高津臣吾
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スポーツ 2022年10月04日 15時30分
ヤクルト・高津監督、最終戦後コメントに「ふざけるな」阪神ファン激怒 CS敗退を決めつけ? DeNAへのエールに批判
3日に行われ、ヤクルトが「8-2」で勝利したDeNA戦。ヤクルト・高津臣吾監督の試合後の発言がネット上で物議を醸している。 この日が今季レギュラーシーズン最終戦だったヤクルトは、試合後に行われたセレモニーで高津監督がスタンドのファンに向けてスピーチ。高津監督は12日から予定されるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへの抱負や、同戦が引退試合となった内川聖一、坂口智隆、嶋基宏への惜別の言葉などを語った。 問題となっているのは、スピーチの終盤で口にしたDeNAファンへのコメント。DeNAはファイナルへの切符をかけ8日から阪神とCSファーストステージを戦うが、高津監督は「これからCS始まりますけども、10月12日、またここでお待ちしております。ぜひ、素晴らしい戦いをしましょう」と、早くもCSファイナルでいい戦いをしようと呼びかけた。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< この高津監督のコメントを受け、ネット上には「これ遠まわしに阪神のこと煽ってるだろ」、「阪神負け前提でDeNAにエールか、馬鹿にしやがって」、「阪神がファースト突破できないって決めつけてるのか? なんかムカつくコメントだな」、「あくまでリップサービスだとは思うが、阪神を見下してるような発言でふざけるなとかしか思えん」といった阪神ファンからの批判が寄せられた。 阪神側を刺激している高津監督のコメントだが、一部からはリップサービスではなく本気なのではという指摘も上がっている。今季のヤクルトはDeNA相手に「16勝9敗」と大勝ちした一方、対阪神は「13勝11敗1分」とかろうじて勝ち越し。チーム(2.67)、先発(2.81)、救援(2.39)防御率でいずれもリーグ1位の阪神投手陣に苦戦を強いられた。ネット上には「相性考えたら阪神に上がって来られるのは怖い」、「ギリ勝ち越しの阪神より、カモのDeNAと戦いたいのは当たり前では」といった意見も散見される。 2位DeNAが順当に突破するのか、それとも3位阪神が下剋上を見せるのか。8日からのCSファーストは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月26日 11時00分
ヤクルト・村上、残り試合は1番で出場? 本塁打記録更新の援護策には問題点も
東京ヤクルトがリーグ優勝を決めた。2年連続9度目、サヨナラ勝ちでの胴上げ。そんなドラマティックな優勝シーンが新人選手、丸山和郁のバットから生まれたのは史上初だそうだ。「泣いてないです。涙はまだ取って(おいて)います」 共同インタビューで出た高津臣吾監督のセリフだ。「胴上げの際、目が潤んだようにも?」の質問を否定した。この先にあるクライマックスシリーズ、日本シリーズを意識しているわけだが、ヤクルトのペナントレースは残り6試合。気になるのは、主砲・村上宗隆の本塁打記録と、「令和初の三冠王獲得」だ。 >>『サンモニ』関口宏、ゲストに「素人ではわからない」ヤクルト村上選手の解説切り捨て物議に<< 優勝を決めた9月25日時点で、打率(3割2分2厘)、本塁打(55本)、打点(132)ともにリーグトップ。首位打者争いは2位の中日・大島洋平に5厘差で猛追されているが、本塁打、打点は“安全圏”にある。しかし、ヤクルト以外の野球ファンもNPB日本選手最多の56号、新記録のシーズン61本塁打が見たいと思っている。 「そこに挑戦できるのは、今僕しかいないので、その挑戦できることに幸せを感じながらじゃないですけど、プレッシャーもありますが」 村上はインタビューでは前向きに語っていたが、55号が出たのは9月13日。9戦40打席、快音ナシだ。優勝決定後、こんな“援護策”が急浮上してきた。 「村上の打順を『1番』にしようか、と…」(球界関係者) 「1番」にすれば、打席数が多く回って来る。残り6試合だから、1番なら5打席が回って来る可能性もある。“30打席”もあれば、なんとかなる。