憶測を呼んでいる。折しも10月28日の記者会見で、出崎社長は辞任の理由をこう述べた。 「ホテルズだけで収まることがなく、阪急阪神の信用問題にまで発展した。その責任は辞任をもって償うしかない」 社長が自ら首を差し出すことで、早期の幕引きを図ろうとの思惑に他ならない。しかも本人はHDの役員も辞任した。心構えは会社に忠誠を誓うサラリーマンのそれだが、前述のように系列ホテルの調査は継続中だ。従って新たな問題が浮上した場合、新社長が「これは前社長時代の案件だから関知しない」の一点張りで逃げ通せるわけがない。 それを織り込んだのか、親会社である阪急阪神HDの株価は大幅下落が止まらない。前出の市場関係者が不吉な感想を漏らす。 「村上ファンドによる阪神株買い占め騒動の生々しい記憶からか、時にはまとまった買い注文が入って一時的に株価が上がる。これだけ世間を騒がせ、ブランド価値が大きく毀損している今、よほどのモノ好きでなければ株を買いません。誰が何のために買っているのか。HD首脳は内心、ビクビクしているはずです」 前門の偽装ショック、後門の株価下落。果たして、阪急阪神HD関係者が枕を高くして寝られる日は来るのだろうか。
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芸能ネタ 2013年11月12日 18時00分
文化放送局アナがヌードに! これが本当の“ひと肌脱いだ”
文化放送はなぜ局アナの水谷加奈(45)をヌードにしたのか。 写真の水谷は、横に寝そべり顔は正面を向いている。乳房と下半身の扇部分を中心に薄いレースのような布がかけられているが、ブラジャーもパンティーも着けていないのは明らか。 現役女子アナが脱いだのは水谷が初めてだ。局アナとしては、これが最大の露出と番組側は強調している。 詳細に入る前に、脱いだ水谷のプロフィールを見てみよう。 成城学園中・高卒業後、立教大学文学部心理学科卒。家族は飲食店経営の夫、それに夫側の子供が2人、夫との間にできた6歳の男児がいる3人の子持ちだ。 「以前は、子供がいるのにヌード写真を撮るなどとんでもないという風潮がはびこっていた。しかし、今は違います。最近はヌード写真を撮る女性が増えていて、実際、誕生日など、写真スタジオは予約が取れないほどの盛況ぶりです」(写真スタジオ関係者) 今回は、自身が出演する『福井謙二グッモニ』(月曜〜金曜、午前7時〜9時)の企画コーナー『グッモニ文化部 エンタメいまのうち』で、そんなスタジオの噂は事実かどうかを確かめるため、水谷アナが体験取材したもの。 それにしても、現役の女子アナがなぜセミヌードになったのか。その背景には複雑な事情がある。 一つは4月に始まった『福井謙二グッモニ』の聴取率が低く、話題を提供して盛り上げるのが狙いとみていい。 また、局自体の宣伝もある。 文化放送は万年、ニッポン放送と並ぶ3位(首位はTBSラジオ)争いをしている。JWAVEが2位にのし上がったときは4位のときもあった。 唯一赤字のAMラジオ局であり、'13年3月期決算は売り上げ77億4200万円(前年同期比0.8%増)、経常損失1億9300万円、当期純損失1億9500万円である。そのため、水谷アナが『編成制作部次長補佐』『編成局制作部業務調整デスク』という立場もあり、“ひと肌脱いだ”というわけだ。 民放テレビ局でも、こうしたヌード女子アナが出てくることを祈るばかりだが、今度は乳房とヘア解禁が条件であろう。
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芸能ニュース 2013年11月12日 15時30分
“朝の顔”を降板し“暴走老人”化し始めたみのもんた
