琴ノ若
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スポーツ 2023年08月13日 11時00分
大相撲、豊昇龍に続きサラブレッド大関誕生?「琴櫻」のしこ名復活へ、“3代関取”琴ノ若に立ちはだかる壁は
豊昇龍、大栄翔、若元春の3名が揃って大関とりに挑んだ大相撲7月場所。豊昇龍(12勝/優勝)が成功、大栄翔・若元春(どちらも9勝)が失敗と明暗分かれた中、次の大関候補に名乗りを上げたのが25歳の小結・琴ノ若だ。 7月場所の琴ノ若は9日目終了時点では「5勝4敗」と星が伸び悩んでいたが、10日目~千秋楽に6連勝を記録し「11勝4敗」に。自身4度目となる敢闘賞を受賞し、9月場所では新関脇昇進が濃厚とみられている。 一部報道では9月場所好成績で優勝なら、一気に大関昇進の可能性もあるという見方もされている琴ノ若。霧島山改め2代目霧島、豊昇龍に続く3場所連続の大関誕生が大いに期待されるところだが、琴ノ若はその豊昇龍と同じく、名力士の血を引く“サラブレッド”として知られている。 >>豊昇龍、優勝なければ大関になれなかった?「厳しすぎないか」審判部長が高いハードル設けたワケは<< 豊昇龍は叔父に朝青龍氏(元横綱)を持つが、琴ノ若は父に先代琴ノ若(元関脇・現佐渡ヶ嶽親方)、祖父に故・琴櫻(元横綱/先代佐渡ヶ嶽親方)と豊昇龍を凌ぐほどの血筋を持っている。2015年11月場所で初土俵を踏み、2019年7月場所で新十両に昇進したが、親、子、孫の3世代で関取が誕生したのは角界史上初のケースだったという。 琴ノ若は十両昇進前までは「琴鎌谷」というしこ名だったが、十両昇進を機に父のしこ名を継ぎ「琴ノ若」に。また、今後大関に昇進した際には、祖父のしこ名「琴櫻」を襲名予定であることも過去に伝えられている。 関取になった琴ノ若は十両で4場所連続勝ち越しをマークし、2020年3月場所で新入幕。同年9月場所に一度十両に転落したものの、翌11月場所で返り入幕を果たして以降は幕内の座をキープ。2023年1月場所では新三役・小結に昇進し、同場所から7月場所まで4場所連続勝ち越しと役力士に定着している。 関取になる前は少し停滞していた期間もあったが、十両昇進後は順調な成長ぶりを見せている琴ノ若。仮に9月場所後に大関昇進となれば、翌11月場所は祖父が引退した1974年7月場所以来、約50年ぶりに「琴櫻」が番付に復活することになる。オールドファンにとっては胸が熱くなる展開といえるが、もちろん実現に向けてのハードルは低くはない。 特に明確な障壁といえるのが横綱・大関陣との戦い。9月場所は順当なら1横綱(照ノ富士)・3大関(貴景勝、霧島、豊昇龍)が出場見込みだが、琴ノ若は対照ノ富士は過去5戦全敗、対大関陣は貴景勝が「3勝5敗」、霧島が「2勝6敗」、豊昇龍が「2勝10敗」と全員に負け越している。 好成績での優勝は具体的には15戦全勝、14勝1敗といったハイレベルな数字を指すものと思われるが、これをクリアするには当然横綱・大関陣からの勝利も必須。得意の右四つにどう持ち込むかといった工夫はもちろん、先場所故障休場を強いられている照ノ富士(腰椎椎間板ヘルニアと腰椎椎体終板障害)、貴景勝(両膝半月板損傷)、霧島(右肋骨骨挫傷)の3名に対しては故障箇所を狙ったしたたかな相撲をとるのも一手だろう。 5月場所後に霧島、7月場所後に豊昇龍と相次いで新大関が誕生したことには悔しさも抱いていたという琴ノ若。来たる9月場所、自身も後に続くような成績を残せるのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月26日 15時30分
大相撲、琴ノ若負け判定に「誤審だろ」不満の声 錦木と同時に土俵外へ着地も、体勢不利とみなされたワケは
25日に行われた大相撲5月場所12日目。小結・琴ノ若対平幕・錦木戦の判定が物議を醸している。 お互いに「5勝6敗」という状況で迎えたこの一番は、立ち合い琴ノ若が右を差すも、左で抱えながら前に出る錦木の圧力を受け左方向へ引いてしまう。錦木はこれに乗じて琴ノ若を土俵際へ追い込んだが、琴ノ若は土俵を割る直前に左上手投げを仕掛け、両者は同時に土俵を割った。行司は錦木に軍配を上げたが、土俵下の勝負審判は物言いをつけ協議に入った。 NHK中継では協議の間にリプレー映像が流れたが、映像では琴ノ若の右足、錦木の右膝が同時に地面につく様子が映っており、どちらが早いかはっきりと分からないほど際どかった。ただ、勝負審判は琴ノ若の右足が先に出ていたとして、行司軍配通り錦木の勝ちとした。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< この判定を受け、ネット上には「琴ノ若負け判定は納得いかない」、「リプレー見ても同時に土俵外に落ちてるようにしか見えない」、「スローでも分からないレベルなのに、琴ノ若が明確に早かったとは言えないだろ」、「錦木勝利は誤審では、本来は両者同体で取り直しにすべきだった」といった不満の声が寄せられた。 