伊勢大夢
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スポーツ 2023年07月28日 17時30分
中日・立浪監督、伊藤の牽制死にブチギレ?「ブツブツ言ってて怖い」ベンチ映像が話題、試合後もボヤキ止まらず
27日に行われ、中日が「1-2」で敗れたDeNA戦。中日・立浪和義監督が試合中に見せた態度が話題となっている。 注目が集まったのは、「1-2」と中日1点ビハインドの8回裏でのこと。この回攻撃の中日は先頭・宇佐見真吾がDeNA2番手・伊勢大夢からライト線ヒットを放つと、立浪監督は宇佐見に代え伊藤康祐を代走起用。しかし、伊藤は1死一塁で打者・大島洋平がカウント「2-2」になった直後、伊勢が投げた一塁牽制に戻りきれずタッチアウトになった。 伊藤が牽制死を喫した直後、ベンチで戦況を見ていた立浪監督は、ベンチ前の柵に両手を置きながらうなだれる。また、そこから顔を上げた後も、腕を組みながら何かをつぶやく。何を言っていたのかは不明だが、表情は険しく不満げな様子だった。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネット上には「立浪監督明らかに幻滅してるなこれ」、「ガックリした後に何かつぶやいてるの怖すぎる」、「代走が絶対やっちゃいけないことだし内心ブチギレてるだろ」、「同じミス犯した高松みたいなことになってもおかしくないぞ」といった驚きの声が寄せられた。 「中日は7月4日・巨人戦1点ビハインドの7回裏1死一、三塁の場面で、代走起用されていた一走・高松渡が牽制死。このミスも関係したのか、同月18日に高松と西武・川越誠司の交換トレードが両球団から発表されています。こうした経緯もあり、伊藤も今回の牽制死を機に居場所が失われるような事態になっても不思議ではないと見方も少なくないようです。今季の伊藤は27日終了時点でキャリアハイを更新する34試合に出場していますが、打撃が『.150・0本・0打点』と振るっていないこともあり、代走・守備固めでの起用がほとんど。走力を見込んで起用している選手に今回のようなミスが出ると、首脳陣としても使いどころが難しくなるのでは」(野球ライター) 27日の中日は6回裏1死一、三塁の場面でも、高橋周平が二ゴロを放った際に一走・大島が二塁進塁を一瞬躊躇した結果、高橋ともどもアウトにされるという手痛いミスが出ている。試合後の報道によると、立浪監督は「走塁のミスが多すぎる。ご覧の通り」、「他球団よりも走塁練習しているんですけれど、これだけ出るのはね」と呆れ果てたようにコメントしたという。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月26日 12時10分
中日・立浪監督、DeNA戦終盤の代打策に「勝つ気ないのか」と批判 試合後のノーコメントにも不満の声
25日に行われ、中日が「3-5」で敗れたDeNA戦。立浪和義監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「1-5」と中日4点ビハインドの9回裏でのこと。この回攻撃の中日は、DeNAの2番手・森原康平から2点を奪い、なおも2死満塁とチャンスを作る。ここでDeNA側は3番手・伊勢大夢をマウンドに送ったが、これに合わせるように立浪監督も鵜飼航丞を下げ、溝脇隼人を代打起用した。 しかし、打席に立った溝脇はカウント「1-1」からのフォークをスイングするも、力ない二飛に倒れ試合終了。立浪監督の代打策が不発に終わったチームは、球宴前の17日・阪神戦から続く連敗が4に伸びた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 立浪監督の代打策を受け、ネット上には「代打溝脇ってなんだそりゃ、勝つ気ないのか」、「鵜飼にそのまま託した方がまだマシだっただろ」、「伊勢は右投手だから左打者ぶつけようって安易に考えたのでは」、「今季の伊勢は右の方が苦手なこと知らないのか?」、「なんなら自軍打者のデータも完全に無視してるじゃないか」といった批判が寄せられた。 