高橋優貴
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スポーツ 2023年06月07日 15時30分
オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り
6日に行われ、オリックスが「2-1」で勝利した巨人戦。「7番・左翼」で先発したプロ8年目・32歳の杉本裕太郎への死球が物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点の2回裏2死でのこと。巨人先発・高橋優貴は打席の杉本にカウント「2-2」からスクリューを投じたが、この球はワンバウンドしながら杉本の下半身へ向かう投げミスに。杉本はとっさに体をひねるも避けきれず、左太もも裏付近に球を受けた。 死球を当てた高橋は左手で帽子を取り杉本へ謝罪の意を示す。一方、右手で患部を押さえた杉本は高橋の方をあまり見ずに一塁へ歩き出すと同時に、左手に持っていたバットを左方向に投げ捨てるなどイライラをにじませた。ただ、幸いにも負傷交代などには至らず、7回裏の四球出塁後に代走を送られるまで出場を続けた。 >>巨人・鈴木、死球打者への牽制球にファン激怒「許せない」 ロッテ戦終盤の一場面が物議、敵ベンチに問題アリと指摘も<< 杉本への死球を受けネット上にも「おいおい、高橋はどこに投げてんだ」、「ワンバン死球はさすがに制球酷すぎ」、「杉本も明らかに怒ってるように見える」、「ちょっと前まで痛めてた左足にぶつけたのもムカつく」、「勘弁してくれ、ただでさえ当てられまくってるのに」といった不満の声が相次いだ。 「今季の杉本は7日終了時点で『34試合・.246・9本・18打点』といった数字を残す中、両リーグを通じて最多タイとなる7死球を食らっています。また、今回高橋からぶつけられた左足は、ふくらはぎ負傷で約3週間(5月4~25日)の離脱をしいられた箇所でもありましたので、本人やファンが怒りをにじませるのも致し方ないといえます。この日の高橋は杉本への死球を含め『2.1回2失点・被安打4・四死球3』と制球を乱したまま早期降板していますが、先発マウンドに上がるのは5月3日・ヤクルト戦以来(登板自体は5月30日・ロッテ戦以来)ということもあり投球感覚をつかむのに苦労した面もあったのでは」(野球ライター) 杉本はプロ入りした2016年から昨季まで通算65本塁打、2021年には本塁打王(32本)のタイトルも獲得しているリーグ屈指の強打者。こうしたタイプの打者に対しては踏み込んで打たれることを防ぎ、外角球で勝負するための布石にすることなどを目的に内角攻めが用いられることが一般的だ。だが杉本は死球が続きかなりフラストレーションがたまっているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月06日 11時00分
巨人・原監督、ソフトB戦でブルペンデー実施? 前カード先発の中4日起用も現実味か
「今週一週間、どうにか乗り切れば…」 6月6日のオリックス戦の「予告先発」が発表される前、巨人内部からそんな声も囁かれていた。先発投手陣が「ヤバイ」のだ。オリックス、ソフトバンクとの6連戦を迎えるというのに、先発投手が「3人」も足らなくなってしまったのだ。 「5日、グリフィンと松井颯の2人が一軍登録を抹消されました」(スポーツ紙記者) グリフィンは3日の日本ハム戦で小飛球を飛び込んで捕ろうとし、右腕を痛打した。松井は翌4日の同カードで3回5失点と炎上し、再調整が決まった。 この2人の抹消が公示された頃、巨人ナインは二軍球場で練習をしていたが、そこで囁かれていたのが先発投手の人員不足。5月30日の千葉ロッテ戦で2番手として4回3分の1を投げた高橋優貴の練習光景から、彼が6日のオリックス戦に先発するのは伝わってきた。また、二軍調整中の菅野智之を「9日から始まるソフトバンク戦で先発させる」との情報も聞こえていた。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 高橋、菅野。この2人が先発するとしても、不足分は3人だから、「あと1人」が足らない。 「与えられた場所でしっかり結果を残すことが大事。自分の持っている力を出して…」 練習後、高橋は記者団にそう意気込みを語っていた。 7日は戸郷翔征、8日は山崎伊織、9日には横川凱が投げてくる。