空手
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スポーツ 2021年10月13日 23時00分
卓球・伊藤美誠、「気持ちが乗らなかったことがありました」東京五輪までの苦悩振り返る
卓球の伊藤美誠が12日、都内で行われた「第32回オリンピック競技大会 オリンピック特別賞 表彰式」に出席。東京オリンピックを終えての心境を明かした。 >>全ての画像を見る<< 日本オリンピック委員会(JOC)がメダリストを表彰するオリンピック特別賞は、表彰状とともに、金メダルに500万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円の報奨金が贈られる。表彰式には14競技、41名のメダリストが出席し、伊藤はソフトボールの上野由岐子、空手男子形の喜友名諒とともに、金メダリストを代表して壇上でスピーチを行った。 伊藤は卓球混合ダブルスで金、女子団体で銀、女子シングルで銅と、金、銀、銅、全てのメダルを獲得したが、「混合ダブルで優勝した後に、シングルスが入った。シングルスでは銅メダルを獲得できたんですけど、悔しい気持ちが99%で、団体戦では全て出し切ろうという思いで挑みました」と大会を回顧。大会を終え、「すごく楽しかった」と感想を述べ、「混合ダブルスは特に。男子の選手のボールを受けるんですけど、なかなか男子の選手とプレイすることはなくて、勝つと『やってやったぜ』って気持ちになりました」と笑顔も見せる。 伊藤は「今回は一年半前に延期が決まって、オリンピックに対して気持ちがなかなか乗らなかったことがありましたが、全ての人に支えてもらい、オリンピックのために頑張ろうって思いました。一番練習してきたという自負があります。自信を持つということは楽しむということ。笑って試合に臨むことで力を出し切ることができました」と楽しむことで成績が伴ったことも強調した。 上野も「あのマウンドに帰って来れたことが1番。あれが一番感慨深かった」と大会を振り返り、「そして金メダルを取れた。チームの力は本当に大きかった」と笑顔を見せる。「団体競技ですけど、個の力を必要とされる競技でもある。その個の力をいかにまとめていくか。その思いが強かったことが良かったのかなって。こうしてオリンピックの舞台で結果を残すことができて良かった。この勢いを次のオリンピックへ繋げたい」と語った。 空手の喜友名も「空手界にとっては歴史に残る大会になった。自分が見た景色を次世代の後輩にも見せれるように頑張りたい」とコメント。「オリンピックの舞台にまた空手が戻って来れるよう精進していきたい。空手を通して、和の心というものを少しでも伝えることができたんじゃないかなって思います」と話していた。(文:名鹿祥史)
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スポーツ 2020年02月29日 17時30分
“猛獣の眼”は意外な方法で訓練? 東京五輪金メダル最有力、空手・喜友名諒の絶対的強さのワケ
新型コロナウイルスによる影響が懸念されているものの、現在のところ7月24日~8月9日の日程で開催が予定されている東京五輪。1964年大会以来56年ぶりとなる自国開催ということもあり、数多くの選手に金メダル獲得が期待されている。 その中で、バドミントン男子シングルスの桃田賢斗と並び、“金メダルに最も近い男”と称される選手がいる。今回の五輪で新種目として実施される「空手形」男子の選手で、既に1月末に五輪代表に内定している喜友名諒だ。空手形は、相手がいると想定して1人で演武を行い技術点、競技点を競う。 1990年に沖縄で生まれ、5歳の時に空手を始めた29歳の喜友名は、世界選手権で3連覇(1984,1986,1988)、そして“第二の五輪”とも呼ばれる『ワールドゲームズ』の空手部門形競技で7連覇(ギネス記録)を成し遂げた実績を持つ劉衛流(りゅうえいりゅう)の空手家・佐久本嗣男氏に中学3年生の時に入門。「365日、稽古を休まず毎日練習」という教えの下、世界を目指して日々稽古に励んだ。 興南高校時代は2008年大分国体で5位に入るものの、全国優勝の経験はなかった喜友名。しかし、2009年に沖縄国際大学に進学すると徐々に頭角を現し、3年生の2011年には全日本学生選手権で優勝。翌2012年には同年からスタートした『KARATE1プレミアリーグ』で個人・団体ともに優勝するなど国際大会でも結果を残すかたわら、全日本選手権では沖縄県の男子として初優勝を成し遂げた。 喜友名の快進撃は大学卒業後も続いており、全日本選手権は2012年から2019年まで8連覇を達成。