「物議を醸している9回裏2死満塁の場面ですが、鵜飼はこの日6回裏から途中出場するも2三振とサッパリ。加えて、マウンド上の伊勢が右投手だったこと、その伊勢から昨季代打タイムリーを放っていることなども考慮して、左打者の溝脇を代打起用したものと思われます。ただ、対右投手に関しては溝脇が今季打率『.111』、鵜飼が『.214』と鵜飼の方が1割以上も数字がいい上、伊勢も対右被打率が『.281』、対左が『.194』と今季は右打者の方が不得意でした。データ上の根拠が乏しいことも、立浪監督の代打策に非難が集まっている大きな理由になっているようです」(野球ライター) 試合後の報道では、立浪監督が溝脇を代打起用した理由について説明を行ったとは特に伝えられていない。一部からは「代打溝脇についてダンマリなのはムカつく」、「せめて意図ぐらいは説明してくれないと納得できない」といった不満の声も上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月19日 17時30分
DeNA・伊勢「真っすぐあっての自分」 無敵のストレートを武器にめざす9回のマウンド
2022年、前年度の最下位から2位へのジャンプアップの原動力となった伊勢大夢。絶対的セットアッパーとしてリーグトップの71試合に登板し、ホールドポイント42、防御率1.72と3年目の飛躍を遂げた右腕は、チーム内MVPとの呼び声も高かった。 昨年、ブレイクスルーを果たした側面を「良くなった理由をフィードバックしてみると、キャンプ中に真っすぐに対して投げ込んで低めに行くようになった分、変化球もそこから落ちた」と自己分析。最速153キロ、投球の約60パーセントを占め、なおかつ被打率は.187と球界トップクラスの質を誇るストレートのブラッシュアップが成功の秘訣と振り返った。 今シーズンも「もう一回、イチからになりますけど確認して『強い真っすぐを投げる』からやっていって、そこから変化球を」と段階を踏みながら調整していくと明かした。また昨年は小谷正勝コーチや木塚敦志コーチと相談の上、ブルペンで150球もの投げ込みを敢行したが「去年やらせてもらって良かったので、今年もタイミング見て100球近く投げて、投げて疲れる日を作る。そこで得るものが去年あったので、それをもう一回やろうと思います。投げていけば良くなるタイプだと自分でも分かり出したので」と、経験に基づいた調整法を踏襲していくとした。 当面の目標は「キャンプ終わってオープン戦にはしっかりとしたパフォーマンスが出せるように。去年は5月くらいからやっと良くなったので、それが4月アタマからいけるように調整したいです」と開幕からエンジン全開で臨むと意気込んだ。 どうしても気になる登板過多について「1〜2年目も1軍では三十数試合の登板でしたが、2軍を含めれば登板数はあまり変わらない」と意に介さない。日付ベースでの連投13回、3連投も1回とフル回転したが「むしろポジションを固定していただいた分、意外に疲労を感じていません」とセットアッパーとしての地位を確保したことのメリットの方が大きかったようだ。 「代わりのパーツとしてハマれるように準備してきたので、それができたことが去年一番うれしかった」と、山崎康晃、エドウィン・エスコバー、平田真吾が3連投の7月9日、1試合クローザーとして試合を締めた試合を述懐した剛腕。数多くのチーム内ライバルとの競争を勝ち取り、いつかは9回のマウンドで仁王立ちしてみせる。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月08日 17時30分
DeNA、ビジターとデーゲームを征せよ! 奇跡の大逆転Vに必要な苦手要素の払拭
