赤井英和
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スポーツ 2023年05月25日 12時30分
赤井英和の娘・赤井沙希、プロレス引退を発表 当初は母から反対も「なんでもやらせてください」
DDTプロレスの赤井沙希が24日、都内で会見を行い、プロレスからの引退を発表した。赤井は、俳優で元ボクサーの赤井英和の娘。2013年にプロレスの世界に入り、今年デビュー10周年を迎える。赤井は引退について、その10周年を一つの節目として考え、決意したと説明。「終わりのことは考えていなかったけど、8、9年目からもうすぐ10周年だって言われるようになって、長く続けるという道もありますが、美しく散る花でいたいという理想のもと、この10周年を一つの区切りにしようと思いました」と話した。 >>全ての画像を見る<< 引退試合はデビュー戦の舞台にもなった両国国技館での試合(11月12日)を予定していると言い、今後の活動については「今、行っている(美容)サロンやプラチナム(プロダクション)での活動は引き続きやらせてもらいます。ただ、今はプロレスの引退試合のことだけを考えたい。そこに集中して頑張りたい」と意気込む。 父の赤井氏には引退をまだ伝えていないとも述べ、「一切、まだ伝えておりません。この報道で知ると思うので、みなさんたくさん報道してください」とコメント。「父は誰よりも自分自身がリングで叩く楽しさを知っている人。最後のけじめとして、この報道の後、自分からもきちんと自分の口で報告しようと思っています」と話した。 また、ファンに対しても「私は未熟で弱いんです。でも、プロレス界に入って驚きました。ファンの人は同じように戦ってくれ、一緒に悔しがってくれるんです。同じチームだと思っています。皆さんがいないと私はきっと存在していません。ファンの人がいてくれたからこそ、私は存在しています。大好きです」とメッセージを送った。 同席したDDTの高木三四郎会長は「この世界に誘ったのは私。ポテンシャルも高く、プロレスのリングの上にいたら映えるだろうと思って誘った。当時、お母様にすごく反対され、納得していただくために『赤井さんを必ず立派なプロレスラーにするよう責任を持って育てます』と言って、ご了解を得たのを思い出します」と感慨深げにコメント。 「お母さんからは『一年、頑張りなさい』と言ってもらえ、彼女は翌年にはプロレス大賞新人賞を受賞しました。そこからDDTのことをずっと愛してくれて、意識高く挑戦してくれた。『DDTのために、DDTが世の中の人に知ってもらえるためなら、なんでもやらせてください』とも言ってもらえ、誇りに思っていました。赤井さんは引退してもDDTの一員。引退ロードも責任を持って送り出してあげたいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2023年04月13日 18時00分
日テレ新ドラマ『それってパクリ』、パワハラ描写に批判「見てられなかった」視聴者も不快感
新水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)の第1話が4月12日に放送された。 本作は、奥乃桜子の同名小説が原作。飲料メーカーの知的財産部を舞台に、奪われた自社の特許を取り戻すために奮闘する姿を描く。 第1話は、月夜野ドリンク開発部の藤崎亜季(芳根京子)は、真面目でお人好しな新米社員。ある日、社運をかけたプロジェクトとして開発が進められている新ドリンクのボトル、通称「キラキラボトル」のデザインが、ライバル企業のハッピースマイルビバレッジに盗まれるという事態が発生。ハッピースマイルでボトル開発を担当したのが亜季の大学の同級生だったため、同窓会で情報を漏らした可能性がある、と亜季に情報流出の疑いがかけられ――というストーリーが描かれた。 >>俳優の衝撃発表やサプライズ出演もあったドラマ『教場0』、視聴率には反映されず?<<※以下、ネタバレあり。 