「今回の一番で琴ノ若は錦木の攻めに合わせるように左上手投げを繰り出しましたが、投げの直前に右足が土俵外へ向かって浮いており、そこから足を土俵内に残すことはほぼ不可能な体勢となっていました。そのため、勝負審判は琴ノ若の右足が浮いた時点で土俵外に出たものと見なして錦木を有利とみたのでは。また、相撲では土俵際で勝負がもつれた際は攻められている側の力士が不利とされる傾向がありますが、立ち合いから終始引き気味だった琴ノ若も印象が良くなかった可能性はありそうです」(相撲ライター) 協議終了後は特に不満げな様子は見せずに取組後の一礼をし、花道を下がった琴ノ若。今回の敗戦で2022年7月場所(7勝4敗4休)以来の負け越しにリーチがかかったが、残り3日間踏みとどまることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月22日 18時50分
元横綱・白鵬が豊昇龍の取り口に苦言「本来してほしくない」 逆転狙いの強引投げを問題視、トーナメント戦で指摘も響かず?
21日に行われた大相撲5月場所8日目。今場所6勝目を挙げた関脇・豊昇龍に対する宮城野親方(元横綱・白鵬)のコメントが話題となっている。 前日まで「5勝2敗」の豊昇龍はこの日、「3勝4敗」の小結・琴ノ若と対戦。立ち合い、豊昇龍は琴ノ若の胸に頭から強くぶつかるも、後方に引かせることができず逆にもろ差しを許す。琴ノ若はここから胸を合わせ一気に土俵際へ追い込もうとしたが、豊昇龍は前に出る相手に合わせるように掛け投げを仕掛け強引に地面へ投げ倒した。 琴ノ若戦はこれで10連勝と相性の良さを見せた形の豊昇龍だが、この日NHK中継で解説を務めた宮城野親方は「本来であれば豊昇龍もね、この相撲あんまりしてほしくないんです」、「投げ技ってけがもしますし、(そもそもの体勢が)苦しいから投げるんですね」とコメント。劣勢の中で強引に相手を投げに行く相撲は故障リスクが高く好ましくないと苦言を呈した。 >>大相撲、豊昇龍に投げられた力士が病院送りに! 師匠は引退も覚悟、トーナメント戦以前にもあった危険な取り口<< 宮城野親方のコメントに対し、ネット上でも「勝ったは勝ったけど内容はよくないな」、「今回はたまたま決まったが、失敗なら押し倒されて故障発生も全然あり得た」、「今年の初めにも同じこと言われてるんだからいい加減直せよ」といった同調の声が上がっている。 宮城野親方は今年2月5日に行われた日本大相撲トーナメントでも豊昇龍の強引な投げを問題視している。豊昇龍は準々決勝・碧山戦で相手に押される中、体をねじりながらのすくい投げで逆転勝利。ただ、フジテレビ中継解説の宮城野親方は「本来であれば、私は豊昇龍にこの相撲をとってほしくはないですね」、「千代の富士さん(元横綱)みたいに左前みつとって一気に走る、それができたら『こんなに簡単に相撲がとれるんだ』って(感じると)思うんですよね」と、豊昇龍にとって理想的な取り口からはほど遠いと指摘している。 「豊昇龍はかねて立ち合い変化の多さや強引な投げが問題視されています。2022年9月場所では叔父の朝青龍氏(元横綱)が千秋楽・遠藤戦で見せた変化に激怒し、取組後に自身の公式Twitterに投稿し『こんな取り口いいのか? 勝負から逃げる バカやろ』、『若いのに 恥ずかしい』と酷評したことも話題となりました。ただ、豊昇龍は足腰が強いことなどもあり今回のように仕掛けが成功することも少なくなく、それもあってかなかなか改善が進まない状況が続いています」(相撲ライター) 前回の苦言から約3か月、再び同じような内容の苦言を宮城野親方から受けた豊昇龍。無理な投げがたたり左足首負傷・途中休場に追い込まれた今年1月場所の二の舞にならないためにも、指摘は素直に聞き入れた方がよさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について朝青龍氏の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2022年11月15日 15時30分
大関・貴景勝、琴ノ若戦勝利に「改心したのか」と驚き? 過去対戦では格下相手の“暴力相撲”が問題に