6日は高橋で、同10日か11日に菅野が先発するようだが、こんな指摘も聞かれた。 「高橋がキーマンになるかもしれませんよ。菅野がファーム戦に先発したのが4日、先発投手の調整は『中6日』が一般的ですが、10日の先発が濃厚です。12日の月曜日は試合が組まれていないので、11日のソフトバンク戦は、救援陣を総動員するブルペンデーになりそう。高橋も『中4日』でそこに加わってもらうことも十分に考えられます」(球界関係者) また、6日のオリックス戦で好投したら、高橋をそのまま先発ローテーションに固定させてくるだろう。 「今週をどうにか乗り切れば」の声が多く聞かれた理由だが、メンデスの近日中の一軍昇格が予定されており、登録抹消のグリフィンも「大事を取っただけ」(関係者)とのことだからだ。 巨人スタッフたちの「今週を乗り切れば」の気持ちは分かるが、そのスクランブル態勢となる6連戦の舞台は、京セラドーム、PayPayドームだ。雨天中止は見込めないのだ。こういった巡り合わせの悪さに、「今季は運がないなあ~」と思うのだが…。 「オリックスの先発は山本由伸です(6日)。赤マル急上昇中の山下舜平大も8日に先発してくるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 対戦投手との巡り合わせも“最悪”だ。この6連戦を負け越した場合、先発ローテーションを立て直しても手遅れとなる。原巨人、大ピンチだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月08日 17時30分
危険球退場の巨人・高橋に「野球人生危うくなる」心配の声 登板直後の大失態、ぶつけた相手以上に大ダメージ?
7日に行われた二軍・巨人対DeNA戦。「7-11」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ4年目・25歳の高橋優貴の危険球退場だった。 先発した高橋は初回先頭のDeNA・粟飯原龍之介に、カウント「0-1」からスライダーを投じる。しかし、この球は粟飯原の頭部に向かう完全な抜け球となり、顔を背けてよけようとした粟飯原の後頭部に直撃。粟飯原はあお向けの状態でその場に倒れ込んでしまった。 これを見た審判はすぐにマウンドに近寄りながら、一塁側・巨人ベンチ方向を右手で指差すジェスチャーで高橋に危険球退場を宣告。また、粟飯原も担架で運ばれ負傷交代となり、その後向かった病院で頭部打撲と診断されたことが試合後に報じられた。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 両チームにそれぞれ退場者が出た高橋の危険球退場を受け、ネット上には「粟飯原の選手生命を脅かしかねない酷すぎる失投だ」、「試合開始早々あんなところに抜け球投げるのは話にならない」、「退場後に9人も中継ぎ出す羽目になったし、二軍首脳陣としても大迷惑だろこれ」といった批判が寄せられた。 また、「今日に限らず、最近制球めちゃくちゃ乱れてるけど大丈夫なのか?」、「内部事情は分からんが、何らかの理由で投球フォームが狂ってるんじゃないのか」、「このなま制球難が続くようなら野球人生も危うくなってくるのでは」と今後を心配するコメントも多数見られた。 「高橋は7日を含めた直近5登板(5月29日、6月5・12・21日、7月7日)で『22.0回15失点・被安打25・四死球17』と、約1か月制球難に苦しんでいます。また、この間に登板した一軍・中日戦(6月28日)でも『4.2回1失点・被安打8・四球1』と、最少失点ではあるものの打ち込まれていました。制球難の理由としては表に出ていない故障で投球フォームが乱れている、『これ以上四死球は出せない』などとメンタル的に追い込まれているといった要因が考えられますが、今回の危険球退場でさらに制球難が悪化するのではないかと懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、危険球退場について何かコメントしたとは特に伝えられていない高橋。わずか2球で終わったこの日の投球をどのように捉えているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月18日 19時30分
阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議