第1話では、芳根演じる主人公・亜季に対する社内の人間の対応に、ネット上から不信の声が多く集まっている。 亜季は自分の意見をはっきりと口にできない性格ながら、情報流出については頑なに否定。しかし、上層部は亜季が犯人と決めつけ、パワハラ的に追い込む。さらに、親会社からやって来た弁理士・北脇雅美(重岡大毅)も亜季が犯人だとし、虚偽の証言をでっち上げて、冒認出願することを指示する。 だが、最終的にハッピースマイルビバレッジに悪意なく情報を漏らしていたのは、社長(赤井英和)だったと判明。特許権は無事に月夜野のものとなり――というストーリーが描かれた。 しかし、この展開にネット上からは「誰も芳根京子に謝らないのか」「胸糞悪い」「パワハラ描写がきつかった」「見てられなかった」「訴えてほしいくらい」という声が集まっていた。 「疑いが晴れ、亜季自身はほっとしたような描写があったとは言え、社内からは亜季に対して『まだ認めないのか』といった発言があったり、“真犯人”だった社長本人も亜季に対し、『君か、うちの開発情報を漏らした社員っちゅうのは』と決めつけ。にも関わらず、誰も亜季に謝罪する様子はなく、胸糞悪さを感じた視聴者が多くいたようです」(ドラマライター) 今後も、気の弱い社員に対するパワハラ的描写は続くのだろうか――。
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芸能ニュース 2022年08月10日 07時00分
脳みそを触ったことでも有名? 赤井英和が芸能界で成功できた理由
プロボクサーの現役時代は「浪速のロッキー」と呼ばれて愛され、タレント転身後は芸能界でも成功した、赤井英和のドキュメンタリー映画「AKAI」が9月9日から公開される。 各メディアによると、同作は現役のプロボクサーで、アメリカで映像を学んだ息子の赤井英五郎が監督を務め、赤井の本格的俳優デビュー作「どついたるねん」(1989年)の阪本順治監督が全面的に協力。 再起不能のダウンから復活を遂げ、主演として自分自身を演じた「どついたるねん」、世界王者に挑戦したブルース・カリー戦、引退の引き金になった大和田正春戦の息を飲む迫力の試合映像、貴重なインタビューなどで構成。 >>赤井英和、衝撃映像が放送され物議 妻に座薬を入れてもらう動画が赤裸々すぎる?<< さらには、コロナ禍の自粛期間中のおちゃめなインタビュー映像などで構成されており、今の赤井とボクサー時代の赤井とのギャップを感じさせ、より多くの世代に本編を期待させる内容となっている。 赤井といえば、先月12日、テレビ朝日系で放送された「芸能人格付けチェック 芸能人の対応力ってどーなのよSP」に妻の佳子さんとともに出演。 「3つの単語で1発検索」として、3つの単語を入れて検索し、お題の芸能人がトップ画面に出ればクリアというチェックに挑戦した。 赤井は85年にボクシングの試合で脳挫傷となり、大手術を受けたことがあり、赤井は佳子さんの助言を受けて「脳みそ、触るは?」と驚きの提案。 佳子さんが「触った?」と聞くと、赤井は「骨取って、皮の下が脳みそで触った」と断言。2人は「ボクシング」「脳みそ」「触る」の驚きのワードで検索を開始すると見事、「赤井英和」がトップに登場した。 「抜群の言語センスで共演者や視聴者を驚かせた赤井だが、芸能界に飛び込んで新しいことに挑戦することをとことん楽しんだ。演技に挑戦しても〝素〟のままで決してうまくはなかったが、いつの間にかそれが味になった。バラエティーでは親しみやすい〝大阪のおもろいおっちゃん〟のまま。コツコツ稼いで今では豪邸暮らし」(芸能記者) 佳子さんは自身のツイッターで赤井の日常の写真を投稿し、フォロワーは40万人を突破。〝内助の功〟で映画の集客に貢献しそうだ。
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芸能ニュース 2021年11月24日 23時00分
劇団EXILE佐藤寛太「全力でやれていない時期があった」過去を反省、軍艦島舞台の主演作撮影時は「幸せを感じた」