タレントのみのもんたが9日、パーソナリティーをつとめる文化放送のラジオ番組「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」で8日に肝臓がんで亡くなった歌手の島倉千代子さん(享年75)の葬儀への参列を宣言したが、参列を取りやめたことを一部スポーツ紙が報じている。 みのは同番組で島倉さんの葬儀葬儀が午後1時から始まることに触れ、「12時半ちょい前には行きます」と参列を予告し、さらには「私の復帰第一作。南青山の斎場、私のカムバックにふさわしい舞台がそろったじゃないですか」などと発言。葬儀の場を「カムバックの舞台」などと表現したことに対し、ネット上などで「不適切だ」などと批判の声が相次いでいた。 記事によると、関係者の配慮により、みのは10日に都内の寺院で密葬で営まれた通夜に弔問し、すでに島倉さんとのお別れを済ませた。みのは自らの発言が原因で40年来の付き合いだった島倉さんの旅立ちに迷惑をかけたくないと思い、通夜での別れを選び静かに眠る島倉さんに手を合わせると、その穏やかな顔を見て感謝の気持ちを伝え、すぐに寺を出たという。 また、10日発売の月刊誌「文藝春秋」(文藝春秋)の12月号には次男の逮捕によって巻き起こった一連の騒動についてつづった手記を寄稿。みのはこれまでの週刊誌のインタビューで、次男が事件によって諭旨免職処分となった日本テレビに「コネ入社」したことを認めていたが、同誌では「(次男が)入社試験を受けたのですが、恥ずかしいことに、筆記試験が難しくて住所と名前しか書けなかった、と。それで、当時、日テレの会長で、一昨年亡くなった氏家齊一郎さんに相談したところ、『将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ』といって、体力だけはある次男を引っ張ってくれたのです(笑)」とさらに詳しい経緯を明かしたが、司会をつとめていたTBSの2つの情報番組を降板し“朝の顔”重荷が下りたことで吹っ切れてしまったようだ。 「みのの発言による一番の被害者は文化放送。現在もみのの番組のスポンサーで年間契約しているロッテと明治の両社が出稿を取りやめているが、このままでは契約を更新せず、番組の存続が危機に陥る可能性も。コネ入社のことも次男のことを思うならば、口を閉ざしておくべきだった。もはや“暴走老人”と化したみのを誰かが止めなければ取り返しのつかないことになりかねない」(芸能記者) 騒動がひと段落したが、今後もみのの言動が注目される。
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芸能ニュース 2013年11月12日 15時30分
【週刊テレビ時評】“視聴率男”キムタク神話崩壊? 裏に日本シリーズなくても「安堂ロイド」低視聴率!
“視聴率男”の名をほしいままにしてきた木村拓哉の出演ドラマに、異変が生じている。 平均視聴率30%超え(30.6%=数字は以下、すべて関東地区)をマークしたTBS系「GOOD LUCK!!」(03年1月期)以来、10年半ぶりの柴咲コウとの共演で話題を振りまいたキムタク主演のTBS系「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(日曜日午後9時〜)が、低視聴率で苦しんでいる。 「安堂ロイド」は初回(10月13日)こそ、19.2%と好発進したものの、第2話(20日)では15.2%にダウン。プロ野球日本シリーズ(巨人対楽天)と重なった第3話(27日)は13.2%、第4話(11月3日)は10.2%と落ち込んでいた。 この低視聴率は日本シリーズの影響と思われたが、第5話(10日)でも11.5%と低迷した。裏の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(午後9時〜)の16.5%、テレビ朝日系のドラマスペシャル「遺留捜査」(上川隆也主演/午後9時〜)の14.0%にも完敗を喫した。 「遺留捜査」は11年4月期にスタートしたが、先の第3シリーズ(今年4月期)では全話平均で11.5%と低調で、決して、人気ドラマとはいえない。その「遺留捜査」スペシャルにも負けたのだから、「安堂ロイド」の低視聴率は深刻。 キムタクが近年、主演した連続ドラマで出した最低視聴率は、「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」(フジテレビ系/12年10月期)が15.2%(第3話)、「南極大陸」(TBS系/11年10月期)が13.2%(第5話)、「月の恋人〜Moon Lovers〜」(10年4月期)が13.4%(第6話)となっているが、いずれも単発的なもので、「安堂ロイド」のように、3週連続で低視聴率を記録した例はない。 