17日に行われた阪神対巨人戦。「1-3」で阪神が敗れた試合後に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、巨人の先発投手・赤星優志へのコメント。この日の赤星は2回裏に糸井嘉男に3号ソロを浴び先制を許すも、これ以降は無失点を続け「6.2回92球1失点・被安打4・四球2」とクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリア。打線が4回表に3点を取りそのまま試合が終了し今季2勝目をマークした。 糸井に一発を許した以外は、終始阪神打線を手玉にとった形。ただ、その赤星について矢野監督は試合後に「めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった」とコメント。制球がそれほど安定しているようには見えなかったという見解を示した。 >>阪神・佐藤に「また手抜いたのか」批判の声 矢野監督も試合後に激怒? 敗戦招いた守備が物議<< この矢野監督のコメントを受け、ネット上には「赤星に対する負け惜しみにしか聞こえない」、「リスペクトの欠片も無くて不快、『いい投球をされました。対策考えて次はリベンジします』とかもっと他に言い方あっただろ」、「ホームラン1本でしか点取れなかったのに、コントロールはそれほどだったって言い草はみっともない」と批判が寄せられた。 同時に、「去年無失点の高橋にそんなよく見えなかったって言ったのを思い出すな」、「去年は高橋、今年は赤星を大したことなかった呼ばわりか、捨て台詞吐くのもいい加減にしろよ」と、巨人・高橋優貴への過去の発言を引き合いに出した呆れ声も多数見られた。 「矢野監督は昨年7月11日・巨人戦で『7回81球無失点・被安打1』と好投した高橋に対し、試合後に『向こうがすごく良かったというふうには見えない』とコメント。ネット上のファンの間では『負け犬の遠吠えでしかない』など批判が噴出しています。今回の赤星へのコメントを聞き、昨年物議を醸した高橋への“負け惜しみ”を思い返したというファンも少なからずいたようです。なお、この日の赤星はストライクが55球(スイング、空振り、ファール含む)、ボールが37球でストライク率は約60%。一般的に理想とされている65%には届いていませんが、与四球数からも分かる通りそこまで大きく制球が乱れていたというわけでもありません」(野球ライター) 17日の敗戦で、赤星に対しては今季2戦2敗となった阪神。その力量を矢野監督が認めず対策を怠るようなら、今後のシーズンでさらに白星を献上する可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月11日 15時30分
巨人・桑田コーチ、大勢らを称賛も「それまで頑張ったのに無視か」批判も? 戸郷・高橋への“ノーコメント”が物議
巨人・桑田真澄一軍投手チーフコーチが10日、巨人を応援する関西財界人の集まり「関西燦燦会」に出席。会の中で語ったと伝えられた発言がネット上で話題となっている。 報道によると、桑田コーチは会の中で出席者に向け「(オープン戦で)大勢、赤星(優志)、そして堀田賢慎、山崎伊織という4人の若い投手たちが頑張って結果を残してくれています」と、ドラ1・大勢ら若手4投手が好アピールを続けてくれていると報告。その上で「エース菅野におんぶに抱っこで、彼の後に来る投手が育成できていなかった。今年は少なくても3人の投手に出てきてもらって、2年後には彼らが投手陣の柱になれるように成長してもらいたい」と、エース・菅野智之に続くローテ投手としての台頭に期待を寄せたという。 >>巨人・元木ヘッドに「先に叱る相手がいるだろ」の声 松原ら4名の体たらくぶりに苦言も、ファンは石川の致命的ミスに激怒?<< この4名は10日終了時点で大勢、堀田、山崎が防御率「0.00」、赤星が「1.50」と全員防御率1点台以下と好調。堀田については11日に育成から支配下に昇格したことが球団から発表されているが、桑田コーチも安定感のある投球を見せる4名を高く評価しているようだ。 この桑田コーチの発言を受け、ネット上には「確かにオープン戦の投球を見ると期待するのは分かる、全員開幕からいきなりローテ入りしてもいいぐらいだし」、「他球団ファンからしても、活きのいい先発がこんなにいるのは羨ましい」と同調の声が寄せられた。