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社会 2015年09月02日 10時00分
新会社設立で始まる『大塚家具』父娘の骨肉バトル第二弾“裏”
大塚家具の父娘バトルが意外な展開を見せている。父親の勝久前会長が、保有する同社の95万株(発行済み株式の4.9%)を年末までに売却する旨の報告書を関東財務局に提出したのだ。 それでも13%超を保有する筆頭株主には変わりはないが、市場筋がにわかに色めき立ったのは、勝久氏が7月1日付で東京・高輪に『匠大塚』なる家具販売の新会社を設立したこと。資本金3000万円のこの会社の役員には、長男と妻に加えて大塚家具で腹心だった元総務部長、元財務部長が名を連ねる。 どうやら勝久氏が手にする株式売却マネー約17億円は新会社の事業資金に充てられる公算が大きく、市場では「遠からず残りの株もたたき売って娘(久美子社長)と本気で決別するのでは」との観測が飛び交っている。これ以上の“お家騒動”は、勝久氏が晩節を汚す。それに耐えられなくなったとの見立てである。 とはいえ、そこは百戦錬磨の勝久氏のこと、全く別の見方も囁かれている。大塚家の資産管理会社で発行済み株式の9.75%を保有する『ききょう企画』をめぐって東京地裁で進行中のドロ沼訴訟は年内にも結審するようで、一部には父親の勝久氏が勝訴する可能性が指摘されている。 そうなれば、たとえ久美子社長が控訴したところで勝久氏の影響力が増し、外部の“応援団”を動員すれば臨時株主総会の開催にこぎ着け、会社から追放した久美子社長を逆にパージすることも可能。それにもかかわらず勝久氏が“挙兵”した理由を法曹関係者は「ブランドイメージの刷新が最大の狙い。当然、次への含みがある」と深読みする。 「新会社の『匠大塚』が、久美子社長一派を追放した大塚家具を傘下に置く持ち株会社方式に改めれば、派手な骨肉争いというブランドイメージが和らぐ。まだ勝久さんが保有株の全てを売却しないのは、裁判で勝訴してからでも遅くないからです」 確かに、民事訴訟の法廷で娘への激しい憎悪を口にし、裁判官からたしなめられた勝久氏が簡単に矛を収めるとは思えない。
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芸能 2015年09月01日 18時00分
本誌応援・田中みな実が暗躍!? 女子アナ東西横綱対決 加藤綾子と水卜麻美やっぱりフリー決断!(1)
フジテレビの“カトパン”加藤綾子アナ(30)を巡っては先ごろ一部メディアが9月退社説を報じ大騒動になった。慌てた同局の亀山千広社長自らが加藤アナの退社報道を否定し、どうにか騒動は収まったかのように見えたが、そこは魑魅魍魎の女子アナ界。次の展開が動き始めていた。 「実に皮肉な話です。今回、メディアで報じられた9月退社説が最終的に彼女の背中を押す決定打となったのです。確かに、カトパンは前々からフリー転身を迷っていたが、決断までには至っていなかった。それが突然、一部スポーツ紙で既成事実として報じられてしまった。『だったらもういいわ…』といった雰囲気ですね。『怒りと諦めの境地に達した』などと本人は話していましたから。何か深い裏事情があるようです」(フジテレビ関係者) そもそも、加藤アナが退社を考えるようになった最大の原因は、局内の“イジメ”にあったという。女子アナ界のトップに君臨し、新人時代は“スーパー綾子”と持て囃された加藤アナも、気が付けば女子アナ定年説が残る三十路に突入。かつての勢いとピチピチ感は消え失せ、今や身も心もボロボロだというのだ。 「フジ局内でカトパンのシンパは一部の制作スタッフだけという状態です。信じられないことにアナウンス部内では孤立し、完全に浮いている状態だったとか」(制作スタッフ) フジテレビの絶対エース・加藤アナへの風当たりが強い理由は人気女子アナへの嫉妬に尽きる。 