天下のキムタクの主演ドラマの視聴率が10〜11%台では、なんとも寂しいかぎり。今後、「安堂ロイド」が巻き返しを図れるかどうか注目されるところ。 「安堂ロイド」同様、2週連続で日本シリーズと重なり、ワースト記録を2週続けて更新したNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第45話(10日)は12.8%で、前週(第44話=3日)の10.0%より、2.8ポイントアップさせたが、大河ドラマの視聴率としては、厳しい数字に変わりはない。裏の日本テレビ系「緊急放送イッテQ!イモト8163mヒマラヤ登頂なるか…日テレ開局60年SP」(日曜日午後7時〜8時54分)が20.8%の高視聴率をゲットしており、こちらに惨敗した格好だ。 一方、安定して高視聴率をキープしているのが、フジテレビ系「リーガルハイ」(堺雅人主演/水曜日午後10時〜)、テレビ朝日系「相棒season12」(水谷豊主演/水曜日午後9時〜)、テレビ朝日系「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(米倉涼子主演/木曜日午後9時〜)の3ドラマ。 「リーガルハイ」第5話(6日)は18.3%で、3週連続18%台を死守。「相棒12」第4話(6日)は18.6%で、前週より、2.7ポイントアップ。「ドクターX」は前週の第3話(31日)では、日本シリーズの余波で、18.3%にダウンしたが、第4話(7日)は21.3%で、2週ぶりに大台に戻した。 逆に超低視聴率に悩んでいるのは、TBS系「夫のカノジョ」(川口春奈主演/木曜日午後9時〜)で、初回(24日)=4.7%、第2話(31日)=4.8%から、第3話(7日)では3.7%まで下落。 財前直美&沢村一樹W主演のフジテレビ系「家族の裏事情」(金曜日午後7時57分〜)も、初回(25日)=6.5%でスタートしたが、第2話(1日)=5.6%と下がり、第3話(8日)では4.2%で、ついに禁断の「5下」をマークしてしまい、先行きが思いやられる。(坂本太郎)
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ミステリー 2013年11月12日 15時30分
地球の内部には高度文明が!? 「地球空洞説」の神秘
右の写真は1969年にアポロ11号が撮影した「地球空洞説」の証拠とされる写真である。 「地球空洞説」とはその名の通り、地球の内部は空洞になっているという説でその内部には別の次元が広がっているという。まるでSF小説のような不思議な話だが、なかには事実として語られているものもある。 アメリカの作家・W.G.エマーソンは、漁師オラフ・ヤンセンという95歳の老人から聞いた奇妙な地下帝国の旅行談を小説にまとめて発表している。オラフ・ヤンセンと彼の父は小さな漁船に航海に出たのだが、暴風雨に巻き込まれ地下世界に迷い込んでしまう。 ヤンセン父子は、その世界で身長が約4m(12フィート)もある巨人たちと出会う。巨人たちは彼ら父子に親切で、地上よりも進んだ文明生活を享受しており、平均寿命は八百才に達するという。また、動物たちも巨大であり、膨大な植物も群生していたというのだ。 ヤンセン父子はそのまま数年間、地下帝国に滞在。元の世界に還るとき多くの金塊をもらったが、帰路で父は死亡し金塊も沈没しヤンセンは狂人扱いされてしまった。 地球空洞説は、世界中で古来より唱えられており、アジアでは「シャンバラ伝説」、日本では地下にあるとされる「黄泉の国伝説」や「鎌倉幕府による地下の国探検」などが伝えられている。 つまりは世界各地にこのような「別次元の地球」が存在しているという話は残っているのだ。 物理的な空洞はともかくとして、古人が地球の裏側に何かを見ていたのは間違いないだろう。 最近でもアメリカの極秘情報をリークして世界の注目を浴びた元CIA職員のエドワード・スノーデン氏が「地底には高度な文明を築いた地底人が存在する」と証言し世界に衝撃を与えた。このスノーデン氏の発言はいかにも荒 唐無稽ととれる内容であるが、これはスノーデン氏を恐れた第三者が彼の発言を信用させないようあえて流布させたという声もある。 今も昔も地球の裏側の世界に翻弄されるのは地球人としての宿命みたいなものか。(山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2013年11月12日 15時30分
