式守伊之助
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スポーツ 2023年07月17日 11時00分
大相撲、行司・審判に批判の“手つき見逃し”が頻発するワケ 昨年も貴景勝戦で発生、判定精度向上のカギは土俵外にも?
9日から行われている大相撲7月場所で大関とりに挑んでいる関脇・豊昇龍。同場所初白星を挙げた平幕・翔猿戦の判定はファンの間で物議を醸した。 立ち合い、共にお互いの動きを探るためか一瞬相手を見た後にぶつかった後、豊昇龍が前に出る。翔猿は豊昇龍の攻めを反時計回りに動きながらいなそうとするがこらえきれず、ひっくり返るように背中から地面に落下。ただ、リプレーでは翔猿が転倒する直前、はたきを受けて前のめりになった豊昇龍が左手で地面をはいたような様子が映っていた。 行司は豊昇龍に軍配を上げ、勝負審判も物言いをつけなかったことから豊昇龍の勝利となったが、ネット上には判定に対する不満の声が上がった。また、中には2022年5月場所9日目の大関・貴景勝対関脇・若隆景戦で起こった類似例を思い返したファンもいたようだ。 >>大相撲、大関とり・豊昇龍戦で誤審? 取組後映像から疑惑浮上「先に手ついてる」、相手の体勢も判定に影響か<< 同戦は立ち合いからお互い激しい攻防を繰り広げていた中、貴景勝が若隆景の後頭部を右手で押さえつけながらのはたきを繰り出す。若隆景は前のめりになりながらもこらえた後、前に出てきた貴景勝に逆にはたき込み土俵にはわせ勝利。勝負審判から物言いもつかなかった。 しかし、取組後に流れたリプレーには、はたきを食らった若隆景が前のめりになった際に、右手の先でわずかに土俵を触ったような様子が映っていた。そのため、当時のネット上には行司や勝負審判への批判が上がった。 誤審疑惑が浮上した両取組だが、昨年の若隆景戦を裁いたのは式守伊之助、今回の豊昇龍戦は木村玉治郎と行司は別。ただ、両力士は接触を避けようとしたからか、手つきの瞬間は動きながら力士を見るような体勢になっていた。それゆえに、目線がブレて手の動きをはっきり見ることができなかった面はあるだろう。 また、勝負審判から物言いがつかなかったのは、相手側力士の体勢が影響した可能性がある。若元春戦では手つきの際に貴景勝がはたきを見せており、豊昇龍戦では手つきの段階で翔猿が半身で左足が浮いた体勢になっていた。そのため、審判は貴景勝がまげつかみの反則を犯していないか、翔猿の体が死んでいないかの確認に意識が向き、手つきの瞬間をよく見ることができなかったとしても不思議ではなさそうだ。 ただ、いずれの理由があるにしても、ファンの不興を買う判断だったのは事実。行司は最初から動き少なく取組を見ることができる位置をとる、勝負審判はたとえ確証がなくても確認の物言いをつける、必要があればビデオ室の親方に意見を求めるといったことを意識しないと、今後も疑惑の取組が出てくることは避けられなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月16日 11時00分
横綱・照ノ富士の故障休場、行司の責任も?「まわし待ったかけるべき」現役親方は苦言、昨年の“トラウマ”も判断に影響か
9日から行われている大相撲7月場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)。前半戦で最大のトピックとなったのが横綱・照ノ富士の故障休場だった。 照ノ富士は「1勝1敗」で迎えた3日目・11日の平幕・翔猿戦に寄り切りで敗れたが、取組終了後に腰を少しそらし、足元をふらつかせながら東の徳俵前に戻るなど下半身を痛めたようなそぶりを見せる。すると、翌4日目・12日に「腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎体終板障害で1カ月間の安静加療を要す」との診断書を相撲協会に提出し途中休場した。 12日の報道では、師匠・伊勢ケ浜親方が「腰が痛いのを我慢していた。昨日(3日目)の取組でヘルニアになった。再出場は厳しいんじゃないか」と厳しい見方を示したことも伝えられている照ノ富士の休場。ファンの間にも落胆が広がる中、一部は翔猿戦を裁いた行司・式守伊之助にも責任があるとみているようだ。 >>大相撲、負傷の照ノ富士に客が座布団投げ!「ルール守れない奴は帰れ」翔猿戦後に怒りの声相次ぐ<< 「翔猿戦の照ノ富士は右を差しながら前に出た後、こらえる翔猿の隙をついて左上手で一枚まわしをつかむなど有利な体勢に持ち込もうとしました。ただ、締め込みが甘かったのかまわしが翔猿の胸元まで伸びたことで攻めきれず、最終的に翔猿に反撃され敗れています。この相撲について一部ファンは伊之助が勝負を中断して翔猿のまわしを結び直す、いわゆる『まわし待った』をかけていれば、照ノ富士が敗戦・故障休場することもなかったのではと不満を抱いているようです」(相撲ライター) 伊之助の判断はファンのみならず、尾車親方(元大関・琴風)も問題視している。