前川右京
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スポーツ 2023年06月08日 11時45分
阪神・岡田監督の打線改造、楽天ブルペンの問題も影響? 中軸の佐藤には不安要素も
前夜とは打って変わっての快勝だ。岡田彰布監督も上機嫌だった。調べてみたら、「4点差」以上をつけての勝利は5月16日の中日戦以来19試合ぶりである。 6月7日、阪神は大幅な打線改造で楽天戦に臨んだ。「3番DH・前川右京、9番左翼・島田海吏」、梅野隆太郎を6番に据え、ノイジーを外した新打線が14安打11得点と爆発した。 “予兆”は「前夜の監督談話」以外にもあった。試合前、屋外のフリー打撃練習の順番が貼り出されるのだが、どの球団も「スタメン出場する選手」から先にケージに入る。前日まで後ろから数えた方が早かった前川の名前が「最初の優先者枠」にあったのだ。 「打ったなあ。見事的中したなあ。全部俺がやってんやけどな(笑)。前川の3番はオレが進言したけどな」 >>阪神・岡田監督、怒りの打線改造? 不振助っ人に苦言連発、試合前の疲労対策も効果薄か<< 近本光司、中野拓夢の「1・2番コンビ」が好調だ。4番・大山悠輔には一発の脅威がある。となれば、対戦投手は「3番バッター」と勝負しなければならない。前夜の岡田監督の言葉を借りれば、「見送ればボール・カウントになる球に手を出していた」ノイジーよりも上り調子の前川を使ったということだが、一歩間違えれば、大敗の可能性を秘めていた。 「9人中6人が左バッターですよ。阪神は控えの外野手陣に右バッターが少ないので」(球界関係者) 楽天の先発は、田中将大。右投手だ。しかし、クローザーの松井裕樹は左腕であり、中継ぎ投手陣に「左がいない」ことで“左偏重の打線”でもイケルと見たそうだ。 さらにまた、こんな情報も聞かれた。 「岡田監督は佐藤輝明の状態を心配していました。同日も三塁打2本と活躍していますが、打球が上がらず、ライナー性のヒットが続いていました。決して悪いことではないんですが、佐藤自身がホームランを欲しがり、バッティングがちょっと強引になっている、と」(前出・同) こうしたチーム状況を聞かされると、この「6月7日の楽天戦」が2023年の阪神にとって、分岐点となったのではないだろうか。 というのは、左の中継ぎ投手がいないことで“大胆な打線改造”ができたわけだが、僅差のゲーム展開、あるいはビハインド状態で試合終盤に突入した場合、左腕クローザー・松井との勝負は避けられない。 岡田監督は「松井を登板させない試合展開」をイメージし、試合序盤で勝負を決めるつもりでいた。しかし、実際は1点の最少リードのまま試合は進み、打者3巡目の5回に追加点を取って、ようやく岡田監督のイメージした「松井を投入させない」展開になった。 「前川が第1、2打席でヒットを放ちましたが、試合序盤の岡田監督はムッとしていました。でも、選手たちが岡田監督の意図を理解し、3巡目以降になんとかしてくれて」(同) 指揮官と選手が一つになった試合でもある。 蛇足になるが、田中の直球に往年のスピードはない。スプリットやスライダーで打ち損じを誘う投球術はさすがであり、阪神打線が序盤戦に苦しんだのはそのせいだ。制球力の高い田中と対戦し、阪神打線は「ボール球に手を出すな!」の岡田監督の言葉を実感したのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月13日 19時30分
阪神ドラ4・前川、フェンス激突後交代に「背中の故障再発?」心配の声 またも長期離脱か、平田監督も沈痛
12日に行われた二軍・阪神対ソフトバンク戦。「2-15」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが阪神のドラ4・19歳、前川右京の負傷交代だった。 「0-3」と阪神3点ビハインドの1回表無死満塁。乱調の阪神先発・小野泰己に代わりこの場面からマウンドに上がった2番手・牧丈一郎は、打席のソフトバンク・リチャードに4球目のスプリットを左翼後方へ運ばれる。左翼手の前川はすぐに背走し、フェンスに背中からぶつかりながら捕球を試みるも及ばなかった。 フェンス激突後は特に変わった様子は見せずにプレーを続行し、直後の1回表1死二、三塁の場面ではアウトは取れなかったものの本塁への好返球も見せていた前川。ところが、2回裏1死一塁で回ってきた第1打席で片山雄哉を代打に送られ途中交代となった。