池田親興
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スポーツ 2021年01月22日 17時00分
西武・松坂を見下していた? 柴原氏が初対戦での衝撃を告白、バットの感触と異なる結果に「昔の漫画みたいな感じ」
元阪神で野球解説者の池田親興氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元ダイエー・ソフトバンクの柴原洋氏がゲスト出演。ルーキー時代の西武・松坂大輔に抱いた強烈な印象を明かした。 19日の動画で初出演し、今回が3本目の登場となる柴原氏。本動画では現役・ダイエー時代にリーグ優勝・日本一を達成した1999、2003年の戦いをテーマにトークを展開したが、その中で1999年にプロデビューした松坂の投球に驚愕したことを明かした。 >>西武・松坂、球団に帰国を知らせていなかった?今季復活でキーマンとなるか、極秘の日程前倒しの真相<< 松坂は1998年にエースとして横浜高校を甲子園春夏連覇に導き、同年のドラフトで西武に1位指名された。柴原氏は松坂の高校時代の活躍は知っていたというが、「(最初は)『所詮高校生だろ』ってどっかで(思っていた)。(前年に)僕は3割を打ってたので」と十分打ち崩せるだろうと考えていたという。 ただ、松坂がプロデビュー戦(1999年4月7日対日本ハム戦)で日本ハム・片岡篤史を155キロの高めボール球で空振り三振を奪ったのを見て、柴原氏は「ちゃんとこれミーティングせないかんな」と考えを改めたとのこと。片岡は前年にパ・リーグ史上最多(当時)の113四球を記録するなど選球眼に優れた打者だったが、その片岡がボール球に手を出したのを見て「あんな空振りするかな」と警戒心が強まったという。 その後、ある試合で柴原氏は松坂と対戦する機会が巡ってきた。「僕の中では完璧な手応えがあった」とホームランを打った時のような感覚で松坂の球を打ち返したが、打球は外野フェンス前で失速するフライになってしまったという。 「どこかで(球に)押されてる、力に負けてる」と、自分では捉えたつもりでも差し込まれた形となった柴原氏。「きれいな真っすぐではないけど剛球だった。藤川球児(元阪神)とかは(球の)回転が(きれいな縦回転で)すごいけど、松坂の球は(ジャイロ回転で)うねってくるような(球だった)」、「昔の(野球)漫画では(球威で)土煙がブワッて(上がる描写があるが)、イメージはあんな感じ」と、松坂の球からは驚くほどの球威を感じたと語り、これを聞いた池田氏も「ちょっと(メディアで)言われてたジャイロみたいな感じの(球だったのか)」、「手応えがあったのに?はあ~」と興味深そうにうなずいていた。 柴原氏は動画で同僚との人間関係や1999年の初優勝を確信したタイミングなどについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに松坂のデビュー戦はビックリした、選球眼のいい片岡が明らかなボール球を振らされてたし」、「『高卒即ローテはさすがに…』って思ってたら即ローテ入りして最多勝まで獲得したのは今でも印象深い」、「『しめた』と思って捉えても差し込まれたってすごい直球だな」、「並いる強打者が松坂の速球に手を焼いてたから、スラッガーじゃない柴原は力負けしたということなのかな」といった反応が多数寄せられている。 柴原氏は現役時代に「1452試合・.282・54本・463打点・1382安打」といった数字を残した。強打者ではなく巧打者タイプの自身にとって、松坂の剛速球は対応が極めて難しい球だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2021年01月18日 20時30分
元阪神・掛布氏、名球会打者の選手生命を狂わせていた? 大怪我の真相に「彼のすごさを改めて知った」と驚愕
