細川成也
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スポーツ 2023年09月07日 14時30分
中日・立浪監督、ベンチでうなだれ驚きの声「内心キレてそう」 阪神戦中盤、細川の走塁ミスは直後にも
6日に行われ、中日が「0-1」で敗れた阪神戦。中日・立浪和義監督が試合中に見せた姿が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-1」と中日1点ビハインドの4回裏でのこと。この回攻撃の中日は1死から細川成也が三遊間を破るヒットで出塁すると、続く石川昂弥も左中間方向へ転がるヒットを放った上、左翼手・ノイジーが打球を処理する際にファンブル。大西崇之三塁コーチャーは腕を回し細川に三塁進塁を指示したが、細川は大西コーチャーを見ていなかったのか二塁でストップした。 一塁側の自軍ベンチで戦況を見ていた立浪監督は、石川が打球を放った直後に右手で何度も三塁方向を指差していたが、細川が二塁でストップすると右手で帽子を掴みながら一瞬後ろを振り向く。その後は腕組みして何かを呟きながら首をかしげていた。 >>中日・荒木コーチ、龍空にブチギレ?「詰め寄ってて怖い」試合後整列中の行動が話題、直前の走塁を問題視か<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネット上には「今の立浪監督絶対怒ってただろ」、「何で三塁行かないのかって内心ブチギレてそう」、「腕組んでうつむくところ怖すぎ」、「細川の走塁、立浪監督にはボーンヘッド扱いされてそうだな」といった驚きの声が寄せられた。 立浪監督を失望させた形の細川だが、この直後にも走塁ミスを犯している。中日は1死一、二塁となった後、カリステがカウント「2-2」から外角高めのストレートを強振。打球は右翼フェンス際まで伸びる右飛となったが、二塁から三塁へのタッチアップには十分の飛距離だった。ところが、二走・細川は右翼手・森下翔太の頭上を越えると思ったのかハーフウェーで打球を見ており、結果的に帰塁が遅れ三塁へタッチアップできなかった。 細川のミス連発もあり4回裏は無得点に終わった中日は、その後も同点・逆転はできないまま完封負け。試合後、立浪監督は「次の塁を狙う姿勢。本人も行こうとは思っていたと思うけれど…。あのへんの判断(の悪さ)が、試合でずっと出ている」と、細川に苦言を呈したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年08月31日 12時20分
中日・細川、凡退にブチギレ?「立浪監督の影響では」と指摘も、ヤクルト戦終盤のバット叩きつけに批判
30日に行われ、中日が「3-2」で勝利したヤクルト戦。「3番・右翼」で先発した中日のプロ7年目・25歳の細川成也が見せた姿が物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」と中日1点リードの7回裏1死一塁でのこと。ヤクルト3番手・高梨裕稔は打席の細川に対し、カウント「0-1」からストレートを投じる。真ん中高めの甘いコースに来た球を細川は強振するも、打球は高々と舞い上がる左飛に終わった。 打球が上がった直後、細川は絶好球を打ち損じた悔しさからか、両手で持っていたバットを地面に振り下ろすように叩きつける。また、そこから一塁まで走った後に一塁側自軍ベンチへ戻る際も少し天を仰いでいた。 >>中日・岡林、立浪監督に逆ギレ? 声掛け直後にベンチで防具投げ捨て、直前の“ボーンヘッド未遂”が影響か<< この細川の姿について、ネット上には「細川がここまでイライラしてるの珍しくないか」、「モノに八つ当たりするほど凡退にムカついたのか」、「商売道具を粗末に扱うのはダメ」、「悪いのは甘い球捉えきれなかった自分だろ」、「気持ちは分かるけどこういう態度は控えてほしい」といった批判が寄せられた。 「細川はDeNA(2017-2022)を経て今季から中日でプレーしていますが、プレー中に感情はあまり出さない部類の選手で、これまでに打席やベンチで道具を粗末に扱ったこともほとんどありません。ただ、今回打ち損じた球については感情が抑えられないほどもったいない一球だと感じたのでは」(野球ライター) ファンのひんしゅくを買った細川だが、一部からは「もっと悔しがれって言ってた立浪(和義)監督の影響では」という指摘も。立浪監督は「1-5」で敗れた8月10日・DeNA戦の試合後、最少得点に終わった野手陣に「打席の中でもっと気を出していかないと。悔しさ出さないと変わらない」と苦言を呈したことが伝えられている。打線の中核を担う細川は立浪監督の言葉を真摯に受けとめ、1プレー毎に気持ちを出すよう意識しているのではという見方もあるようだ。 30日は「4打数1安打」を記録した細川は、直近5試合で「.300・1本・2打点」といった成績をマークしている。打撃好調が続いている分、甘い球をモノにできなかった悔しさも大きかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月18日 19時30分
中日・立浪監督、阪神戦後の細川酷評に「やる気削がれる」と批判 唯一の得点挙げるも凡退内容が気に食わず?