14日に行われた大相撲11月場所2日目。今場所2勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲内容がネット上で話題となっている。 前日まで「1勝0敗」の貴景勝はこの日、「0勝1敗」の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い貴景勝は体勢低く琴ノ若の胸にぶつかると、回転のいい突っ張りで上体を起こしにかかる。琴ノ若は下からあてがいながら防戦したが、意に介さず懐に潜り込んだ貴景勝は一気に土俵際へ押し込んだ。 押し込まれた際に右を差していた琴ノ若は逆転を狙いすくい投げを試みたが、貴景勝は体勢を崩しながらも、琴ノ若に体を預けるように最後まで押しきって勝利。2021年11月場所以来となる初日からの連勝スタートを決めた。 >>大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か<< 格下相手に正攻法で完勝した貴景勝だが、ネット上には称賛の声と共に「ここ最近の対戦では一番まともな相撲内容だな」、「琴ノ若戦で顔面張り手しなかったのは久しぶりじゃないか」、「もしかしてみっともないって批判を聞いて改心したのか?」といった取り口に注目するコメントも少なからず見られた。 「貴景勝は2022年7月場所から今場所まで3場所連続で琴ノ若戦に勝利していますが、7月場所の対戦では顔面に右フックのような強烈な張り手を見舞った上、押し出しで勝利した直後に琴ノ若の胸を強く突いてダメ押し。9月場所でも顔面への張り手を5回以上繰り出した後にのど輪で土俵下に押し出しと、乱暴な相撲が続いたことで批判を受けています。理由については貴景勝にとって琴ノ若は埼玉栄高校時代の1年後輩で番付上でも格下であること、その琴ノ若が2022年3、5月場所の対戦で、格下が格上相手に行うのは好ましくないとされる顔面張り手を繰り出してきたことが理由ではという見方もされていました。ただ、今回は相手の上体を起こして押すというセオリー通りの相撲内容だったため驚いたファンもいたようです」(相撲ライター) 取組後は「しっかり準備してきた。あすもしっかり準備したい」と、特に感想は語らず次戦に目を向けたという貴景勝。過去2場所とは違う勝ち方を本人はどのように感じたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月08日 11時00分
9月場所で変化頻発し物議も、貴景勝に批判が集中?「応援する気失せた」明暗分けた原因は番付以外にも
9月11~25日にかけ行われた大相撲9月場所。玉鷲(13勝2敗/優勝)、高安(11勝4敗)、北勝富士(10勝5敗)といった平幕力士がし烈な優勝争いを繰り広げる終盤戦、ネット上で物議を醸したのが“立ち合い変化”だった。 今場所では12日目の大関・貴景勝(7勝4敗)対北勝富士戦(9勝2敗)で貴景勝が左に変化しながらのたたきを見せ、ぶちかましを狙った北勝富士は成すすべなく敗戦。貴景勝は勝ち越し、北勝富士は優勝争いトップタイがかかる大一番だっただけに、まさかの展開に場内はどよめきに包まれた。 これだけにはとどまらず、翌13日目は関脇・若隆景(8勝4敗)が貴景勝(8勝4敗)相手に立ち合い左に変わり、バタリと落ちた貴景勝は5敗目で優勝の可能性が消滅。また、千秋楽にも小結・豊昇龍(7勝7敗)が立ち合い右に動き、体勢が崩れた平幕・遠藤(7勝7敗)を押し倒しで下すという一番があった。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 立ち合い変化は決まれば相手の体勢を大きく崩すことが可能だが、成功・失敗にかかわらず早期決着であっけない相撲になることが多いことなどからあまり好まれない戦法の一つ。前述の3名に対しても、ネット上のファンからは少なからず批判や苦言が寄せられた。 ただ、この3名の中では貴景勝への批判が際立って多く、若隆景に変化を食らった13日目に至っては「若隆景、よくぞ貴景勝にお仕置きしてくれた!」、「昨日くだらない相撲したからだよ、自業自得だ」と“被害者”であるにもかかわらずバッシングが噴出。一部からは「なんか貴景勝に当たり強い人多すぎない?」と疑問の声も少なからず上がった。 「立ち合い変化は意表を突いた動きで相手を揺さぶる奇襲であるという特性上、格下が格上相手に仕掛けた場合、格上が格下相手に繰り出した場合では後者の方が厳しい見方をされます。貴景勝は今場所物議を醸した3名の中では最も番付が高い上、変化を食らわせた相手も平幕中位とかなり格下だったことから批判が集中したのでは。この他には、場所の序盤でファンの好感度を下げるような取組があったことも影響している可能性も考えられます」(相撲ライター) 貴景勝は今場所4日目に平幕・琴ノ若と対戦した際、立ち合いから5回以上顔面張り手を連発した後、最後は右のど輪で土俵下に押し出すという荒い取り口で勝利。琴ノ若相手には7月場所の対戦でも顔面張り手やダメ押しを繰り出していたこともあり、ネット上では「相手を痛めつけたいだけにしか見えない」、「取り口が暴力的すぎて今後応援する気が失せた」と問題視されたが、これも終盤の注文相撲への批判を強めた一因といえそうだ。 9月場所は「10勝5敗」と一応2ケタ勝利はクリアしたものの、「2ケタがやっとで取り口も汚い大関なんて到底認められらない」という厳しい意見も寄せられている貴景勝。次の11月場所(同月13~27日)では、ファンの評価を覆すような相撲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月19日 11時00分