元阪神で野球解説者の池田親興氏が17日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の掛布雅之氏がゲスト出演。元広島・前田智徳氏にまつわる知られざるエピソードを明かした。 池田氏が15日に投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が3本目の登場となる掛布氏。本動画では、自身がこれまで見てきた打者の中で特にすごいと感じた打者を複数名挙げながらトークを展開。その中で現役時代に通算2119安打をマークした前田氏の名を挙げ、自身が原因で選手生命を狂わせたという話を披露した。 現役時代は広島(1990-2013)一筋でプレーし、通算で「2188試合・.302・295本・1112打点・2119安打」といった成績を残した前田氏。ただ、プロ6年目・23歳だった1995年5月の試合中に右アキレス腱を断裂すると、その後も肉離れやアキレス腱痛に見舞われるなど故障に悩まされた選手でもあった。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、ある試合で前田氏と共に解説を務める機会があったという掛布氏。試合前に話していると突然「掛布さんが悪い」と言われ何のことか聞き返すと、アキレス腱断裂には掛布氏の影響があったと明かされたという。 自身と同じ左打者で体格が似通っていた(前田氏176センチ80キロ/掛布氏175センチ77キロ)こともあり、掛布氏を目標としていたという前田氏。掛布氏は小柄な体ながら本塁打王に3度(1979,1982,1984)輝いた打者だったが、前田氏も「俺の(ような)この(小柄な)体で、30本をクリアした左打者がいる」、「自分も30本打ちたい」と掛布氏のような長距離砲になるためプロ入り当初からウエートトレーニングに励んでいたという。 掛布氏によると、当時の前田氏は「これでもかと野球の練習をしてから、またこれでもかとウエートを毎日続けていた」とのこと。どちらも全力でやると当然体には疲労がたまっていくが、20代前半の前田氏は若さもあってかそのことに気づかなかったという。 こうした疲労に加え、増加した筋肉の重さも下半身に負担をかけた結果アキレス腱断裂につながったと聞かされたという掛布氏。「彼のその話を聞いて、彼のすごさを改めて知った」と、体が耐えきれないほどのレベルまで自らを追い込み続けた前田氏の執念に驚かされたと語っていた。 掛布氏はこの他にも阪神二軍監督時代(2016-2017)に注目していたという阪神打者や、現場復帰についての思いなどについて動画内で語っている。 >>阪神・サンズ、今季のノルマは打率3割?八木氏が昨季成績に苦言、「変に率を意識させないで」と反発も<< 今回の動画を受け、ネット上には「あのアキレス腱断裂が掛布さんの影響というのは初耳だ」、「前田は凄く真面目で努力家の選手だったけど、それが悪い方向に出ちゃったのか」、「掛布さんが悪いっていうのはまあ冗談だと思うが、憧れの選手に近づくためそこまで自分を追い込める姿勢は間違いなく称賛に値すると思う」、「努力が祟って大怪我したのは不運でしかないが、それで選手として終わらなかったのもまた努力のおかげだよな」といった反応が多数寄せられている。 引退から約7年が経過した現在でも、「アキレス腱断裂がなければもっとすごい成績を残していた」という見方は根強い前田氏。その大怪我の裏に掛布氏の存在があったという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年12月24日 20時30分
ヤクルト監督が敵捕手に新人への“忖度”を要求?「坊ちゃんに打たせてくれ」若菜氏が衝撃の裏話を暴露
元ダイエー(現ソフトバンク)で野球解説者の池田親興氏が23日に投稿したユーチューブ動画に、元阪神で野球解説者の若菜嘉晴氏がゲスト出演。元ヤクルト・長嶋一茂氏にまつわる現役時代の裏話を暴露した。 池田氏が10月23日に投稿した動画で初出演し、今回が24本目の登場となる若菜氏。本動画では自身が現役・コーチ時代に見て印象に残っている選手について複数選手の名を挙げながらトークを展開したが、その中の1人として名を挙げた一茂氏にわざと投球コースを教えても打てなかったというエピソードを披露した。 1987年ドラフトで1位指名を受けヤクルトに入団し、翌1988年からプロ野球選手としてのキャリアが始まった一茂氏。若菜氏は当時同じセ・リーグの大洋(現DeNA)で捕手としてプレーしていたが、プロ入り当時の一茂氏についてはかなりの飛距離を出す強打者という印象があったという。 動画内で具体的な時期は明かしていないが、ある日一茂氏が所属するヤクルトとの試合に向け試合前練習を行っていた若菜氏。