川上憲伸
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スポーツ 2020年09月09日 20時30分
中日・大野、完投連発をOB称賛もファンからは心配の声 「古傷の再発が怖い」6試合連続完投の影響は
8日に行われた中日対巨人の一戦・試合は「2-0」で巨人が勝利したが、同戦に先発した中日・大野雄大の力投がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 開幕9連勝中の巨人先発・菅野智之との投げ合いに臨んだ大野は「9回115球2失点・被安打6・1四球・5奪三振」と好投し、バットでも菅野から2安打をマーク。味方打線の援護に恵まれなかったため敗戦投手にはなったものの、7月31日対ヤクルト戦から続く連続完投を6試合に伸ばすなど好調ぶりがうかがえる投球だった。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 大野の投球を受け、元中日・川上憲伸氏や元楽天監督・田尾安志氏など複数の球界OBがSNSやユーチューブ動画を通じてコメントしている。川上氏は8日に自身の公式ツイッターに「エース対決迫力があったよ!しかも打つ方もNICEだった」、「試合後の大野の顔は清々しくみえた」と投稿。投打に活躍を見せた大野を称賛すると同時に、大野自身も手ごたえを感じているのではと推測した。 田尾氏は8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに同戦の解説動画を投稿し、その中で「大野は本当に今日も悪くなかったんですよ」、「(ここまでは)5勝4敗と貯金が1つしかできてないが、打撃陣が頑張ればずっと勝てそうな投球をしている」とコメント。同戦の大野は援護がなかったが十分勝利に値する投球だったと評価した上で、しっかり援護がもらえればここから大きく星を伸ばす可能性も高いと期待している。 同線の大野の熱投を受け、ネット上にも称賛のコメントが多数寄せられている。ただ、「ちょっと投げすぎな気がする、試合展開にもよるけど降板できそうな時は無理をせず降板してほしい」、「リリーフが休めるから完投連発はありがたいけど、その分大野に疲労が溜まってそうで心配」、「あんまり酷使し過ぎると古傷の再発が怖いな、利き手は肩も肘も過去に故障してるし」といった、故障を危惧する声も複数見受けられた。 「2010年ドラフトで1位指名を受け中日に入団した31歳の大野は、昨シーズンまでに『162登板・58勝61敗・防御率3.31・812奪三振』をマークしている左のエース。今シーズンは『12登板・5勝4敗・防御率2.31・89奪三振』と勝ち星に恵まれないながらも奮闘していますが、実はプロ入り前の2010年夏に左肩を、プロ入り後の2016年春には左ひじをそれぞれ故障した経験を持っています。大野は6試合連続完投中に706球(1試合平均118球)、シーズン全体で1348球(1試合平均112球)と毎試合110球以上を投じていますが、この現状に故障再発を危惧するファンも少なくないようですね」(野球ライター) 7月31日に国内FA権を取得したため、今オフの去就も注目されている大野。現在のところは特に故障には見舞われていないが、このままシーズンを戦い切ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月01日 14時10分
引退の阪神・藤川に「やっぱり…」川上氏がシーズン前の“予兆”を告白 プロ22年目の決断にファン・OBから惜別相次ぐ
阪神(1999-2012,2016-)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)、四国IL・高知(2015)でプレーし、昨シーズンまで日米通算で「795登板・60勝163ホールド243セーブ・防御率2.13」といった成績を残した阪神の40歳・藤川球児。8月31日、その藤川が今シーズン限りで引退することを球団が発表し複数メディアも広く報じた。 >>阪神・藤川、シーズン中に引退表明したワケ 昨オフの意味深な発言、球団の思惑も去就に影響か<< 今季は「11試合・1勝3敗1ホールド2セーブ・防御率7.20」と、打ち込まれる場面が目立った藤川。8月13日に右上肢コンディション不良を理由に一軍登録を抹消され二軍でリハビリ中だが、報道によるとシーズンを通じてコンディションを維持するのが難しいことや、チームに迷惑をかけている現状に責任を感じたことが引退決断の理由となったという。 また、阪神・谷本修球団本部長が報道陣に語ったところによると、長年の勤続疲労からか藤川の体は至るところから悲鳴が上がっているとのこと。また、右上肢のコンディション不良についても本来なら手術が必要なレベルだというが、本人は諦めずに今シーズン中の復帰をめざす意向であるという。 