同親方は『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版/7月12日付)の記事内で「立行司の式守伊之助に問いたい。照ノ富士の左の一枚まわしが完全に伸びきったとき“まわし待った”をかけるべきではなかったか。立ち合いから一枚まわしではあったが、翔猿の顔の下までまわしが伸びてしまったら、さらに力は出せない」と、照ノ富士が不利をこうむる判断ミスだったのではと指摘している。 伊之助がまわし待ったをかけなかった理由だが、まわしが伸びた後も両力士が動き回りながら攻防を繰り広げていたため、待ったをかけるタイミングの見極めが難しかったことが考えられる。 また、昨年の7月場所で起こった騒動が伊之助の心理面に影響した可能性もある。伊之助は同場所8日目の照ノ富士対平幕・若元春戦で、若元春が右上手、左下手をつかみ一気に前に出ようとした瞬間、若元春のまわしが緩んでいるとして待ったを指示。しかし、若元春はこれに気付かず照ノ富士を寄り切った。 勝負審判がすぐに物言いをつけ協議した結果、取組は待ったがかかる直前の体勢を作り直させた上で取り直しという異例の事態に。伊之助は待ったをかけるタイミングが遅いなどとファンから批判を受けたが、1年前の判断ミスが頭をよぎり、今回は待ったをかけることをちゅうちょしてしまったという可能性もゼロではなさそうだ。 行司が批判される事態にもなった照ノ富士の故障休場。伊勢ケ浜親方は今後の方針について「巡業とかもあるし、とりあえず痛みをまず取る治療をして先のことを考える」と語ったというが、回復がうまく進むことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月08日 11時00分
大相撲、行司が取組中の御嶽海と激突!「もう身を引くべき」今年も相次ぐ致命的失態に引退望む声も
先月行われた7月場所をもって、年6場所の3分の2を消化した今年の大相撲。横綱・照ノ富士を中心に毎場所力士たちが熱戦を繰り広げるかたわら、しばしばファンの間で話題となっているのが立行司・式守伊之助だ。 伊之助は現在の角界では最高位の行司だが、以前から位置取り・判断ミスなどを犯すことが少なくない。今年も1~7月場所の間に、ネット上で問題視された失態が相次いでいる。 >>大相撲、非常識な勝ち方に「今すぐ角界から出て行け」批判殺到 横綱が謝罪する事態に、貴景勝以上に騒がれた取組後のダメ押し<< 1月場所9日目の大関・正代対小結・明生戦では、明生に逆転負けした正代に軍配を上げ物議を醸した。立ち合い、正代は左を差しながら前に出るも、明生から右上手をつかまれると途端に劣勢となり、最後は明生に体を寄せられながら土俵外に寄り倒される。ところが、伊之助は寄り倒された正代の方に軍配を上げ、土俵下の勝負審判からすぐに物言いがついた。 同日のNHK中継では協議の間にリプレー映像が流されたが、正代の体は明生よりも明らかに早く地面に落ちており、寄り倒す際に明生の足のつま先が返った、といった要素もナシ。審判団も協議の結果、正代の体が先に落ちているとして行司軍配差し違えとして明生の勝ちとしたが、ネット上には「際どい相撲でも無かったのに差し違えるのは信じられない」といった苦言が相次いだ。 5月場所初日の大関・御嶽海対平幕・高安戦では、「もう身を引くべきでは」と引退を勧める意見が出るほどの大失態を犯している。同戦では立ち合いから積極的に圧力をかけた高安が、防戦の最中に少し体を引いた御嶽海をさらに押し土俵際に追い込もうとする。この直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助は押された御嶽海を避けきれずにぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落した。 伊之助は幸いにもけがなどはせずすぐに土俵上に戻ったがその後、取組は御嶽海が体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、そのまま土俵下へ押し出し逆転勝利するという結果に。伊之助の衝突を機に展開が一変したということもあり、ネット上には勝敗を狂わせるあり得ない失態だと批判が殺到した。 伊之助は直近の7月場所でも、9日目の横綱・照ノ富士平幕・若元春戦で取組を混乱させる騒ぎを起こしている。立ち合いからの攻防から膠着状態となった後、若元春は右上手、左下手をつかみ一気に前に出ようとした。だが、伊之助はその瞬間に若元春のまわしが緩んでいるとして待ったを指示。若元春はこれに気付かず照ノ富士を寄り切ったが、勝負審判がすぐに物言いをつけ協議した結果、両名に待ったがかかる直前の体勢を作り直させた上で取り直しという異例の事態となった。 