すると、当時のヤクルト・関根潤三監督、安藤統男一軍作戦コーチがそろって自身のもとを訪れ「坊ちゃんに打たせてくれないか」と、一茂氏が打てるように捕手としてうまく取り計らってくれないかと言ってきたという。 敵軍首脳陣が一茂氏への“忖度”を直々に頼み込むという行動に驚いたという若菜氏。ただ、関根監督とは1983~84年にかけ大洋で共に戦った間柄ということもあり、「分かりました。彼(一茂氏)が俺に(打席で)挨拶したら何とかしましょう」と答えたという。 その後の試合で打席に入った一茂氏が挨拶する様子を観察し、「(首脳陣に)言われた(から挨拶をした)んじゃないだろう。ちゃんとした人間だな」と判断したという若菜氏。ヤクルト首脳陣の頼み通りに打席の一茂氏に投球コースを教えたが、結果は「教えようが教えまいが打てなかった」という。 「足は速い、肩は強い、パワーはある」と一茂氏は身体能力こそすごかったが、「一つ一つのモノは良くても使いこなせてない(印象だった)」という若菜氏。「この3つがハマったら相当なスーパースターになってたと思うよ」と才能をうまく発揮できなかったことを惜しんでいた。 若菜氏はこの他にも高校時代から別格の雰囲気を放っていたという打者や、現ロッテ監督・井口資仁をプロ入り当初から「モノが違う」と感じた理由について動画内で語っている。 >>元横浜・高木氏、長嶋一茂は「親父を超える素質があった」通算18本の“二世選手”が見せた驚きの素質とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「首脳陣が一茂を打たせるために相手方に頼みにいくってとんでもない話だな」、「八百長まがいの行動してもらってそれでも打てないって逆にすごいな」、「プロ入り前は日米大学野球で4番も張ってたほどの強打者だったんだけどなあ」、「古田(敦也)とか落合(博満)も一茂の身体能力はすごかったって言ってるから素質自体はあったんだろう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にヤクルト(1988-1992)、巨人(1993-1996)の2球団でプレーし、「384試合・.210・18本・82打点・161安打」と傑出した数字は残せなかった一茂氏。ただ、素質を考えれば球界トップクラスの選手になっていた可能性もあったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年12月22日 20時30分
ソフトB・甲斐、精神崩壊寸前まで追い込まれていた? 平石コーチが「ヤバい」と感じた瞬間を明かしファン驚愕
元阪神で野球解説者の池田親興氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、ソフトバンク・平石洋介一軍打撃コーチが出演。チームの正捕手・甲斐拓也が今季見せていたという知られざる苦悩を明かした。 池田氏が19日に投稿した動画で初出演し、今回が3本目の登場となる平石コーチ。本動画では自身が思う今季のチームMVPについて複数選手を候補に挙げながらトークを展開したが、候補の1人として名を挙げた甲斐がシーズン中のある時期に自身も驚くほど憔悴しきっていたという話を披露した。 今季は3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一を達成と一見すると順風満帆なシーズンを送ったように見えるソフトバンクだが、そのシーズン中に何度か甲斐が苦悩を抱える様子を目にしたという平石氏。中でも、特に印象に残っているのは6月30日~7月5日にかけて札幌で行われた日本ハムとの6連戦中に見かけた姿だったという。 この6連戦中の甲斐は3戦目にサヨナラ負けを喫した影響もあったのか4戦目から3試合連続でスタメンを外されたが、平石コーチによると当時の甲斐は「(スタメンを外された4戦目の)翌日の練習で(顔を)見たら、『これはヤバいな』と思った(ぐらい憔悴しきっていた)」と完全に自信をなくしていたとのこと。そのため、「野手の担当(コーチ)としてはほっとけない」という気持ちで甲斐と個人的に話をしてメンタルケアに努めたという。 日本ハムとの6連戦後も甲斐はなかなか苦悩から抜け出せていなかったというが、チームの先輩捕手・高谷裕亮が故障離脱した10月12日を境に甲斐の顔つきや試合中のプレーに明らかな変化が見られたことも告白。平石コーチは控え捕手として自身をサポートしていた高谷の離脱で腹をくくったのではと推測した上で、「ジェスチャーや仕草(はもちろん)、声かけ一つ(から変わった)。