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< 突然の交代を受け、ネット上には「問題ないと思ってたら急にベンチ下がったけど大丈夫なのか」といった心配の声に加え、「これまさか上半身コンディション不良が再発したのでは」、「背中、腰に故障再発なら、また2か月ぐらいグラウンドから遠ざかるってことになるんじゃないか?」と長期離脱を危惧するようなコメントも多数みられた。 「前川は高卒ルーキーながら矢野燿大一軍監督、平田勝男二軍監督からスイングの鋭さなど打撃面を高く評価されている期待の若手ですが、3月末に上半身コンディション不良を発症し戦線を離脱。当時の報道では背中・腰の張りがきっかけとされており、その後約2カ月の調整を経て、6月7日の二軍・オリックス戦で実戦復帰したばかりでした。今回の途中交代は1回表のフェンス激突で何らかのアクシデントが生じたことが理由と思われますが、もし上半身コンディション不良が再発したとなると、また2カ月程度の長期離脱を強いられる可能性も決して低くはないでしょう」(野球ライター) 試合後の報道では、平田二軍監督が前川は13日に病院に行く予定と明かすと同時に、「(痛めた箇所は)同じところだと思うよ。せっかく(故障が)終わったところなのにな…。参った。一番、コレが痛いや」と再発を覚悟していることが伝えられている。長期離脱からようやく復帰した直後に、またその悪夢が前川に再来してしまうことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月15日 15時30分
阪神ドラ4・前川に球界OBが「西武の森に近い」 今季中のレギュラー奪取にも現実味? 佐藤の処遇も追い風となるか
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、14日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で金村氏はオープン戦で14日までに「.273・0本・4打点」をマークしている阪神・佐藤輝明の打撃の変化や、現在二軍で調整している巨人の戸郷翔征・高橋優貴に心配していることなどを話した。その中で、現在一軍に同行している阪神のドラフト4位・18歳の前川右京に期待を寄せた。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< 高校通算37本塁打の実績を引っさげプロ入りした前川は、春季キャンプは二軍で過ごしたが、練習試合・教育リーグで打率「.454」と結果を出したことから13日に一軍初昇格すると、同日の巨人戦で「4打数2安打」とマルチ安打をマーク。これを受け矢野燿大監督は、15、16日の対ソフトバンク2連戦にも前川を帯同させることを決めている。 昇格してすぐに好アピールを見せた前川について、金村氏は「西武の森に近いね。森もあんな感じのスイングやったね。ちょっともう振り過ぎるやろうというくらい振る」とコメント。パ・リーグ屈指の強打者である西武捕手・森友哉に匹敵するスイングの鋭さがあるという見解を示した。 金村氏は続けて、「振れない人が多い中であれだけ振れるいうのは、試合の、それも対外試合であれだけ振れるっていうのはこれはね、半端じゃない」と指摘。目先の結果を求めてスイングが縮こまる打者も多い中、凡退を恐れずにフルスイングを貫けるのはすごいことだと称賛した。 「巨人戦で甲子園初デビューで、練習試合もオープン戦も二軍で振ってよう打ってるんやけども、まあ度胸も据わってる」と、大きな重圧がかかる本拠地での“伝統の一戦”で結果を出した点も評価した金村氏。「これ(ほどの打者)は久しぶりに見た。もうこれは来年ぐらいレギュラー獲ってるんちゃう?」と、そう遠くないうちにレギュラーをつかむのではと今後に期待を寄せた。 この金村氏の発言を受け、ネット上には「お試し昇格かなと思ってたら普通にマルチ打ったからビックリした」、「打撃だけならもう一軍で通用しそうな雰囲気が漂ってる」と同調の声が寄せられた。同時に、「矢野監督の起用法次第では、来年からじゃなく今年からポジション掴む展開もあり得るぞ」、「現状だと外野に割り込むのは厳しそうだが、佐藤の二塁起用が本格化すれば付け入る隙も出てくるのでは」と今季中のレギュラー獲得も現実味があるとするコメントも多数みられた。 「阪神の外野3枠は現在中堅が近本光司、右翼は佐藤、あるいは大山悠輔のレギュラー起用が決定的で、残る左翼も糸井嘉男、ロハスらが激しい競争を展開しています。