相撲では力士のまわしが緩んでいることを理由に、行司が待ったをかける行為自体は認められている。ただ、ファンの間からは「待ったのタイミングが遅すぎる、かけるならその前の動きが止まってるところでやるべきだった」といった指摘が寄せられた。 立行司に昇格した2018年9月以降、軍配差し違えをはじめとしたミスが問題視されることが多くなった伊之助。立行司昇格以降に記録している9度の差し違えは、歴代の立行司と比較しても群を抜いて多いともいわれている。一部からは現在62歳という年齢から、注意力や反射神経といった行司に求められる能力が限界を迎えているのではという見方もあるが、65歳の定年まで職務を全うできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月21日 19時30分
大相撲、横綱・照ノ富士が格下相手にダメ押し?「いい相撲だったのに」落胆の声も、悪意はないと指摘も
20日に行われた大相撲7月場所11日目。今場所9勝目を挙げた横綱・照ノ富士がダメ押しを見せたのではとネット上で物議を醸している。 前日まで「8勝2敗」の照ノ富士はこの日、「6勝4敗」の小結・豊昇龍と対戦。立ち合い左にずれるように動いた豊昇龍が、すそばらいや右の出し投げを立て続けに繰り出し、照ノ富士を土俵上でくるくると振り回す。ただ、照ノ富士は左下手を引き何とか攻めをこらえると、右腕で豊昇龍の差し手を絞りながら力づくで豊昇龍を寄り切った。 問題視されたのは、勝敗が決した直後の一幕。圧力をかけ豊昇龍に土俵を割らせた照ノ富士だったが、その後も両腕で豊昇龍を強く押す。押された勢いで土俵下に両足で降りた豊昇龍は驚いたのか、熱戦をモノにできなかった悔しさからか数秒ほどその場に立ち尽くした。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも<< この取組後の一幕を受け、ネット上には「おい、最後の照ノ富士の押しはダメ押しじゃないか?」、「最後豊昇龍を土俵下に落とした押しは明らかに不要だったな」、「せっかくいい相撲内容だったのになんか水を差された気分」といった苦言が寄せられた。 その一方で、「ダメ押しじゃなくて、最後の詰めのつもりでやったのでは?」、「豊昇龍の左足が土俵を割ったのに気づいてなかったんじゃないか」、「豊昇龍が土俵外に出た瞬間は行司からも見えにくかったっぽいしなあ」と、ダメ押しの意図は感じられなかったとの指摘も見られた。 「同戦の豊昇龍は照ノ富士の寄りをこらえきれず左足を土俵外に出しましたが、この時、照ノ富士は豊昇龍の右胸付近に頭をつけており、豊昇龍の左足はほとんど視界に入っていなかった可能性があります。ファンの間ではこれらを踏まえ、照ノ富士は豊昇龍の左足が土俵を割ったことに気づかず、まだ決着はついていないとして、なおも押しを見せたのではという見方が上がっています。豊昇龍の左足が出たかどうかは両名の後方で取組を裁いていた行司・式守伊之助からも見えにくかったようで、伊之助は左足が出た瞬間には軍配を上げず、すぐに右からのぞき込み状況を確認した上で軍配を上げています」(相撲ライター) 豊昇龍を下し優勝争いトップの2敗を守った照ノ富士。最後まで決して手を抜かない姿勢も好成績を支える一因といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月19日 19時30分
大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも
18日に行われた大相撲7月場所9日目。結び、結び前の2番を裁いた立行司・式守伊之助の判断がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは結び前の一番、大関・貴景勝対平幕・若元春戦でのこと。同戦は先に腰を下ろし両手をついた貴景勝が、若元春が右手をついた瞬間に勢いよくぶつかる。しかし、両名は共に立ち合いの呼吸が合わなかったと感じたのか、ぶつかった後に自発的に動きを緩めた。 相撲では立ち合いで力士の呼吸が合わなかった際は、行司がすぐに待ったをかけ取組を止めるのが一般的。ただ、伊之助は貴景勝が立ってぶつかるまでの間に待ったをかけておらず、両名が動きを緩めたのを見て後を追うように待ったをかけた。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< この伊之助の判断に、ネット上では「何だ今の待ったは、明らかにタイミングが遅すぎる」、「力士がセルフジャッジする前に、行司がちゃんと判断してやらないと取組が混乱するだろ」、「昨日に続き今日も待ったが遅すぎる…こんなことあまり言いたくはないが、引退考えるレベルの失態だろ」といった批判が多数寄せられた。 