中川家
-
芸能ニュース 2023年04月16日 14時00分
M-1、KOC、R-1芸人を生んだ関西のお笑いエリート名門校があった
お笑い芸人にとってあこがれの地である大阪。生まれながらにしてボケとツッコミの文化を体得している在阪人が多いため、芸人を多く輩出する“迷門校”も多い。 有名なのは、大阪・守口市立梶中学校。中川家の剛と礼二、ますだおかだの増田英彦、落語家の桂三度が卒業生だ。中川家は、初代「M-1グランプリ」王者。翌年にその頂に立ったのが、ますだおかだ。三度は、「3の倍数と3が付く数字の時だけアホになります」のギャグで、別称・世界のナベアツとして一世を風靡した。 大学では、大阪芸術大学。俳優の古田新太、「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督ほか、多くの天才を輩出しているが、19年の「M-1」優勝コンビであるミルクボーイ(内海崇、駒場孝)は、そろって落語研究会出身。2人が新入生歓迎会で披露した漫才を見て入会したのは、ななまがり(初瀬悠太、森下直人)。「キングオブコント2016」(KOC)のファイナリストコンビで、森下は「R-1ぐらんぷり2020」でも決勝戦に進出している。その後輩(中退)が、空気階段の鈴木もぐら。コンビで21年のKOCで優勝した。 >>こんなに多い、芸能人同士のクラスメイト 朝ドラで人気の俳優とまさかの芸人も<< M-1、R-1、KOCに「女芸人No.1決定戦 THE W」を加えた、全メジャー賞レースで好結果を生んだ学校が存在する。大阪・近畿大学だ。霜降り明星のせいや、ヒコロヒー、コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)のナダル、ニッポンの社長(ニッ社)のケツ、ゆにばーすの川瀬名人らが出身者。せいやはコンビではM-1王者、ピンではR-1ファイナリスト、ヒコロヒー(中退)はTHE Wファイナリスト、コロチキはKOC王者。ニッ社はKOCで3年連続決勝戦に勝ち進み、ゆにばーすはM-1ファイナリストを3回。 素人時代からの妙縁は、せいやとヒコロヒー。エンタメライターが言う。 「ヒコロヒーは大学主催のお笑いイベントに出演して、松竹芸能の関係者の目に留まって名刺をもらって、後に所属。その2年後、せいやさんが1回生の時に出場した時の審査員がヒコロヒー。イベントでは松竹の先輩のなすなかにしと一緒に審査員席に座っていて、せいやのペアに100点満点を出しています」 せいやは昨年、近畿大学の入学式にサプライズゲストで登場。式典のMCを務めた。今年は、同じくOBの音楽プロデューサーのつんく♂が3年ぶりに式典の総合プロデュースを担当し、書き下ろしたオリジナル曲「Get the Glory~もっと未来へ!~」を発表。午前と午後の2部制だった式典には、せいやとナダルも参加している。 3人目のチャンピオンが出てもおかしくない近畿大学。次代のお笑い界を担うタマゴたちはすでに、腕を磨いているだろう。(伊藤由華)
-
芸能ニュース 2022年08月22日 09時00分
かまいたちに“ブレークの先輩”藤崎マーケットが現実的な助言? 12年ぶり『LIVE STAND』大トリは中川家
19日、20日、21日の3日間、日本最大級のお笑いフェス『LIVE STAND 22 23』が千葉・幕張メッセにて開催された。 >>全ての画像を見る<< 12年ぶりの開催となる同イベントを盛り上げるべく、今回は博多華丸・大吉、中川家、海原やすよ ともこ、タカアンドトシ、千鳥、かまいたちの6 組が『ライブスタンジャー』 として、公演をPRしてきた。 同会場最終日の3日目には、上記6組(千鳥・ノブは欠席)の他に、ナインティナイン、東野幸治、見取り図、オズワルド、ニューヨークら人気芸人が多数出演。約7000人の観客が集まったという。大小3ステージの内、最大規模の「IKI NA STAGE」会場で公演の「かま天マーケット VS チーム baseよしもと」に出演した、かまいたちの山内健司と濱家隆一、藤崎マーケットの田崎佑一とトキが囲み取材に登場した。同期の2組だが、藤崎マーケットはブレークの先輩。同イベントの前回開催時は人気絶頂期だといい、一方のかまいたちは当時と比べて「めちゃくちゃ売れてます」と山内が自画自賛。