投手だけじゃなく野手に対しても、自分がリードしてて『ここに飛びそうだ』というコースを(自信を持って指示していた)」と苦悩を乗り越えた精神力を称賛していた。 >>巨人惨敗の日本シリーズ「ウチが出た方が勝てた」?中日・大島の“毒舌”が物議、「それは無い」阪神・藤川は即否定<< 今回の放送を受け、ネット上には「苦悩が顔に出るほど甲斐が追い込まれてたのは知らなかった」、「今季序盤は甲斐もチームも低調だったから相当な重圧があったんだろうか」、「どん底だった精神状態からよく自信を取り戻せたな、自分だったら絶対そのまま立ち直れない」、「あの時期はネット上でもファンから猛バッシング受けてたからなあ…よく折れずに正捕手勤め上げたなと思うよ」といった反応が多数寄せられている。 17日に発表された今季のパ・リーグMVPは同僚の柳田悠岐だったが、その柳田や王貞治球団会長からは今季のMVPに推されている甲斐。今回の平石コーチを含め、チーム内の選手・スタッフはみな今季の甲斐の働きを認めているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年11月04日 20時30分
ソフトバンクのヤクルト山田FA獲得、「“刺激”としては年俸が高すぎる」? 池田氏の見解が物議、「福岡に来るわけない」の声も
元阪神で野球解説者の池田親興氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上のソフトバンクファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。「(2016年ドラ1の)田中正義投手は来季こそ覚醒できるでしょうか?」、「デスパイネ選手はCSに間に合いそうですか?」といった質問に、池田氏はそれぞれ「本人次第。ただ、ファームの最終戦では最速155、6キロは出ていた」、「ファームの試合には普通に出ていた。(状態が)悪ければ試合には出ないと思うので、僕は(近々一軍に)上がるんじゃないかなと思う」などと答えた。 議論のきっかけとなったのは、「ヤクルト・山田哲人がFA権を行使したらホークスは獲得に動くのでしょうか?」という質問を受けて語った自身の見解。池田氏は「取得したFA権を行使する以上お金の交渉にもなるので、そうなると(獲得に動けるのは)巨人やソフトバンクに限られてくるのではないか」と、今季年俸5億円(推定)の山田獲得を狙えるのは資金力のある巨人、ソフトバンクぐらいではないかと予想。 その上で、「(でも)ホークスは獲っても『じゃあどこ(で使う)?』と(いう問題がある)。(山田と同じ)セカンドの周東(佑京)が頑張ってるのにその周東はどうなるんだとなるし、刺激として入れる選手にしては年俸が高すぎる」、「(加えて)人的補償(の問題)もある。ホークスとしては(もう少し時間をかけて)見てみたい選手が流れてしまう残念さもある」と、同ポジションに周東がいることや人的補償のリスクなどを踏まえて獲得には否定的な見解を示した。 >>ヤクルト、山田の残留に勝算アリ?ファンも覚悟のFA移籍、“マネーゲーム”に太刀打ちできそうなワケは<< 池田氏の発言を受け、ネット上には「せっかく周東の芽が出始めたんだから、FAでフタをするやり方は辞めてほしい」、「今シーズンの山田は絶不調だから、無理に獲得狙うよりは周東を固定して育てた方がいい」、「人的で取られる選手次第では獲得がむしろデメリットになる可能性すらある」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『周東がいるから~』って声が多いが、周東も来シーズンどうなるか不透明だから山田の獲得には動くべき」、「長らく正二塁手が不在なんだから、獲れるかはともかく手は挙げた方がいい」といった反発も複数寄せられるなど議論となっている。 「ソフトバンクはプロ3年目・24歳の周東が今シーズンチーム最多の63試合に出場するなど二塁手として台頭していますが、それまでは5年ほど二塁のレギュラーを固定できていないチーム。また、周東がレギュラーとして戦うのは今シーズンが初めてですので、来シーズンは他球団に研究され一気に成績を落とす可能性もゼロではありません。