劇団EXILEの佐藤寛太が23日、都内で行われた映画『軍艦少年』(12月10日公開)の完成披露試写会イベントに出席。作品の見所などを語った。 >>全ての画像を見る<< 柳内大樹原作の青春漫画「軍艦少年」を実写化した本作は、長崎・軍艦島の見える街で暮らす地元の高校に通う海星(佐藤)と、その父で小さなラーメン屋を営む玄海(加藤雅也)の親子の再生を描く物語。壇上には佐藤、加藤のほか、出演する山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、本作のメガホンを取ったYuki Saito監督も登壇した。 佐藤は本作のオファーをもらった時のことを振り返り、「まだ監督にもお会いする前。柳内大樹さんの作品と聞いて、作風がすぐに想像できました。熱血漢の昭和味ある話かなって。柳内さんは男同士の友情を大切にした作品が多い。今回の作品は、そこに家族の問題も加わる。その原作にとても衝撃を受けました。出演できることが嬉しかったです」と当初抱いた作品の印象を紹介。 撮影中はコロナ禍の公開も踏まえ、「映画は公開まで時間がかかるし、公開までうまく運ぶように、インする前から作品の行く末を考えていました」と主演としての責任を感じながら撮影をしていたといい、「撮影が終わった時は終わった感じがあまりしなかった。龍臣が泣いていて、それを見て撮影が終わったんだと思いました。最終日はまゆちゃんと龍臣と一緒だったんです、終わった後はしばらく休みが欲しいと思いました」と明かすなど、情熱を込めて作った作品であったと述べる。 佐藤は「(映画やドラマに出るたびに)毎回いいものにしてやろうという気持ちはあるんですけど、自分が思ったほど全力でやれていない時期があった。この映画はここに登壇していないキャストもそうですけど、ワンカット、ワンシーンをどれだけよくするか、仕事を越え、物作りに集中して取り組むメンバーばかりが集まっていた。だからこそ、この職業をやらせてもらって幸せという瞬間を何度も感じることができた」とスタッフや共演者にも刺激をもらったと紹介。「この映画を見てもらったらすごくパワーのある映画だとわかると思います。受け取るものを受け取って、劇場を後にしてもらいたいです」と客席に呼びかけていた。 監督は軍艦島での撮影に感慨深げ。「場所が持っている力に圧倒された。これを特別な許可を得て映画にできることにやりがいを感じた」と述べ、「(存在するものは)いつかなくなる。それはわかっているので、ここを撮らせてもらえる意義を感じた。撮れば残る。撮らなきゃって気持ちでやっていたのを思い出します」と撮影時の心境をしみじみと明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年07月10日 12時10分
有森也実、トレンディドラマ出演時の“違和感”を明かす 『ねばぎば 新世界』では人情味のあるヒロインに
赤井英和と上西雄大がダブル主演する映画『ねばぎば 新世界』(上西雄大監督)が7月10日より東京・K's cinemaほかで公開中。 >>全ての画像を見る<< 本作は大阪の新世界を舞台に、若かりし頃、ヤクザの組を潰して回った勝吉こと村上勝太郎(赤井)と、その弟分であるコオロギこと神木雄司(上西)が、再びコンビを組んで恩人の娘を洗脳した宗教団体に立ち向かう様を人情味たっぷりに描くアクションドラマ。田中要次、菅田俊、小沢仁志、西岡德馬ら個性的なキャスト陣が脇を固める。 すでに2020年ニース国際映画祭で外国映画部門最優秀作品賞、最優秀脚本賞(上西)、2021年WICA(ワールド・インディペンデント・シネマ・アワード)で外国映画部門最優主演男優賞(赤井・上西)を受賞するなど、映画祭などでも高い評価を得ている。劇中、勝吉の恩人の娘で、宗教団体に入信してしまうヒロインの琴音を演じる有森也実に見どころなどを聞いて来た。ーー『ねばぎば 新世界』はどんな映画なのですか。 有森:懐かしの任侠モノ、人が人を救う人情ドラマという感じの作品です。ーー任侠ドラマで、すごく男臭そうな世界観。オファーをもらった時の印象を教えてください。 