藤川の引退発表を受け、元巨人・上原浩治氏や元中日・川上憲伸氏ら球界OBがSNSを通じてコメントしている。上原氏は8月31日に自身の公式ツイッターに「身体は長年の蓄積でボロボロになるよなぁ」、「また投げれる 最後まで期待してるよ!」と投稿。44歳で引退した自身の経験を踏まえて藤川の状態を察しつつも、再び一軍に戻ってくることを願っている。 今年2月に藤川を取材したという川上氏も8月31日に自身の公式ツイッターに投稿。「そうか、、、やっぱり身体はボロボロだよなぁ、、いつも元気に振る舞ってる球児だから、、」と取材時は明るい態度で身体の不調を感じ取らせないようにしていたと振り返った上で、「本当にお疲れ様!」と藤川をいたわった。 今回の一件を受けて、ネット上にも「40歳を迎えた今年でとうとう引退か…長い間阪神でプレーしてくれてありがとう」、「プロ入り直後から応援してきた選手だから寂しくなるなあ」、「引退してほしくないけど本人が決めたならしょうがない、最後にもう一度一軍で勇姿を見せてくれ」、「名球会に入って有終の美を飾ってくれたらそれが一番嬉しい」といった声が数多く寄せられている。 名球会入会条件である250セーブまで、残り5セーブまで迫っている藤川。阪神はここまで全120試合のちょうど半分である60試合を消化しているが、残り試合で250セーブを達成し有終の美を飾ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2
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スポーツ 2020年07月06日 19時30分
金村義明氏「レギュラー獲るんじゃないか」 元中日川上氏も「MLBの野球観てる感じ」 中日助っ人捕手のブレークに太鼓判
3日から5日にかけ行われた中日対巨人の3連戦。巨人が2勝1敗でカード勝ち越しを収めたが、試合結果以上に注目を集めたのが中日の助っ人捕手であるA・マルティネスの活躍だった。 1日に育成から支配下に昇格したA・マルティネスは、3日の1戦目・8回表に代打として来日初の一軍出場。翌4日の2戦目では6回表に代打で登場すると、その裏からマスクをかぶり最後まで出場。球界で助っ人が捕手としてマスクをかぶるのは2000年の元中日・ディンゴ以来20年ぶりだったが、6回裏に巨人・吉川尚輝の盗塁を阻止するなど問題なく守備をこなした。 さらに、5日の第3戦目ではスタメンに抜擢され8回表まで出場し、猛打賞となる3安打をマーク。守備でも先発・梅津晃大、2番手・福敬登とバッテリーを組み7回まで巨人打線を3点に抑え、「6-4」での勝利に大きく貢献した。 >>元中日・森野氏、高橋に打点量産を期待も賛否「大島とくっつけるぐらいしないと」ファン同士で議論が勃発<< A・マルティネスの攻守に渡る活躍を受け、複数の球界OBがSNSや出演したテレビ番組で期待のコメントを寄せている。元中日で野球解説者の川上憲伸氏は、5日に自身の公式ツイッターに投稿。「8番にあのスイングするバッターがいるといいね」、「キャッチングも良い感じ なんかMLBの野球観てる感じ」と攻守のプレーを評価した。 元近鉄で野球解説者の金村義明氏は、5日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内で「ウエスタン(・リーグ)でも良く打ってるとは聞いてたけど、バッティングはものすごく(バットが)振れてる」、「今中日は(捕手の)レギュラーが固まってないから、このまま順調に育つとレギュラー獲るんじゃないか」と、A・マルティネスのスタメン奪取に太鼓判を押している。 彗星のごとく現れた助っ人捕手には、ネット上からも「いきなり一軍で使うのはどうかと思ったけど、攻守に活躍してて予想外」、「打撃はいいし肩も強いから、首脳陣は本腰入れて育成頑張ってほしい」、「NPBで助っ人が主力捕手になるのは無理って言われてるけど、球界の常識を覆す選手になるのでは」といった期待の声が多数挙がっている。 A・マルティネスは一軍デビュー前に二軍で3試合に出場し、「.556・2本・4打点・5安打」といった成績をマークしている。そのため、打撃面の活躍については前評判通りといえるが、守備面については昇格直後でほとんどデータがないことが、逆に巨人ベンチに配球の傾向を読みづらくさせたのではとの見方もされている。 「“グラウンド上の監督”とも称される捕手は投手との円滑な意思疎通や野手陣への的確な指示などが要求される上、それらを培うためには数年単位の経験が必要となる過酷なポジション。そのため、日本とは言葉も文化も違う異国の地から来日し、チームの補強次第ではいつクビを切られてもおかしくない助っ人に任せるには最も適さないポジションとされています。ただ、A・マルティネスの今後の活躍次第では、これまでの固定観念が打ち破られる可能性も決してゼロではないでしょう」(野球ライター) 5日の試合後の報道では、チームを率いる与田剛監督が「期待通りによく打ってくれた。今シーズンの大きな戦力になってくれると思う」と語ったことが伝えられているA・マルティネス。このまま首脳陣の信頼を勝ち取り、球界の常識を覆すようなブレークを果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2