大関・貴景勝、琴ノ若だけを2場所連続でボコボコに! 原因は舐められた恨み? 報復合戦勃発に期待も
14日に行われた大相撲9月場所4日目。今場所3勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲がネット上のファンを騒然とさせた。 貴景勝はこの日平幕・琴ノ若と対戦したが、立ち合い直後に左に動きながら顔面に張り手を見舞うと、そこからさらに5回以上顔面張り手を連発し体勢をぐらつかせ、最後は右のど輪で土俵下に押し出し勝利。ネット上には「あまりにも取り口が暴力的すぎて嫌いになった」、「先場所みっともないって叩かれたのにまたやったのか」といった批判が相次いだ。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< 貴景勝は7月場所3日目の琴ノ若戦でも乱暴な相撲を見せたとして問題視されている。同戦は立ち合いの攻防を経てお互い少し距離をとったところで、貴景勝が琴ノ若の顔面に右フックのような強烈な張り手を見舞う。「バチンッ!」と大きく響いた音に場内がどよめく中、貴景勝は右方向に大きく体勢をグラつかせた琴ノ若をそのまま土俵外に押し出した。 さらに、貴景勝は琴ノ若の両足が出て勝敗が完全に決した直後、なおも左腕で琴ノ若の胸を一度強く突くなどダメ押しのような動作も見せる。本人は「あまり覚えていない」と取組後取材で詳細は語らなかったというが、ネット上のファンは「大関が格下相手にやるのはみっともない」、「張り手もダメ押しも見苦しくて失望した」といったバッシングを浴びせた。 2場所連続で琴ノ若戦の取り口が物議を醸した貴景勝だが、他の力士に対しては顔面張り手、及びにダメ押しのような仕草はあまり見せたことがない。この点も疑問視するファンも少なくないが、一部からは先々場所までの対戦内容に理由があるのではと憶測も上がっている。 「貴景勝は通算で5回(2021年9月,2022年3~9月)琴ノ若と対戦していますが、2021年9月、2022年3、5月の対戦でそれぞれ琴ノ若から顔面張り手を食らっています。また、2022年3月の対戦では立ち合いいきなりの張り手から変化という奇襲を食らい、勝利はしたものの花道を下がる際に通路の金網フェンスを左手で1度強くたたくなど、怒りをあらわにしました。角界では張り手や変化は反則行為ではありませんが、古くから格下の力士が格上に行うのは好ましくないという不文律があるとされています。ファンの中には貴景勝が琴ノ若に乱暴すぎる攻めを見せるのは、番付上は格下で、埼玉栄高校時代の1年後輩でもある身分で不文律を破ったことを問題視したからなのではという見方も少なからずあります」(相撲ライター) 今回の対戦で口からの流血を強いられた琴ノ若に対しては、一部から「上をめざすならこれに屈さず、逆に張り返すぐらいの気合を見せろ」と“報復”を期待する声も寄せられている。遺恨がさらに深まることはあるのか、次回対戦にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月13日 15時30分
大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか
12日に行われた大相撲7月場所3日目。今場所2勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝1敗」の貴景勝はこの日、埼玉栄高校時代の1年後輩で今場所2連勝中の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い貴景勝は琴ノ若からもろ差しを狙われるも、両脇を締めながらの押しでこれを封じ少し距離ができる。この直後、貴景勝は琴ノ若の顔面に右フックのような強烈な張り手を食らわせた。 「バチンッ!」と大きく響いた音に観客からどよめきが起こる中、貴景勝は体勢を崩した琴ノ若をそのまま土俵外に押し出し勝利。ただ、貴景勝は琴ノ若の両足が出て勝敗が完全に決したにもかかわらず、なおも琴ノ若の胸を左腕で強く突くなどダメ押しのような動作も見せていた。