有森:オファーをもらったのは2年前で、まだコロナ禍になる前のことだったんですが、事前に上西さんが児童虐待を描いた『ひとくず』を見て、その後でこういう軽妙な仁義ものの作品を撮られると聞いて、上西さんに対して、多才で面白い人だなって印象を持っていたんです。だからオファーをもらってぜひやってみたいって思いました。ーー任侠ドラマについてはどんな点に魅力を感じますか。 有森:人情ドラマがちゃんと描かれている点が魅力だと思います。筋を通す男が出て来て、自分以外の人を守る。今の価値観で見るとファンタジーのようにも思える設定やドラマが面白いと思います。ーー本作では大阪の新世界が舞台。有森さんとはイメージが大きくかけ離れた場所という印象も受けるのですが。 有森:大阪のど真ん中で、雑多で面白い場所だと思っています。そこに生きる人もそれぞれ自由というイメージがあります。実はわたしはプライベートでは行ったことがないんですけど(笑)。撮影にあたっては「方言どうしますか?」って聞いたりもしたんです。でも、「いや、方言はいいですよ」って。ーーこの作品は赤井さんの15年ぶりの主演作という点でも注目を集めています。 有森:赤井さんは撮影現場でも本当に素敵な人です。優しいし。例えば暴力シーンがあったとしても、愛を感じる人なんです。赤井さんから滲み出る個性もすごく素敵だなって思います。ーー有森さんは90年代、トレンディドラマを中心に女優活動をされていました。当時のことを振り返ると、こういう人間味のある役柄、任侠ドラマのようなジャンルの作品への挑戦は何かギャップがありますか? 有森:当時はそういうドラマに出演しながら、たまらなく嫌になる瞬間もあったんです。ただ可愛くてニコッと笑っていればいいんでしょって。もっと違う役をやったり、いろんな自分を見せたいという欲求が常にありました。そういう感情が今の女優活動に繋がっているんじゃないかなって思っています。女優としては「あの役って有森也実だったの?」って言われる存在になりたいと思っているんです。その作品の中で生きるってことをきちんとやっていきたいなって。(挑戦する中で)一通りの役をやって来た気もするけど、おばあさんの役はまだやったことがないとか、これからもやったことのない役をやってみたいです。いい役でも悪い役でも挑戦してみたいなって。ーーヒールを演じることも平気ですか? 有森:ヒールを演じる方が女優にとってはやりがいがあるんです。その役がヒールになる過程というのがちゃんとあるわけですから。そこをきちんと演じることが面白い。もちろん、ヒールを演じることでファンをがっかりさせちゃうかもしれないというのはありますけど(笑)。ーー女優業をこんなにも長きに渡って続けるということを若い頃は想像されていましたか? 有森:いや、思っていませんでした。30歳くらいで家庭を持って子どもが欲しいってそんな風に考えていたんです。今はこうして女優として生きて来て、いろんな経験をできてよかったって思います。女優業を続けることで、作品の中でいろんな人生を生きることができた。これはこれでよかったなって思います。ーー女優を続けて来て、刺激になる存在の人、有森さんにとって目標とする女優さんはいましたか。 有森:斉藤由貴ちゃんは常に意識していました。見る人を引き寄せる力がすごく強い女優さんで、自分も仕事をする中で、この役は斉藤由貴ちゃんだったらどんな風に演じるだろうって想像することがあったりもしました。得体の知れなさや冷たさ、面白さなどいろんな魅力を持った素晴らしい女優さんだと思います。ーーコロナ禍での本作の公開については何か特別な思いがあったりしますか? 有森:映画の中で「ねばぎば(ネバーギブアップ)や!」って叫ぶシーンがあるんです。試写でそれを見たときに、今まさにこの映画こそ、みなさんに見ていただきたい映画だなって思いました。人が人を救う、人が人を頼る、そういうことが詰まった映画。若い人は未来に希望を持って生きることができるけど、わたしくらいの年代になると、先を見ることが重荷に感じたりすることもあるんです。