そんなかまいたちにトキは「しっかり貯金や積み立てNISAなどをやっておいた方がいい」とアドバイスし、買い物はしてもいいが“後々売れるもの”を買うよう現実的な助言をしていた。 そして、「IKI NA STAGE / ENDING」公演で同日大トリを務めた中川家の剛と礼二、アインシュタインの稲田直樹と河井ゆずるがステージ後の囲み取材に登場。2,3カ月前に大トリ決定を聞かされたという剛は、他の劇場で出番が遅くなるからとトリを嫌がる先輩を見てきたが「緊張するんですね、わかりました」と、その重責を痛感したようだ。中川家といえば『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の初回優勝者だが、今年の同大会に挑戦しているアインシュタインにアドバイスを求められると礼二は「我々のは別もんですね」と、規模が大幅に拡大した同大会を振り返った。アインシュタインのネタは見られていないそうだが、今回の出来を“大失敗”と評する稲田と河井は、「見られなくて良かった」と胸をなでおろしていた。 同イベントは、9月に大阪、年明け1月には福岡で開催、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定。
-
芸能ニュース 2021年11月26日 20時00分
『M-1』審査員、4年同じ顔ぶれで賛否? 松本人志より中川家礼二の採点に納得の声が多いワケ
12月19日に開催される漫才頂上決戦『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の審査員とMCが25日に発表された。 >>『M-1』準決勝、結成2年目のコンビも カズレーザーが推す“イケメン芸人”にも注目<< MCは、すでにおなじみとなっている今田耕司と上戸彩。一部で昨年大会で引退を示唆していた審査員もいたが、こちらも変わらず4年連続で、オール巨人、上沼恵美子、立川志らく、ナイツ・塙宣之、ダウンタウン・松本人志、中川家・礼二、サンドウィッチマン・富澤たけしの7名が担当することになった。 この審査員の人選については、ネットで賛否両論が巻き起こっていた。Twitterでは「ありがたい話だ…」、「動かざること山の如しな横綱の風格と考えるとこれはこれで面白い構図」、「M1審査員もリニューアルしてほしかった」、「社会のアップデートに対応しきれない,若手の感性を掬い取れないおっさんやおばさんの審査に、いったい何の価値があるというのか」などのつぶやきが。今年、『キングオブコント』が審査員を一新した分、『M-1』も審査員が変わるのではないか、と考えた人も多かったようだ。 特に準決勝に残っている若手芸人は、30代がほとんど。ダウンタウンの笑いに影響されている芸人は少なくない。そして、『M-1』初代王者で、今や大阪の老舗劇場『なんばグランド花月』の看板・礼二も漫才師に憧れられる存在だ。このように芸人としては、納得の人選なのだろうが、視聴者からは違和感の声があるのも事実。なぜなのだろうか。 「得点のつけ方でしょうね。特に松本の採点は叩かれがちで、礼二は納得されることが多い。礼二は良くも悪くも平均的。大衆を前に漫才をしているからか、素人にもわかりやすいんです。2020年大会を例に挙げると、礼二は後に最終決戦に残る、マヂカルラブリー(96点)、おいでやすこが(95点)をトップ2(オズワルドも95点で同率)に、3位で最終決戦に行った見取り図(94点)も得点順としては4位の点数をつけています。一方、松本は独自の採点方法があって、素人には伝わりにくいところがあります。よって、彼のコメントや得点がネットで叩かれることも多い。最終決戦で彼だけ優勝ではないコンビに投票して目立ってしまうこともよくあります。2016年から3年連続和牛に投票するも優勝ならず、2019年にもかまいたち、2020年もおいでやすこがに投票し、そのどれもが優勝していません。視聴者とは違う目線で笑いを見ているので、仕方のないことです」(芸能ライター) 今回賛否のあった審査員の選出。果たして彼らがどんな審査をするのか、楽しみに本番を待ちたいところだ。
-
-
芸能ニュース 2021年06月11日 12時00分