「いやいや、そんなレベルを遥かに超えていた。以前から平井理央や高橋真麻にはずっと睨まれていたんです。この2人が退社したことでホッとひと息できるかと思いきや、今度は1年先輩である生野陽子アナを中心とした“反カトパン包囲網”が結成されたんです。カトパンと生野アナことショーパンは永遠のライバルといっても過言ではない。『めざましテレビ』のイニシアチブをどちらが握るかで競い合った。結局、カトパンが残り、ショーパンは『みんなのニュース』へ異動。さらに、カトパン派だった三田友梨佳アナは『直撃LIVEグッディ!』に転出した。『ノンストップ!』司会でカトパン派の斬り込み隊長だった山崎夕貴アナも、結果的にショーパン派に加わる形になった」(アナウンス室関係者) 『めざましテレビ』で共演する入社2年目の永島優美アナらも、ショーパン派の切り崩しで加藤アナから距離を置くようになってしまったという。 反カトパン派は、番組制作スタッフにも数多く存在していた。 「今回のカトパンの独立報道や、昨年メディアを賑わせたテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手との熱愛騒動もすべてがデタラメ。カトパンのイメージダウンを狙ったアンチ・カトパン派による謀略です。事実、2回とも同じスポーツ紙が報じているんです。リーク源は情報制作局の某プロデューサーだともっぱらの噂になっていた」(放送作家) 加藤アナがここまで疎まれる原因は、他にもあるようだ。 「亀山社長を頂点にした幹部連との関係ですよ。前々からカトパンとの蜜月ぶりは局内でも評判になっていたんです。要は、彼女だけ優遇されているというわけです。すべては噂の域だった。ところが、亀山社長がカトパンのフリー転身を否定した際、カトパン本人からメールが来たことを会見で明らかにしてしまった。これには多くの局員が度肝を抜かれました。だって社長と彼女が“メル友”だったんですから。前々から気に入らない同僚や番組スタッフの悪口をカトパンが幹部連に吹き込んでいるなんて話もあった。でも、多くの局員はイチ平社員のカトパンにそんな力はないと高を括っていたが、亀山社長への“メール報告”で少なくともその“LINE”があることが分かった。以前にも増して距離を置くスタッフが出て来たのです」(フジテレビ中堅幹部) また、こんな局内の声も本誌はキャッチした。 「ことごとく番組が当たらないフジ局内は閉塞感に包まれている。そんな時に何かと目立つカトパンは、ストレスのはけ口にされやすい存在なのかもしれませんね」(放送担当記者) いずれにせよ、加藤アナは、スタッフや局内の雰囲気に嫌気がさしたうえ、「退社騒動でさらに局内に居づらくなった」と指摘する声が多いという。 実際、フリーになれば「年収1億円オーバーは確実」(芸能プロ幹部)とされる金銭面も魅力なはず。すでに加藤アナのXデーを見越して某キー局や大手芸能プロはカトパン独立を今か今かと首を長くして待ちわびている状態なのだ。 「先のカトパン独立報道の際は、日本テレビが12月ゴールデン帯で冠番組を用意し、Xデーに備えていたんです。また、枡田絵理奈アナが寿退社したTBSも虎視眈々と狙っているようです」(業界事情通)
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芸能 2015年09月01日 17時18分
飯田圭織、モー娘。同期の福田明日香の結婚を祝福も「連絡はとっていない」