一方、「菅野に続く投手がいなかったって…戸郷とか高橋はローテ張ってたのに」、「戸郷や高橋もそれまで頑張ってきたのに無視か」と、プロ4年目・21歳の戸郷翔征やプロ4年目・25歳高橋優貴への言及がなかったことへの不満も多数みられた。 「戸郷、高橋の2名は昨季まで戸郷が通算19勝、高橋が通算17勝と、先発ローテの一角として一定の実績を残しています。今年は両名共に不振で現在二軍調整中ですが、チームの次代を担う有望株であることに変わりはありません。このこともあり、両名には特に触れず他の若手投手をほめた桑田コーチの言動を冷たいと感じたファンも少なからずいたようですね」(野球ライター) 今季の巨人は菅野、山口俊、メルセデスの3名はローテ入り当確の一方、4枠目以降はまだ確定していない。今回名前が出なかった戸郷、高橋は、ここから桑田コーチを見返すような結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月19日 11時00分
巨人、平内の炎上は“暗黒時代”到来の前触れか 翁田の今後にも悪影響? 球団が抱える根深い問題とは
15日に行われた練習試合・巨人対日本ハム戦。「5-8」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太の投球だった。 平内は「3-3」と両チーム同点の9回表に5番手として登板したが、先頭から連打を浴びるなどし1死一、二塁のピンチを招くと、水野達稀にタイムリー二塁打を打たれ勝ち越しを許す。さらに、その後も野村佑希、万波中正、杉谷拳士に3連打を浴び、「1回5失点・被安打6」と散々な内容に終わった。 敗戦につながった平内の投球を受け、ネット上には「完全な独り相撲で試合が壊れた」、「何しに出てきたんだってレベル」と批判が相次いだ。一方、「最近の巨人のドラ1投手はこんなのばっかだな」、「平内も含めて、今一つのドラ1投手が多いから嫌気がさしてくる」という厳しい声も多数みられた。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 巨人は2016~2020の5年間で、鍬原拓也(2017)、高橋優貴(2018)、堀田賢慎(2019)、平内(2020)と4名の投手をドラ1として指名している。ただ、現在一軍戦力となっているのは、昨季「27登板・11勝9敗・防御率3.39」と2ケタ勝利をクリアした高橋のみ。他3名は鍬原が通算2勝、堀田、平内が0勝とほとんど実績を残せていないため、「ドラ1なのに期待外れだ」と不満を募らせているファンも少なくないようだ。 「巨人が直近5年でドラ1指名した4投手ですが、平内は外れ1位、鍬原、高橋、堀田の3名は外れ外れ1位として指名されています。そのため、ファンの間では本来はドラ1レベルではない実力の投手を“高値づかみ”しているのではと、球団フロント・スカウトのドラフト戦略が疑問視されています。また、平内はドラフト年の春、鍬原、堀田はドラフト翌年の新人合同自主トレ中にそれぞれひじの故障に見舞われていますが、こうした不安要素を見抜けていない、適切な対策を取れていないことも苦戦の一因ではという指摘も散見されます」(野球ライター) こうした意見に加え、巨人はFAなどの補強に積極的な球団体質から、既存選手の出番が補強選手に奪われ育成が滞っている面もあるという見方もされている。今オフはFA補強は特に行っていないが、ドラ1投手らを大きく育てたいならこの路線をしばらく継続する必要もあるかもしれない。 なお、巨人は2021年ドラフトでは投手の翁田大勢(登録名は大勢)を1位指名しているが、翁田は同年春に右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われていることから、指名当初は「最近のドラ1みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るのでは」と懐疑的な声が挙がっている。指名後の翁田は今年1月末に新型コロナに感染したものの、それ以外に目立ったアクシデントはないが、先輩ドラ1たちのせいで過小評価を受けている状況だ。 一般的にドラフトは1年先、5年先のチーム戦力を左右する最も大事な要素とされており、特にドラ1選手には次代の中心選手候補として大きな期待がかけられる。そのドラ1たちが苦戦続きの巨人はこのままなら暗黒時代が到来する可能性もあり得るため、既存ドラ1の育成・体調管理や新規ドラ1の人選については早急に策を打つ必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月13日 17時30分