MCは今年も山里亮太!『ABCお笑いグランプリ』決勝進出者12組発表の生配信決定、若手芸人の登竜門に注目集まる
6月15日に東京、6月16日に大阪にて『第42回ABCお笑いグランプリ』(ABCテレビ)の「最終予選」が開催される。 >>全ての画像を見る<< 若手芸人の登竜門的コンテストの同大会は今年で42回目。今年は昨年の480組を大幅に上回る574組がエントリーした。最終予選を経て、決勝進出を果たす12組の芸人は6月18日午後8時より、インターネットテレビ・ABEMAの生配信に発表される。プレゼンターは、南海キャンディーズの山里亮太に決定。昨年、初めて同大会の司会を務め、今年も決勝戦のMCに就任する。決勝戦だけでなく、決勝進出者発表の瞬間も、その快弁をふるうこと間違いなしだ。 歴代優勝者に、ダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、かまいたち、霜降り明星らが名を連ねる同大会。出場資格は芸歴10年以内の全国のプロのお笑い芸人が対象で、優勝者には賞金100万円が授与される。 決勝戦は関西地区での同局地上波放送に加え、ABEMAで7月11日に生配信される。「カーネクストpresents 第42回ABCお笑いグランプリ~ファイナリスト生発表!~」6月18日(金) 夜8時~夜9時チャンネル:ABEMA SPECIALhttps://abema.tv/channels/abema-special/slots/DWGCAH6ZgjSHiF最終予選進出者は、以下の通り。マツモトクラブ/ソニー・ミュージックアーティスツ、シティホテル3号室/タイタン、赤もみじ/マセキ芸能社、寺田寛明/マセキ芸能社、徳原旅行/マセキ芸能社、ゼスト/ワタナベエンターテインメント、フタリシズカ/ワタナベエンターテインメント、Gパンパンダ/ワタナベエンターテインメント、ジグロポッカ/ワタナベエンターテインメント、新作のハーモニカ/ワタナベエンターテインメント、土佐兄弟/ワタナベエンターテインメント、さすらいラビー/太田プロダクション、サルベース/太田プロダクション、さんぽ/太田プロダクション、幸せのトナリ/太田プロダクション、センチネル/太田プロダクション、それもまた一興/太田プロダクション、アホロートル/太田プロダクション、カカロニ/グレープカンパニー、河邑ミク/松竹芸能(東京)、パンプキンポテトフライ/ホリプロコム、アンダーパー/プロダクション人力舎、オズワルド/吉本興業(東京)、蛙亭/吉本興業(東京)、ネイチャーバーガー/吉本興業(東京)、素敵じゃないか/吉本興業(東京)、ケビンス/吉本興業(東京)、ドッチモドッチ/吉本興業(東京)、ナイチンゲールダンス/吉本興業(東京)、オダウエダ/吉本興業(東京)、世間知らズ/吉本興業(東京)、ナミダバシ/吉本興業(東京)、令和ロマン/吉本興業(東京)、9番街レトロ/吉本興業(東京)、コットン/吉本興業(東京)、そいつどいつ/吉本興業(東京)、空気階段/吉本興業(東京)、ぼる塾/吉本興業(東京)、ラランド/レモンジャム、風穴あけるズ/松竹芸能(大阪)、チェリー大作戦/吉本興業(大阪)、翠星チークダンス/吉本興業(大阪)、たくろう/吉本興業(大阪)、からし蓮根/吉本興業(大阪)、タイムキーパー/吉本興業(大阪)、cacao/吉本興業(大阪)、さや香/吉本興業(大阪)、エルフ/吉本興業(大阪)、フースーヤ/吉本興業(大阪)、タチマチ/吉本興業(大阪)、きんめ鯛/吉本興業(大阪)、カベポスター/吉本興業(大阪)、丸亀じゃんご/吉本興業(大阪)、豪快キャプテン/吉本興業(大阪)、ダブルヒガシ/吉本興業(大阪)、ドーナツ・ピーナツ/吉本興業(大阪)、なにわスワンキーズ/吉本興業(大阪)、隣人/吉本興業(大阪)、ねこ屋敷/吉本興業(大阪)、もも/吉本興業(大阪)※エントリー順
-
芸能ニュース 2021年06月07日 14時30分
さんま「こんなところ出てる場合ちゃう」宮迫ネタも飛び出す? 間寛平の50周年舞台に飛び入り