1試合1本のペースで打っていけば、シーズン新記録も達成できる。 奇しくも、海の向こう、MLBで本塁打記録に挑戦しているヤンキースのアーロン・ジャッジにも“援護策”が見られた。 ヤクルト優勝決定から約9時間後、ヤンキース対レッドソックス戦のスターティング・メンバーが発表され(試合開始:日本時間26日午前8時08分)、そこには「1番・ジャッジ」と記載されていた。 「こちらも伝説のベーブ・ルースのシーズン60本塁打を放った後、足踏み状態が続いています。この後、ヤンキースは遠征に出るので、なんとか本拠地で62本のア・リーグ新記録を達成させたいと思ったのでしょう」(米国人ライター) 今のところ、「1番・村上」は高津監督を始め、コーチスタッフの口からは出ていない。しかし、チーム関係者やプロ野球解説者の間では「優勝が決まった後なら」と囁かれていた。 「村上は打撃の調子を落としています。1番にしたら、明らかなホームラン狙いにスイングになるので、ヘンな力みが入って、もっと調子を落としてしまうかもしれません。でも、気分転換で打順を変えるのも悪くないかも」 コーチ経験を持つプロ野球解説者がそう言う。 村上の復調がなければ、CS、シリーズ制覇も難しくなる。 56号、そして、61号が見たい。だが、打席数が増えた場合、打率を落とす危険性もある。「三冠王」と「本塁打新記録」、村上は優勝決定後も重圧と戦っていく。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月17日 11時00分
悪質ヤジで物議のヤクルト・森岡コーチ、2年前は被害者だった?「もう一発はアカンやろ!」乱闘騒ぎ招いた広島とのトラブル
12日に行われたヤクルト対DeNA戦。「1-7」でヤクルトが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・森岡良介一軍内野守備走塁コーチのヤジだった。 同戦のヤクルトは8回表に主砲・村上宗隆が死球を受けて途中交代するアクシデントに見舞われたが、森岡コーチは怒りが抑えられなかったのか、その裏のDeNA主砲・佐野恵太の打席中に「当ててもいいんだぞこっちは!」と死球を匂わせるようなヤジを飛ばす。ネット上には「村上の仕返しするぞって佐野をヤジるのは神経を疑う」、「死球いくぞってヤジにキレた2年前とやってること真逆じゃないか」といった批判が相次いだ。 故意・報復死球を示唆するようなヤジでひんしゅくを買った森岡コーチだが、2年前の2020年10月3日・ヤクルト対広島戦では、今回とは逆に死球を匂わせる敵ベンチのヤジに激怒している。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< 問題が起こったのは、「0-13」とヤクルト13点ビハインドの8回裏。この回ヤクルトは1死一塁の場面で、広島2番手・菊池保則から左ふくらはぎに死球を受けた青木宣親が負傷交代。1死一、二塁となった後に山田哲人が打席に入ったが、この際に広島ベンチから「いったれもう一発、いったれいったれ!」と、山田にもぶつけろと言わんばかりのヤジが飛んだ。 すると、これを聞いた森岡コーチは「もう一発はアカンやろオラ! 当てといてなんじゃコラ!」と激怒しながら、自軍ベンチを飛び出し広島ベンチへ詰め寄ろうとする。後を追うように両軍ベンチから選手・コーチが飛び出すと、本塁後方付近で両チーム入り乱れるなど一触即発の事態に発展した。 場内も騒然としたこの乱闘騒ぎはヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督が1分ほど話し合いの場を持った後に沈静化したが、審判団は両チームがベンチに引き揚げた後に警告試合を宣告。試合は「2-13」とヤクルト劣勢のまま終わったが、両チームに後味の悪さが残る一戦となった。 また、試合後に取材に応じた高津監督が「詳しいことはね」、佐々岡監督も「それはいろいろあること」と詳細をほとんど明かさなかったことから、ネット上では広島側の誰がヤジを飛ばしたのか憶測が過熱。「ブルペンにいた選手は距離的にヤジを飛ばせないだろう」、「ヤジは流ちょうな日本語だったため助っ人の可能性は低いのでは」といった推測を元に勝手に犯人扱いされる選手が相次いだ。 