一方、山田は今シーズン『.254・12本・52打点』と不調ですが、これまでにトリプルスリーを3度(2015-2016,2018)獲得した実績を持つ球界トップクラスの二塁手。もし加入となれば数年来の課題が一気に解決に向かうことは濃厚なため、周東とのポジション被りも辞さずに獲得に動くべきと考えるファンも多いようです」(野球ライター) 今オフのFA市場最大の目玉と目されているが、ソフトバンクファンの間では獲得について賛否が分かれている山田。ただ、ソフトバンクは2010年オフの細川亨を最後に九州出身ではないFA選手の獲得には成功していないため、一部では「山田が縁もゆかりもない福岡にわざわざ来るわけ無い。普通に考えればヤクルト残留か巨人移籍かの2択だろう」と冷ややかな声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年10月29日 19時45分
ソフトB・内川、一時は引退も考えていた?「やっぱり野球がしたい」OB池田氏に語った二軍での葛藤とは
元阪神で野球解説者の池田親興氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・内川聖一との知られざるやりとりを語った。 これまで横浜(2001-2010)、ソフトバンク(2011-)でプレーしている38歳の内川は、28日に今シーズン限りでの退団が決定的になったと複数メディアが報道。その内川と先日テレビの仕事の関係で話す機会があったという池田氏は、今回の動画で内川が自身に語った現在の心境を明かした。 >>ソフトB・内川、退団の原因はバレンティン?ファームで“冷遇”も既に複数球団が興味か<< 今シーズンはオープン戦・練習試合での不振や、自身が本職とする一塁で栗原陵矢が台頭した影響で開幕二軍スタートとなり、その後二軍戦で「.340・1本・17打点・32安打」と打率3割超えの数字を残すも、29日現在まで一軍昇格はない内川。だが、池田氏によると内川は「若手が出てきたり、野球界の(世代交代の)流れというものも分かった上で必死にやっています」と語り、二軍で腐ることなく練習、試合に一生懸命取り組んでいたという。 だが、その一方で二軍球場へ新幹線や車で移動する際には、一軍に呼ばれない現状について車中で考えることも多かったとのこと。38歳と年齢的には大ベテランの域に差し掛かっていることもあり、一時は現役を引退する考えも頭によぎっていたという。 それでも、若手の中に交じって二軍で日々を過ごすうちに、「やっぱり(一軍で)野球がしたい」と現役続行の意思が強くなっていったという内川。体調面でもまだまだやれるという自信があったこともあり、今回球団としっかり話し合った上で退団を決断する流れに至ったと池田氏は語っていた。 池田氏はこの他にもソフトバンクで10シーズンを過ごした内川がチームに残した功績や、新天地が見つかるかどうかのポイントについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「貴重な話を動画にしてくれてありがたい」、「退団報道では本人コメントなかったから、内川の率直な心境が知れて良かった」、「本人がまだやれる、やりたいって考えてるなら退団は仕方ない、他球団に行っても応援し続けよう」、「喧嘩別れじゃないことが分かってホッとした、それなら納得するまで現役続けた後に指導者としてホークスに帰ってきてほしい」といった反応が多数寄せられている。 ソフトバンクでの10年間で「1076試合・.296・117本・602打点・1226安打」といった数字を残した内川。現役屈指のアベレージヒッターの獲得に動く球団があるのか、今オフ大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年10月15日 17時00分
阪神・井上、“昇格即スタメン”も納得いかず?「同じような空振りをしている」ファン・OBは称賛も本人は反省