そういう感情を共有することもできる、とてもいい作品だと思います。ーーご自身はコロナ禍でどのような生活をされていたんですか。 有森:今回のコロナは自分たちが試されているなってことをすごく感じました。これだけコミュニケーションを制限されて、表現も制限されて、何かを試されている気が常にしていたんです。撮影するのだって離れて撮影しないといけない、マスクをしたまま待機してとか、作る側としてはすごく苦痛なことも多かったけど、そんな中でも、足枷をつけられてでもやる意味があるとか、仕事を続ける情熱があるということを再確認させられたりしたんです。自分を知る機会にもなりました。だから今はこういう状況も、前向きに捉えて生活をするようにしています。ーー最後に改めてこの作品の見所を教えてください。 有森:上西さんは劇団も持っていて、役者マインドも持っていて、役者を生かすことが上手な人。役者が生き生きしていないと作品の活力は生まれない。赤井さんも素敵だし、上西さんも素敵、西岡さんも昔ヤンチャだったんだろうなって、想像させられるような味があった、そういった役者の活力や魅力をぜひ見て欲しいです。(取材・文:名鹿祥史)ヘアメイク:目崎陽子『ねばぎば 新世界』7月10日(土)より新宿K's cinemaほかにて公開中赤井英和 上西雄大 田中要次菅田俊 有森也実 小沢仁志 西岡德馬監督・脚本・プロデューサー:上西雄大 制作:10ANTS 配給:10ANTS 渋谷プロダクション2020/JAPAN/Stereo/DCP/118min公式サイト:http://nebagiba-shinsekai.com/公式ツイッター:https://twitter.com/nebagibamovie
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芸能ニュース 2021年07月03日 12時10分
“昭和の良き時代のアクション”が蘇る 赤井英和と上西雄大W主演映画公開で「惚れ惚れする」演技が炸裂!『悪名』シリーズを彷彿も
赤井英和と上西雄大がW主演を務める映画『ねばぎば 新世界』が、7月10日から全国順次公開される。 主演を務める上西自らが監督・脚本・プロデューサーを務めた本作。大阪新世界を舞台に、かつてヤクザの組をつぶして回っていた村上勝太郎(通称・勝吉)と弟分の神木雄司(通称・コオロギ)が再会。あることをきっかけに悪徳宗教団体に乗り込んでいく。小沢仁志、西岡德馬、有森也実、菅田俊、田中要次など豪華俳優陣が脇を固め、古き良き昭和のテイストが散りばめられた痛快アクションドラマを作り上げている。 >>全ての画像を見る<< 今回は、赤井と上西にインタビュー。熱く語ってもらうだけでなく、第8回ニース国際映画祭で外国語長編映画部門の最優秀作品賞・最優秀脚本賞、2021年WICA(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード)で外国映画部門最優秀主演男優賞(赤井・上西)を受賞と、外国の映画祭から評価を受けた喜びを述べてもらった。ーーまずは赤井さん。オファーを受けての感想からお聞かせください。 赤井「大映映画の勝新太郎さんと田宮二郎さんの名コンビが出てくる映画『悪名』シリーズを、子どもの頃から観させていただいていたんですけど、それを彷彿とさせるような作品になっているというのを聞いて、うれしくてうれしくて、初日が来るのが待ち遠しいくらい“ドキ”が“ムネムネ”しながら作品に取り組みました」ーー上西さんは、なぜ赤井さんにオファーしようと思ったんですか? 上西「『悪名』は僕の根底にある作品だし、何より、赤井さんと組ませていただけるなら“『親分』と呼びたいな”という思いもあって、すぐに(『悪名』シリーズと)直結しました」ーー昭和の匂いの感じる作風ですが、令和にやることに意義があると。 上西「いまは昔の日本にあったものがなくなっているような気がしていて、あえてそこを現代社会に持ち込むことで、逆に“人間”を描くことができるのではないかと思いました。