デビュー戦で結果を出したとはいえ、まだほとんど実績がない前川が割って入るのはかなり厳しい状況です。ただ、矢野監督は12日・中日戦でシーズンを見据えたオプションのひとつとして佐藤を二塁でテスト起用しており、佐藤も4度あった守備機会をノーミスで終えるなど軽快な動きを見せています。そのため、今後佐藤の二塁起用が本格化するようなら外野が1枠空き、前川にもレギュラー奪取のチャンスが生まれるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 15日の報道では、井上一樹一軍ヘッドコーチが「(開幕の)野手17人分の1を獲得する可能性はある」と開幕一軍入りの可能性を示唆したことが伝えられている前川。同日からのソフトバンク2連戦は、今季の立ち位置を左右する重要なカードとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月22日 18時30分
阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も
野球解説者で阪神OB会長の川藤幸三氏(元阪神)が、22日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)にVTR出演。番組内での発言がネット上で物議を醸している。 番組では、高知・安芸で行われている阪神二軍キャンプを訪れた川藤氏が、平田勝男二軍監督と対談。両名は現役時代の安芸キャンプの思い出話や、平田二軍監督が期待をかけている選手などについて語った。 >>阪神・糸井に「何歳や思ってんねん」 金村氏がハイペース調整に苦言、本人の過去発言から反発も<< その中で、平田二軍監督はドラ4・18歳の前川右京について「振る馬力があるんですよ」とスイングの力強さに目を見張るものがあると称賛。川藤氏は「あれはいい! 構えとる雰囲気、ええものがある」とうなずく一方で、「わし唯一ね、あの子見ていて気に入らないのが背番号」と不満を口にした。 前川は現在背番号「58」を着用しているが、川藤氏は「あんなもんあるかい! 今1番空いとるやろ? 1番あいつに、絶対1番つけさせえ!」と、背番号「1」への変更を要求。近年では鳥谷敬氏(元阪神他)が球団史上最長の16年間(2004-2019)背負っていた。これを受け平田二軍監督は「鳥谷の1番ですか? いやそれは早いですわ会長」と否定的な見方を示した。 ただ、川藤氏は根拠は述べなかったが「あれ58つけとる限りでは二軍のままで終わる」と、今の背番号のままでは前川の大成は望めないと主張。これを聞いた平田二軍監督は「いやそんな…見ててください。そんな終わらせませんよ」と反論したが、川藤氏は「だからそのためにも1番着けさせえって。それぐらい値打ちのある子やって」となおも主張を曲げず平田二軍監督を苦笑いさせた。 この川藤氏の発言を受け、ネット上には「前川はまだ実績皆無なのにそんなに期待してるのか」、「前川はここまで実戦打率7割超(.750)だけど、それもあって『こいつはモノになる』って確信みたいなものがあるのかな」と驚きの声が寄せられた。一方、「川藤は球団の方針を知らんのか? キャリアの無い選手にいきなり1番が渡ることは多分無いぞ」、「前川は将来的には1番もらえる可能性はある、ただ今すぐには絶対無いと思う」といった苦言も多数みられた。 「球界では過去に主力選手が背負った番号が、新入団選手に期待値込みで与えられるケースはあります。直近ではDeNAが2021年ドラフト1位の小園健太に、三浦大輔監督が現役・コーチ時代に計21年間(1998-2016,2019-2020)着用した『18』番を与え話題を呼びました。阪神も2003年ドラフトで自由獲得枠としてチームを選んでくれた鳥谷氏に大きな期待を込めて『1』番を与えましたが、2019年オフの鳥谷氏退団で空いた『1』番については、相応の実力・実績を持つ選手が現れるまでは空き番のままにするという方針を表明しています」(野球ライター) 前川は名門・智弁学園高校で1年生から4番を張り、高校通算37本塁打を記録した次代の大砲候補。ただ、プロ入り間もない現段階での背番号「1」継承はさすがに時期尚早と考えているファンは少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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