14日に行われた阪神対中日の一戦。試合は「3-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが、阪神のルーキー・井上広大のスタメン出場だった。 >>阪神、今オフ“阪神ファン”の大野を獲得?ドラフト戦略で好感触も、上層部は長年の「悪癖」を危惧か<< 2019年のドラフトで2位指名を受けチームに入団した19歳の井上は、開幕から二軍で61試合に出場し「.220・8本・32打点・49安打」といった数字をマーク。13日終了時点で本塁打・打点で2冠と結果を残したこともあり、14日に自身初の一軍昇格を果たした。 そして、井上は同日の中日戦に「7番・右翼」で起用され、球団の高卒新人野手では川藤幸三(1968年)以来52年ぶりとなるデビュー戦での先発入り。中日の左腕エース・大野雄大の前に3打数無安打に終わったが、プロとして大きな一歩を踏み出した。 井上の一軍デビューについて、複数の球団OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元阪神・池田親興氏は、番組内で「将来的には4番を打てる力のある選手なので、一番最初にすごい投手から入ったのはいいと思う」とコメント。同戦で完封勝利を挙げ防御率リーグトップに躍り出た大野がデビュー戦の相手だったことは、トップ選手との実力差や今後の課題を把握する上で活きるのではと指摘した。 元近鉄・金村義明氏は、15日の『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版)の記事内で「球界NO1左腕・大野雄と初対決で一番速い直球にタイミングを合わせて振り切っていた。それはなかなかできることじゃない」、「井上は今後も安打をほしがらず、きょうのようなスイングを貫くべきだ」とコメント。目先の結果を求めヒットを狙うのではなく、今後もフルスイングを貫いてほしいと期待を寄せた。 同戦の井上については、ネット上にも「ヒットは打てなかったけど思い切り良くスイングしてて良かった」、「負けはしたけど、ここ最近の試合では一番ワクワクした」、「大野相手じゃ打てないのも仕方ない、首脳陣はこれで見限らず明日以降も井上を使ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 試合後、「同じような空振りをしているので、そこはもっと練習して対応できるようにしていかないといけない」と反省したことが伝えられている井上。デビュー戦で味わった悔しさを今後の糧にできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月08日 20時30分
元広島・高橋氏が「すっごい嫌いだった」投手を明かす 「ヨシヒコまで回せ!」快挙達成の裏では同僚の援護も?
元阪神で野球解説者の池田親興氏が7日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の高橋慶彦氏がゲスト出演。自身が現役時代に打ち立てた「33試合連続安打」について言及した。 >>広島首脳陣に「どんな指導してるんだ」不満噴出 4連勝も“守乱”続出、緒方前監督は松山の落球に「言語道断」<< 現役時代に広島(1975-1989)、ロッテ(1990)、阪神(1991-1992)の3球団で活躍したスイッチヒッターの高橋氏は、広島時代の1979年6月6日対中日戦から同年7月31日対巨人戦にかけ、それまでの記録だった32試合を超える33試合連続安打をマーク。今回の動画では現在も破られていないこの記録を達成するまでに感じていた重圧や、現在でも持っている記録へのこだわりについて明かした。 当時は新記録に近づくごとに新聞記者が大勢集まってきたというが、1試合1試合をこなすことで精いっぱいだったため余計な意識はあまり持たなかったという高橋氏。ただ、その中でも25試合目の同年7月13日阪神戦は大きなプレッシャーに襲われたという。 同戦は阪神先発・小林繁に完投目前の投球を許した広島が「4-5」で敗れた試合だが、高橋氏は小林の投球スタイルが「すっごい嫌いだった」とのこと。具体的には「(サイドスローから投げる球が)クロスして(内角で)引っ掛けるから」苦手としていたといい、実際に同戦は一ゴロ、左飛、四球、一ゴロと第4打席までヒットを打つことができなかった。 ただ、高橋氏によると第4打席までノーヒットに終わっても、「山本浩二さんや衣笠(祥雄)さんとかみんなが、『ヨシヒコまで回せ!』って言ってくれた」と同僚は自身を後押ししてくれたとのこと。その後実際に第5打席が回ってきた高橋氏は小林のスライダーをセンター前に運び記録を継続させるが、打った時の光景はいまだに強く記憶に刻まれているという。 この阪神戦以外はとんとん拍子で記録が伸びた印象が強いというが、30試合を超えたあたりではヒットを打てずにもがく夢を見ていたとも明かした高橋氏。