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スポーツ 2020年06月18日 17時00分
元中日・川上氏が西武優勝を予想 キーマンは“ダルビッシュに似た”投手? 独自の見解に「1人だけで補うのは難しい」と疑問も
元中日で野球解説者の川上憲伸氏が、17日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にVTRでゲスト出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>元中日・川上氏、高橋由伸氏を「接したらいかん」と無視? 星野監督も“話すな”と指示、ルーキー時代の敵対心を明かす<< 今回の放送には川上氏と元広島で野球解説者の前田智徳氏がゲスト出演。両名は今シーズンのパ・リーグの優勝争いを、「本命」、「対抗」、「大穴」の3つに分けてそれぞれ予想した。 話題となっているのは、川上氏が西武を優勝の本命として挙げた直後の発言。川上氏は「投手力さえ良ければ(優勝できる)」と本命と予想した理由を述べた上で、「今井(達也)がダルビッシュ(有/カブス)と似たようなフォームになって球速が上がっている。中盤以降は先発の柱となって活躍しそうな感じがする」とコメント。昨年の西武はチーム打率はリーグ1位(.265)ながらチーム防御率がリーグ最下位(4.35)と投手力が不安だったが、プロ4年目の先発・今井の台頭で投打共に隙のないチームになるのではと予想した。 川上氏の発言を受け、ネット上には「確かに今井は練習試合の時点で155キロマークするくらい球が速くなってる」、「練習試合では確か1、2点しかとられてなかったから、シーズンでも投手陣を牽引する存在になりそう」、「ダルは2ケタ勝利、防御率1点台が当たり前の投手だったけど、今井がそのレベルになったら多少打線が湿っても優勝は固そうだ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「リーグ最低クラスの投手力を今井1人だけで補うのは難しくないか?」、「確かに今井は今のところよさそうだけど、他が微妙だから結果的に変わらない気がする」、「ニールやら高橋やらがボコボコに打たれてるから、今井1人が奮闘しても徒労に終わりそう」といった疑問の声も複数見受けられた。 「昨シーズン7勝を挙げブレークの兆しを見せた今井は、6月2日から16日まで行われた練習試合で『2登板・8回1失点・防御率1.13』と好投。10日楽天戦では自己最速を更新する155キロをマークするなど好調ぶりを見せつけています。ただ、他の先発陣を見ると、昨季12勝のニールが『2登板・10回11失点・防御率9.90』、10勝の高橋光成も『2登板・10回12失点・防御率10.80』と絶不調。そのため、川上氏の発言に対し、『今井1人だけがブレークしても劇的な変化はない』と考えるファンも多いようです」(野球ライター) 今シーズンリーグ優勝を果たせば、球団では1992年以来のリーグ3連覇(チームはその後1994年まで5連覇)となる西武。偉業の実現に向けては、今井だけでなく松本航(昨シーズン7勝)、本田圭佑(同6勝)といった他の先発の働きも必要と考えるファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月27日 17時00分
元中日・川上氏、高橋由伸氏を「接したらいかん」と無視? 星野監督も“話すな”と指示、ルーキー時代の敵対心を明かす
元中日で野球解説者の川上憲伸氏が、中日時代の同僚で四国IL・愛媛でコーチを務める小田幸平氏が26日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演。元巨人で野球解説者の高橋由伸氏について言及した。 大学時代から投打のライバルとして注目を浴びた同い年の川上氏(明治大卒)と高橋氏(慶応大卒)は、1997年ドラフトで共に1位指名を受けプロ入り。本動画で川上氏は、プロ入り後の高橋氏との関係性について語った。 大学時代は球場で顔を合わせたら喋ったり、試合後に電話をしたりと高橋氏とは普通の関係性だったという川上氏。ただ、プロ入り後は「周りがライバルだなんだと言ってくるから、仲が悪くなってくる(ような気がした)。仲が悪いと言ったらおかしいかもしれないけど、それまでは(高橋氏とは)普通に話す仲だったのに『接したらいかんのかな』って(気持ちだった)」という。 