同戦に「6番・左翼」で先発していた広島・長野久義も、野球解説者・井端弘和氏(元中日他)が同年12月23日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に出演した際に“冤罪”をかけられたことを明かしている。動画によると長野は騒動が起こった時はベンチ裏でアイシングを受けていたため、誰がヤジの犯人なのかは全く分からず。ただ、試合後には「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰って連絡してくる知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑交じりに語っている。 2017年からヤクルトでコーチを務める森岡コーチは、中日(2003-2008)、ヤクルト(2009-2016)でプレーした現役時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主として知られている。2年前の件も今回の件も、自軍選手を守ろうという気持ちが少々いき過ぎてしまったようだが、一部からは「昔吹っ掛けられてキレたくせに自分から仕掛けるなよ」といった呆れ声も上がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2022年09月03日 11時00分
阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題
8月28日に行われた西武対オリックス戦。西武が「10-4」で勝利したが、試合結果以上に話題となったのが球審・嶋田哲也審判の判定だった。 嶋田審判は6回表2死一、三塁で打席に立った西武・中村剛也の初球ハーフスイングをバットは止まっていないと判定し抗議を受けると、続く4球目には中村の膝下付近に来たボール気味の球をストライクとコールし中村をぶぜんとさせる。中継解説・赤堀元之氏(元近鉄)は「今のは低いですよね。正直にいえば」と誤審ではないかと疑問を呈し、ネット上にも「また嶋田が変なトラブル起こしたのか」と呆れ声が相次いだ。 >>西武・中村が球審に抗議、解説も誤審を指摘「今のは低い」 不可解なストライク判定は直前のトラブルも影響?<< 中村への判定が物議を醸した嶋田審判だが、過去にも試合中の言動がファンから問題視されたことがある。 2013年9月8日・阪神対巨人戦では、阪神・マートンに詰め寄ろうとして騒ぎとなった。「1-9」と阪神8点ビハインドの同戦9回裏無死一塁。打席のマートンは右翼ポールとフェンスの境目付近に当たる大飛球を放ったが、一塁塁審の嶋田審判はファールと判定し、阪神・和田豊監督(当時)の抗議も受け入れず。諦めた和田監督がベンチに下がった直後、マートンは嶋田審判に向かい、2本指を立てて自身の両目を指さすジェスチャーで不満をあらわにした。 嶋田審判はこれに激怒したのか一塁からマートンが立つ本塁方向にずかずかと歩き出し、和田監督ら阪神首脳陣が慌てて制止に入る事態に。この後、審判団はビデオ判定を行い改めてファールと判定した上で試合を再開させたが、ネット上には「審判が選手の挑発に乗るなんて前代未聞じゃないか」といった苦言が寄せられた。 2017年4月4日・ヤクルト対阪神戦では、死球発生直後の態度が問題視された。「2-0」とヤクルト2点リードの5回表無死一塁。阪神・藤浪晋太郎が投じたツーシームがすっぽ抜け、打席のヤクルト・畠山和洋の左側頭部へ。畠山は体を背けかろうじて頭部への直撃は回避したものの、左肩上部付近に球を受けその場に倒れ込んだ。 これを、嶋田審判は出場続行に問題はないレベルと判断したのか、倒れ込んだ畠山を心配するそぶりは特に見せず、藤浪にも危険球退場などの措置は取らないまま返球。立ち上がった畠山が藤浪に向かっていったことから両軍入り乱れての大乱闘が勃発し、阪神・矢野燿大一軍作戦兼バッテリーコーチ(当時)、ヤクルト・バレンティンが退場となったが、ファンの間からは「審判が1番ムカついた」などと不満が噴出した。 2021年9月13日・ヤクルト対中日戦では、不可解判定でヤクルト・高津臣吾監督を激怒させた。「0-1」とヤクルト1点ビハインドの9回表1死一、二塁。一走・西浦直亨への挟殺プレーの間に打走・川端慎吾に一塁進塁を許した中日内野陣は、遊撃手・京田陽太が二塁ベースを踏みフォースプレー(ベースを踏むだけで走者をアウトにできるプレー)でのアウトをアピール。