17日に行われ、中日が「1-3」で敗れた阪神戦。「5番・右翼」で先発したプロ7年目・24歳の細川成也に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 細川は1回裏2死一、三塁の第1打席は初球を打ち一ゴロ、8回裏2死一、二塁の第4打席はワンバウンドの球に手を出し空振り三振。一方、4回裏1死の第2打席では初球打ちでヒット、6回裏2死の第3打席でも初球を捉え2号ソロを放った。 「4打数2安打・1打点」とマルチヒットをマークした細川だが、立浪監督は試合後に応じた取材の中で「結果として本塁打は打っているけれども、打ち取られ方、凡退した時の打席がよくない。ボール球に手を出したり、狙っていないボールに手を出す。細川の課題はそこですね」とコメント。結果を出した第2、3打席にはあまり言及しなかった一方、凡退した第1、4打席については内容が悪いと苦言を呈したという。 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「チーム唯一の得点挙げたのに厳しすぎないか」、「本塁打込のマルチヒットで文句言うのはヤバすぎ」、「ほぼ否定で終わりって…やる気、士気が削がれるようなこと言うなよ」、「期待の裏返しとは思うが、それならそれで他の言い方もあっただろ」といった批判が寄せられた。 「細川は昨オフの現役ドラフトでDeNAから移籍してきた打者ですが、新天地で迎えた今季は17日終了時点で『34試合・.306・2本・17打点・37安打』と好調。打点・安打の2部門で既にキャリアハイの数字を更新するなど、現在一軍ではトップクラスに打撃に期待が持てる存在です。立浪監督としてもこの調子で大成してほしいという思いから、17日の試合後コメントが厳しくなったのでしょうが、同戦で気を吐いた選手にかけるような言葉ではないと不満を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 今季の中日は17日終了時点でチーム打率がリーグ5位(.242)、本塁打数(11本)・得点数(100得点)が最下位と貧打にあえいでいる。苦境の中で奮闘する数少ない打者の一人である細川だが、立浪監督の苦言を果たしてどのように受け止めたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月07日 18時30分
DeNA・細川、今季ついに覚醒なるか?「スーパースターになれる」オースティンも認めるポテンシャルに期待
「非常に才能があり、スーパースターになれるポテンシャルを持っていますよ」ベイスターズの中核を担う助っ人、タイラー・オースティンが絶賛するのが、高卒6年目になる細川成也だ。 高卒ルーキーイヤーの2017年終盤に一軍昇格すると、NPB史上初のデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せ、和製大砲としてフォーカスされる存在となった。“ホームランか三振か”といった粗いバッティングが課題だったが、オフのたびに秋山翔吾(元西武、現レッズ)との自主トレに参加するなどの努力も実り、2019年にはファームながら13ホームラン、53打点、選球眼も改善されフォアボールも48。出塁率.448と堂々の三冠を達成した。 昨年は不動のセンターだった梶谷隆幸がFAでジャイアンツに移籍、コロナによるビザの問題でオースティンが開幕に間に合わずキャンプから期待された。しかし自己最多の37試合出場とチャンスもたくさん得ていたが結果は出ず、打率はわずか.154で、ホームランもプロ入り初の0本に終わってしまった。 苦しいシーズンとなってしまった細川に手を差し伸べたのはオースティンだった。「ソトと話していたトレーニングが彼にもフィットするし、有益だと思ったので彼を誘うことにしました」と経緯を説明。「彼にとってたくさん自信をつけてもらうきっかけとなってもらえたらうれしい。特に今回アメリカでトレーニングしたことをシーズンに生かして、一緒にチームに貢献していきたい」との思いから、今シーズンオフはカリフォルニアでネフタリ・ソトとともにトレーニングを積んだ。 キャンプでもややバットを寝かし気味に始動し、ゆっくりと足を上げてタイミングを取るなど、どことなくソトに似たフォームに変更。メジャー流の最も長打が出やすいとされる打球角度と打球速度の範囲を示す「バレルゾーン」をより意識しているように感じられた。 ベイスターズの外野陣はレフト・佐野恵太、センター・桑原将志、ライト・オースティンとレギュラーを狙うには高い壁がそびえ立つ。さらにオフには同じ右の大砲・大田泰示も加わり、昨年のキャンプ時とは比べものにならないほど厳しい状況となっているが、主砲も認めるポテンシャルが開花すれば、一気のブレイクも夢ではない。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年03月01日 17時30分