まさに昔の日本映画のように仕上げさせてもらったので、いまの時代の作品だけど、(観客に)“あれ? これ、昔の映画かな?”って思っていただければ狙い通りですね」ーー赤井さんは、いざ勝吉を演じてみて、彼にどんな印象を受けましたか? 赤井「そないに利口ではないですけども、真っすぐで正義感のある男だなと。暴力はいかんことやけども、それによって正していく、今いないヒーローだと思いますね」ーー性格の面で、ご自身と似ている部分はありますか? 赤井「私、ドラマ、映画、舞台にしても非常に台詞覚えの悪い人間なのですが、台本を見ると、すぐに自分の言葉として言えたので、監督がいろんな私を見て表現してくださったのかなって思います。自分が特に好きなシーンがあるんですけども、2人で焼肉食べているときに(コオロギに)『お前は俺の弟や』って言うシーンがあるんです。そこはジーンときますし、素晴らしい台詞やなと思いました」ーー勝吉は、ファンの方が“ぜひ赤井さんにやってほしかった役”になったのではないでしょうか。 上西「そうですね。台詞を横で聞いていて、役に入っているのに本当に惚れ惚れするというか。金子昇さんが演じる刑事に向かって啖呵を切るシーンがあるんですけど、コオロギとしても上西雄大としてもしびれました。赤井さんファン、大阪のみんなは同じ気持ちになると思います」ーー上西さんはコオロギについてどんな印象を持っていますか? 上西「コオロギはただただ親分(勝吉)が好きで、そばにいたいって思っている男なんですけど、あいつは親分のそばにいてこそ輝くし、力を発揮できる。親分がいないと刑務所に入るようなダメなやつで、一人歩きはできないんです。親分への想いを持って人として立てる……。そういう人間を作りたくて書きました。 実は、コオロギが主人公の『コオロギからの手紙』(上西が作・演出・出演)という舞台をしたんですけど、コオロギは、田宮二郎さんをモデルに作ったキャラでして、今回『悪名』(がモチーフ)ということなので、入れさせていただきました。この舞台は6月末に下北沢で再演する予定です」ーー映画とリンクする部分もあるんですか? 上西「あります。ただ舞台のコオロギは独り立ちできていますけど、映画は親分のそばで生きる男になるので、多少違いますが、似ている部分もあります」ーー2人がお好きな『悪名』がモデルのため、役作りしやすかったのでは? 上西「赤井さんは完璧でした。NGが1回もないんです。僕は共演できる喜びの中、緊張してNGを出しまくったっていう(笑)」 赤井「いやいや、そうやって(脚本を)書いてくれたからね。感情の動きを活字にして書いてくれているんで、そういう気持ちになれた。台詞じゃなくて自然と気持ちが出た映画になったと思います」ーー映画祭で賞を受賞しました。こちらのお気持ちも聞かせてください。 上西「こうした“いかにも日本の昔の映画”のようなテイストが、海外の人に受け入れられてうれしかったですし、主演男優賞をWでいただけたのは、非常に光栄なことだと思いました」 赤井「自分の持っているものをすべて出して、それを評価していただけるのはありがたいことやと思っています。監督はじめ、共演者・スタッフの方に感謝している次第でございます」ーー『ねばぎば 新世界』の前にも共演経験はあるそうですが、お互いの印象について教えてください。 赤井「(上西が監督・主演を務めた)映画『ひとくず』を観まして、役者としての魅力や監督しての力量が素晴らしいなと。これはどちらにしても学ぶこともあって、役者として監督として尊敬する方やなと思っています」 上西「僕ら大阪に住む者からしたら、赤井さんはヒーローの中のヒーローなんですよ。昔から(赤井主演の)映画『どついたるねん』のDVDを持っていまして、1年のうちに何回か観る作品というのもあって、(共演は)夢のような想いでした」ーー上西さんは、監督としても共演者としても赤井さんと対峙されましたが、役者・赤井英和の魅力はどんなところにあると思いますか? 上西「人間力がある方で、赤井さんでしか表現できないものがあるし、お会いすればその魅力に心打たれることが多いですけど、それを観ている人にも受け取ってもらえるような作品にしたいなと精いっぱいやりました」ーー最後にメッセージをお願いします。 