京山将弥
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スポーツ 2023年08月25日 11時00分
DeNA・京山、阪神に現ドラ移籍すべき?「2ケタ勝てる」ラミレス氏が持論、放出すれば球団が苦しむと指摘も
野球解説者・高橋尚成氏(元巨人他)が23日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手・監督のラミレス氏(前DeNA監督)が出演。DeNAのプロ7年目・25歳の京山将弥にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画でラミレス氏は撮影スタッフから「DeNAでもし現役ドラフトにお名前を挙げるとしたらどなたが活躍しそうですか?」と質問を受け、自身が移籍すれば面白いと思うDeNA選手を2人選ぶ。まず1人目にプロ4年目・25歳の外野手・蝦名達夫を挙げ、理由や移籍先に適した球団を説明した後、2人目に京山の名を挙げた。 京山はラミレス氏がDeNA監督1年目だった2016年のドラフト4位として入団し、翌2017年から昨季までに先発・リリーフとして通算12勝をマーク。ただ、今季は2月26日のOP戦で「1.2回3失点・被安打3・四球3」と精彩を欠くと、後を受けるも「1.1回無失点・被安打3・四球2」とピリッとしなかった同僚・阪口皓亮ともに、三浦大輔監督から「2人とも魅力を感じない」と酷評され即刻二軍行きに。迎えた今季もここまで一軍登板はない上、阪口は7月26日にヤクルトへトレード放出されている。 >>DeNA・宮崎、今季復帰は絶望? 球界OBが不安視「脇腹だったら時間かかる」、過去の怪我も悪影響か<< 三浦監督から干されているような状況が続いている京山だが、ラミレス氏は「もし阪神に移籍すれば2ケタは勝てるかもしれないね」と主張。阪神は今季、現役ドラフトでソフトバンクから加入した大竹耕太郎が9勝をマークしているが、京山も大竹に匹敵するような数字を残せる可能性はあると指摘した。 同氏は続けて「まだ年齢も若いし球も速い」、「ストレート、フォーク、スライダー、カット(ボール)を投げられるし、ある程度経験もありスタミナもあるので、他チームへ移籍すれば活躍するんじゃないかな」と京山の経験やポテンシャルを評しつつ、「彼ならまだ活躍できるよ!」と復活に太鼓判を押した。 ラミレス氏の発言を受け、ネット上には同調の声が上がったが、中には「京山を現役ドラフトに出す余裕なんてあるか?」、「先発一気に抜けるかもだから今オフはキープするのでは」、「今永らが全員残るなら現ドラ放出もあるだろうが…」といった懐疑的なコメントも見られた。 「今オフのDeNAは今季4月7日に国内FA権を取得した石田健大、翌5月19日に国内FA権を取得した上かねてメジャー志望を公言している今永昇太がそれぞれ流出する可能性があります。また、今季からチームに加入しているバウアーも、今季まで3年契約を結んでいた中今年1月に放出したロサンゼルス・ドジャースの年俸負担(約30億円)が無くなる来季以降の契約は不透明な状況です。最大で先発3名を失う展開もあり得ることから、先発要員として使える京山が現役ドラフトにかけられることはないのではと見ているファンも少なくないようです」(野球ライター) 働き場を失っている京山を他球団に出すのか、それとも再び自球団の戦力として運用するのか。三浦監督ら首脳陣は今オフどのような判断を下すだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋尚成氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@hisanori_takahashi
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スポーツ 2022年06月27日 18時30分
DeNA・京山、プロ6年目でついに本格化? 希少な高卒右腕にかかる期待