「伊之助は前日8日目の結び、横綱・照ノ富士対若元春戦でも待ったをかけたタイミングが物議を醸しています。同戦は立ち合いからの激しい攻防を経て右上手、左下手をつかんだ若元春が力強く前に出ましたが、その瞬間に伊之助は若元春のまわしが緩んでいるとして待ったを指示。若元春はこれに気付かず照ノ富士を寄り切りましたが、審判団からすぐに物言いがつき協議された結果、両名に待ったがかかる直前の体勢を作り直させた上で取り直しという異例の事態になりました。力士のまわしが緩んでいることを理由に、行司が取組中に待ったをかけることはルール上認められてはいるのですが、ファンの間では若元春が攻め始めたタイミングでかけるのは遅すぎると不満が上がりました」(相撲ライター) 現在62歳の伊之助は年齢の影響もあってか、以前から判断・位置取りのミスがたびたび物議を醸している行司。定年となる65歳まではまだ2年以上あるが、一部からは「注意力や反射神経がもういよいよ限界なのでは」という指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月03日 11時00分
大相撲5月場所で起こっていた「あり得ない失態」 行司の致命的ミスにファン激怒、無礼と批判された力士も
10日の初日が1週間後に迫った大相撲7月場所(24日まで)。賜杯の行方はもちろん、協会ガイドラインに違反したキャバクラ通いで6場所出場停止処分(2021年7月場所~2022年5月場所)を受けた元大関・朝乃山(現三段目)の土俵復帰にも注目が集まっている。 先場所の5月場所(同月8〜22日)は中日を終え「5勝3敗」と低調だった横綱・照ノ富士が、翌9日目から千秋楽まで全勝し「12勝3敗」で優勝。その横綱を中心に多くの熱戦が繰り広げられたが、中には勝敗以外の部分が思わぬ形で物議を醸した取組もあった。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 初日の大関・御嶽海対平幕・高安戦では、行司・式守伊之助が起こした取組中のアクシデントが物議を醸した。立ち合いから積極的に圧力をかける高安に対し、御嶽海は防戦の途中で少し体を引いてしまう。これを見た高安から押しを見舞われ万事休すと思われた直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落した。 場内からは「あぁ~」とどよめきが上がる中、御嶽海は体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、最後は土俵下へ押し出し逆転勝利。伊之助の衝突を機に戦況が一変したということもあり、ネット上には「取組結果を狂わせるあり得ない失態」と批判が相次いだ。 8日目の大関・正代対小結・豊昇龍戦では、敗れた豊昇龍の態度が問題となった。豊昇龍は立ち合いから正代に押され苦戦するも、土俵際に追い込まれたところで投げを合わせ、両者はほぼ同時に地面に落下。これを見た行司は正代に軍配を上げ物言いもつかなかった。 すると、豊昇龍は正代勝利の判定が不服だったのか、取組後の一礼の場面で、首をわずかに傾けただけで終え土俵を降りる。豊昇龍は2021年9月場所4日目の大関・貴景勝戦で一礼をせず行司に注意された過去もあることから、態度面が成長していないと呆れるファンは少なくなかった。 12日目の平幕・翔猿対平幕・王鵬戦では、両名が演じた“けんか相撲”に場内・ネット上がざわついた。王鵬は立ち合いもろ手突きから、翔猿の顔面を押すように何度も突っ張る。しかし、翔猿も王鵬の突っ張りを下からあてがいつつ、王鵬の顔面に頭突きするように頭をつけ懐に入ろうとする動きを繰り返して応戦した。 激しい取り口に場内から幾度となくどよめきが上がった一番は、土俵際に追い込まれたところから体勢低く押し返した翔猿が逆に王鵬を押し出し決着。ファンの間からはお互いに気迫十分だった両者を称賛する声の一方で、故障リスクが高すぎると指摘するコメントも散見された。 勝敗以外の部分が思わぬ物議を醸したこの3番。中でも御嶽海戦は行司が勝負に水を差すという最悪の内容だったが、1週間後の7月場所ではこのような取組が出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月14日 11時00分
大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒! 御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々