こうしたプレッシャーに打ち勝って記録を達成したこともあり今でも「絶対(誰にも)抜いてほしくない。(自分で)持ってたい」という気持ちは強いといい、今シーズンにオリックス・吉田正尚が24試合連続安打を記録した際も「頼むよ~」とヒヤヒヤしていたという。 高橋氏はこの他にもプロ1年目にスイッチヒッターに転向した際の苦労や、現役当時は頻発していた乱闘への見解について動画内で語っていた。 今回の動画を受け、ネット上には「最後の打席できっちり打てるのは凄いメンタルだな、信じて打席回したチームメイトもあっぱれ」、「夢の中で記録達成へもがいてたっていう話は知らなかった」、「重圧に打ち勝っての記録だから抜かれたくないのも理解できる」、「吉田にビクビクする高橋さんは想像したらちょっと面白いな(笑)」といった反応が多数寄せられている。 高橋氏が達成してから現在まで約40年が経過しているが、1979年から現在まで、記録更新はおろか30試合に乗せた選手も阪神・マートン(30試合/2011年)、西武・秋山翔吾(31試合/2015年)の2名しか出ていない。高橋氏が感じたようなプレッシャーをはねのけ、今後記録を打ち破る選手は果たして現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年10月01日 20時30分
ソフトB・バレンティンの意味深SNS投稿に苦言「自分のことだけで…」 元阪神・池田氏の指摘に「モチベーターがいれば変わる」の声も
元阪神で野球解説者の池田親興氏が9月30日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・バレンティンについて言及した。 今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。その中で「バレンティン選手のインスタグラムの投稿についてどう思われますか?」という質問を取り上げ、バレンティンのインスタ投稿について自身の見解を語った。 バレンティンは9月29日に自身の公式インスタグラムに、昨シーズンまで所属したヤクルト時代の自身の写真を添えて「お金で幸せは買えない」と英語で投稿。翌30日に自身の公式ツイッターで「野球とは何の関係もない」と弁明したが、ファンの間で「相当思いつめてそうで心配」、「自分の意思でソフトバンクに来たのに何を言ってるんだ」と物議を醸している。 >>ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に<< バレンティンのインスタ投稿について、池田氏は「シーズン中みんな優勝に向かって頑張っている時に、自分のことだけでインスタグラムに上げたりするのはどうなのか」とコメント。この件について1日午後5時半までに球団や選手・コーチは特に反応してはいないが、ロッテと激しい優勝争いを展開しているチームの士気に関わりかねない行動だと苦言を呈した。 池田氏は続けて、「インコースをずいぶん攻められて、自分の打てるゾーンが打てないようになって心が苦しくなっている(のではないか)」と指摘。相手投手から執拗にインコースを攻められ調子を落としたことで心労が募っているのではと推察した。 「2年10億(円、推定)のお金をかけて、戦力として獲得した人たちがいるわけだから、少なからずこういう投稿は控えていただきたい」と、今後は同様の行為をしてほしくないという池田氏。同時に、「お金で幸せは買えない(と言ってるけど)、いや、幸せは自分でつかむもの。バレンティンはそれだけの(実力がある)選手でしょ?」と奮起を促していた。 池田氏はこの他にも、来年一軍で見る機会が増えそうなチームの二軍選手や、正遊撃手・今宮健太の後釜となり得る選手について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに現場からしたら士気に関わりかねない行動だと思う」、「確かにイン攻めで打撃フォームが崩れて思うように打てなくなった可能性はあるかもしれない」、「本人が言う通り野球関係無いかもしれないし、あんまり騒ぎ立てても仕方ないのでは」、「バレンティンは気分でプレーが左右される選手、モチベーターがいれば変わるかもしれないが…」、「自分みたいに復調を祈ってるファンも多いはずだから腐らずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「初来日した2011年から昨シーズンまでヤクルトでプレーし、今年からソフトバンクに所属しているバレンティンは、ヤクルトの9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残している球界屈指の長距離砲。