DeNA、外国人選手の来日が不透明な状況に…チャンス拡がる大砲・細川にかかる期待
コロナ禍で一都三県は未だに緊急事態宣言下の日本。昨日で沖縄の春季キャンプを打ち上げたベイスターズは、今なお育成を含む全外国人選手の来日が未定と、アタマの痛い状況が続いている。 打撃陣では、2018、19年と2年連続ホームランキングのネフタリ・ソトと、ハッスルプレーの代償による怪我の影響で、65試合出場に留まりながらも20本塁打でホームラン率は11.9とインパクト十分だったタイラー・オースティンの主軸の2人が未定となっている。 最悪の場合、日本人打線で挑まなければならない事も視野に入れた場合、長打力が魅力の細川成也にはかなりの期待が集まることになりそうだ。高卒ルーキー時には、キャンプでマッチョボディでチームメイトに驚かれるほどの肉体が話題となり、その年の2017年終盤に一軍に昇格すると、NPB史上初の高卒新人でデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せ、昨年ファームでは13ホームラン、53打点、出塁率.448と堂々の三冠を達成。良化の理由には、このオフに4年連続となる秋山翔吾(レッズ、前西武)との自主トレ参加も関連している。 「ボールを長く見た方がいい」との“秋山の教え”を実践し続け、「そう簡単にはできなかったが、去年、一昨年ぐらいからちょっとずつ掴めてきた」ことで、イースタンで三振は270打席で62個、フォアボールはトップの48個を選ぶことに成功。また、追い込まれても右方向へ捌くバッティングも身につけ、打率と出塁率もアップした。アピールポイントの長打力も健在で、一軍での昨年11月1日のタイガース戦では、あわや場外、レフトスタンドの最上段を襲う驚愕弾でファンの度肝を抜いて見せた。 沖縄の練習試合での打率は3割を超え、着実に成長を見せる細川。不動のセンター梶谷隆幸のFA移籍と、ライト起用が確実なオースティン不在で、レフトの佐野恵太以外の2ポジションが未定の現状は追い風の今、開幕スタメンに向け、週末からのオープン戦でもアピールを続けていく。取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年11月12日 17時30分
DeNA、“4番”細川がファーム三冠! 去り行く指揮官に成長を魅せる時
ベイスターズ期待の大砲・細川成也。茨城・明秀学園日立高校出身で4年目となる今シーズン、ファームでは13ホームラン、53打点、出塁率.448と堂々の三冠を達成し、打率も.318で4位と確実性も増した。好成績の要因は「内からバットを出し、ボール球に手を出さないようにガマン」することを心がけ、「追い込まれても逆方向(右方向)を意識することで、ボールを引き付けて長く見られる」ことができた結果、三振が減りフォアボールが取れるという好循環に。更に「コーチからも『ファールがもったいない』と言われたので、浮いたボールの打ち損じを失くす」ことにも精力的に取り組む事で、ホームランも次第に増えて行ったと今シーズンのバッティング内容を振り返った。 ラミレス監督は、早くから細川の飛ばし屋の才能を見抜き、ルーキーイヤーの2017年終盤に一軍昇格させると、高卒ではNPB史上初のデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せるなど大物感を漂わせた。大砲の宿命でもある三振の多さを克服するために、ファームでじっくりと鍛錬を重ね、結果を出し、2020年シーズンあと2試合ながら、指揮官は4番の重責を任せる事となった。 「来年に向けてしっかりと結果を残せるように」と臨んだ11日の甲子園。タイガース先発・藤浪晋太郎とは初対決となったが、「動画で研究」して対策を練ったものの、2打席連続で三振に倒れ、6回には馬場皐輔にも空振り三振を喫した。迎えた最終回、先頭としてバッターボックスに入り、この日がタイガースで最後の登板となる能見篤史のストレートをコンパクトに振り抜き、センター前にクリーンヒット。聖地に爪痕を残した。 今季は14日の本拠地・横浜スタジアムでの巨人との最終戦を残すのみ。松原誠、田代富雄、多村仁志、吉村裕基など、歴代の高卒で右の大砲の座を受け継ぐ一打を、退任するラミレス監督のはなむけとして贈ってもらいたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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