12球団合同トライアウト 雨の草薙球場で「笑った選手、泣いた選手」
11月10日、静岡県・草薙球場で『第1回12球団合同トライアウト』が行われた。今回は12球団の本拠地球場以外(二軍球場を含む)での初の開催としても注目を集めたが、天候は生憎の雨…。受験選手たちがウォーミングアップを終え、実戦形式のシード打撃がこれから始まるというときに雨が降り始め、途中から室内練習場にその場を移した。 その室内練習場には一般ファンは入れない。主催者によれば、同日の入場者数は1万人。「室内移動」がアナウンスされた時点で帰路に着いたファンもいたが、多くの者がトライアウト終了まで室内練習場を取り囲んでいた。 「ファンの皆さんに熱い声援をいただき、本当に有り難い」 そう話していた受験選手はかなり多かった。 その室内球場での様子だが、本来はフットサルが行われている施設のようだった。毛足の長い良質の人工芝が敷きつめられており、室内の運動施設としてはトップクラスのものだろう。しかし、野球を行うのを目的した施設ではないので、ビニールシートが敷かれ、そこに土を盛った“急造マウンド”で投手たちは投げていた。 踏み出した足元が滑るらしく、投げにくそうに見えた。また、室内はカーテンネットが張られていた。内野のダイヤモンドよりも狭いため、ジャストミートされた打球もすぐにカーテンにぶつかってしまう。これでは投手も野手も正しく評価できないのではないだろうか…。 「こちらが思った以上に身体の動ける選手が多かった。いったん、(今日の調査報告を)持ち帰って早いうちに判断したい」(視察に訪れた球団職員の1人) 決して良好とはいえないこの状況下でもベストを尽くした選手たちに吉報が届くことを信じたい。 何人かの受験選手が取材要請に応じてくれた。“日本一”楽天を創設から支えた高須洋介選手は「今後? 誰かが評価してくれなければ何も始まらないので…。遅かれ早かれ、(戦力外通告は)みんな来るんだから」と語っていた。しかし、室内練習場に移動する前、雨でぬかるんだグラウンドでは二塁ベースに滑り込む気迫も見せている。 故障のため本格的なピッチング練習をしていなかった山本省吾投手(ソフトバンク)は「自分は勝手に来季のために手術をしたと思っていました。油断してしまったというか、ただ、手術する前よりももっと強くなっていると思っています」と、訴えていた。 室内練習場で横浜DeNAの吉田孝司編成・スカウト部長が元日本ハム・木田優夫投手(独立・石川)に話し掛けた。説明するまでもなく、2人は巨人OBでもある。年長の吉田氏が「どうして、こんなに一生懸命なんだよ?」と45歳の右腕を励ました。 「来年も野球をやる。どこでやるかがまだ分からないだけ」 木田投手は報道陣にそう答えている。吉田氏の前では「普通ですよ」と多くを語ろうとしなかったが、「野球が楽しいから辞められない」という純粋さは十分に伝わっていた。 第2回トライアウトは11月22日。燃え尽きていない受験選手たちの戦いはまだまだ続く。(スポーツライター・美山和也)
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社会 2013年11月12日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第51回 土建小国