また、当時中日の指揮を執っていた星野仙一監督からも「ライバルと話しとったらインコースなんか攻めれんやろ」と言われていたとのこと。そのため、川上氏は球場で高橋氏を見かけても会話どころか目を合わせることも避け、食事も1回ぐらいしか一緒に行かなかったという。 こうした高橋氏への意識は、試合での対戦にも影響していたという川上氏。1年目の高橋氏は川上氏との対戦で常にホームランを狙った真っ向勝負を挑んできたというが、川上氏は「そこを(変化球で)かわしてた。新人王を獲りにいくために」ととにかく結果を重視したと語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「焚きつけてたのは周囲だけど、それで目も合わせなくなるって凄い意識だな」、「星野さんは他球団の選手と話したら即罰金処分ってくらい厳しかったよね」、「川上は高橋を打ち取るたびに吠えたりグラブを叩いてた印象がある」、「変化球でかわしてたは言い過ぎじゃないか?当時見てたけど由伸の時だけ明らかに球速上がってた気がするんだけど」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2008,2012-2015)、ブレーブス(2009-2011/2011年はマイナー)で活躍した44歳の川上氏と、巨人(1998-2015)一筋でプレーした45歳の高橋氏。両者は1975年度生まれの同級生で、1998~2008年、2012~2015年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 プロ1年目の1998年シーズンに川上氏は「14勝6敗・防御率2.57・124奪三振」、高橋氏は「.300・19本・75打点・140安打」とお互いに新人離れした成績を残している(新人王は川上氏)。同年からは約22年が経つが、当時の記憶はいまだに印象深いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について小田幸平氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCl5XxVyJYNq7gOkemprMBiA
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スポーツ 2020年05月22日 19時30分
元中日・川上氏、カットボール誕生秘話を告白 低迷脱出をもたらすも、谷繁元監督は“投げ方”に不満だった?
元中日・川上憲伸氏が21日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に最も得意とした変化球である「カットボール」について言及した。 プロ1年目の1998年に14勝を挙げるも、翌年以降の3年間は合計で16勝と低迷した川上氏。その低迷から復活する最大の要因となったのがカットボールだった。本動画ではカットボールについて、どのように誕生したのかきっかけから丁寧に説明している。 川上氏によると、低迷の時期は左打者に投じたインコースの直球がシュート回転し、真ん中付近へ行ってしまうことに思い悩んでいたとのこと。そうした状況の中、2001年オフに偶然テレビでヤンキース・リベラの投球を目にしたという。 リベラはMLB歴代最多の652セーブをマークした投手だが、そのリベラが最も得意としていたのが左打者の胸元に食い込むカットボール。「このボールを何とかモノにしたい」と考えた川上氏は、リベラの投球映像をVHSビデオで録画しコマ送りで何度も見て研究したという。 画質の問題でボールの握りはあまり分からなかったが、腕の振りについては理解したという川上氏。その後習得のために練習で実践を重ねたところ、2002年春季キャンプのブルペン投球中に「球が動いてるから、(体が)どこかおかしいんじゃないの?」とブルペン捕手から言われ、「これはもう(実戦でも)いけるだろう」と自信をつけたという。 その後シーズンでもカットボールを投げ始めた川上氏だが、当時はまだカットボールを使用していた投手がほとんどおらず、打ち取られた打者は軒並みベンチで首をかしげていたとのこと。この光景を見た川上氏は「よしよし、それでいい」とさらに自信をつけ、結果同年は12勝を挙げるなど完全にカットボールを習得したという。 同年の川上氏は、直球のサインを無視してまでカットボールを投げていたため、同僚捕手・谷繁元信(元中日監督)から「サインを無視して勝手に投げるのはお前ぐらいだぞ」と釘を刺されてしまったことも笑い交じりに告白。