元モーニング娘。の飯田圭織が1日、都内で行われたキリン『5つの香りをくらべる“利き”一番搾りセット』キャンペーン発表会にタレントのざわちん、元AKB48の光宗薫、大原かおり、菅山かおると出席した。飯田は先日、結婚と妊娠を発表した元モーニング娘。の同期メンバー、福田明日香をこの日改めて祝福。「(ニュースを聞き)心の中で“乾杯”って言っていました」と笑顔を見せたが、福田との近況を問われると、「明日香とは連絡は取っていないんです」としんみり。他の元モーニング娘。メンバーとはグループLINEを作り、「“再結成”じゃないけどよく一緒に集って歌ったりしています」と話したが、福田はそこには絡んでいない様子で、「いつか一緒に乾杯できることを楽しみにしています」と再会を心待ちにしている様子だった。 登壇すると、「ビール大好き。子育ての傍らよく飲んでいます」とリラックスした表情の飯田。この日はビールを手に、ビールの香りの利き比べにも挑戦。「普段料理もしているので香りには自身がある」とも豪語したが、テイスティングが始まると大苦戦。「ここまで違いがあんだということを改めて感じました。これからは香りも意識して、大事にビールを楽しんでいきたい」と苦笑い。 普段から、お酒も料理も大好きだといい、「ホームパーティをよくします。主人とも週末に『今週もお疲れ様』という感じでよく一緒に飲んでいます」と夫婦円満もアピールし、ビールが「人とのふれあいとか素敵な時間を作るきっかけになる」としみじみ。 また、元モーニング娘。メンバーとは「たまに再結成じゃないけど一緒に歌ったりしています」と切り出すと「子供がいるからすぐに帰っちゃうんですけど、元モーニング娘。メンバーのグループLINEがあって、そこにみんなそれぞれビールの画像を上げて『乾杯!』って。離れたところでも乾杯しあえる仲っていいなって思っています」と嬉しそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2015年09月01日 17時10分
“新・朝ドラヒロイン”の高畑充希と波瑠 今後何かと比較されそうな予感
16年春に放送開始するNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインが、高畑充希に決まった。 高畑といえば、杏が主演を務めた朝ドラ「ごちそうさん」(13年度後期)で、主人公のめ以子(杏)の夫・西門悠太郎(東出昌大)の妹・希子役を演じてブレイク。昨年は大河ドラマ(「軍師官兵衛」)にも初出演。CM、舞台、歌でも活躍中で、16年6月公開予定の映画「植物図鑑」では主演を張るまでに成長した。 今さら、オーディションを受けるような立場でもないが、「人生で一度だけ、朝ドラのヒロインに挑んでみたいと思っていた」として、2564人の応募があったオーディションを勝ち抜いて、朝ドラヒロインの座をゲットした。 「とと姉ちゃん」は、雑誌「暮しの手帖」の創業者たちをモチーフにしたドラマで、11歳で一家の父親代わりとなったヒロイン・小橋常子が、静岡と東京を舞台に、激動の昭和を駆け抜ける姿を描いた作品で、主人公は“おやじヒロイン”という設定。 一方、9月28日にスタートする次期朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・白岡あさ役に起用されたのは波瑠で、これまた2590人が応募したオーディションで受かった。波瑠は実に4度目の朝ドラのオーディション挑戦で悲願がかなった。 「あさが来た」は朝ドラ初の江戸時代、幕末から始まり、激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜けた、おてんば娘(波瑠)と陽気にヒロインを支え続けたボンボン夫(玉木宏)の「おもろい夫婦」が、日本の朝を明るく照らす物語。主題歌「365日の紙飛行機」はAKB48が担当することで話題になっており、センターを務める山本彩の出演が有力視されている。 朝ドラは13年度前期の「あまちゃん」(能年玲奈主演)以降、「ごちそうさん」、「花子とアン」(吉高由里子主演)、「マッサン」(玉山鉄二主演)とヒットが続き、4作連続で平均視聴率20%(数字は以下、すべて関東地区)を超えた。現在、放送中の「まれ」(土屋太鳳主演)は大台には届きそうにないが、18〜19%台のまずまずの視聴率で終わりそうな気配だ。 世の注目度も高い朝ドラだけに、視聴率のみならず演技力が問われる。高畑と波瑠は同年齢でもあり、女優としてのキャリアも近いだけに、今後何かと比較されることになりそうだ。(坂本太郎)