日本の土建産業の供給能力不足が、深刻な問題としてクローズアップされつつある。東北の被災地を中心に、公共事業が応札されない入札不調が増えてきているのだ。 このままでは、自民党が法案を作成している国土強靭化はもちろんのこと、東京五輪に向けたインフラ整備や、東北の復興にすら支障が生じかねない。 '89年の日米構造協議以降の建設産業の規制緩和(公共事業の一般競争入札化など)、法改正(独占禁止法の強化)、そして'97年以降の公共投資削減により、日本の土建産業は「供給能力を高める反対側で、需要が縮小する」という、苛酷な環境下に置かれ続けた。 結果的に、建設業許可業者数は'99年に60万社でピークを打ち、すでに47万社にまで減少した。雇用者数も、'95年の663万人から500万人を割り込むところまで減っている。 また、需要が縮小したのは公共投資に限らない。我が国の民間を含めた建設投資は、'90年代前半には80兆円規模だった。それが一時は40兆円強にまで激減してしまったのである。土建産業の1年当たりの需要が、ピーク期から半減したのだ。 需要激減の影響で、企業が約13万社超、労働者が160万人超も市場から退場したところに、東日本大震災が発生。しかも、高度成長期に建設したインフラストラクチャーの更新時期を迎え、南海トラフ巨大地震、首都直下型地震の危機が迫り、さらに7年後に東京五輪が開催される。 そして、急激に需要が膨張する中、建設産業の従事者はいまだに減り続けている。 変な話だが、'89年以降の土建産業に対する「規制緩和」の効果は、確かに「覿面(てきめん)」だったのだ。価格競争は激化し、建設サービスの価格は下がり続け、最終的には労働者が続々と市場から退出するまでに処遇が悪化してしまった。 すなわち、土建産業の「競争力」は強化されたのである。まさに、規制緩和の目的を達成している。 無論、競争激化は「弱者の市場からの淘汰」をもたらした。競争に敗れた者は、市場から退出させる。これもまた、規制緩和の目的の一つだ。 そして、土建産業が「スリム化」されてしまった段階で、需要膨張期が訪れた。東日本大震災以降、国内の土建需要が急激に膨れ上がる中、産業側が完全に供給能力不足に陥ってしまっている。 今の土建産業は、現在は間違いなく「インフレギャップ状態」にある。 信じがたいことに、前記を理由に財務省の中で「さらなる公共事業削減論」が持ち上がってきている。10月21日に開かれた財政審の財政制度分科会において、財務省は「社会資本整備を巡る現状と課題」と題した資料を配布した。資料を読むと、 「建設に従事する労働者、技術者の不足傾向が全国的に見られることから、被災地および全国における円滑な予算執行を図るとの観点から適切な規模への見直しも必要なのではないか」 と、書かれている。つまり、土建産業の従事者が少ない以上、「適切な規模」へ公共事業を減らすべきではないか、との見解を財務省は表明したわけだ。恐るべき無責任、としか表現のしようがない。 そもそも、現在の土建産業の惨状をもたらした主犯の一人が「財務省」であるにもかかわらず、彼らは何の責任も取らず、公共事業のさらなる削減を図ってくる。 来年4月の消費税増税も、公共事業削減論を後押しすることになるだろう。 「国民に増税という形で負担を求める以上、政府も身を切らなければならない」 などと、もっともらしいレトリックを使い、とにもかくにも「公共事業削減」を実現しようとしてくるわけだ。 政府が「身を切った」ところで、実際に迷惑をこうむるのは必要な公共事業すら実施してもらえない「日本国民」だ。別に、財務省の懐が痛むわけでも何でもない。 しかも、財務省の公共事業削減論の裏に「日本国民のため」という思想があるならともかく、実態は単なる「財政均衡論」である。 財政は均衡させなければならない。よって、増税は「常に」せねばならず、公共事業は「常に」削らなければならない。日本の財務省もまた、欧米で猛威を振るう財政均衡論に完璧に「汚染」されてしまっているのだ。 珍しく「家計」に例えるが、自宅が老朽化し、地震が来たらすぐに崩れ落ちかねない状況で、 「お金がもったいないから、修理はやめよう」 などと考える人がいるだろうか? 手元に余裕がなければ、とにかく借金でも何でもして家を修理しなければ、自分や家族に危険が及ぶのだ。 しかも、政府が通貨発行権という強権を持っている以上、財政的な問題は(少なくともデフレ期は)生じない。政府が建設国債を発行し、日銀が国債を買い取れば、政府は実質的な負債を増やさず、公共事業で「国を修理」することが可能だ。 もっとも、実際には日本の土建産業の弱体化というボトルネック(制約条件)により、事業が遅々として進まない可能性がある。