若手のホープ・京山将弥が、6年目にして本格化の兆しを見せている。 26日に行われた本拠地・横浜スタジアムでのカープ戦に先発した京山は、強風と灼熱のコンディションの中で奮闘。決して絶好調ではなかったものの、時折150キロを超える球威十分のあるストレートを軸に、カーブで緩急をつけながら、スプリット、カットボールで打たせて取るピッチングを披露した。6回には3連打で2点を奪われ逆転を許したが、そこから内野安打、四球で迎えた1死満塁の大ピンチでは相性の悪い小園海斗、中村奨成をしっかりと内野ゴロに切って取り、6回2失点のクオリティスタートを達成した。 本人は「味方のプレーに助けられ良い形で抑えられていましたが、6回は相手打者の流れを止めることができませんでした。次回登板までに勝負どころでの制球力を上げられるようにしたいです」と反省の言葉を残したが、三浦大輔監督は「しっかりと攻めていった中で、カーブも使いながら緩急をつけ、攻めの投球ができていたと思います」と高評価。一打出れば試合が決まってしまう可能性のあった、6回のピンチの場面でも続投させて切り抜けたケースに「よく2点で踏ん張ったと思います。調子が悪くなかったこともありますけど(6回を)投げ切ったということは本人にとっても、チームにとっても非常に大きなことだと思います」と、指揮官の期待に応えた右腕をたたえた。 今年はシーズン途中の5月29日からローテーションを守り、ここまで5試合全てに先発として登板。直近4試合はすべて5回まで投げ切り、防御率は2.08と安定した数字を残している。高卒2年目の2018年は6勝をマークし一気に若手の有望株として名を上げたが、その後は3年間で4勝14敗と足踏み状態が続いていた京山将弥。今年こそブレイクスルーを果たし、横須賀から巣立った希少な高卒としてのローテーション定着で、長年大卒ピッチャーに頼り切っている先発陣に一石を投じる存在となる。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年08月30日 17時30分
DeNA、初のドーム12連戦は勝率5割でフィニッシュ! 京山らの台頭で持ち直した先発陣、待ち焦がれた本拠地での巻き返しに期待
ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムが、オリンピック野球&ソフトボールのメインスタジアムとして使用されていたことに伴い、ジプシー生活を強いられていたベイスターズ。後半戦のスタートは新潟で、17日からは東京ドームをホームゲームとしてタイガース戦、20日からはビジターとしてジャイアンツ戦。24日には大阪で甲子園が使えないタイガース戦を京セラドームで、この週末は同じく神宮球場が使えないスワローズがホームとして東京ドームでと、普段のシーズンでは考えられない変則的なスケジュールとなった。 これによりベイスターズはチーム史上初の屋根付き球場での12連戦となり、結果は5勝5敗2引き分けの勝率5割でフィニッシュ。現在最下位に沈んでいるベイスターズにとって、タイガースには6戦して2勝4敗と2つ負け越したが、ジャイアンツには2勝1引き分け、スワローズには1勝1敗1引き分けと健闘。後半戦ロケットスタートとは言えないものの、Aクラスの3チーム相手に互角の戦いを見せた。 健闘の要因のひとつは、前半戦低迷の原因となっていた先発陣の立て直しに成功したことだろう。特に前半戦チャンスをもらいながらも結果を出せなかった京山将弥は、20日のジャイアンツ戦で5回を1失点も自責点は0。27日のスワローズ戦では7回被安打2、奪三振7無四球と“京山史上最高”と思える内容の無失点ピッチングを披露。150キロを超えるフォーシームと、140キロ中盤のカットボールが低めにビシビシ決まる本格派の投球は、右のエースを狙える逸材ということを再確認させられた。 新外国人フェルナンド・ロメロもツーシーム頼りのピッチングから脱却し、打たせて取るピッチングで2試合続けてゲームメイクすることに成功。大貫晋一は2ケタ勝利をあげた昨年のピッチングを取り戻し、2年目左腕の坂本裕哉も、自分のピッチングができれば十分通用するポテンシャルがあることを証明してみせた。 濱口遥大はやや精彩を欠き、今永昇太はちょっとしたボタンの掛け違いで勝ち星には結びついていないが、さすがの内容で投打に存在感を見せつけている。川村丈夫ピッチングコーチも「かなりプラスかなと思いますね。ローテも崩れないですし、気温はすごく大きなポイントです。先発投手が好投してるのもその要因はかなりあると思います」と“ドーム効果”を口にしていたが、真夏の一番きつい時期を空調の効いた球場で過ごせたことは、今後横浜に戻った際もプラスに働いてくれそうだ。 31日からは待ちに待った本拠地・横浜スタジアムでの戦いが始まる。立ち直った先発陣を武器に、破壊力抜群の打線がしっかりと機能すれば、まだまだセ・リーグに波乱を起こす存在になれるはずだ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月29日 17時05分
DeNA・京山に「おい何してんだ?野球やってきた?」高木氏が苦言 チャンスを潰す怠慢走塁は先週の試合でも?