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社会 2015年09月01日 16時00分
フクシマ第一原発「立ち入り禁止区域」で異常発生 首都圏襲来! 殺人“放射能蜂”の恐怖(2)
そこに新たな“脅威”が出現した。夏から秋にかけて増え、攻撃性も高まるスズメバチだ。南相馬市では「蜂刺症(はちししょう)」が増加しているという報告がある。 「蜂刺症で問題になるのはアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチ、マルハナバチ類の約20種です。これらのハチは餌を採るためではなく、外敵を攻撃するのに毒針を使用し被害は7〜10月に多いが、冬にも発生しています。特に気を付けなければならないのはスズメバチ。外敵に対する巣の防衛本能が非常に発達していますから、些細な刺激に対しても敏感に反応して人を襲うのです」(外科医) 蜂刺症で脅威なのは、0.3〜3%の割合で起こるアナフィラキシー反応だ。 「これは超急性の全身性アレルギー反応で、多く見られる症状は全身に起きるジンマシンやムズ痒さですが、恐ろしいのは2度刺された場合、死に至ってしまうケースがあることです。1回目に刺されたときに体に抗体ができてしまい、2回目にその抗体がスパークしてショック症状を起こしてしまうことがある。重症になると、上気道閉塞による呼吸器症状や血圧低下などの心血管症状を引き起こすのです」(同) 立ち入り禁止区域外のある病院では、通常年間約30例前後の症例だったが、'14年には受診数が約60件と2倍に増え、今年も7月末時点ですでに30件に達した。このままだと昨年と同等以上の受診数になるという。 「この病院の蜂刺症受診者の4人に1人が、福島原発から20キロメートル圏内の避難区域でスズメバチに刺されていました。被害者は主に除染作業員や一時帰宅者です。除染作業員は山間部の他、市街地においても活動していますが、本来、山間部にいるスズメバチに市街地で刺されていることが大きな特徴です。つまり事故後荒れ地や空き家になった場所が、蜂の巣だらけになっているということですね」(地元在住ジャーナリスト) ハチにとって極めて快適な住環境である空き家では、みるみる巣が大きくなる。当然、個体の数も多くなるため、必然的にハチと出くわす確率が増す。スズメバチは山にいるものと思い込んでいると、そのうち都会にいても襲われることになるかもしれない。 最大種のオオスズメバチの場合、1日の総飛行距離は平均して100キロメートルを超えるという。立ち入り禁止区域から東京まではざっと200キロメートル。通常は巣から離れないとはいえ、首都圏までの飛行は数字上可能だ。 「ハチの巣の存在に気付いた住民は巣の撤去を要請するが、巣が多過ぎて駆除が間に合わない。その結果、自分たちで撤去するので大変危険な状況になっていることも見逃せません。避難区域内に一時帰宅した人が、自宅2階の雨戸を開けると複数のスズメバチに急襲され頭や手を刺されたという例もある。雨戸の収納スペースにスズメバチが巣を作っていたのです。長期避難を強いられることがなければ、巣が小さいうちに駆除することができたはずで、返す返すも原発事故がなければ…という思いです」(同ジャーナリスト) アナフィラキシー反応は、発症から死亡までの時間がなんと10〜15分以内と非常に短い。そのため迅速な対応が求められるのだが、人や医療機関が少ない立ち入り禁止区域の場合、時間内に病院に到着することは難しい。たとえ近くの診療所に運ばれたとしても、対応設備が乏しいため重症例への対応は困難を極める。 「スズメバチの毒針はミツバチと違い、何度でも刺すことができる上、防護服を着ていても刺される場合があるほど強力。