8日に行われた大相撲5月場所初日。力士たちが熱戦を繰り広げる中で物議を醸したのが、大関・御嶽海対平幕・高安戦で起こったアクシデントだった。 高安が立ち合いから圧力をかけ御嶽海を土俵際に追い込んだが、この際に御嶽海の後方で取組を裁いていた立行司・式守伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落。御嶽海はここから体を入れ替え、逆に高安を土俵下へ押し出し勝利した。 この日NHK解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)は「これ(接触)にも助けられてるように見えますよね」と接触が御嶽海に有利に働いたのではと指摘。ネット上にも伊之助が取組結果を狂わせたと批判するコメントが相次いだ。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 伊之助が力士との接触で問題となったのはこれが初めてではない。2021年1月場所千秋楽の大関・正代対大関・朝乃山戦では、正代が朝乃山の押しを右方向に動きながらいなそうとした際、土俵を4分の1周ほど回ったところで回避が遅れていた伊之助と接触。一瞬気を取られた正代は、動きが鈍った影響からか朝乃山の押しをこらえられず土俵下に押し出された。 取組直後、正代は「は?」と言わんばかりのぶぜんとした表情を浮かべながら伊之助を数秒ほど凝視。また、その後の報道では名指しはしていないものの「後味の悪い内容」と不満をにじませたコメントが伝えられ、ネット上には正代への同情と共に「行司が力士の動きを妨害するなんて酷すぎる」といった伊之助への非難が噴出した。 また、伊之助は同年3月場所千秋楽・正代対朝乃山戦でも正代と接触し物議を醸している。この一番は熾烈な上手争いを制し左上手をつかんだ朝乃山が左上手投げで正代を強引に投げ倒したが、正代が投げられた方向に位置を取っていた伊之助は正代を避けきれずに土俵隅で接触。さらに、この接触でバランスを崩し背中から土俵下へ転落した。 転落後しばらくその場にうずくまった後、呼び出しらの肩を借りながら退場した伊之助。その後の報道では特に大きなけがはなかったと伝えられたが、ネット上には「あまりにも位置取りが悪すぎる、自業自得だ」、「2場所連続で正代と接触してて開いた口が塞がらない」と呆れ声が多数寄せられた。 62歳という年齢もあり、一部からは「判断能力や反射神経が限界を迎えているのでは」といった見方もされている伊之助。定年となる65歳まではまだもう少し時間があるが、これ以上の失態を防ぐことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月09日 15時35分
大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ
8日に行われた大相撲5月場所初日。大関・御嶽海対平幕・高安の一番を裁いた立行司・式守伊之助が起こしたアクシデントがネット上で物議を醸している。 同戦は高安が立ち合い強く当たりながら左の差し手を狙うも、御嶽海は右のおっつけでこれを阻止。しかし、なおも圧力を緩めない高安の攻めに御嶽海は少し体を引いてしまい、これを見た高安から押しを見舞われ土俵際へ追い込まれかけた。 ところが、御嶽海が押しを食らった直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落。場内からは「あぁ~」とどよめきが挙がったが、御嶽海はこの直後に体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、最後は体を預けるように土俵下へ押し出し勝利した。 >>場内騒然、無防備な相手を突き飛ばした力士に批判相次ぐ 大相撲3月場所、ネット上をにぎわせた土俵内外の驚きの光景<< 伊之助、御嶽海共に接触によるけがなどはなかったが、ネット上には「伊之助何やってんだよ、取組の邪魔になるようなところに位置取るなよ」、「場内のお客さんもみんなあ然としてるな…」「去年も2回(2021年3月場所千秋楽、同年9月場所14日目)くらい力士と接触してたが、一体何回同じことをやれば気がすむのか」と呆れ声が挙がった。 同時に、「高安が可哀想すぎる、伊之助が御嶽海と接触してなければ負けてなかっただろ」、「舞の海さんも伊之助が御嶽海を助けたって言ってるね」、「行司が力士とぶつかって取組結果を狂わせるなんてあり得ん、こんなことならもう引退を考えた方がいいのでは」と、この接触が取組に致命的な影響を与えたとする批判も多数見られた。 「引いたところを高安に押された御嶽海は体をグラつかせながら後方に下がるなど明らかに体勢を崩していましたが、伊之助との接触直後に体勢を盛り返し逆転勝ち。この相撲内容から、伊之助が接触していなければ押しの勢いが弱まることはなく、そのまま高安が御嶽海を下していたのではないかと憤っているファンは少なくないようです。なお、NHK中継で解説を務めていた舞の海秀平氏(元小結)も、取組直後に『これ(接触)にも助けられてるように見えますよね』と接触が御嶽海を助ける形になったと指摘しています」(相撲ライター) 過去6場所は御嶽海に対し「3勝2敗」と勝ち越しており、9日の対戦も優勢だった高安。今回の敗戦についてのコメントは特に伝えられていないが、伊之助に水を差されての黒星が2日目以降の相撲に響く可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月23日 11時00分