明石家さんまが6日、東京・よみうりホールにて開催された「間寛平 芸能生活50周年+1記念ツアー『いくつになってもあまえんぼう』」にサプライズゲストとして登壇した。 >>全ての画像を見る<< 間寛平の芸能生活50周年を記念して行われた本公演は、もともと新型コロナの影響で昨年行われる予定だったのが中止となり、今年改めて開催。東京のほかにも、宮城、高知、福岡、愛媛、愛知、富山、山口、大阪などで行われる予定だ。漫才やコントなどの第一部を経て、「ハザマうどん」を舞台にした寛平座長新喜劇が第二部で行われ、さんまは寛平と新人時代から付き合いがある縁から、新喜劇中盤に飛び入り。寛平、村上ショージ、ジミー大西を交えて、当初は10分の予定が、約40分間と大幅に予定を超える時間も、軽快な掛け合いを披露して会場を沸かせた。 さんまは自身が初プロデュースする映画『漁港の肉子ちゃん』の宣伝活動が忙しく、「こんなところ出てる場合ちゃうねん」「ノーギャラ」などとぼやきつつも、寛平らと息の合ったパフォーマンス。途中、「他に誰呼んだらええねん。宮迫(博之)か?」と宮迫までネタに引っ張り出すなどノリノリ。 舞台を終えると、寛平は「アドリブばっかりで大変でした」とため息。「さんまちゃんが6時30分に出てきて7時10分までやってくれて……。あと10分やったらもう一つ新喜劇できるくらいの長さ。まあ、さんまさんが出る時はいつもあんな感じですけど」と嬉しそうな表情でさんまとの共演を振り返る。さんまとの舞台共演は「一昨年ぶり」だといい、「共演が怖いです。どんどん来るので、それに対してボケないといけなくて……。さんまさんとのくだりは台本は一応ちゃんとあるけど、全部アドリブなんです。まともに返したら怒られる。でも、急に振られてもおもろいボケできない。だから、ずっと(舞台上で)怒られっぱなしで」と紹介。 寛平はまた、自身の芸能活動が50年を迎えたことについて、「50年、みんなに甘えてやってきました。みんなに助けてもらってやってきた。でも、今でもずっと楽しくやれています。50年やるとか(デビュー時は)そこまで考えていなかった。毎日が大変で、50年後の自分は思い浮かばなかったけど」と感慨深げにコメント。 最も辛かったのは24歳の時だったといい、「24で寛平新喜劇の座長になったんですけど、芝居も何もできない時に座長になったので辛かった。26の時に僕の座に池乃めだかちゃんが入ってくれて、台本を変えてくれたり、アドバイスをくれたりして助かりました。あの2年は辛かった。借金取りにも追われていたので」と回顧。そんな寛平を支えたのは家族でもあったといい、「嫁にはずっと甘えています。かい〜のって」と自身のギャグを交えて感謝の気持ちを述べ、「さんまちゃんも、実は僕の方が6つ年上なんですけど甘えやすい。中川家とかもそう。(周囲にいる芸人らは)みんな甘えやすいです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
-
芸能ニュース 2021年05月15日 12時10分
間寛平、ブレークのきっかけはさんまと行ったギリシャ?「兄やんの頼みなら」感動秘話明かす 全国ツアーには豪華新喜劇メンバー出演
間寛平が全国ツアーライブ『芸能生活50周年+1 記念ツアー』を開催する。 ライブ内容は、内場勝則や辻本茂雄らが出演し、寛平が座長を務める吉本新喜劇はもちろん、ネタコーナーには人気芸人が登場。中川家、千鳥、かまいたち、和牛らが寛平の50周年に華を添える(座員や芸人は各地によって変更される)。 今回、ツアー開催を記念して寛平にインタビュー。ライブのことはもちろん、明石家さんまや、千鳥とのエピソードを振り返ってもらった。ーー今回のツアーの目玉のひとつが新喜劇。寛平さんが座長をやられていた頃の古き良き新喜劇が見られそうで、楽しみにしている方も多そうです。 あまり難しいことを考えず、定番の設定で分かりやすいものを。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せしようと思っています。ーーどうしたってコロナ禍で落ち込みやすい世間ですが、いらっしゃった皆さんに元気を与えそうですね。 めちゃめちゃ元気にします。変に“芝居、芝居”せずに昔の新喜劇をめざします。ーー新喜劇のメンバーは、内場さんや辻本さんなど、ベテラン勢から東京の座員さんまで幅広くご出演されます。 (ツアー帯同メンバーには)信頼を置いていますよ。みんなすっごい腕がある。だから安心してできますね。ーー座長をする際に意識することはございますか? 