また、世界選手権でも2014年に初制覇を果たすとその後2016年、2018年大会でも優勝し、師匠である佐久本氏と同じ3連覇を成し遂げている。 さらに、2019年度は前述の『KARATE1プレミアリーグ』で6大会に出場し、全て優勝するなど向かうところ敵なしの状態。2019年に世界選手権を含めて11個ものタイトルを獲得した桃田と並び評されるのも、ある意味では当然と言えるのかもしれない。 空手は四大流派と呼ばれる「松涛館流(しょうとうかんりゅう)」、「剛柔流(ごうじゅうりゅう)」、「糸東流(しとうりゅう)」、「和道流(わどうりゅう)」を筆頭に、正確には数えられないほどの流派があるといわれている。その中で喜友名が属する劉衛流は、沖縄出身の開祖・仲井真憲里が中国で修行して持ち帰った中国拳法にルーツがあると伝えられる流派で、もともと一子相伝で継承されてきたものを喜友名の師匠である佐久本氏が4代目として継承し一般に門戸を開いたものとされている。 劉栄流には複数の形があり、個々人が自分で選んだ形を習得する。喜友名が持つ一番の形は劉栄流最高峰の形であり、流派の第一人者である佐久本氏から直々に指導を受けている「アーナンダイ」。喜友名はこの技に並々ならぬ想いとプライドを持っており、『KARATE1プレミアリーグ』での優勝を報じた2017年1月31日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)で「直接、(佐久本氏から)指導を受けているので、一味違うものを見せたかった」と述べている。 「アーナンダイ」をはじめとした劉衛流の形には、“指先を真っすぐ伸ばして相手を突く”、“攻防一体の技を間髪入れずに繰り出す”といった中国拳法と共通した特徴があるとされる。演武に力強さとスピードを両立させているこの特徴が、喜友名のずば抜けた強さの要因であるとみられている。 喜友名の強さのもう1つが、海外で“歌舞伎”と称されるほど迫力のある表情にもある。2019年5月に出演した『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、自身が大切にしている言葉として「一眼 二足 三胆 四力」という言葉を挙げ、眼が一番大事だと語った。同番組内では、演武中の「眼」を極めようと、ライオンや虎といった猛獣の眼の動きを観察・研究していることも明かしていた。 過去の歴史において、五輪では金メダリストはおろか銀・銅メダリストすら1人も輩出されていない沖縄県。2019年12月14日の『AERAdot.』(朝日新聞社)で喜友名は、「僕たちは普段の生活、練習から沖縄の風土を感じている。全てが本物だ。自分たちが空手というスポーツの本家だという強い気持ちがある。それを五輪という最高の舞台で示したい」と、空手発祥の地である沖縄出身者としての強烈な意志を述べている。喜友名は同県の悲願を成就できるのか、期待が集まっている。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2020年02月12日 06時30分
空手の植草歩、憧れの選手は水泳の北島康介?子供たちと食事会で思い語る
空手の組手女子68キロ超級の植草歩が9日、都内で行われた味の素の「勝ち飯」プレミアム交流会」に出席した。 植草は参加した子供たちに空手を指導後、「お腹が空きました」と子供たちやその親と同席しての食事会に参加。ハンバーグや餃子、チャーハンなどのご馳走をぺろり。子供たちから「小さい頃、空手以外何やってたの?」と尋ねられると、「小さいころはピアノ。ピアノをやめたくて空手を始めた」と述べ、「水泳はずっとやっていて、あと陸上」と自らのキャリアを紹介。 「憧れの選手」を問われると、「空手の選手には興味なかった」といい、「陸上とかの方が興味あったし、水泳もやっていたので、北島康介さんとかに憧れていた」とコメント。空手について、「最初は勝てなくて楽しめなかった。やめようって思ってたけど、強かった時は楽しんでやっていた時ということに気付いて、それ以後は楽しんでやるようにしています」と取り組み方も紹介。 「今ハマっていること」は、「ネットで海外のドラマを見ること」だといい、「24日から選考試合が始まります。まだ内定が出ていないので、オリンピックに繋げていきたい」と東京五輪への思いも語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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