元横浜で野球解説者の高木豊氏が、28日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。同日に行われたDeNA対広島の一戦で先発を務めたDeNA・京山将弥のプレーに苦言を呈した。 >>DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?<< 高木氏が問題視したのは、「0-1」とDeNA1点ビハインドで迎えた3回表のプレー。この回、DeNAは先頭の京山が四球で出塁すると、続く戸柱恭孝が左中間へ長打性の当たりを放つ。ところが、京山は三塁へ進塁せず二塁にとどまり、これを見た戸柱も慌てて一塁へ帰塁。その後1死一、二塁からソトが併殺に打ち取られDeNAはこの回無得点に終わった。 番組に生出演した高木氏は、京山の走塁について「(この場面は)打った瞬間打者は二塁打(を狙っている)が、京山は(走らなかったから)『おい何してんだ?野球やってきた?』みたいな(感じ)」とコメント。進塁していれば無死二、三塁の大チャンスとなっていたこの場面でなぜ進塁しなかったのかと疑問を呈した。 高木氏は続けて、「投手は走らなくていいという定義はない。何事にも一生懸命やってほしい」とピシャリ。往々にして投手は投球への影響を避けるために打撃や走塁での全力プレーを避けることもあるが、そういった概念や風潮にとらわれることなく常に全力を出すべきと主張した。 京山の走塁ミスもあり、同戦は「0-4」で完封負けを喫したDeNA。高木氏は「(三塁)コーチャーの手を使って行っていいのか悪いのかという判断じゃなくて、目の前の打球ぐらい(自分で)判断しなさいよ」と最後まで京山に苦言を呈していた。 今回の放送を受け、ネット上には「高木さんめちゃくちゃ辛らつだけどその通りだと思う」、「微妙な打球なら安全策だったと納得もできるけど、絶対三塁まで行けた当たりだったか見てて『?』ってなった」、「走って二、三塁にしてれば進塁打、犠牲フライ、スクイズと色んな方法で得点狙えただろうにもったいない」、「先週も走塁ミスしてたし文句言われるのは当然」といった反応が多数寄せられている。 「2016年のドラフトで4位指名を受けDeNAに入団した22歳の京山は、9月から先発ローテに入るもここまで『1勝1敗・防御率6.19』と苦戦している投手。今回は投球ではなく走塁が注目の的となっていますが、実は前回先発した21日対阪神戦でも走塁ミスを犯しています。同戦の5回表一死二、三塁の場面、DeNAは梶谷隆幸がセンター前へ抜ける打球を放ち2点タイムリーになるかと思われましたが、二塁走者の京山が三塁付近で転倒し本塁まで帰れなかったことで1点止まりに。この時は後続のソトが犠牲フライを放ちカバーしましたが、2週連続の走塁ミスにファンの不満も高まっているようですね」(野球ライター) 同戦では「5回3失点・被安打4・四球1・5奪三振」とそれなりに試合は作っていた京山。自身の走塁ミスがなければ、試合展開はまた違ったものになっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月11日 11時30分
櫻井・京山らが着々と成長! DeNA、次世代のピッチングスタッフを担う若手高卒投手陣
ベイスターズ期待の高卒ピッチャー陣が、着々と成長を遂げている。8日に沖縄・宜野湾で行われた紅白戦には、活きのいい若手がマウンドで躍動した。 主に一軍メンバーが揃う白組の先発として起用されたのは、高卒3年目の櫻井周斗。昨年中継ぎとして一軍デビューを果たした左腕は、今シーズンから先発としてローテーション入りを狙う。この試合はやや制球に難があり、2回2失点との結果に終わったが、いの一番に先発に抜擢されたことは期待の表れと言える。 昨年12月初旬、メジャーリーグ屈指の理論派、シンシナティ・レッズのトレバー・バウアーが、横須賀にあるベイスターズのファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」を訪れた際には、積極的に質問。「身体の使い方やパワーカーブの投げ方」を伝授され、「目から鱗でした」と目を輝かせていた姿は印象深かった。「ベイスターズのピッチャー陣にない、元阪神のピアース・ジョンソンのようなパワーカーブ」を完全にマスターすることが出来れば、高校時代に現日本ハムの清宮幸太郎から5打席連続三振を奪った伝家の宝刀スライダーと、145キロ超のストレートのコンビネーションで、開幕ローテーションの座を奪って欲しい。 対する紅組の先発は高卒4年目の京山将弥。一番レベルの相手に向かって、2回1フォアボール無失点と、ほぼパーフェクトに近いピッチングを披露。2018年には6勝を挙げたが、昨年は勝ち星はなくやや足踏みした印象だが、本人も「何かを変えないといけない」と実感し、「今永さんからの誘い」で、アメリカにある最先端トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で「身体の使い方や理想的なフォーム」を手に入れることに着手。この日の結果を見ても、この時期に145キロ以上のストレートを投げ込めるなど、着々とスキルアップに繋がっているようだ。 他にも、昨年支配下を勝ち取った高卒3年目の中川虎大も、球威十分のストレートで押しまくり2回を無失点。6年目の飯塚悟史、2年目の勝又温史と共に1回を無失点の好投を見せるなど、順調な仕上がりが目立っていた。 近年ベイスターズのローテーションは、大卒ピッチャーがほとんどを占めている状況。彼らの背中に追いつき追い越すことで、理想的でスムーズな世代交代が可能となる。近未来のベイスターズは彼ら高卒生え抜き組が担っていく。 文 ・ 写真/萩原孝弘
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