全然ないです。みんな仲間やし、みんなでやっていこうと。ある程度台本ができあがってきたんですけど、読んだ段階で“ここでこう来るな”とか分かりますわ。あと、僕がボケたときに、久しぶりにやる辻本からどうツッコミがくるのか……楽しみにしています。そういうのも考えていたら今から楽しみですよ。ーーほとんどの公演に村上ショージさんがネタや新喜劇で参加されます。 ショージは安定感があって独特の空気を持っていますよね。ふだん劇場でネタやっているところも見てんねんけど、めちゃめちゃウケてますから。地方行ったら爆発するんちゃいます? このほかにも、みんな(ネタをする芸人も座員も)笑い取るし、安心しています。一番心配なのは、新喜劇で僕のセリフが多いところですわ。ーー(笑)。芸歴50年の中で、ご自身の「これがあったから今がある」という仕事や出会いなどのターニングポイントを教えてください。 出会いと言うと、木村進(元吉本新喜劇座長。寛平と共に人気を博した)、うちの嫁、(明石家)さんま、比企啓之(寛平の元マネージャー)ですかね。特にさんまちゃんは大きかったですね。(さんまが)前説みたいなんをやっていたときに「頑張れよ」とか偉そうに言うとったんですけど、偉くなりすぎましたわ……。ーー(笑)。 一番大きい仕事で言うと、比企が番組の制作会社に「寛平がギリシャに行って、246km不眠不休で走るスパルタスロンに挑戦するから撮りにきてください」って売り込んでくれたことがあったんですよ。そしたら、番組側は「さんまを引っ張り出してくれ」と。当時はバブルでしたけど、何千万円もかけて撮りに行くし、もしリタイアしたらさんまちゃんとの旅番組にするって。そこで僕が、さんまちゃんに「テレビが来てくれんねんけど、一緒にギリシャに行ってくれへんか?」とお願いしたら「寛平兄やんの頼みなら行ったんで」って来てくれることになって。ーーそんなことがあったんですね。 それからギリシャに行って246キロ先のゴールに向けて走るわけですけど、足が豆だらけで歩かれへんようになって、194キロでリタイアしてしもうたんです。5、6キロ先にあったチェックポイントで、さんまちゃんやらスタッフやら嫁が待ってくれていて「もうすぐ来るぞ!」「あとはゴールに行くだけや!」って盛り上がっている中、僕が車で来たもんやから、みんなポカーンですわ。スタッフもうちの嫁もみんな泣いていたし、「しゃーないな」ってさんまちゃんも泣きかけていた……。 その番組を1月4日の昼に流したんですけど、番組の始まりが(視聴率)2%くらいだったのが、終わり頃になったら18%になっていて。それで(世間の)みんなに僕のことを知ってもらえるようになったんですよ。それからコマーシャルが4、5社来て、いろんな仕事が重なっていった。 でも、僕の中では“クッソー!”っていうのがあったんで、次の年にも行きました。さんまちゃんはそれにもついて来てくれて、結局ゴールもできたんですよ。さんま、比企、嫁には感謝ですね。一生懸命やってくれたんで、僕は走るだけやった。ーー今や『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の風物詩となっているマラソンですが、寛平さんが第一号。深夜のマラソン企画のオファーを受けた際、当時マネージャーだった比企さんが「24時間走らせましょうか?」と言ったのがきっかけだったとか。 そうやね。比企は僕がスパルタスロンでゴールしているのも知っているから、堂々とそういう話もできたんですよ。日テレ側も「え? できるの?」って……。それで24時間マラソンが生まれた。ーー最近は若手の芸人さんがテレビにたくさん出られていますが、寛平さんは今の若手をどのように見ていらっしゃるんですか? すごすぎるんちゃう。僕らが若い頃ってあんまりライバルいてなかったもん。今、どんだけいてんの(笑)!? こんなにぎょうさんいてるところで生き残るって大変ですよ。みんな面白いし上手いわ。ーーそれは寛平さんたちレジェンド芸人さんの“笑い”を、教科書にしているからではないでしょうか。 いや、それはないと思うで(笑)。数年前、千鳥が(寛平もレギュラー出演している)『痛快!明石家電視台』(MBS)にゲストで出たとき、「番組を持ちたい」ってさんまちゃんに相談するコーナーがあったんですよ。