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< この貴景勝の相撲内容を受け、ネット上には「今日の貴景勝、勝ったとはいえ取り口が荒すぎて不快だった」、「張り手は別に反則じゃないけど、大関が格下相手にやるのはみっともないな」、「張り手もそうだけど、その後のダメ押しも見苦しくて失望した」、「これまで張られ続けて怒りが溜まってたのか? それでも到底褒められた相撲じゃないが」といった批判が寄せられた。 「貴景勝は立ち合いから激しい突き押しで相手に圧力をかける相撲を持ち味とする力士ですが、自分から顔面を張りに行くことも、取組後のダメ押しも過去にあまり見せたことがないため、現地やネット上のファンは騒然としているようです。では今回なぜ荒い取り口となったのか。貴景勝は琴ノ若と過去3回(2021年9月・勝利、2022年3月・勝利、同年5月・敗北)対戦し、その全てで琴ノ若から顔面張り手を見舞われたのが関係したのでは。2022年3月の対戦では立ち合い張り手から変化を見せた琴ノ若に激怒したのか、取組後花道を下がる際に通路の金網フェンスを左手で1度強くたたき物議を醸しましたが、こうした鬱憤(うっぷん)が取り口に影響した可能性はあります。さらに、琴ノ若は今回の対戦まで対大関戦7連勝中でもあったため、貴景勝には大関として意地を見せなければならないという気持ちもあったのではないでしょうか」(相撲ライター) 取組後の報道によると、今回の一番については「あまり覚えていない」と詳細は語らなかったという貴景勝。ただ、心の中に秘めた思いがあった可能性はゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月11日 15時30分
大相撲、大関・正代に「最悪の負け方」解説の北の富士氏が酷評 格下相手の“自滅”は苦手意識も影響か
10日に行われた大相撲7月場所初日。黒星スタートとなった大関・正代の相撲内容がネット上で物議を醸している。 先場所「5勝10敗」でカド番に転落した正代はこの日、「9勝6敗」と勝ち越した平幕・琴ノ若と対戦。今場所も負け越しなら関脇転落となる正代としては、取りこぼしをせず順当に勝利したい一番だった。 ところが正代は立ち合い、胸でぶつかった直後に突然引きに転じ、これを機とみた琴ノ若に押し出されあえなく敗戦。わずか4秒ほどで決着となった取組終了後、この日NHK中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「最悪の負け方だね。(本人も)あんまり悔しそうでもないね」と格下相手に引いて自滅した相撲内容を酷評した。 >>大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか<< 正代の相撲を受け、ネット上にも「どっちが大関か分からないレベルの酷すぎる負け方」、「出足はまずまずだったのになんですぐに引いてしまったのか」、「土俵際でもほとんど粘れてなかったし先が思いやられるな」、「番付考えたら普通に勝たなきゃいけない相手なのに…苦手意識が強すぎたのか?」といった苦言が多数寄せられた。 「正代は過去に琴ノ若と3度(2021年9月、2022年3、5月)対戦経験がありますが、それぞれ上手投げ、寄り切り、突き落としで敗れ3連敗を喫しています。今場所の敗戦で連敗は4に伸びましたが、正代が琴ノ若に対して苦手意識を持ち、それが相撲に影響したのではというファンの見方も散見されます。また、今回の取組は1度目の立ち合いで琴ノ若がつっかけ不成立となっているのですが、これにより正代は2度目の不成立は避けよう、しっかりと呼吸を合わせようという意識が働き、その分立ち合いで立ち遅れてしまったという可能性も考えられそうです」(相撲ライター) 取組後の報道では「初日ということもあってちょっと硬かった。対応できてなかった」と敗戦を振り返ったことが伝えられている正代。ファン・OBから苦言を呈された初日の反省を2日目以降に活かすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月24日 19時30分
大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か