大相撲、取組中に行司が画面から消えた?「身を引くべきでは」厳しい指摘も、正代戦以前にもあった衝撃の大失態
17日の大相撲1月場所9日目に行われた大関・正代対小結・明生の一番。明生が寄り倒しで正代を破ったが、結果以上に話題となったのが立行司・式守伊之助のミスだった。 同戦は正代が立ち合い左を差しながら前に出るも、隙を見て右上手をつかんだ明生が反撃。最後は体を寄せながら正代を寄り倒した形となったが、伊之助は西方の正代に軍配を上げた。 ただ、審判団が物言いをつけ協議した結果、正代の体が先に落ちているとして、軍配差し違えで明生の勝ちへと判定が変更される。ミスを犯した伊之助は慣例に従い、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)に進退伺を提出。八角理事長は慰留しつつも、「しっかりしなければだめだ」と苦言を呈した。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 八角理事長に「東西が分からなかった」と説明したことも伝えられた伊之助に対し、ネット上には「そこまで競った相撲じゃない上、目の前で見てたのに間違えたのは信じられない」、「東西も分からないくらいの状態って…何年も行司やっててそれはどうなの」と批判が寄せられた。一方、「後方不注意で自爆した3年前から注意力とか変わってないな」、「謎のタイミングで土俵下に転落した時も思ったけど、取組中一体どこ見てんだよ」と、過去のミスを引き合いに出した呆れ声も多数みられた。 伊之助は2019年1月場所5日目に行われた横綱・白鵬対平幕・錦木の一番で、取組中に土俵から転落するハプニングを起こし物議を醸している。同戦は立ち合い両腕を差した白鵬が錦木を土俵外へ押し出したが、同時に錦木も小手投げで白鵬を地面に投げ倒しており、伊之助は迷いながら錦木に軍配。ただ、審判団から物言いがつき、協議の結果同体取り直しとなった。 迎えた仕切り直しの一番は、錦木が立ち合いから前に圧力をかけ、白鵬は反時計回りに動きこれをいなす。この時、伊之助は自身に向かって動いてきた白鵬の足が接触しそうになるも、小さくジャンプしながら土俵外へ逃げ間一髪で回避。直後、白鵬が上手投げで錦木を土俵下へ投げ決着した。 ただ、白鵬の足を回避しながらも攻防から目を離さなかった伊之助は、その分後方確認をしていなかったのか、決着直後に足を踏み外して背中から土俵下に落下。すぐに立ち上がり土俵上に戻ったが、場内からは落下の瞬間にどよめきが起こり、ネット上にも「は? 伊之助が急に土俵から消えたんだが」、「足踏み外して落ちる行司なんか初めて見た」と困惑の声が多数挙がった。 2019年1月場所当時で59歳と還暦間近だったことから、判断能力や反射神経の衰えが指摘されていた伊之助の転落劇。目の前で見届けた一番の判定を間違えた今回のミスも含め、一部からは「近年はあまりにもミスが目立ってるし、もう身を引くべきではないか」という意見も寄せられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月18日 15時30分
大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も
17日に行われた大相撲1月場所9日目。大関・正代対小結・明生の一番を裁いた立行司・式守伊之助のミスがネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 正代が立ち合い、左を差しながら前に出るも、隙を見て右上手をつかんだ明生が反撃。最後は体を寄せながら正代を寄り倒した形となったが、伊之助は西方の正代に軍配を上げた。これに審判団が物言いをつけ協議した結果、正代の体が先に落ちているとして、行司軍配差し違えで明生の勝ちとなった。 取組後の報道によると、伊之助は打ち出し後に慣例に従い、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)に進退伺を提出。これを受けた八角理事長は伊之助を慰留しつつも、「しっかりしなければだめだ」と苦言を呈したという。 伊之助の軍配差し違えを受け、ネット上には「際どい相撲でも無かったのに差し違えるのは信じられない」、「素人目から見てもさすがにお粗末過ぎる、あれのどこが正代の勝ちなんだ」と苦言が寄せられた。