しかも刺して毒液を注入するだけでなく、空中から散布することもあります。散布された毒液は警報フェロモンの働きをし、結果、仲間を集めて興奮させ、集団で襲ってくることになる。これほどに凶暴なスズメバチも、中国では漢方薬として疲労回復、体力増進、血行障害などに用いられてきました。駆除を依頼されたスズメバチとその巣を、薬を使わずに捕獲し、栄養剤として販売しているところもあります」(健康食品メーカー担当者) このような利用価値の他、本来は農作物に害を及ぼす昆虫を捕まえてくれるスズメバチ。だが、人間から“隔離”された場所での実態把握はほとんど進んでいない。放射性廃棄物の影響で怪獣化した『ゴジラ』はフィクションだが、福島原発事故は紛れもないノンフィクション。被害は綿々と続いているのだ。
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芸能 2015年09月01日 15時30分
洋画が上位を独占した今週の映画ランキング
8月29日、30日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、「テッド2」が初登場1位を獲得した。 「テッド2」は13年に公開され興収42.4億円のヒット作となった、言葉を話す下品なテディベアのテッドと中年男ジョンが騒動を巻き起こすコメディの続編。623スクリーンで公開され、土日2日間で30万7960人を動員し、興収4億4190万2000円をあげ初登場1位となった。 前作のオープニング2日間と比べると動員比134.1%、興収比135.5%の好調な成績。28日が公開初日で、3日間で40万人を動員し、興収5億7000万円を稼いだ。 初登場から3週連続1位を獲得してきた「ジュラシック・ワールド」は2位。週末2日間で30万0794人を動員し、興収4億7160万8300円をあげた。これまでの累計で475万人を動員し、興収は70億円を突破した。 3位はトム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」。週末2日間で動員19万0170人、興収2億5890万0600円を稼ぎ、累計で300万人を動員し、興収は40億円を突破。4位の「ミニオンズ」は累計で370万人を動員し、興収45億円を突破した。 「結局、夏の興行戦争は“洋高邦低”で終わった。洋画の人気作は集客が見込めるので、どのスクリーンも上映したがる。特に、スクリーン数の少ない地方のシネコンでは邦画の上映館が最低限にとどめられるので、興収の苦戦は必至」(映画ライター) 上位を洋画が独占する中、向井理、綾野剛ら若手人気俳優が出演したテレビドラマの劇場版「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」が5位に初登場。全国319スクリーンで公開され、オープニング2日間で16万0143人を動員し、興収2億0393万2100円を記録した。 6位以下のトップ10は「バケモノの子」、「インサイド・ヘッド」、「BORUTO NARUTO THE MOVIE」、「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」、そして「HERO」が並んだ。 4日は人気深夜ドラマを映画化した「映画 みんな!エスパーだよ!」、5日は多部未華子と綾野剛が共演した「ピース オブ ケイク」、篠原涼子が主演する人気ドラマシリーズ映画版完結編「アンフェア the end」が公開。来週はこの3作品がどこまで上位に食い込むかが注目される。
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ミステリー 2015年09月01日 15時10分
UFO写真のフェイクとリアル、見極める視点とは?
