霧島
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スポーツ 2023年08月13日 11時00分
大相撲、豊昇龍に続きサラブレッド大関誕生?「琴櫻」のしこ名復活へ、“3代関取”琴ノ若に立ちはだかる壁は
豊昇龍、大栄翔、若元春の3名が揃って大関とりに挑んだ大相撲7月場所。豊昇龍(12勝/優勝)が成功、大栄翔・若元春(どちらも9勝)が失敗と明暗分かれた中、次の大関候補に名乗りを上げたのが25歳の小結・琴ノ若だ。 7月場所の琴ノ若は9日目終了時点では「5勝4敗」と星が伸び悩んでいたが、10日目~千秋楽に6連勝を記録し「11勝4敗」に。自身4度目となる敢闘賞を受賞し、9月場所では新関脇昇進が濃厚とみられている。 一部報道では9月場所好成績で優勝なら、一気に大関昇進の可能性もあるという見方もされている琴ノ若。霧島山改め2代目霧島、豊昇龍に続く3場所連続の大関誕生が大いに期待されるところだが、琴ノ若はその豊昇龍と同じく、名力士の血を引く“サラブレッド”として知られている。 >>豊昇龍、優勝なければ大関になれなかった?「厳しすぎないか」審判部長が高いハードル設けたワケは<< 豊昇龍は叔父に朝青龍氏(元横綱)を持つが、琴ノ若は父に先代琴ノ若(元関脇・現佐渡ヶ嶽親方)、祖父に故・琴櫻(元横綱/先代佐渡ヶ嶽親方)と豊昇龍を凌ぐほどの血筋を持っている。2015年11月場所で初土俵を踏み、2019年7月場所で新十両に昇進したが、親、子、孫の3世代で関取が誕生したのは角界史上初のケースだったという。 琴ノ若は十両昇進前までは「琴鎌谷」というしこ名だったが、十両昇進を機に父のしこ名を継ぎ「琴ノ若」に。また、今後大関に昇進した際には、祖父のしこ名「琴櫻」を襲名予定であることも過去に伝えられている。 関取になった琴ノ若は十両で4場所連続勝ち越しをマークし、2020年3月場所で新入幕。同年9月場所に一度十両に転落したものの、翌11月場所で返り入幕を果たして以降は幕内の座をキープ。2023年1月場所では新三役・小結に昇進し、同場所から7月場所まで4場所連続勝ち越しと役力士に定着している。 関取になる前は少し停滞していた期間もあったが、十両昇進後は順調な成長ぶりを見せている琴ノ若。仮に9月場所後に大関昇進となれば、翌11月場所は祖父が引退した1974年7月場所以来、約50年ぶりに「琴櫻」が番付に復活することになる。オールドファンにとっては胸が熱くなる展開といえるが、もちろん実現に向けてのハードルは低くはない。 特に明確な障壁といえるのが横綱・大関陣との戦い。9月場所は順当なら1横綱(照ノ富士)・3大関(貴景勝、霧島、豊昇龍)が出場見込みだが、琴ノ若は対照ノ富士は過去5戦全敗、対大関陣は貴景勝が「3勝5敗」、霧島が「2勝6敗」、豊昇龍が「2勝10敗」と全員に負け越している。 好成績での優勝は具体的には15戦全勝、14勝1敗といったハイレベルな数字を指すものと思われるが、これをクリアするには当然横綱・大関陣からの勝利も必須。得意の右四つにどう持ち込むかといった工夫はもちろん、先場所故障休場を強いられている照ノ富士(腰椎椎間板ヘルニアと腰椎椎体終板障害)、貴景勝(両膝半月板損傷)、霧島(右肋骨骨挫傷)の3名に対しては故障箇所を狙ったしたたかな相撲をとるのも一手だろう。 5月場所後に霧島、7月場所後に豊昇龍と相次いで新大関が誕生したことには悔しさも抱いていたという琴ノ若。来たる9月場所、自身も後に続くような成績を残せるのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年08月04日 17時30分
大関逃した若元春、十両陥落もある? 巡業で大関陣に大苦戦、新スタイル模索の影響か