首位スワローズ追撃をもくろんでいるベイスターズ。8月は18勝6敗と猛スパートをかけ、勝負の9月に突入した。前半の雨天中止や、コロナによる順延が9月に回り、今月は30日間で休みは3日間のみと未曾有の超過密日程となっている。 懸念材料はベイスターズの誇る勝利の方程式、伊勢大夢、エドウィン・エスコバー、山崎康晃の“防御率1点台トリオ“と、脇を固める平田真吾、入江大生らの鉄壁のリリーフ陣の疲弊と思われていた。伊勢とエスコバーはセ・リーグ1位の登板数の59を数え、クローザーの山崎も同7位タイの48。回またぎもある入江も46と、リーグ最少のゲーム消化数であるにもかかわらず、ブルペン陣の負担は深刻な状況。登板していないピッチャーもブルペンで常時肩を作っており、斎藤隆チーフ投手コーチも「みなさんには見えないが、彼らも肉体的、精神的にも疲労がある」とコメントしていたことからも、リリーフ陣の整備が最重要課題と思われていた。 しかし9月に入り、1日のドラゴンズ戦こそ7得点と打線が奮起したが、2日からのカープ戦から一転沈黙。トータル5戦で得点は0、0、0、2、3と機能不全に陥り、完全に勢いを失っている。6日のジャイアンツ戦こそ4番・牧秀悟のタイムリーとキャプテン・佐野恵太の意地のホームランで僅差のゲームを制したが、7日は18−3と屈辱的大敗を喫し、東京ドームに駆けつけた熱心なベイスターズファンもゲームセットを待たずに席を立つ姿が散見された。 嫌なデータは他にもある。ホームゲームは34勝23敗と大幅に勝ち越しているが、この日の敗戦でビジターゲームは28勝32敗と4つの負け越しとなっており、この先まだ9ゲームを残している点も不安。さらに9勝23敗と大の苦手としているデーゲームも6試合残している。6日も山崎以外のリリーバーはギリギリの投球が続いていただけに、打線の奮起で苦手のビジター&デーゲーム克服が、栄光へ向けての重要なキーポイントとなりそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月05日 19時30分
広島・秋山の死球交代で審判に批判「判断次第じゃ防げた」 アクシデント招いた投手は直前にも問題
4日に行われ、DeNAが「0-7」で敗れた広島戦。4番手として登板したDeNAのプロ3年目・24歳の伊勢大夢の投球がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-3」とDeNA3点ビハインドの7回裏1死二、三塁でのこと。この回から登板の伊勢は打席の広島・秋山翔吾に対しカウント「1-2」からスライダーを投じたが、制球を誤ったのかボールは秋山の膝元へ。秋山は後ろにのけぞるも避けきれず、右膝裏付近にボールを受けた。 打球直撃後、秋山は右膝から崩れ落ちるようにその場に倒れ込むと、約5秒後に立ち上がった後も両膝に手をつき、うなだれるなどかなり痛そうな様子。その後はトレーナーに付き添われながら一塁までは歩いたが、代走・大盛穂を送られ交代。同時に、伊勢も5番手・田中健二朗に代わりマウンドを降りた。 >>プロ野球・広島戦の球審、また不可解判定?「西川怒ってないか」三振宣告に選手は振り向き凝視<< 秋山の負傷交代を招いた伊勢の死球を受け、ネット上には「代えの効かない中軸に危ない球ぶつけるのは勘弁してくれ」といった苦言が上がったが、中には「伊勢はもちろん審判団も悪い、判断次第じゃ秋山への死球は防げた」、「やっぱり危険球退場にすべきだったよ、磯村(嘉孝)にぶつけた時点で制球荒れてるのは明らかだったし」などと審判にも非があるとするコメントも見られた。 「7回裏の伊勢は先頭・磯村をカウント『1-2』と追い込むも、5球目に投じたフォークがすっぽ抜け磯村の首元付近に直撃。磯村が一旦ベンチに下がる間に審判団はグラウンド上で協議を行いましたが、危険球退場とはせず無死一塁で試合を再開しました。審判団は磯村への死球は変化球のすっぽ抜けでそこまで球威がなかった、当たった箇所がNPBの定めている危険球となり得る範囲(打者の顔面、頭部、ヘルメット等)外と判断したことなどから“おとがめなし”にしたと考えられますが、退場にしていれば直後に秋山が死球を食らうこともなかったはずだと不満を抱いているファンも少なからずいるようです。伊勢は試合前時点で『57登板・55イニング・2死球』とほとんど死球は出していなかったのですが、登板数がリーグ2位(4日の登板で1位タイに)とかさんでいることを考えると、勤続疲労の影響が出始めている可能性も考えられます」(野球ライター) 秋山の死球交代後、広島は2死満塁から坂倉将吾が13号満塁ホームランを放ちそのまま大勝。ただ、広島ファンにとっては今ひとつ後味の悪い試合となってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月04日 17時30分