ところが、二塁塁審の嶋田審判はなぜかアウトのジャッジをしなかったため挟殺プレーの継続を強いられた。 この間に本塁を狙った三走・古賀優大がアウトとなったところで一連のプレーは終了したが、直後に中日・与田剛監督(当時)は西浦もアウトではとリクエストを要求し、審判団もこれを認め西浦の二塁封殺で2アウト、古賀の本塁憤死で3アウト目が取られたと判断し試合終了とした。 これを受けヤクルト・高津臣吾監督は、京田がベースを踏んだ時点で西浦アウトのジャッジがあれば古賀の本塁突入はなかったと約15分間猛抗議。翌14日にセ・リーグの杵渕和秀統括、友寄正人審判長が「嶋田(審判)の“バッターランナーが一塁でアウトになった”という思い込みが要因」と高津監督に謝罪したことで事態は収拾したが、ネット上には「一塁判定見落とすのはあり得んだろ」と批判が噴出した。 中村への不可解判定を受け、過去のトラブルを蒸し返すファンの声も少なからず見られた嶋田審判。前例の多さも風当たりが強まった一因だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月29日 18時30分
ヤクルト・高津監督、ベンチ飛び出し球審に抗議! オスナのタイム要求“無視”に批判も、明らかな間違いではない?
28日に行われ、ヤクルトが「5-4」で勝利したDeNA戦。ヤクルト・オスナの行動を巡る球審・原信一朗審判の判断がネット上で物議を醸している。 「5-4」とヤクルト1点リードの9回表無死一塁。打席のオスナを2球で追い込んだDeNA6番手・山崎康晃は、続く3球目を投げる際、セットポジションに入ってから7秒ほど間をとる。これを見たオスナは原審判に右手の平を向けるジェスチャーを交えタイムを要求したが、原審判はこれを認めなかった。 その数秒後に山崎はようやくスプリットを内角に投じたが、オスナは全くタイミングが合わずに空振り三振。本人は特にアクションは起こさずベンチに下がったが、一連のプレーを見ていた高津臣吾監督は納得いかなかった部分があったのか、オスナと入れ替わるようにベンチを出ると原審判と何か言葉を交わした。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< タイム要求を認めなかった原審判の判断について、ネット上では「目の前でタイムかけてたオスナを無視したのは明らかにおかしい」、「絶対視界には入ってたはずなのにスルーは酷すぎ、そりゃ高津監督も抗議するわ」といった批判が相次いだが、中には「審判に文句言ってる人多いけど、ルール的には正しいと思うんだが」といった指摘も少なからず見られた。 「野球規則では『審判員は、投手がワインドアップを始めるか、セットポジションをとったならば、打者または攻撃側チームのメンバーのいかなる要求があっても〝タイム〟を宣告してはならない』と定められています。今回の場面では山崎はセットポジションに入っていましたので、オスナのタイム要求が認められなかったのはルール上正しいとはいえます。ただ、規則には『打者が打者席に入ったのに、投手が正当な理由もなくぐずぐずしていると球審が判断したときには、打者がほんの僅かの間、打者席を離れることを許してもよい』という一文もあるからか、投手が間を長くとった際に打者のタイム要求を認める審判もいます。ルールが厳格に適用されているわけではなく、審判の裁量に委ねられている面が大きいことも、原審判の判断が混乱を招いた一因になったのでは」(野球ライター) オスナの三振後に青木宣親が併殺に倒れ、結果的に3人で攻撃終了となったヤクルト。9回の攻撃に大きな影響を与えた原審判の判断の是非は、ファンの間でも見方が割れているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月26日 11時00分
ヤクルト・高津監督、敵選手をわざと骨折させた?「選手生命潰された」の指摘も、大久保氏が現役時代の不可解死球を明かす