「全然僕らダメなんですよ」って言うてるとき、僕が千鳥の方を向いて頬杖ついていてね。さんまちゃんから「兄さん何してんねん」って言われたから「僕ね、この手離したらこうなったままなんですよ」ってある動きをしたら、みんなバッと笑って。千鳥に「おい、お前らにこの芸やるわ」って言うたんですけど「僕らそんなところに向かってないですから。申し訳ないですけど、いりません」って返されて(笑)。だからみんな僕とかショージの芸は望んでないんですよ(笑)。ーーそんなことがあったんですね(笑)。最後にツアーに向けてのPRメッセージをお願いします。 思いっきりやりますよ。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せします。取材・文:浜瀬将樹『芸能生活50周年+1 記念ツアー』出演:間寛平ほか※日程についてはこちらでご確認くださいhttps://kanpei50th.yoshimoto.co.jp/
-
芸能ニュース 2021年04月09日 21時00分
ナイツ塙、『M-1』審査前の挨拶で赤っ恥? 審査の知られざるルールも明かす
漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。これまであまり語られなかった“審査”のウラ話が、8日放送の 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で明かされた。 この日は、中川家、サンドウィッチマン、ナイツという仲良し芸人3組がゲスト。彼らは「漫才サミット」という合同ライブを開いているが、その内の中川家・礼二、サンド富澤たけし、ナイツ塙宣之の3人がいずれも大会で審査員を務めていることから、その話に。 まず、どうしても気になるのは、それぞれの審査基準だが、富澤は「(ほかの審査員に)影響されても良くないし、自分の作った基準で行こう」と互いの審査基準については全く聞いたことがないという。 審査をする時のコメントにも意外と気を遣うと明かしたのは塙。普段の漫才で時事ネタを取り入れるという彼は「審査の時もボケたいが、万が一それを本ネタに入れてくる芸人もいるかもしれない」と考え、あまりボケていないという。 ただし、スタート直後のあいさつは「ボケてもいい」と考えている塙。昨年、大会の裏番組が『鬼滅の刃』(フジテレビ系)だったことから、「漫才の型と呼吸がやっぱり審査のポイント…。すみません。裏の『鬼滅』とかぶっちゃいました」と言おうと思っていたという。しかしこの直前、審査ではあまりボケない礼二が、「今日は審査の呼吸で頑張ります」と言ってスベッてしまう。先に言われて頭が真っ白になった塙はなぜか、「ポスト内海桂子を探します」と師匠の名を出して、さらにスベッてしまったと語った。 >>M-1、“漫才じゃない”論争は過去にも?「完全にボーク」と評された芸人も<< さらに塙が暴露したのが、点数ボタン。ある点数を入れたら、大会スタッフがロックをしてしまうのだとか。そのため、後で点数を変えたい時は「すみません!」と手を挙げて、変更したいと申告しなければならないのだとか。塙は「言うわけないじゃないですか!生放送で」と苦笑いし、「他の方法ねえのかよ!」とボヤいていた。 この日は、話を聞く側として博多華丸もいたのだが、相方の大吉も審査員を務めたことがある。華丸によれば、大吉は審査前は必ず首が赤く腫れ上がり、手も荒れるという。出場する芸人ももちろんプレッシャーだが、彼らの人生をボタン1つで決める審査員も、それだけ重圧がかかっているということだろう。
-
芸能ニュース 2021年02月12日 22時00分
ミキ、中川家にガチダメ出しされた過去を告白「なんであそこあんな風に言うたん?」先輩漫才師の愛情か