23日に行われた大相撲3月場所11日目。今場所8勝目を挙げた大関・貴景勝の取組後の振る舞いがネット上で物議を醸している。 前日まで「7勝3敗」の貴景勝はこの日、「9勝1敗」の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い琴ノ若は顔面を張りながら右に変化し、押しをいなされた貴景勝は土俵際に追い詰められる。しかし、そこから琴ノ若が一気に前に出てきたところに左の突き落としを合わせ逆転勝利を収めた。 >>大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議<< 取組後、NHK大相撲中継では貴景勝が花道を下がり支度部屋へ引き揚げる様子が映し出される。ただ、貴景勝は今場所勝ち越しでカド番脱出を決めたにもかかわらず、通路の金網フェンスを左手で1回強くたたき怒りをあらわにしていた。 この貴景勝の振る舞いを受け、ネット上には「え? 立ち合いからの攻めを上手く捌いて勝ったのに納得してないのか?」、「勝ち越し、カド番脱出決めたのにまるで負けたみたいな振る舞いでビックリした」と驚きの声が挙がった。一方、「『なぜ真っ直ぐ当たってこないんだ』っていう後輩への怒りが抑えられなかったのか」、「注文相撲に走った琴ノ若に対する失望の表れに見えた」と、フェンスをたたいた背景を推測するコメントも多数みられた。 「琴ノ若は祖父に元横綱・琴櫻、父に元関脇・琴ノ若を持つサラブレッドであり、貴景勝にとっては埼玉栄高校時代の1年後輩にあたる力士。今場所は右四つから前に出る相撲で、平幕ながら優勝争いに絡み土俵を盛り上げています。そのため、11日目も真っ向勝負で貴景勝とどれだけやり合えるのかと期待するファンは少なくなかったのですが、目先の1勝を欲しがったのか、立ち合いぶつからずに変化し優位に立とうとする相撲、いわゆる“注文相撲”を見せました。立ち合い変化は規則で禁止されているわけではありませんが、貴景勝としては前日まで真っ向勝負で星を重ねていた後輩が、突然逃げ腰の相撲を仕掛けてきたことに強い不満を抱いたのかもしれません」(相撲ライター) 琴ノ若は身長188センチ・体重165キロで、身長175キロ・体重163キロの貴景勝を上回っていることもあり、一部からは「自分より小柄な力士に正面から当たれないメンタルでこの先大丈夫なのか」という声も挙がっている琴ノ若。今回の敗戦は1敗の関脇・若隆景、平幕・高安を星の差一つで追う今後にも響いてきそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月16日 15時30分
大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議
15日に行われた大相撲3月場所3日目。NHK大相撲中継に解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、前日まで「1勝1敗」の平幕・石浦に対しての発言。石浦はこの日「2勝0敗」の平幕・琴ノ若と対戦したが、立ち合いもろ差しを許すとそのまま土俵下へ一気に押し出され敗戦。この際にどこかを痛めたのか、転落後はしばらく地面にうずくまったまま動けなかったが、心配して集まってきた警備の親方衆の肩を借りて立ち上がった後は自力で花道を下がった。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「決めつけ過ぎで不快」と批判 格下に完敗した隆の勝を酷評し物議<< この様子を見ていた舞の海氏は「これはまだ動けませんから、もう琴ノ若は勝ち名乗りを受けた方がいいと思うんですよね」と、土俵下で待機していた琴ノ若に早く勝ち名乗りを受けさせるべきではと主張。これを聞いた向正面解説の立浪親方(元小結・旭豊)は「今場所から(負傷発生時は)、相手が引き揚げてから勝ち名乗りを受けるって変わったんです」と、今場所からルールが変わった旨を説明した。 勝ち名乗りが終わり土俵上が次の取組に移ったところで、花道を担当するアナウンサーは石浦に付き添った親方衆から、石浦が首を痛めたと聞かされたことを報告。舞の海氏は「目まいがして起き上がることができなかったのかもしれませんね」と推測しつつも、「もしそうでなかったら、一瞬だけ電気が走っただけだったらサッと土俵に上がって礼をして下がった方がいいですよね。あれだけ長い間土俵下にうずくまっているというのもよくないと思います」と、可能ならばすぐに土俵に戻って礼を行うべきだったと苦言を呈した。 石浦対琴ノ若戦から3番取組が行われた後、花道担当アナウンサーは「どこでそうなったか自分でも分からない」、「当たって体の左半分に電気が走った」と語った石浦がこれから病院に向かうことを報告。 すると、舞の海氏は「聞こえ方によってはずいぶん厳しいことを言うなと聞いてる人もいるかもしれないんですけども」と前置きした上で、「やっぱり序ノ口から結びまで流れがあるんですよね。そしていい相撲をどんどん続けていくことで館内がだんだんあったまっていくんですよね。(でも)ああいう場面があると、一気に冷え込みますよね。流れを止めてはいけない、これはお客さんのためでもあると思うんですよね」、「本当に立てないんだったら仕方ないんですけれどもね、首ですから、立てるわけですから」と再度石浦に注文をつけた。 