7月29日~8月27日にかけ行われている大相撲夏巡業に参加中の関脇・若元春。3日に伝えられた稽古内容が物議を醸している。 報道によると若元春は3日の巡業で、この日から相撲を取る稽古を再開した大関・霧島と三番稽古を実施。最初の一番は得意の左四つから寄り切り勝利したが、残り五番は霧島の攻めに苦戦しいずれも敗戦したという。 若元春は12勝以上をマークすれば大関昇進目安(三役で直近3場所33勝以上)をクリアする状況だった7月場所で、今年1月場所以来となる1ケタ9勝に終わり大関とりに失敗。右肋骨骨挫傷により初日~3日目を休場し、4日目から途中出場した霧島にも敗れていた。 >>関脇・若元春に「ブチギレてないか」の声 格下突き飛ばし仏頂面のワケ、厳しい攻めは弟の長期離脱も影響?<< 若元春の稽古内容を受け、ネット上には「本格始動したばかりの霧島に負けて大丈夫なのか」、「いくら相手が格上だからってこれは勝てなさすぎでは」、「豊昇龍にもあんまり勝ててないみたいだし先行きが不安過ぎる」、「こんな調子だと次場所負け越しもありそうで怖い」といった心配の声が寄せられた。 若元春は7月30日の巡業では、新大関・豊昇龍との申し合いで3戦全敗を喫したことも伝えられている。7月場所から夏巡業にかけては特に故障情報は伝えられていないが、ここまでは今一つ調子が出ていないような状況だ。 「現在29歳の若元春は2011年11月場所で初土俵を踏むと、2022年1月場所で新入幕、2023年1月場所で新三役・小結に昇進した遅咲きの力士。立ち合いから左四つに持ち込み一気に寄り切る相撲を持ち味としています。ただ、7月場所はかち上げやもろ手突き、果ては変化も繰り出すなど立ち合いで試行錯誤している様子が見られました。大関をめざすなら今のままではダメだという思いで様々なやり方を試したようですが、夏巡業でもこれだと思えるような取り口を探っていることが大関相手に苦戦している原因の可能性はあるのでは。仮にスタイルチェンジを図っているとすると、成功すれば再び大関とりに挑戦できるような活躍が期待できますが、自分の相撲を見失うようなことになれば三役はもちろん、幕内からも陥落してしまう展開もあり得ない話ではありません」(相撲ライター)(相撲ライター) 3日に応じた取材では「そもそもの実力がまだまだ足りない。今はひたすら地力をつけることだけを考えていきたい」と語ったという若元春。先場所1ケタに終わったことで大関とりは出直しが濃厚だが、仕切り直しの9月場所で一皮むけた姿を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月19日 17時30分
左腕負傷の朝乃山、“4週間安静”のはずが中4日で復帰?「無茶しすぎでは」驚きの声も、勝ち越しに未練か
大相撲7月場所8日目の16日、日本相撲協会に「左上腕二頭筋部分断裂で4週間の局所安静を要する」との診断書を提出し同場所を休場していた元大関・朝乃山(現平幕)。20日の12日目から再出場すると19日に報じられた。 報道によると、朝乃山は治療により左腕の状態が上向きになったことから、師匠・高砂親方(元関脇・朝赤龍)と話し合いの上再出場を決断。19日に応じた取材では「最初に比べると痛みもない。ここまで番付を戻した。このまま休んで下がるのと、出て負けて下がるのでは違う。少しでも、一勝でも多く勝ちたい」と意気込みを口にしたという。 朝乃山は15日の7日目、今場所3敗目を喫した関脇・豊昇龍戦で相手の投げをこらえた際に左腕を痛め翌日から途中休場に。ただ、休場後も部屋の朝稽古には参加しており、19日も時折左腕を気にしつつも、腕立て伏せや若い衆への胸出しなどを精力的に行っていたという。 >>横綱・照ノ富士の故障休場、行司の責任も?「まわし待ったかけるべき」現役親方は苦言、昨年の“トラウマ”も判断に影響か<< 朝乃山の再出場に、ネット上では「ここから再出場するのは無茶しすぎでは?」、「怪我悪化のリスクもあるのに強行出場するのか」、「休んだままでも十両に落ちたりはしないのに」、「勝ち越し狙いつつ負け数を抑えたいってことか?」