問題は「オカネ」ではなく「供給能力」なのだ。 我が国は全国各地に土建産業が「健全な競争を伴い、存続」して貰わなければ、国民が生きのびられない自然災害大国だ。 自然災害大国では、国民が「互いに助け合う」ことなしでは、生きていくことができない。 日本国が、今やすっかり「土建小国」化してしまった以上、事は国民のサバイバルにかかわる問題なのである。 他人事ではなく、自らの問題として「土建小国」について考えて頂ければ幸いである。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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その他 2013年11月12日 12時00分
専門医に聞け! Q&A 糖尿病に効く漢方薬
Q:2年前に糖尿病と診断され、医師に食事療法と運動療法を指導されました。しかし、自覚症状がないこともあって、どちらも、きちんと実行していません。糖尿病によい漢方薬があるでしょうか。教えてください。(40歳。税理士) A:現代では、糖尿病というと太った人がかかる病気というイメージがあります。病弱な痩せた人がなる病気、という印象は持っていないでしょうが、実際、その通りです。 ところが、戦前は糖尿病は極めて少なく、患う人の多くは太ってはいなかったのです。肥満ではないのに、なぜ糖尿病になるのでしょうか。現代医学的には、筋肉などの細胞に糖を取り込むホルモンであるインスリンの分泌が悪いためと考えられます。漢方的には、これは虚証の体質です。 一方、現代の糖尿病の大半は原因として肥満が関係しています。太ると、インスリンが正常に分泌されていても糖の取り込みが低下します。いずれにせよ、血中に糖が過剰に存在し血糖値が高くなります。 以上のように、戦前と戦後では、一口に糖尿病といっても発症の成り立ちが違います。戦前の糖尿病には、「痩せて血糖値を下げよう」という概念は希薄でした。●実証向きの漢方薬を さて、糖尿病に効果がある漢方薬とのことですが、昔からよく知られた漢方薬の代表的なものの一つに白虎加人参湯があります。適応症は次のとおりです。 「湿疹・皮膚炎(喉の渇きとほてりのあるもの)、糖尿病、口渇、ほてりがある。風邪など急性疾患では、発熱(悪寒なし)、発汗、多飲(水)を伴う。湿疹では、局所の発赤と熱感がある」 この白虎加人参湯は、生薬の石膏と粳米、知母、甘草(白虎湯)に人参を加えています。人参の性質は熱性で、体を温め弱っている体に元気をつけます。ですから、昔の糖尿病に用いると効果的でした。 ところが、今の時代の糖尿病は大半が実証です。実証の人が朝鮮人参を用いると、さらに熱体質を強めることになり、逆効果になりかねません。 ではどうすればよいかというと、温めるのではなく、冷やして潤し、血の巡りをよくすることが求められます。人参ではなく、白参や田七人参と白虎湯を加えたものにすればよいのです。今の糖尿病は、実証の期間がおよそ10年続いた後に虚証になります。喉が渇くなどの特有の症状が出るまでに10年かかります。 ですから、その間に食事療法と運動療法を行うとともに、先に紹介した処方の漢方薬を服用しましょう。そうすることによって、虚証になること、つまり、糖尿病の進行を抑えられます。岡田研吉氏(玉川学園・岡田医院院長)東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病などに成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。
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芸能ニュース 2013年11月12日 11時45分
芸能活動再開よりも不倫愛を選んだ矢口真里