兄弟お笑いコンビ・ミキ(昴生、亜生)が11日に放送された『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ ※関西ローカル)に出演。中川家(剛、礼二)に本気のダメ出しをされた過去を振り返った。 数年前、中川家と番組で共演したというミキ。その番組は、若手芸人が彼らの目の前でネタをし、その場でダメ出しをもらうという企画だった。亜生曰く、一緒に出ていたピスタチオなどにはポップに褒めるコメントをしていたものの、ミキのネタ中は、ほぼ無表情。「僕らの時だけ、マジのダメ出しやったんです。“なんであそこあんな風に言うたん? あんなん言うたら後ろ広がられへんやん”って」と明かした。 昴生も『M-1グランプリ』の審査員も務める礼二にダメ出しをもらうならまだしも、「剛さんが結構言ってくれはった」と説明。当時、番組を観ていたという海原ともこは「(2人の)芸人としてのスイッチが入った」としつつ、「好きやからこそなのか、真剣に見ちゃったのか、他の人にはポップに褒めていたのに、“ミキだけめっちゃ怒られるやん”って」と吐露。最後に「あそこの兄弟はすごい。2人ともお笑いが好きやから」とフォローした。 >>『M-1』初代王者中川家、決勝前にスタッフからブチ切れられていた? 島田紳助さんと松本人志にも注意<< 「ミキも感じていたようですが、剛は彼らに期待していたのだと思いますよ。今後の彼らのために、アドバイスを送ったのでしょう」(芸能ライター) このほか、ミキが過去に一番の大喧嘩をしたエピソードを告白する一幕も。東京と大阪を行き来し、大忙しだった2、3年前、仕事のことで衝突したという。当時について、「言い合いになって。腹立ちすぎて、椅子を蹴ったんですよ」と亜生。それまで、弟が反抗したことがなかったため、昴生がブチギレ。亜生を壁に押し付けると、「手出したら解散!」と言われたと明かした。 「喧嘩になったのは、NGK(なんばグランド花月)の楽屋だったそうで、ちょうど居合わせた番組スタッフは『僕、ディレクターだったんですけど、(個室から)声が聞こえた時は震えました』『怖くて怖くて……』と語っていましたね」(同上) 最近は大喧嘩もなく、定期的に話し合う機会を設けているというミキ。現在、東京に住んでいる2人だが、最終的にはNGKの看板芸人になりたいという。今後も、テレビに舞台にと活躍してほしいものだ。
-
芸能ニュース 2021年02月12日 19時00分
ミキ・昴生、ジャニーズアイドルに「シバいたろか!」 兄弟トークで“スベった時の対処法”話題に
2月11日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ制作・日本テレビ系)で、「芸能人兄弟姉妹SP」が特集された。中川家やミキとともに、関西では抜群の知名度を誇る海原やすよ・ともこが全国区で共演。さらに、ジャニーズタレントの少年忍者・川崎兄弟や、トリンドル玲奈・瑠奈姉妹、モデルでYouTuberのミチ・よしあき姉弟が揃った。 そこで兄弟、姉妹がスベった時の対処法の話に。川崎兄弟の兄の皇輝は、ミキに「昴生さんがテレビに“おスベリ”になられてる時とかたまにあるじゃないですか。あの時って亜生さんどうしてるのかなって思って」と毒舌をぶっ込むと、昴生は「シバいたろか!」と全力でブチギレ。これには、ネット上で「芸人にも絡んでいく皇輝くん面白い」「これは良い間が生まれてる」といった声が聞かれた。 >>『M-1』初代王者中川家、決勝前にスタッフからブチ切れられていた? 島田紳助さんと松本人志にも注意<< さらに、ダウンタウンがスベった場合の対処法について海原ともこから問われると、松本人志は「俺、スベったことない。どんな感覚になんのかな」と自信満々に回答し、スタジオがざわめく。これには、浜田雅功から「ちょいちょいあるで」とたしなめられていた。 追い打ちをかけるように、中川家の剛が「僕ら中学校の時、観に行ったらものすごいスベってた」とまさかの黒歴史が暴露された。剛が中学生ならば、1980年代前半であり、ダウンタウンは東京進出を果たす前。なんばグランド花月の新人コーナーで、スベり倒すダウンタウンを剛は「生で見てますからね」と自信満々の様子だった。 これに松本はさらなる黒歴史を思い出したようで、「京都花月は必ずスベってたけどね」と自ら暴露。大阪よりも京都の方がアウェーだったようだ。これには、ネット上で「ダウンタウンンにもそんな時代があったのか」「確かに『ごっつ』の頃、京都の思い出は嫌な感じとか言ってたな」といった驚きの声が聞かれた。
-
-
芸能ニュース 2021年02月04日 22時00分
『M-1』初代王者中川家、決勝前にスタッフからブチ切れられていた? 島田紳助さんと松本人志にも注意