その一方で扱いが難しい気分屋として知られ、2015年から2017年まで指揮を執った元ヤクルト監督・真中満氏は過去に『監督室で話した回数が一番多い選手』とメディアのインタビューなどで語っています。ただ、真中氏によると『お前はチームの看板打者だぞ』といった期待の言葉をかけてあげると、それを意気に感じてやる気を出してくれる選手だったとのことですので、こうした声掛けができる人材がいれば本人の気持ちも変わってくるかもしれません」(野球ライター) 今シーズン、9月30日終了時点で一軍では「.196・9本・22打点」、二軍でも「.179・1本・7打点」と結果を残せていないバレンティン。ソフトバンクは打撃指導はもちろん、精神面のケアに力を入れるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2020年09月09日 17時00分
阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ
元広島監督で野球解説者の達川光男氏と元阪神で野球解説者の池田親興氏が、共に8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。阪神の捕手・坂本誠志郎の守備に苦言を呈した。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 今回の番組で両氏は、同日に行われ「7-7」の引き分けとなった阪神対DeNA戦について解説。その中で、「7-0」と阪神7点リードで迎えた6回裏に2度バスボールを犯し、一気に同点に追いつかれる原因となった坂本の守備について言及した。 坂本のパスボールは1個目がワンバウンドのツーシーム、2個目がノーバウンドのフォークをそれぞれ捕りこぼし後ろにそらしたというものだが、番組に電話で生出演した達川氏は「これぐらいの(球)は楽に捕らなきゃいけない」、「(2個目は)ノーバウンドだからフォローのしようがない」と坂本に苦言。また、自身が見る限りサイン違いによるミスには感じられなかったため、パスボールは2つとも坂本個人に非があると指摘した。 番組に生出演した池田氏は、達川氏の後に話を振られ「ああいうところでじわじわと首を絞められることになる」、「ここは反省してもらいたい。(ただでさえ)エラーが多いわけだから」とコメント。今シーズンの阪神はここまで12球団最多の「51失策」を記録しているが、今回のパスボールのような記録に残らないミスも自分たちの戦いを苦しくしている要因ではないかと主張した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに坂本のパスボールはあまりにもお粗末だった」、「守備コーチと一緒に猛省すべき、でないとまた勝敗に関わるミスをやらかすことになる」、「坂本はこんなことしてたらいつまでも梅野(隆太郎)からスタメン奪えないぞ」、「1個目は外角に大きく外れたからまだしも、2個目は捕れないと首脳陣からしたら使うのが怖くなりそう」といった反応が多数寄せられている。 「2015年ドラフトで2位指名を受け阪神に入団した26歳の坂本は、正捕手の座を同僚の梅野に阻まれ昨シーズンまで『105試合・.218・5本・23打点・46安打』といった成績にとどまっている選手。今シーズンも出場機会は梅野の休養日が中心のため少ないチャンスで結果を出し続けなければならない立場なのですが、今回のようなミスをしているようならスタメンはおろか、第2捕手としての座も失いかねないと危惧しているファンも少なくありません」(野球ライター) 試合後、チームを率いる矢野燿大監督が「何とも言いようがない試合をしてしまった」と唇をかんだことが伝えられている同戦。坂本のミスもあり楽勝ムードから引き分けに持ち込まれてしまった3位阪神は、同日に勝利した首位巨人とは9ゲーム差とさらに差を広げられている。文 / 柴田雅人
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