巨人・高橋、チーム最多勝も課題は山積か 首脳陣にも責任アリ? ポストシーズンでも目立った不安要素とは
今季のチーム最多勝投手の奮起は見られるだろうか。 巨人の高橋優貴は、シーズン序盤は先発の柱として目覚ましい活躍を見せ、チームを牽引した。期待されながらも、負傷で長期戦線離脱を余儀なくされた昨年の鬱憤を晴らすように、今季は序盤から先発ローテに定着し、白星を積み上げ、最終的にチームトップとなる11勝を記録している。 昨年、さらにルーキー時の一昨年と日本シリーズにも登板、2年続けての屈辱や悔しさを十分なほど味わった一人であるだけに、プロ3年目、24歳の高橋にまだまだ課せられる役割は多い。 今シーズンは初登板となった4月1日の対中日戦から実に5連勝、7月までに9勝を挙げるなど、潜在能力を存分に発揮した前半戦となった。オールスターにも初出場、初戦の先発も務めている。 しかし、全体を通して振り返ると、やはり不本意なシーズンを送ったという印象が強い。 シーズン後半、ジャイアンツは台所事情により、先発陣を固定した上で中4・5日フル回転へ方針転換したが、その結果として夏以降失速した大きな原因だと言われた。 そして、終盤を待たずして息切れとなったチームと共に、高橋も白星から遠ざかることに。 首位争いが三つ巴となり迎えた9月、チームは首位争いから脱落、見る見るうちに上位2球団から置いていかれるほどに、チーム状態は下降線をたどった。同じ様に高橋の成績も低迷し、9月からシーズン終了までに8回の先発登板で僅かに1勝、喫した黒星は6個を数えた。 物議を醸したベンチワークもさることながら、9月以降の不振は高橋自身のスタミナ不足による部分も大きかった気がしてならない。これまでプロキャリアにおいて、完投で投げ終えた経験はまだない。試合を最後まで任せられる信頼とともに、身につけていかなければならないスキルは少なくないだろう。 11月7日のクライマックスシリーズ第2戦。前日の初戦を勝利した巨人は、一気にファイナルステージ進出を決定させるべく、背番号47に先発マウンドを託した。しかし、先頭打者に安打を許すなど初回からリズムに乗れず、2回に失点を許し、早々に交代を告げられている。 チームは2戦目も勝利しセ覇者のヤクルトへの挑戦権を掴んだものの、迎えたファイナルは「0勝3敗1分」(ヤクルト側のアドバンテージ1勝を含む)で敗退。不本意な内容のままポストシーズンを終えた高橋は来季巻き返しを見せることができるだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年07月12日 17時00分
巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ
11日に行われた阪神対巨人の一戦。「1-0」で巨人が勝利した試合後、阪神・矢野燿大監督が口にしたコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 問題となっているのは、同戦に先発した巨人・高橋優貴へのコメント。この日の高橋は阪神打線に対して「7回無失点・被安打1・与四球1」と好投を見せ、得点圏への進塁も3回裏の1度しか許さず。「9回1失点・被安打4・与四球0」だった阪神先発・西勇輝に投げ勝ち、セ・リーグ単独トップの9勝目を手にした。 試合後、矢野監督は完投負けを喫した西については「今年一番よかったんじゃないかな」と擁護。ただ、阪神打線をほぼ完ぺきに抑え込んだ高橋に対しては「今日も向こうがすごく良かったというふうには見えない」と、付け入るすきがないわけではなかったとの見解を示した。 矢野監督の発言を受け、ネット上には「確かに今日の高橋に数字ほどの絶望感は無かったような気はする」、「西は相当頑張って投げてたから何とか勝ちがついてほしかったな」、「高橋本人は『真っ直ぐに力が無かった』って言ってたし、そこを狙い打ちすればまだやりようはあったのでは」といった反応が寄せられている。 