野球解説者・高橋慶彦氏(元広島他)が22日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、同・大久保博元氏(元楽天監督)が登場。ヤクルト・高津臣吾監督にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で両名はお互いに手掛けている飲食店の話や、現役時代にサインを積極的に書くようになったきっかけなどを話した。その中で、動画スタッフから「あと一つ、デーブさんの気になった成績で、(現役時代に)盗塁1個だけされてるじゃないですか?」と話を振られた大久保氏は、盗塁を決めた試合で現役・ヤクルト時代の高津監督から報復死球を受けたことを明かした。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 大久保氏が生涯唯一の盗塁を決めたのは現役・巨人時代、1993年5月27日のヤクルト戦。「8番・捕手」で先発した大久保氏はヤクルト・石井一久(現楽天監督)からヒットを放ち一塁に出塁したが、石井は大久保氏がそれまで盗塁0だったこともあってか、牽制やクイックなどのそぶりを全く見せず。すると、ヤクルト一塁手・広澤克実(現野球解説者)が「おいデーブ、なめられてんな。全然(一塁)見ないから走っちゃえよ」とささやいてきたという。 これを受け大久保氏は一塁コーチャーの中畑清コーチ(元DeNA監督)に確認をとったところ、中畑コーチも「走っちゃえ!」とGOサインを出したため、大久保氏は二盗を敢行し悠々と二塁を陥れることに成功。ところが、「でも次の打席に高津から死球食らって(左手首)骨折、(全治)3か月」と、次打席に高津監督から長期離脱につながる死球を受けてしまったという。 「(盗塁は)もう二度としないって決めました。そりゃバッテリーも怒るだろうと。『お前は走っちゃいけないんだ』って」という大久保氏。それまで盗塁ゼロだったことを逆手にとったと捉えられ報復死球を受けたのだと考え、これ以降盗塁を狙うことはなくなったと振り返った。 プロ初盗塁が招いた悲劇を知り、ネット上のファンからは「どう考えても無警戒なヤクルト側が悪いのに死球ぶつけるのは理不尽すぎる」などと驚きの声が寄せられた大久保氏。中には、この他にも複数ある理不尽エピソードを引き合いに出しながら同情するコメントも少なからず見られた。 「大久保氏は打力を買われ西武にドラ1で入団したばかりの1985年新人合同自主トレで、特に説明もなく守備・走塁練習ばかりやらせてきた西武・伊原春樹コーチ(当時)に抗議したところ、顔中に縫い目の跡がつくほど硬球でボコボコに殴打されています。また、巨人時代の1993年には心当たりがないのに同僚・桑田真澄(現一軍投手チーフコーチ)からバッテリーを拒否された上、1995年には山倉和博コーチ(当時)から何ひとつ具体的な説明のないまま二軍降格を告げられたことで確執が生じ、これを理由に同年限りで引退を決断するに至っています。今回動画内で明かした話も含め、全て大久保氏が明確な理由なく不利益を被っているということもあり、かわいそうだと同情しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)でプレーした現役生活に、わずか28歳の若さで別れを告げている大久保氏。一部からは「訳の分からん冷遇やアクシデントに選手生命を潰された大久保のような選手は二度と出てきてほしくない」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
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スポーツ 2022年04月05日 11時05分
ヤクルト、阪神9連敗の裏で連覇に危険信号? 昨季日本一の立役者離脱が相次ぐワケは
セ・リーグで「ヤバイ」のは、矢野阪神だけではない。昨季覇者の東京ヤクルトスワローズにも“キケン信号”が点滅していた。 4月5日の中日戦、サイスニードが予告先発投手として発表された。順調に行けば、3月29日の巨人戦で先発した奥川恭伸が「中6日」で投げるところだった。 >>ヤクルト・丸山の事故に「ダブルベースを導入するべき」の声一塁手と激突し脳震とう発症、再検討の機運高まるか<< 「前回登板での降板は不可解でした。4回に同点ホームランを許したものの、投球内容そのものは悪くありませんでした」(スポーツ紙記者) 高津臣吾監督は奥川の早すぎる降板について、「代わる理由があった」(29日)と言うだけ。詳しい内容は語らなかったが、その後、球団が「上半身のコンディション不良」と発表している。 