この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「負傷して動けない力士に対する言葉ではない、人格を疑う」、「流れ止まって客も白けるからさっさと立てって言い草はヤバすぎる、過去最悪レベルの失言では」と批判が殺到した。同時に、「舞の海は去年力士が首痛めて亡くなってることを忘れたのか?」、「首の負傷は人命に関わりかねないのに舐めすぎでは」といった指摘も多数みられた。 「角界では昨年3月場所中に三段目力士が首を痛め土俵上で動けなくなり救急搬送。そのまま入院しましたが、入院から約1カ月後の4月28日に急性呼吸不全で亡くなっています。当時の報道によると、同力士は寝たきりの入院生活の中で肺血栓を患っていたといい、関係者に『たんがよくたまる』などと訴えていたそうです。稽古・本場所で何百番と相撲を取り実力を高める力士にとって首の怪我はつきものですが、命に関わる重大なリスクもあるだけに、今回の舞の海氏の発言は受け入れられないと憤っているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 16日の報道では、石浦が相撲協会に「頚椎(けいつい)症性神経根症の憎悪のため、向後2週間程度の安静加療を要する」との診断書を提出し4日目から休場することが伝えられている。舞の海氏は石浦の負傷は軽症だろうと考え苦言を呈したと思われるが、その見立ては完全に間違っていたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
大相撲、豊昇龍に続きサラブレッド大関誕生?「琴櫻」のしこ名復活へ、“3代関取”琴ノ若に立ちはだかる壁は
2023年08月13日 11時00分
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スポーツ
大相撲、琴ノ若負け判定に「誤審だろ」不満の声 錦木と同時に土俵外へ着地も、体勢不利とみなされたワケは
2023年05月26日 15時30分
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スポーツ
元横綱・白鵬が豊昇龍の取り口に苦言「本来してほしくない」 逆転狙いの強引投げを問題視、トーナメント戦で指摘も響かず?
2023年05月22日 18時50分
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スポーツ
大関・貴景勝、琴ノ若戦勝利に「改心したのか」と驚き? 過去対戦では格下相手の“暴力相撲”が問題に
2022年11月15日 15時30分
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スポーツ
9月場所で変化頻発し物議も、貴景勝に批判が集中?「応援する気失せた」明暗分けた原因は番付以外にも
2022年10月08日 11時00分
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スポーツ
大関・貴景勝、琴ノ若だけを2場所連続でボコボコに! 原因は舐められた恨み? 報復合戦勃発に期待も
2022年09月19日 11時00分
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スポーツ
大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか
2022年07月13日 15時30分
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スポーツ
大相撲、大関・正代に「最悪の負け方」解説の北の富士氏が酷評 格下相手の“自滅”は苦手意識も影響か
2022年07月11日 15時30分
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スポーツ
大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か
2022年03月24日 19時30分
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スポーツ
大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議
2022年03月16日 15時30分
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スポーツ
今場所に新入幕を期す力士も? 大鵬、琴櫻、朝青龍…横綱の血を引く“サラブレッド力士”たち
2020年01月18日 11時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分