といった驚きの声が寄せられた。 「今場所を東前頭4枚目で迎えている朝乃山は、18日の10日目時点での勝敗が『4勝4敗2休』。千秋楽まで休場すると『4勝4敗7休』と7つ負け越しになり、9月場所で前頭10枚目前後まで番付を落とすことが濃厚です。一方、20日の12日目からの再出場で1勝でも挙げればその分、番付の下落は抑えられますし、4戦全勝なら勝ち越しで逆に番付上昇の可能性もあります。朝乃山としてはこのまま休むよりは、再出場してやれることをやった方が今後につながると考えたのでは。また、今場所は右肋骨骨挫傷により初日から休場していた大関・霧島が4日目から再出場し、10日目時点で『4勝4敗2休』と勝ち越しへ向け奮闘しています。この霧島の存在も再出場判断に影響した可能性もゼロではなさそうです」(相撲ライター) 19日の取材では「いろんな意見があると思いますが、自分で判断して決めたからには覚悟を持って土俵の上に上がりたいです」とも口にしていたという朝乃山。不退転の決意は吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月11日 19時30分
新大関・霧島、7月場所休場を撤回したワケは 八角理事長も嘆き、不名誉な記録樹立に責任感じた?
大相撲7月場所初日の9日、相撲協会に「右肋骨骨挫傷で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し同場所を休場していた新大関・霧島。12日の4日目から途中出場することを11日、複数メディアが報じた。 報道によると、霧島はぶつかり稽古などを行った11日の朝稽古後、師匠・陸奥親方(元大関・霧島)と話し合い途中出場を決定。同親方は「本人は『全然動けるので、とらせてください』と。出たら休めないぞと言ったが『大丈夫』と言うので」と、再休場は認めないと伝えても本人が出場を訴えたため意思を尊重したという。 霧島は7月場所へ向け順調に調整を進めていた中、1年前から抱えていたという右肋骨の痛みが悪化。7~9日まで稽古ができなかったこともあり休場を余儀なくされたが、陸奥親方は10日に「今は病院に行っている。ただ、おとといよりも昨日、昨日よりも今日の方が良くなっている。明日(11日)ぐらいに、まわしを着けられれば」と、11日の朝稽古次第では途中出場もあると含みを持たせていた。 >>大相撲、大関とり・豊昇龍戦で誤審? 取組後映像から疑惑浮上「先に手ついてる」、相手の体勢も判定に影響か<< 霧島の途中出場を受け、ネット上には「は? 今から強行出場は無茶しすぎでは?」、「故障悪化のリスクもあるのに出るのはちょっとビックリ」、「全休でもカド番に落ちるだけだし、仮に全勝でも優勝できるかは怪しいのに」、「新大関の責任をどうしても果たしたいってことなんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 「霧島はギリギリまで出場可否を探った結果、休場決定が場所初日になったため同日の平幕・錦木戦は不戦敗に。新大関の初日休場は昭和以降では2000年5月場所の武双山(現藤島親方)以来23年ぶり、初日不戦敗は初の出来事で、初日の協会挨拶では八角理事長(元横綱・北勝海)も『大関の休場は大変遺憾ではございます』と無念さをにじませていました。霧島としても、新大関としての相撲に期待していたファンをガッカリさせたことを重く受け止め、回復が進めば土俵に上がって責任を果たしたいという思いはあったのでしょう。今場所は休場で3敗分を喫しているため優勝は厳しいですが、残り12日で8勝を挙げればカド番は回避できますので、せめて勝ち越して最低限の役割を果たしたいのでは」(相撲ライター) 霧島は11日に行われた取組編成会議で、4日目に小結・琴ノ若と対戦することが決定したという。「0勝1敗2休」からスタートする今場所で果たしてどのような戦いを見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月18日 15時30分