「今季の奥川の課題は、通常ローテーションである中6日の登板間隔をこなすことでした。オープン戦では安定したピッチングを見せ、首脳陣も期待していました」(プロ野球解説者) 期待ではなく、奥川は「連覇のキーマン」と言っていい。しかし、その初登板翌日の3月30日に一軍登録も抹消されてしまった。 「わざわざ二軍行きにさせたくらいですから、単なるコンディション不良ではないのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) 奥川は昨季、チームトップタイの9勝を挙げており、巨人戦では2戦2勝、クライマックスシリーズでも無四球の完封勝利を挙げていた。 今年も巨人との初戦も奥川で勝利し、弾みをつけたいと、高津監督も考えていたはずだ。 また、ここまでの勝敗表を見てみると、「奥川離脱」が悪い方で分岐点となっていた。阪神との開幕3連戦で3連勝。その後の5試合は1勝4敗、4連敗も喫しており、そのスタートとなったのが、奥川の“緊急降板”した試合でもあったのだ。 「正捕手の中村悠平が開幕直前で離脱してしまいました。チャンスをもらった2年目の内山壮真の評判が良いんです。低めのボールを捕る時のキャッチングが良い。地味なことだけど、投手をノセる大事な技術です」(プロ野球解説者) そんなプラス材料も聞かれたが、昨季後半のチーム全体で相手チームに畳みかけるような勢い、活気のようなものが見られない。 気になるのは、チームを離脱した選手の“症状”だ。奥川、中村ともにコンディション不良。奥川が上半身で、中村は下半身で箇所こそ異なるが、昨今、「コンディション不良」、「張り」などの言葉がよく使われるようになった。 コンディション不良ってナニ? ある球団関係者によると、「怪我をする一歩手前」とのことだが、重症ではないにしても、復帰の時期が予測できないので、首脳陣も頭を抱えているそうだ。 「疲れが溜まっているんですよ。無理させたら、それこそ…」(球団関係者) 昨年の日本シリーズが終了したのは、11月27日。シーズンオフが通常より1か月も短くなった。そのタイト・スケジュールも無関係ではないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月24日 15時30分
ヤクルト・高津監督、“三冠”獲得の村上を酷評?「功労者なのに厳しすぎ」疑問の声、後半戦の伸び悩みに不満か
就任2年目の今季、ヤクルトを6年ぶりリーグ優勝、20年ぶりの日本一に導いた高津臣吾監督。24日に伝えられた、自軍のプロ4年目・21歳の村上宗隆に対する発言がネット上で物議を醸している。 >>ヤクルト・村上に「間違いなく俺のこと嫌い」 宮本氏がコーチ時代のスパルタぶりを明かす、素行面にも口を出し猛反発された?<< 報道によると、23日に報道陣の取材に応じた高津監督は、リーグ・日本シリーズ連覇を狙う来季に向け「普通の状態であれば、(村上を)4番で使うことは間違いない」と村上の4番固定を明言。その一方で、「本当の4番に求めるところと言えばムネ(村上)はまだまだ。こんなもんで真の4番と言われては困る」と今季成績には満足していないと口にしたという。 今季の村上は全143試合に4番でスタメン出場し、「.278・39本・112打点」と本塁打・打点でキャリアハイとなる数字をマーク。リーグMVP、本塁打王、ベストナイン(三塁手部門)と数々のタイトルを獲得する活躍で、チームのリーグ優勝・日本一に大きく貢献している。 高津監督の発言を受け、ネットユーザーは「これだけ立派な数字残してタイトルも獲ったのにまだ求めることがあるのか」、「村上は野手では間違いなく1番の功労者なのに厳しすぎないか」と驚く一方、「高津監督は後半戦の伸び悩みが不満なのか?」、「前半の調子維持できればもっと数字伸ばせただろって気合い入れる意味もあるのかも」と成績推移を絡め推測するコメントも多数挙がった。 村上は今季前半「.258・26本・61打点」を記録した一方、後半は「.314・13本・51打点」と本塁打の数が半減。本塁打減により打点が前半ほど伸びなかったことが響き、打点王のタイトルをわずか1打点差で逃す結果となっている。これらの数字を踏まえて、高津監督はシーズンを通してコンスタントに本塁打を打ち本当の4番になれとハッパをかけたのではとみているファンも少なくないようだ。 