8月30日、日曜日夜の人気番組「世界の果てまでイッテQ!」にてオカルト研究家・作家の山口敏太郎が珍獣ハンターイモトの持ち込んだ未確認飛行物体動画を鑑定した模様が報道された。容易に肯定したりはせず、事実と照らしあわせて総合的に本物のUFOかたまたまそう見えただけかを判断する視点がオカルト研究には必要であることを改めて伝える内容となったのではないかと思われる。 このように、巷にあふれるUFOの写真や動画については典型的なUFOの形をしているからといって、安易にUFOが地球に飛来している証拠だと断定できるとは限らない。 こちらの写真は1945年6月にアメリカで撮影された写真である。写真に映っているのは当時アメリカ海軍に所属していたジャック・レモンド氏。彼の乗る馬のたてがみの辺りに、帽子型でアンテナらしきものが上に飛び出しているのが判る典型的なUFOの姿が映っていることが判る。 この写真はフェイクの痕跡もなく、長らく本物のUFOが撮影された写真であると言われてきたが、実はこれはオリジナルの写真をトリミングしたものなのである。オリジナルの写真を見ると馬のしっぽの辺り、写真の奥に電信柱が立っていることが判る。実は当時、アメリカでは電線から直接吊り下げるタイプの街灯が存在していた。当時の写真技術では明るい空の下では細い電線が飛んでしまって写り込まなかったため、UFOそっくりの形状をした吊り下げ街灯だけが宙に浮かんでいるように見えてしまったのではないだろうか。 しかし、中にはこれとそっくり同じ状況ながら説明がつかない写真も存在する。1932年にイギリスのサットンで撮影された、男性の上空にUFOらしき物体が浮かんでいる写真なのだが、UFOらしき物体はかなり上空に浮かんでいる上に周囲に電信柱や電線など、支えになるような物も存在していない。 果たして、この写真に写り込んだものは本物のUFOだったのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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芸能 2015年09月01日 14時54分
【週刊テレビ時評】朝ドラ「まれ」ラストスパートへ 9週ぶりに週平均視聴率が20%を突破
いよいよ佳境に入ってきたNHK連続テレビ小説「まれ」(土屋太鳳主演/月〜土曜午前8時〜)の第22週(8月24日〜29日)の週平均視聴率は20.3%(数字は以下、すべて関東地区)で、9週ぶりに大台を突破した。 第1週=20.6%でスタートした「まれ」は、第2週でも21.0%と高視聴率をマークしたが、第3週で大台割れ。以降、18〜19%台が続いていたが、第13週(20.1%)で11週ぶりに20%を超えた。しかし、第14週から再び大台を割り続けた。 第18週から「能登編第2部」がスタートし、第19週では過去最低となる18.1%まで下がったが、ここにきて、一気に巻き返して大台に戻した。残すところ、あと4週。ラストスパートへ入ったようだ。 杏主演「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/水曜午後10時〜)第8話(8月26日)は14.2%で、前週より1.4ポイントダウンしたものの、好調を維持。 AKIRA主演「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)第8話(同25日)は3.3%で、前週より0.2ポイントの微増。 仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合/午後10時〜)最終回(第20話=同25日)は6.5%で、初回(6.8%)に次ぐ視聴率で有終の美。 東山紀之主演「刑事7人」(テレビ朝日/水曜午後9時〜)第7話(同26日)は8.4%で、前週より0.7ポイントダウン。 堤真一主演「リスクの神様」(フジテレビ/水曜午後10時〜)第7話(同26日)は前週より1.2ポイントダウンし、3.7%まで落ちてしまった。 武井咲主演「エイジハラスメント」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)第7話(同27日)は8.4%で、前週より0.7ポイントアップ。 北川景子主演「探偵の探偵」(フジテレビ/木曜午後10時〜)第8話(同27日)は5.4%で、前週より2.8ポイント下がり、自己ワースト。 池井戸潤原作の深夜ドラマ「民王」(遠藤憲一&菅田将暉主演/テレビ朝日/金曜午後11時15分〜)第5話(同28日)は6.3%で、前週より0.3ポイントダウン。 松山ケンイチ主演「ど根性ガエル」(日本テレビ/土曜午後9時〜)第7話(同29日)は6.3%で過去最低。 窪田正孝主演「デスノート」(日本テレビ/日曜午後10時30分〜)第9話(同30日)は11.7%で、前週より0.3ポイントアップし、4週連続2ケタ台。 前週1ケタ台に落ちた福士蒼汰主演「恋仲」(フジテレビ/月曜午後9時〜)第7話(同31日=午後9時15分より放送)は10.6%で、2週ぶりに2ケタ台に復帰。 また、前週、「24時間テレビ38 愛は地球を救う」(日本テレビ)の影響を受けて、1ケタ台に転落したNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜午後8時〜)第35話(同30日)は12.2%で、2週ぶりに12%台に戻した。(坂本太郎)
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スポーツ 2015年09月01日 14時00分
オリックス昨オフ大補強の反動 大粛正トレード筆頭候補はエース金子?