大関・正代、連敗ストップももう手遅れ?「前に攻められる相撲を」復調誓うも関脇転落は回避不可能か
17日に行われた大相撲3月場所5日目。この日今場所初白星を挙げたカド番大関・正代の取組後コメントがネット上で話題となっている。 初日から4連敗中の正代はこの日、「2勝2敗」の平幕・阿武咲と対戦。立ち合いから鋭く踏み込んできた阿武咲に右のおっつけ、左ののど輪で圧力をかけられたが、右を差し体を密着させながらこらえる。そこから一瞬の隙をついて左の上手をつかむと、そのまま阿武咲を地面に転がし勝利した。 取組後の報道によると、今場所初めてリモート取材に対応した正代は「とりあえず、ホッとしている」、「なかなかきっかけがつかめず、モチベーションがだいぶ下がっていた」と、4連敗中の苦悩や初勝利に安堵した旨をコメント。同時に、「今日みたいな思い切り圧力かけて、前に攻められるような相撲を取りたい」と6日目以降の復調を誓ったという。 この正代のコメントを受け、ネット上には「前日までは『やる気あるのか?』って相撲が続いてたけど、今日は連敗ストップへの気合が感じられて良かった」、「とりあえず1つ勝ったから、これをきっかけに場所を盛り上げるような逆襲を見せてくれ」と激励の声が寄せられた。一方、「今更勝ってももう遅いと思う、霧島みたいに関脇に転落するのがオチだろ」、「正代は中盤・後半に強い力士でも無いし、前半の大負けはもう取り返せないのでは」と、5日目での初白星はもう手遅れだとするコメントも多数みられた。 角界では1969年7月場所から“大関は2場所連続負け越しで関脇に転落、転落した場合は翌場所10勝以上で復帰が可能”という現行のカド番制度が運用されているが、この制度下で初日から4連敗を喫したカド番大関は1992年11月場所の霧島(現陸奥親方)のみ。霧島は5日目に連敗をストップさせたが、その後7日目に右足首靭帯断裂の大怪我をして休場に追い込まれ「1勝7敗7休」で関脇に転落。その後大関には復帰できないまま、1996年3月場所で現役を引退している。この前例もあり、ここから正代が復調することは考えにくいとみているファンも少なくないようだ。 「正代がここからカド番脱出を実現するためには、残り10日間で『7勝3敗』以上の好成績を収める必要があります。大関という地位だけを見ると決して不可能ではない数字ではあるのですが、正代は過去6場所の6日目~千秋楽が合計『29勝31敗』と黒星が先行している上、7勝以上をマークした場所は1度もありません。これらのデータに加え、正代は今場所直前の3月4日に『稽古に支障はないけど体力的に、ちょっと落ちているのは感じてます。ちょっと(調整は)遅れているような気がします』と、2月7日に判明したコロナ感染の影響でコンディションが仕上がっていないと不安を吐露したことも伝えられています。5日目まで勝利がなかったのもこの調整遅れが響いているものと思われますが、本場所中は稽古の時間もそう多くは取れないため、中盤・終盤にかけての復調は極めて厳しい状況であると言わざるを得ません」(相撲ライター) 18日の6日目は、前日に横綱・照ノ富士を撃破した平幕・玉鷲と対戦予定の正代。仮に敗戦ならいよいよ後がない状況となるが、難敵相手に星を挙げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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大関・正代、連敗ストップももう手遅れ?「前に攻められる相撲を」復調誓うも関脇転落は回避不可能か
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