「一般的に4番はチームで最も長打力のある打者が務めることが多い打順で、打線の核としてチームを牽引する働きが求められる役割。たまったランナーを確実に返す勝負強さはもちろん、チームの浮沈を担う重圧に耐える精神面の強さも必要です。村上は今季まで2年連続で全試合4番として先発していますが、現役時代に松井秀喜氏(元巨人他/2000-2002にかけ全試合4番先発)、金本知憲氏(元阪神他/2004-2009にかけ全試合4番先発)といった名だたる強打者としのぎを削った高津監督としてはまだまだ物足りなく映る面もあるのかもしれません」(野球ライター) 1億2000万円アップの年俸2億2000万円(推定)プラス出来高でサインした20日の契約更改後会見で、「3割40本100打点を達成できれば満足いくシーズンになる」と語ったことが伝えられている村上。高津監督のゲキに応え、来季目標をクリアすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月18日 11時00分
中日・与田監督が審判に激怒「ファンも納得しない」 ずさんな仕事に加え嘘も? 3日間に及んだミスジャッジ騒動
13日に行われた中日対ヤクルトの一戦。「1-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが二塁塁審・嶋田哲也審判の“確認不足”だった。 >>阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合<< 問題となったのは、「1-0」と中日1点リードで迎えた9回表1死一、二塁の場面。ヤクルト・川端慎吾が放った二ゴロを捕球した中日二塁・堂上直倫はヤクルト一走・西浦直亨へのタッチを狙い、西浦が後退したため一塁へ送球したが打者走者の川端はセーフに。これにより二塁ベースを踏めば西浦は封殺という状況になり、挟殺プレーに参加した遊撃手・京田陽太は二塁ベースを踏み嶋田審判にアウトをアピールした。 ところが、嶋田審判がアウトのジャッジをしなかったため中日側は挟殺プレーを継続し、この間に三走・古賀優大が本塁にスタート。すぐに捕手・木下拓哉に送球し古賀はアウトになったが、直後に中日・与田剛監督は西浦もアウトなのではとリクエストを要求。その結果審判団は与田監督の主張を認め、西浦の二塁封殺で2アウト、古賀の本塁憤死で3アウト目が取られたと判断し試合終了とした。 ただ、これを受けたヤクルト・高津臣吾監督は、京田がベースを踏んだ時点でアウトのジャッジがされていれば、その後挟殺プレーの間に古賀が本塁に突入することはなかったとして審判団に抗議。抗議は約15分間続いたが判定は変わらなかった。 試合後、嶋田審判が「(京田が二塁)ベースを踏んだことは確認していない」と語ったことが伝えられたことから、ネット上には「目の前で京田がアピールしたのに見てないってことは無いだろ」、「選手のプレーを確認してないって、じゃあ何のための二塁塁審なんだ」と批判が噴出。一方、「また中日ヤクルト戦で審判がめちゃくちゃなことやったのか」、「2年前の騒動を思い出して嫌な気持ちになる」といったコメントも見られた。 「中日対ヤクルトのカードでは2019年4月21日の試合でも、二塁塁審の確認不足が物議を醸しています。同戦5回表1死二塁、ヤクルト・上田剛史の二飛を捕球した二塁手・堂上は、二走・雄平が飛び出しているのを見てすぐに遊撃手・京田へ送球。タイミングは完全にアウトでしたが、二塁塁審・今岡諒平審判はなぜか一塁方向を向いており京田が捕球した瞬間を見逃した上、京田のアピールを受け二塁を振り向いた後にセーフと判定。これを見た中日・与田監督は即座にベンチを飛び出し、今岡審判に詰め寄りながら抗議。その後リクエスト検証の結果アウトが認められましたが、リプレー映像が場内に流れるたびにスタンドからはどよめきが起こっていました」(野球ライター) 確認不足で試合を混乱させてしまった今岡審判だが、試合後に「(京田の捕球は)見ていました」とよそ見を否定したことから、ネット上には明らかに嘘をついているとして批判が噴出。また、中日側も今岡審判がプレーを見ていないにもかかわらず判定を下したとして、翌22日にNPB側へ意見書を提出。NPB側は同日中に意見書に回答し、「塁審(今岡審判)が打球判定の確認で他塁審とアイコンタクトしているうちに、当該プレーへの確認が遅れた」と今岡審判がプレーを見ずに判定したことを認めた。 