バナナマン(設楽統、日村勇紀)とサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)がMCを務める『バナナサンド』(TBS系)が3日に放送。中川家(剛、礼二)がゲスト出演した。 中川家と言えば、『M-1グランプリ』初代王者としても知られている。剛曰く、若手時代に散々賞レースを経験し、緊張もするので大会に出るのが嫌だったという。しかし、吉本興業の社員から「参加費用を払う」と、無理矢理出場することに。予選では、そんなバタバタがあってか、制限時間があることを知らされていなかった。礼二は「漫才の途中で(強制終了音の)サイレンが鳴って、『なんやコレ!』って2人でブチギレた」と言い、1回戦ではネタを8分やり続けたことが明らかとなった。 勝ち上がっていくと、だんだんと周りの芸人が本気ムードに。そこで、礼二は「アカン。これちゃんとしたやつや」と気づいたという。また、決勝では、緊張もあって剛が一度帰宅。本番の30分前に戻ると、吉本の社員に「ブチ殺すぞコラ!」と激怒されたという。 >>「このニュース死ね」M-1評にゆにばーす川瀬が怒り「怒らない奴は芸人ちゃう」批判にも応戦、同情の声も<< 「そんな中川家が『M-1』を優勝するわけですが、実は大会の審査員を務めていた島田紳助さんとダウンタウン・松本人志に怒られたことがあったそうです。優勝した瞬間、盛大に会場が盛り上がり、本番も終了。すると、紳助さんと松本が近寄ってきて、『最初のところおかしないか?』『最初のネタのところ気持ち悪いな』と言われたそうです」(芸能ライター) 剛は2人に言われたことを回顧しつつ、「つかみ(導入)のボケをやったんですけど、3つやらんと気持ち悪いと。吉本の先輩って“3ついけたやろ”とか“今のもう1回いけたやろ”っていう(助言する風潮)があって……。松本さんも後ろで『せやなぁ。最初のところ、俺も気持ち悪いな』って言っていて。“優勝したんやけどな~”って」「でも、もうよくないですか? 大会終わっているんですよ?」と当時の心境を笑いを交えて明かした。 中川家としては、本番中にウケなかったので3つ目のボケを急遽ナシにしたのだとか。伊達は、その件を紳助さんと松本が一目見ただけで注意してきたことに感心していた。
-
芸能ニュース
M-1、KOC、R-1芸人を生んだ関西のお笑いエリート名門校があった
2023年04月16日 14時00分
-
芸能ニュース
かまいたちに“ブレークの先輩”藤崎マーケットが現実的な助言? 12年ぶり『LIVE STAND』大トリは中川家
2022年08月22日 09時00分
-
芸能ニュース
『M-1』審査員、4年同じ顔ぶれで賛否? 松本人志より中川家礼二の採点に納得の声が多いワケ
2021年11月26日 20時00分
-
芸能ニュース
MCは今年も山里亮太!『ABCお笑いグランプリ』決勝進出者12組発表の生配信決定、若手芸人の登竜門に注目集まる
2021年06月11日 12時00分
-
芸能ニュース
さんま「こんなところ出てる場合ちゃう」宮迫ネタも飛び出す? 間寛平の50周年舞台に飛び入り
2021年06月07日 14時30分
-
芸能ニュース
間寛平、ブレークのきっかけはさんまと行ったギリシャ?「兄やんの頼みなら」感動秘話明かす 全国ツアーには豪華新喜劇メンバー出演
2021年05月15日 12時10分
-
芸能ニュース
ナイツ塙、『M-1』審査前の挨拶で赤っ恥? 審査の知られざるルールも明かす
2021年04月09日 21時00分
-
芸能ニュース
ミキ、中川家にガチダメ出しされた過去を告白「なんであそこあんな風に言うたん?」先輩漫才師の愛情か
2021年02月12日 22時00分
-
芸能ニュース
ミキ・昴生、ジャニーズアイドルに「シバいたろか!」 兄弟トークで“スベった時の対処法”話題に
2021年02月12日 19時00分
-
芸能ニュース
『M-1』初代王者中川家、決勝前にスタッフからブチ切れられていた? 島田紳助さんと松本人志にも注意
2021年02月04日 22時00分
-
芸能ニュース
中川家、ますおか、三度の学生時代はギリギリアウトなことだらけ
2020年09月06日 16時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分