DeNA、新守護神・伊勢がチームの命運を握る? 紆余曲折が続く最終回問題の行方は
10月3日の東京ドームでのジャイアンツ戦。3−2と1点のリードで迎えた最終回のマウンドに立ったのは、2年目右腕・伊勢大夢だった。いきなり先頭のジャイアンツ不動の4番・岡本和真と対峙した伊勢は、一球もストライクが入らずフォアボールで歩かせてしまうと、ジャイアンツはすかさず代走に増田大輝を送り揺さぶりをかける。ウィーラーに代わりベイスターズキラーの亀井善行を代打に送ると、増田は3球目に盗塁でノーアウト2塁の展開に。しかし伊勢も自慢のストレートで亀井を空振り三振、丸佳浩をライトフライでランナーを進ませずに2アウトまでこぎ着ける。ジャイアンツも代打に大城卓三を起用し、伊勢もチェンジアップ主体で追い込むが、真ん中に甘く入ったチェンジアップをライトフェンスまで運ばれ同点にされ、さらに申告敬遠とデッドボールで満塁の大ピンチに。しかし松原聖弥には追い込んでから渾身の150キロストレートをインコースに投げ切り、空振り三振でゲームセット。なんとか勝ち越しを許さず踏ん張ったピッチングだった。 昨シーズン途中から、長年ストッパーの座に君臨していた“小さな大魔神”山崎康晃の不調により、セットアッパーだった三嶋一輝が配置転換。それが見事にハマり、抜群の安定感で18セーブと結果を残したことで、今シーズンもクローザーとして起用されていた。しかしスワローズ、ドラゴンズには計18試合登板で自責点0と圧倒したものの、ジャイアンツ相手となると防御率11.17と急激に悪化。不調も相まって山崎と再配置転換となったが、その山崎も9月26日から3試合連続で抑えに失敗し登録抹消となってしまう。紆余曲折の末この日に白羽の矢が立ったのは伊勢だった。 伊勢は明治大学から3位指名で入団し、「リリーフで毎日肩を作る方が合っている」との意向もあり、開幕から一軍で中継ぎとして活躍。7月16日に登録抹消されたが、8月21日に再登録されるとシーズン最後まで28試合登板とフル回転。ルーキーながら33試合に登板し、3勝1敗で防御率は1.80と堂々の成績を残した。サイド気味のフォームから150キロ超の剛球とチェンジアップを武器に、大学の先輩でもある木塚敦志ピッチングコーチのような気迫あふれるピッチングスタイル。山崎はFA権を今シーズンに取得し、夢でもあるメジャー挑戦の目もある。鉄腕左腕・エドウィン・エスコバーも今年で2年契約を終える。剛球で鳴らした国吉佑樹はマリーンズに移籍し、ストッパーを含めたブルペン問題は山積。奪三振率が昨シーズン10.03、今シーズンも9.90と高く、ストッパーの要素を兼ね備えている伊勢が、残り少ない2021年シーズンで経験を積んでくれることを期待したい。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月06日 18時30分
DeNA・ラミレス監督に「意味が分からん」ファン困惑 またしても物議の継投策、本人は「経験してもらいたかった」と弁明
5日に行われたDeNA対ヤクルトの一戦。この試合でDeNA・ラミレス監督が打った継投策が、ネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 問題となったのは、「8-0」とDeNA8点リードで迎えた9回裏の継投。この回ラミレス監督は石田健大に代え、パットンを3番手の中継ぎとして投入。パットンはヤクルトの先頭・坂口智隆をレフトフライに打ちとり難なく1アウトをとった。 ところが、この直後ラミレス監督はパットンを降板させ、ドラフト3位ルーキーの伊勢大夢を4番手としてマウンドへ。急なタイミングでの交代に思うところがあったのか、パットンは首をかしげながらマウンドを降り、その後はベンチで頬づえをつき、ふてくされたような表情で戦況を見つめていた。 >>DeNA・ラミレス監督に「理解不能」批判の声継投ミスに元巨人・上原氏も苦言、試合後の弁明にも反発相次ぐ<< その後伊勢が1点を失うも、「8-1」で試合には勝利したDeNA。しかし、ラミレス監督の継投を受け、ネット上には「は?何でこのタイミングで交代?」、「打たれた訳でも無いのに意味が分からん」、「パットンめちゃくちゃ不服そうだけど、一体何の意図があるんだ」といった困惑の反応が多数寄せられている。 一方、「大差がついてたし、多少打たれてもいいから伊勢に経験を積ませたかったのでは?」、「ヤクルトはこの後山田、村上(宗隆)、青木(宣親)と好打者が続くから、伊勢に場数踏ませる意味合いがあったんじゃないか」といった、交代の理由を推測するコメントも複数見受けられた。 「試合後の報道では、継投の理由についてラミレス監督が『ああいう状況で経験してもらいたかったというのがある』と語ったことが伝えられています。ヤクルトの主力打者相手に経験を積ませることで、伊勢を早く計算の立つ中継ぎにしたいという思惑があったようです。ただ、この理由についてもファンからは『じゃあパットン出さずにイニングの頭から伊勢を出しとけよ』、『絶対事前に説明してなかっただろ、パットンかなり不満げだったし』といった批判が挙がっていますが…」(野球ライター) ラミレス監督は6月30日の対巨人戦でも、それまで1失点の好投を見せていた濱口遥大を6回途中に突如降板させ物議を醸している。相次ぐ不可解な継投は「今後の戦いへ向けた準備の一環」、「今試せる継投は全て試して、中盤以降の戦いに備えているのでは」との見方もされているが、果たして今回の継投は今後吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月02日 17時30分
DeNA、ブルペン陣にニューフェイス! 期待のルーキー・伊勢大夢が目指す開幕一軍
ベイスターズのドラフト3位ルーキー・伊勢大夢が、中継ぎとして奮闘している。明治大学では広島東洋カープから1位指名された森下暢仁と切磋琢磨し、大学日本一に貢献。入団当初から「先発で間隔が空いて調整するのが上手くないので、中継ぎとして短いイニングを0に抑えられるようにしたい」との言葉通り、プロではブルペンでスタンバイすることに活路を見出している。 入寮目前に交通事故で出遅れてしまう不運がありながらも、黙々と調整に励み、3月11日には本拠地・横浜スタジアムのマウンドに立った。結果はコントロールが定まらず失点してしまい、「初めての一軍で力みました。ゾーンで勝負することが重要と感じた」と反省した。しかし、「真っ直ぐでファールが取れたので、変化球の精度を上げていければ」と同時に手応えも感じ取り、「(横浜スタジアムのマウンドは)大学時代投げていた神宮より投げやすかった。硬い方が好きなので」と笑顔も見せた。150キロを超えるストレートは威力十分で、決め球のスライダーもキレはいい。ラミレス監督も「いいポテンシャルを持っている」と高評価し、その後の札幌から今まで一軍に帯同し続け、アピールを続けている。 ベイスターズのブルペン陣の雰囲気の良さと団結力は、他球団も羨むほど。明治大の先輩で、同じサイドハンド右腕の中継ぎと共通点の多い木塚敦志ピッチングコーチの存在も心強い。例年、先発ピッチャーの投球回数は少なく、どうしてもそのしわ寄せが中継ぎに押し寄せる傾向が強い中で、昨年フル回転したエドウィン・エスコバーは膝の故障で出遅れている状況。他のピッチャーも勤続疲労が心配される中で、若く活きのいい中継ぎの存在は必要不可欠。どこかキャッチャーの戸柱恭孝を彷彿とさせるような、勝負師らしい面構えのルーキーがまずは開幕一軍、その先の勝利の方程式入りを目指して、若武者らしく腕を振って行ってくれるだろう。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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