しかし、これを受けた与田監督が「見ていましたと言っていた方が見てなかったのであれば、それに対してちゃんと答えを出さないと最終的な結論にはならない。我々だけではなくファンも納得しない」と疑念を抱いたこともあり、中日側は23日にNPB側に回答内容の再確認を要求。NPB側から翌24日に返答を受け取ると同日に会見を開いたが、中日・加藤宏幸球団代表が詳細は伏せながらも「私も監督も納得できる回答が来た」と語ったことから騒動は沈静化。なお、今岡審判に具体的な処分が下ったのかは不明となっている。 今回の一件は14日にセ・リーグの杵渕和秀統括、友寄正人審判長がヤクルト側を訪問し、高津監督に「嶋田(審判)の“バッターランナーが一塁でアウトになった”という思い込みが要因」と説明した上で謝罪。高津監督もこれを受け入れたと伝えられている。嶋田審判にも友寄審判長が「あってはいけない」と口頭で厳重注意を行ったというが、果たして騒動はこれで終結となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 20時30分
ヤクルト・高津監督の継投策が敗戦招く?「なぜここで代えた」 不可解な判断に批判相次ぐ、今後の優勝争いにも暗雲か
8日に行われたヤクルト対阪神の一戦。「3-5」でヤクルトが敗れたこの試合で、ヤクルト・高津臣吾監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた6回裏に飛び出た継投策。この回ヤクルトは先発・小川泰弘が先頭の糸原健斗を投ゴロ、続くマルテを二ゴロに打ち取るが、2死からサンズに中安を打たれ出塁を許す。すると、ここで高津監督は小川を下げ2番手・大下佑馬をマウンドに送り込んだ。 しかし、大下は2死一塁で打席に入った大山悠輔にフルカウントに持ち込まれると、6球目に投じたスライダーを捉えられ16号2ランを被弾。この一発で2点を勝ち越されたヤクルトは、その後打線が1点も奪えないまま敗戦した。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 裏目に出た高津監督の継投策を受け、ネット上には「それなりに試合作ってた小川をなぜここで代えたのか」、「2死からヒット打たれたくらいで慌ててどうするんだ」、「大崩れしてたわけでもない小川を降板させた判断はよく分からない」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「先月から持ち直してきたと思ったら、高津監督はまた勝負勘が鈍ってきてない?」、「高津のリリーフ運用が8月みたいな感じになるのは勘弁してほしいんだが」、「今日の継投がこれから後を引くことにならなければいいんだけど…」と、高津監督の今後の采配に懸念を持つコメントも複数挙がった。 「同戦の小川は降板直前まで『5.2回3失点・被安打5』と、ほぼQS(クオリティ・スタート/6回以上を投げ自責点3以下)の投球を見せていました。そのため、それまで試合を作っていた小川を回途中で急に降ろした高津監督の判断に不満を抱いているファンは多いようです。一方、今季の小川が大山に対して降板前時点で被打率『.600』とかなり打ち込まれていることから、大山相手に被打率『.000』と1本もヒットを許していなかった大下への継投は間違っていないという擁護も少なからず見られます。なお、今季のヤクルトは救援防御率が『3.27』(リーグ2位)と、高津監督の継投策もありブルペンがうまく機能していますが、8月は同『3.71』と数字が悪化。9月は8日試合前時点で同『1.93』と持ち直してきていたのですが、今回の継投ミスを受け、やはり高津監督の判断力には陰りが生じてきているのではと今後を不安視する声も散見されます」(野球ライター) 8日の試合を落としたことで、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームとなった3位ヤクルト。ここから差が詰まるのか、それともさらに広がるのかは高津監督の継投策にも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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