モデルの梅田賢三との不倫が原因で5月末に俳優の中村昌也と離婚した、元モーニング娘。メンバーでタレントの矢口真里が梅田と半同棲していることを発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 矢口は不倫騒動の余波でレギュラー番組を次々と降板。離婚後は事実上、無期限謹慎状態が続いていたが、週刊誌などでは復帰の時期についての情報が入り乱れていたが、先月13日に正式に無期限の休業を宣言していた。 同誌は休業宣言した同13日から19日までに梅田とカラオケデートする様子や、焼き肉デートでのツーショット、その後、都内の矢口のマンションに出入りする梅田の姿などが掲載しており、近隣住民の証言などによれば、2人はすでに半同棲状態。矢口の離婚から半年となる12月以降に結婚する可能性もあると報じている。 同誌を受けた一部スポーツ紙によると、謹慎期間中にもかかわらず、矢口が不倫相手との関係を継続していたことで周囲の信頼をなくしており、事務所との契約解除の可能性もでてきたというから、どうやら、矢口は芸能活動再開よりも梅田を選んだようだ。 「矢口にはまだ億単位の貯金があり、そこまで多くはないが、ブログのPVに応じて毎月金が入ってくるので、しばらく生活には困らないだろう。梅田の方も、不倫騒動で休業していたイケメンリラクゼーションサロンに近々復帰するようで、矢口とともに歩んでいくことを決めたようだ。ただし、矢口の所属事務所は関係各所への事情説明に追われることになりそうだ」(芸能記者) 矢口は12日早朝の時点で、ブログを更新していないが、同誌の報道を受け、どんなコメントをファンに発表するかが注目される。
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芸能ニュース 2013年11月12日 11時45分
小林よしのり氏 AKB48グループ、ドラフト会議で“一目ぼれ”もSKE48ファンは激怒
アイドルグループ、AKB48グループの各チームが参加したドラフト会議が10日に開催され、その後、同グループの熱烈なファンとして有名な漫画家の小林よしのり氏がブログを更新した。 小林氏は、自身のブログを、「AKB48Gドラフト会議で一目惚れした子」とのタイトルで更新。「 AKB48グループのドラフト会議を見てきたが、いやあ、一目ぼれってあるんだなと思った」として、3チームが競合した結果、NMB48のチームNが交渉権を獲得した須藤凛々花を絶賛。将来の目標を哲学者と語った須藤がチームNに加入することについて、「うわああああ…さや姉(山本彩) がいて、みるきー(渡辺美優紀) がいて、みおりん(市川美織)がいるチームNに哲学者が…みおりん と哲学者がしゃべったら、どうなっちまうんだ?」と期待に胸を膨らませた。 ただ、別の投稿記事「AKB48Gドラフト会議で気になったこと。」で、ドラフト会議中にSKE48、チームEの古畑奈和が涙を流し、それを松井玲奈がなぐさめていたシーンについて、「こういういきさつで泣いてたのだろうか」として、古畑「私、あの子も指名したいの」玲奈「ダメよ。あの子はダンスがへたっぴだから」古畑「きっと上手くなるわ」玲奈「ダメよ。顏だってブスだわ」古畑「ブスじゃないわ」玲奈「あなたの目は節穴ね」古畑「ひどい。ひどいこというのね、玲奈さん…ううううう…」 との想像を披露。しかし、このことで、SKE48ファンから苦情がきたようで、「SKEヲタが、ギャグがわからず抗議してきた!」とのタイトルで再びブログを更新。「今回のブログ内容が余りにも酷すぎるので謝罪すべきだと思います。小林さんの想像で松井玲奈さんを誹謗しています。あなたの48Gへの発言は影響が大きく、現にその発言に乗って更に誹謗中傷する人も出てきています。48Gが好きならば今回のコメントは非常に残念ですし目を疑う程でした。是非謝罪文の掲載をお願い致します」との抗議が来たことを語った。 ただ、このことに関して小林氏は、「古畑奈和が泣いてるのを松井玲奈がなぐさめていた理由がわからなかったので、その様子を面白おかしくギャグ的に解釈した会話を書いただけだ」と反論。もしバカにしているなら、SKE48の番組を見ることもなければ、松村香織(SKE48、終身名誉研究生)のファンにもならないと説明した。さらに、「問題なのは、AKB48グループのヲタの中に、ギャグや毒舌がまったく分からない頭の悪い者がいることなのだ」とも語った。
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