一方、「ほぼ完ぺきに抑えられたのにこの言い分は負け犬の遠吠えでしかない」、「その良くなかった投手に封じられたってことは何も対策を行っていなかったのか?」、「今日も含めてずっと好き放題されてるのに何を言ってるんだ」という苦言や批判も複数見受けられた。 「阪神打線を手玉に取った高橋ですが、この日の最速は143キロと今季ワーストタイ。また、全82球のうち47球が変化球でした。矢野監督は高橋の直球が走っていなかったことから、状態は良くなかったという感想を抱いたのかもしれません。ただ、その高橋から変化球で10個のアウト(全21アウト中)を奪われるなど阪神打線が翻弄され負けたこと、今季の高橋が11日の試合を含めて『4登板・4勝0敗・防御率1.08』と阪神相手に全勝していることなどから、高橋への酷評は負け惜しみにしか聞こえないと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 11日の試合に敗れ、2位巨人に1.5ゲーム差に迫られた首位阪神。今後の優勝争いでも難敵となることが濃厚な高橋に対してどのような対策をとっていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 15時30分
巨人・高橋に「ダメ出しが効いたのか」驚きの声 チームの窮地を救う好投、堀内元監督の苦言が投球フォームに影響か
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が1日、自身の公式ブログに投稿。投稿内で記した巨人のプロ3年目・24歳の高橋優貴への評価が、ネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 高橋は同日の中日戦に先発登板し、「7回1失点(自責0)・被安打4・与四球3」と走者を出しながらも粘りの投球を披露。チームは打線が6回表に3点を取るとそのまま「3-1」で逃げ切り、高橋には今季初白星が記録された。 チームを勝利に導いた高橋に対し、堀内氏は「ボールは低めに投げることが出来ていたし 腕がちゃんと上がっていた」、「彼の持ち味であるスクリューボールは横から投げたら意味がない。上から投げるからキチンと落ちてくれる」と腕を高く上げたことが結果につながったと評価。「こうして若手が育ってくれるのを観れることは本当に嬉しい」、「今日は本当に良いピッチングだった。次も期待してますよ」と次戦以降の好投にも期待を寄せていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「開幕前は苦言呈してたけど今日はべた褒めだな」、「腕を下げて投げるなっていう先日のダメ出しが効いたのか?」、「腕を下げるなって指摘はニュースにもなってたから、高橋もどこかで目にしてたのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 >>巨人・原監督の決断に批判! 井納の“デビュー即二軍落ち”は背信投球だけじゃない?「故障離脱を根に持ってるのか」と指摘も<< 「堀内氏は開幕前の3月15日に投稿したブログで、同日のオープン戦・阪神戦に登板し『5回1失点・被安打3・与四球2』だった高橋に対し『1番気になったこと。それは「腕を下げて」投げていた、ということ』、『腕を下げたことによってボールは見えるし抜ける』と苦言を呈しています。この投稿を複数メディアが取り上げたので、高橋や巨人首脳陣も目にしていたのではと考えているファンは少なくないようです。もちろん、実際に目にしたのかどうかは不明ですし、堀内氏に言われずともコーチ陣が高橋に修正を促した可能性もあります。ただ、この日の好投がチームやファン、そして堀内氏にとって喜ばしいことであることには変わりはないのではないでしょうか」(野球ライター) 同戦の高橋については、原辰徳監督も試合後に「大きいね。非常に良いスタートを切ったと思うね」と称賛したことが伝えられている。チームはエース・菅野智之が足の違和感で3月30日に登録を抹消され、翌31日には井納翔一が2回途中4失点の炎上で二軍落ちとなっている状況だが、原監督は結果を残した高橋を頼もしく感じているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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