その後の谷繁は意思疎通がしやすいよう、カットボール用の細かいサインを新たに考案したということも語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「映像見ただけでリベラのカットボールをモノにできたのは凄いことなんじゃないか」、「偶然の産物って感じの話だな、でもリベラの投球見てなかったら今の川上はいなかっただろうね」、「この年の川上はノーヒットノーランも達成してるし、他球団ファンとしても相当厄介な存在だったな」、「何で低迷したのかについてはもう少し詳しく教えてほしかった」、「谷繁にサイン無視のクレーム入れられた話は笑った」、「直球と思ったボールが急に曲がってくるから谷繁も捕るのに苦労してたのかも」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2008,2012-2015)、ブレーブス(2009-2011/2011はマイナー)でプレーし「125勝98敗・防御率3.37・1545奪三振」といった成績を残し、最多勝(2004,2006)、最多奪三振(2006)、最高勝率(2006/当時は表彰対象外)、沢村賞(2004)など数々のタイトルも手にしている44歳の川上氏。もしカットボールを習得していなければ、こうした成績は残せなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFUAjeyVai7kXP2b3or7fFg
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スポーツ 2020年05月14日 17時00分
元中日・川上氏がユーチューバー宣言! SNSには既にお宝動画も? 通算125勝の元エースが満を持して参戦
現役時代に中日(1998-2008,2012-2015)、ブレーブス(2009-2011/2011年はマイナー)でプレーし、日米通算125勝をマークした44歳の川上憲伸氏。13日、その川上氏が今後YouTubeでの活動に取り組んでいくことを明らかにした。 退団後は野球解説者として、TVやラジオなどで活動を行っている川上氏。2018年4月24日に高木豊氏(元大洋、横浜他)がチャンネルを開設して以降、YouTube界には25名以上のOBが参入しているが、川上氏も満を持してそこに加わることになった。 川上氏は13日、「川上憲伸【公式】カットボールチャンネル」という名前の公式ツイッターアカウントを開設。同日、自身のYouTubeチャンネルのURLを添え「YouTube近日スタート! チャンネル登録してお待ちください」と投稿した。 川上氏のYouTubeチャンネルを見ると、開設日は2020年4月30日だが14日午後3時時点ではまだ1本も動画は投稿されていない。それでも、チャンネル登録者数は既に1000人を突破している。 一方、チャンネル公式ツイッターのフォロワーは3300人以上と、チャンネル登録者数以上の伸び率で増加中。これを受けた川上氏は14日に「フォロワー1111人突破記念」と題し、自身が最も得意とした変化球・カットボールの握りについて説明する14秒ほどの動画をチャンネル公式ツイッターに投稿している。 今回の一件を受け、ネット上には「さっそくチャンネル登録しました!1本目の動画楽しみにしてます!」、「中日所属当時の選手や落合(博満)監督とのエピソードがあれば聞きたい」、「自分は草野球で投手やってるから、カットボールをはじめとした変化球の投げ方はぜひ教えて欲しい」、「握りの動画ももちろんいいけど、どうやって習得したか経緯を話す動画も見たい」といった反応が多数寄せられている。 中でも、特に多かったのが「ライバル上原さんとの思い出について語ってほしいです!」、「どういう気持ちで上原と投げ合っていたのか知りたい」といった、元巨人・上原浩治氏についてのトークを期待するコメントだった。 「川上氏と上原氏は共に1975年生まれの同級生で、お互いにチームのエースとして何度も投げ合ってきたライバルとして知られています。当人たちも互いを認め合っていたようで、川上氏は4月12日に出演した中京ローカル番組の中で、上原氏と投げ合った試合を最も自身の記憶に残る試合だったと紹介。上原氏も5月12日に自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、川上氏のカットボールを『僕が今まで見てきた中で一番』と評しています」(野球ライター) 上原氏とは1999年から2008年まではプロ野球、2009年から2010年にかけてはメジャーの舞台でしのぎを削った川上氏。これからアップしていく動画の中で、上原氏について言及することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2川上憲伸氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFUAjeyVai7kXP2b3or7fFg上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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