オリックスバファローズの宮内義彦オーナーは、8月16日に京セラドームで行われた対千葉ロッテ戦を観戦した。だが、チームは無得点で大敗。帰り際に報道陣に囲まれた際には、「コメントのしようがない。寂しいね」と言い、足早に去って行った。 今季のオリックスバファローズは、ゲーム差無しの勝率2厘差で優勝を逃した昨季の雪辱を晴らすべく、大補強をして臨んだ。米球界からかつての西武の主軸打者の中島裕之を、広島からはローテーション投手の柱だったバリントンを、DeNAからは4番打者のブランコを、さらにFAでは打点王獲得経験のある小谷野栄一までも獲得し、オフの話題を一気にさらったほどだった。しかし蓋を開けてシーズンが始まってみれば、開幕直後から最下位に沈み、森脇浩司監督は休養に追い込まれた。そして、8月23日時点では借金18。自力優勝の可能性もとっくに消滅している。 「これで、オフの大粛清は決まったようなもの。その対象者は昨年オフ、複数年契約を交わした選手も例外ではないでしょう。エースの金子千尋もトレードで放出される可能性は十分にあり得ます。巨人、阪神、DeNAはオリックスの大粛清の情報を聞き、有事に揃え、獲得希望リストみたいなものまで作り始めた、と言われています」(ベテラン記者) 最下位争いのオリックスはクライマックスシリーズ進出も厳しい。新加入の選手たちはは揃って不振。さらには負の連鎖で、故障者続出の事態に陥ってしまった。 「ブランコ、中島、小谷野は故障。昨年2位に躍進したリリーフ陣は故障や不振で機能していません。金子は近年、故障などでフルシーズン働いたことがないので、出遅れはある程度予想していましたが…」(同) オリックスとしてはエースの金子がシーズンを通して働けないのは痛い。しかし、他にエースがすでにいるチームで金子が投げるのであれば話は別だ。巨人と阪神には3連戦の頭を張れる先発投手はほかにもいる。仮に放出となれば、4年総額20億円という破格契約を引き継ぐことになるが、巨人と阪神ならば決して払えない額ではない。 「途中休養となった森脇監督は昨年、一昨年と、チーム改革として、『全員入れ換えるくらい、やらなければダメ』と何度か話していました。選手個々の能力が足らないという意味ではなく、長年にわたって優勝争いに絡んでこなかったので、チーム全体に適当なところで満足してしまう空気が漂っていることを悔やんでいました」(スポーツ紙記者) 昨年オフの大型補強は、そんなチーム改革の期待も込められていたのだ。もっとも、一発を狙う大砲タイプの打者を増やしたことで、前年に快進撃の要因となった、機動力と犠打が使えなくなった。オリックスフロントはその反省から、来季以降は大物狙いの補強を改めるという。主力選手の大粛清はその一環である。 「阪神は金子をトレードで獲得できるとなれば、それなりの交換要員も用意するはず。阪神には伸び悩んでいる投打の若手も多く、逆にオリックスには、阪神の若手を育て上げる自信のようなものも持っている」(在阪記者) 阪神が昨年オフの金子争奪戦に敗れた理由は、代理人との折り合いの悪さもあった。人気入団の宿命とはいえ、その代理人が阪神関係者と合った際、話の内容が一部メディアに漏洩しているとし、一方的に非難された経緯もある。阪神は情報漏洩を完全否定したが、和解には至っていない。しかし、トレードであれば、代理人とは関係のないところで話をまとめることができる。金子以外でもそれは十分にありうる話だ。 「巨人も外国人選手の不振に泣かされています。今季途中加入した外国人も機能していません。そういうことであれば、すでに日本で実績が十分にあるブランコのほうがまだマシということになるかもしれません」(同) オリックスには最後の手段にして究極のチーム再建案がある。イチローを呼び戻すことだ。広島の黒田の帰還以上に盛り上がるのは間違いないが、その可能性は今季にオリックスがCSに進出するより低い。