赤井「“昭和にあったような、力で正義をとる”という作品はないんかなって思ったところに、このお話をいただきました。私たちより上の先輩方も楽しめる作品になっているのはもちろん、若い人にも斬新に感じながら観てもらえるかなって思います。ぜひともよろしくお願いします」 上西「今の時代に、あえて昭和のテイストで挑みました。赤井さんと僕で、かつての『悪名』を匂わせることができれば最高ですし、昭和の良き時代のアクション娯楽として楽しんでいただければ、心からうれしいです。ぜひ、観ていただきたいです」取材・文:浜瀬将樹映画『ねばぎば 新世界』出演:赤井英和 上西雄大 田中要次 菅田俊 有森也実 小沢仁志 西岡德馬ほか監督・脚本・プロデューサー:上西雄大制作:10ANTS 配給:10ANTS 渋谷プロダクション2020/JAPAN/Stereo/DCP/118min公式サイト:http://nebagiba-shinsekai.com/ 公式ツイッター:https://twitter.com/nebagibamovie7月10日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開
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芸能ニュース 2020年02月14日 22時00分
赤井英和、衝撃映像が放送され物議 妻に座薬を入れてもらう動画が赤裸々すぎる?
13日、赤井英和夫妻が『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演。赤井が妻に座薬を注入してもらう衝撃動画に、賛否が集まっている。 「この日はアンミカ夫妻、雛形あきこ夫妻、元衆議院議員の金子恵美・宮崎謙介夫妻など、芸能界でも個性的と言われる夫婦が登場。朝から夜までそれぞれ、自分たちのプライベートを自撮りして紹介していました。その中で、赤井はキッチンにいた妻の佳子さんに、『佳子ちゃん、ベップ』と言うと、トイレまで連れて来させ、自分が用を足している様子を、ドアを全開させて見守ってもらっていたのです」(芸能ライター) 「ベップ」とは、赤井によれば「ビッグ便の略(?)」とのことで、妻が赤井のトイレ中を見守る習慣は、結婚した25年間続いているのだとか。だが、驚きはこれだけではなかった。 「夜10時、『夜の日課』として紹介したのが、妻の佳子さんに頼んで、赤井が自分の尻に座薬を入れてもらうという動画でした。幸いなことに、尻の部分は佳子さんの頭に隠れて見えていませんでしたが、60歳の男がM字開脚&大股開きで座薬を突っ込まれ、『恥ずい、恥ずい』という映像に、共演者は悲鳴を上げていました」(同) この夫婦の赤裸々な動画に、SNSでは「赤井夫婦最高やな」「さすが赤井さん‼️安定感の面白さ‼️」「赤井英和夫妻 メチャクチャ笑った」と笑ったというユーザーもいれば、「赤井英和気持ち悪い こんなん放送しないでほしい」「赤井英和マジでキツいな」とブーイングも。 赤井と言えば、かつては“浪花のロッキー”と呼ばれた名ボクサー。だが、1985年に試合をした際、KO負けを喫して意識不明になった彼は開頭手術をすることに。頭蓋骨を外して血の塊を取ったものの、脳圧が上がっているために骨をはめることができず、それを知らない赤井は違和感を覚えて、脳みそを直にプニュプニュ触ってしまい、家族に「脳みそ触ったらあかん」とベッドに縛り付けられたこともあったそう。 生死をさまよった頃から比べれば、座薬を入れられる動画が非難されてしまうことくらい何でもないのかもしれない。
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赤井英和の娘・赤井沙希、プロレス引退を発表 当初は母から反対も「なんでもやらせてください」
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