同時に、「わざとやってんのかってぐらい正代戦でのミスが多くないか」、「正代の取組で過去に何度もやらかしてるから苦手意識でも持ってるのか?」といった呆れ声も多数みられた。 伊之助は2018年12月の立行司昇格以降、正代が出場した取組では2021年1月場所11日目・隠岐の海戦、2022年1月場所4日目・若隆景戦、今回の明生戦と3回軍配を差し違えている。また、2021年1・3月場所千秋楽の朝乃山戦では、それぞれ取組中の正代と接触するミスを犯し物議を醸した。 「伊之助が正代戦で相次いでミスを犯している詳しい理由は不明ですが、当人の年齢が定年まであと3年弱の62歳と高齢であることから、正代戦に限ったことではなく、判断能力や反射神経に衰えが生じていることも一因なのではという見方はあります。実際、伊之助は正代戦も含めると、直近3年で軍配差し違えが8回、取組中力士との接触が4回とミスが頻発しています」(相撲ライター) 取組後の報道では八角理事長に進退伺を提出した際、「明生が勝ったのは分かっていたけど、東西が分からなかった」と説明したことも伝えられている伊之助。これを受け一部ファンからは「東西も分からないくらいの状態なら、もう潔く身を引くべきなのでは」と進退論も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ
大相撲、行司・審判に批判の“手つき見逃し”が頻発するワケ 昨年も貴景勝戦で発生、判定精度向上のカギは土俵外にも?
2023年07月17日 11時00分
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スポーツ
横綱・照ノ富士の故障休場、行司の責任も?「まわし待ったかけるべき」現役親方は苦言、昨年の“トラウマ”も判断に影響か
2023年07月16日 11時00分
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スポーツ
大相撲、行司が取組中の御嶽海と激突!「もう身を引くべき」今年も相次ぐ致命的失態に引退望む声も
2022年08月08日 11時00分
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スポーツ
大相撲、横綱・照ノ富士が格下相手にダメ押し?「いい相撲だったのに」落胆の声も、悪意はないと指摘も
2022年07月21日 19時30分
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スポーツ
大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも
2022年07月19日 19時30分
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スポーツ
大相撲5月場所で起こっていた「あり得ない失態」 行司の致命的ミスにファン激怒、無礼と批判された力士も
2022年07月03日 11時00分
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スポーツ
大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒! 御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々
2022年05月14日 11時00分
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スポーツ
大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ
2022年05月09日 15時35分
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スポーツ
大相撲、取組中に行司が画面から消えた?「身を引くべきでは」厳しい指摘も、正代戦以前にもあった衝撃の大失態
2022年01月23日 11時00分
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スポーツ
大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も
2022年01月18日 15時30分
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スポーツ
大関・正代戦の行司に「先場所に続いてまたかよ」ファン呆れ 取組後に接触し土俵下に転落、物議を醸すアクシデントが相次ぐワケは
2021年03月29日 19時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分