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芸能 2015年09月01日 12時23分
放送作家の高須氏 バラエティ番組での演者論を語る「松本人志も喧嘩を売っていた…とんねるずも」
29日、フジテレビ「新・週刊テレビ批評」で放送作家の高須光聖氏が、演者論を語りつつ、昨今のバラエティ番組がおとなしくなってしまったワケを明かした。 番組では、特別企画「バラエティに未来はあるのか? 後編」が放送。フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」やテレビ朝日「大改造!! 劇的ビフォーアフター」などを担当している放送作家の伊藤正宏氏、フジテレビ「ヨルタモリ」やテレビ朝日「お願い! ランキング」など担当している放送作家の樋口卓治氏、そしてダウンタウンのブレーンとして有名で、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」や「ダウンタウンDX」などを担当している放送作家の高須光聖氏が出演し、昨今のバラエティ番組が抱えている問題などを討論した。 同コーナーでは、バラエティ番組への視聴者の主な批判として、「似ている番組が多い」、「イジメに見えるときがある」「内輪受け」「番組枠の長時間化」「おとなしくなった」の5つを紹介した。 「おとなしくなった」という意見において、討論の回し役を務めたメディアに詳しい編集者の速水健朗氏(41)は、「バラエティって下克上をやってきたと思うんですよ。みんなが楽しめるバラエティに対して、そうじゃないってツッコミを入れたのが、たぶんダウンタウンだった気がするんですよ。一部の人達にはこんなに暴力的と思われたかもしれないけど、圧倒的に僕らの世代とかは支持した。それは前にいたコメディアンたちを、追い出してダウンタウンの世代が出てきた瞬間って僕がまさに見てきた世代」と意見を述べた。また、ナインティナインの岡村隆史がラジオ番組などで頻繁に訴えている“上の世代が引退しないから若手世代が出ていけない”という趣旨の内容も付け加えた。 速水氏の意見を受けて高須氏は「演者論で言うと喧嘩売ってる人が少ないなとは思う。みんな上の人は喧嘩売ってるんです。ある意味で。仲良くなかったテレビってこんなに。演者同士。仲良い顔しますけど、『絶対にあいつ潰してやろう』とか、『あいつには負けたくない』っていう意識があるから、松本人志も喧嘩を売っていたと思うんですけどね。とんねるずもそう。たぶん色んな上の人達が作ってきた物を否定して、自分たちで新しい物を作らなくちゃいけないって。だから、もっと喧嘩があったし、演出家の中にも喧嘩があった」と昔のバラエティ番組の実態を明かした。 さらに「フジテレビの中にも色んな班があってバチバチ喧嘩してたんですよ。だから、演者が交流もなかったんですよ。ここで使ったら、こっちに出ないみたいな。うちのタレントみたいな。僕はそれはそれでね、たまにはそんなのもいいのかなって。仲良くなり過ぎて出てくる人がみんな一緒で。みんな同じ顔して言ってるから、事件が起きてないんですよね。絶対にあいつらより面白いんだっていうのを言葉に出してほしいなって思うんですよね、芸人さんには」と厳しい言葉ながらも今の若手芸人に熱いエールを送った。 また、ビートたけしやタモリ、明石家さんまの“お笑いBIG3”世代やダウンタウンやとんねるずなどの“お笑い第3世代”を過度に崇拝することについては、「上の人がスゴいスゴいって言い続けてると、上の人が凄くなっちゃう。プロモーションしてるだけになっちゃうから」と苦言を呈した。
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
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2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
