中嶋監督
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スポーツ 2021年07月13日 10時50分
オリックス首位死守も2カード連続負け越しに中嶋監督「打つ方と守る方のバランスがあまり良くなかった」
首位独走ムードに入ったかに思われたオリックスだが、東北楽天戦で引き分けや勝てる試合を最終回の大量失点で落としてしまったことから、つまずきを見せている。後半戦は残り2試合。12日に3位東北楽天が福岡ソフトバンクに敗れ、2位千葉ロッテともども2.5ゲーム差となり、オリックスは7年ぶりの首位ターンが決定した。【オリックス 7.6〜11戦績】対 東北楽天大阪・京セラドーム大阪7月6日●オリックス(本田)2-7(則本昂)東北楽天○7日●オリックス(田嶋)5-6(田中将)東北楽天○8日△オリックス(山崎颯)1-1(岸)東北楽天△対 福岡ソフトバンク福岡・PayPayドーム7月9日○オリックス(山本)8-0(武田)福岡ソフトバンク●10日●オリックス(山崎福)1-3(マルティネス)福岡ソフトバンク○11日●オリックス(宮城)4-7(和田)福岡ソフトバンク○※(カッコ)内は先発投手。※85試合41勝33敗11分の首位。2位の千葉ロッテと2.5ゲーム差。 楽天戦は先発が裏ローテに入るため、山岡泰輔の肘の関節炎による離脱、増井浩俊の不調による再調整があったことから、2戦目の田嶋大樹以外は固定されていない。先発投手に不安を抱えながら臨んだ3連戦だったが、オリックスは初戦に高卒4年目の本田仁海を先発させたが、5回を投げ、被安打5、失点2というまずまずの内容でマウンドを降りると、本田は「マウンドに上がる前までは緊張もありましたが、マウンドに上がってからは楽しむことが出来ました。無駄な四球や、高めに浮いて打たれてしまったところは反省しなければいけませんが、スライダーでしっかりとカウントが取れていたり、真っすぐも低めに投げ切った時は抑えることが出来ていたので、そういった部分は次につながる収穫だと思います」と手ごたえを口にしている。試合は同点の9回に登板した守護神の平野佳寿とK-鈴木がまさかの5失点で勝ち越されて負けてしまう。 第2戦は田嶋大樹が7回を無失点の好投を見せて、「序盤は自分の力以上の力を出そうとして、制球が乱れてしまったところもありましたが、回を追うごとに自分の力感で投げることが出来ていましたし、それがこういったいいピッチングにつながってくれてよかったです」と語っていたが、この日は4点リードの9回に張奕が4失点で同点に追いつかれると、漆原大晟が逆転を許し悪夢のような連夜の悲劇。これには、中嶋監督も「整理がつかない」と思わず口にした。3戦目は山本由伸と同期、高卒5年目の山崎颯一郎がプロ初先発。颯一郎はテンポ良いピッチングで、5回を81球、3安打、無失点の好投でマウンドを降りるが、次の回、村西良太が先頭の浅村栄斗に一発を打たれ、颯一郎のプロ初勝利を消すと、そのまま引き分けに。オリックスにとってはかなり勿体ない3連戦になってしまった。中嶋監督は「打つ方と守る方のバランスがあまり良くなかった」とコメントしている。 移動日なしで福岡に移動した福岡ソフトバンク3連戦だが、初戦はエース山本由伸の好投に打線が爆発し快勝。2戦目は山崎福也が好投も打線が苦手なマルティネスを打ち崩せず。3戦目は宮城大弥が「全体的にボールが高めに浮いてしまっていたと思いますし、その分、打ち取ったと思った打球でも、ヒットになってしまっていたと思います。味方が点を取って勝ち越してくれていただけに、リードを守れず申し訳ないです」と珍しく不調で、同点の場面で登板したヒギンスが捕まり、2カード連続の負け越しに終わった。 13日は釧路、14日は帯広で北海道日本ハムとデーゲーム2連戦がオールスター&オリンピックブレイク前に組まれている。ここで勝って後半戦に突入したいところ。中継ぎ陣では休養明けの澤田圭佑が好調。ファームからルーキーのアンダースロー中川颯も上がってきた。若い選手には北の大地で大いに飛躍してもらいたい。13日は再調整を終えたベテランの増井、14日は田嶋で連勝を狙う。(どら増田 / 写真・長津耀月)
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スポーツ 2021年03月15日 11時45分
オリックス、開幕ローテ5枚は内定!6番手はブルペンデー?
プロ野球は26日の開幕に向けていよいよ2週間を切り、オープン戦もあとわずかとなった。オリックスは先発5枚が内定していると見られるが、6番手がまだ定まらない状態だ。▼オリックス3月9日〜14日オープン戦戦績対 東京ヤクルト大阪・京セラドーム大阪9日○オリックス(田嶋)4-1(スアレス)東京ヤクルト●10日○オリックス(山崎福)7-6(石川)東京ヤクルト●対 巨人大阪・京セラドーム大阪12日●オリックス(山本)2-3(菅野)巨人○13日○オリックス(宮城)3-1(戸郷)巨人●対 埼玉西武大阪・京セラドーム大阪14日○オリックス(ヒギンス)5-0(平井)埼玉西武●※(カッコ)内は先発ピッチャー 先発ローテーションは、開幕投手として決定している山本由伸に始まり、宮城大弥、山岡泰輔が26日からの埼玉西武との3連戦(埼玉・メットライフドーム)で登板することがほぼ確定。30日からの福岡ソフトバンクとの本拠地開幕3連戦(大阪・京セラドーム大阪)の先発は、田嶋大樹、山崎福也が当確しているが、その次に登板する6番手がまだ決まっていない。16日から、東北楽天とのオープン戦3連戦(静岡・草薙球場)が行われ、18日に先発するピッチャーが2週間後の4月1日の先発に選ばれそうだが、14日の試合ではヒギンス、能見篤史、黒木優太、鈴木優、吉田凌、阿部翔太、富山凌雅までが、1イニングずつノーヒットピッチング。金田和之が初ヒットを許すも、後続の中田惟斗(育成)、山田修義もノーヒットで、開幕カードの西武打線を無失点で封じ込めたのは大きい。 野手では、主軸の吉田正尚、アダム・ジョーンズ、スティーブン・モヤが好調。杉本裕太郎も高打率をキープし、正捕手争いを繰り広げている頓宮裕真と伏見寅威も打撃好調だ。14日の試合では若月健矢も存在感を示した。ここに最強世代である太田椋、宜保翔、紅林弘太郎といった若手が内野手のレギュラー争いを展開しているのだから層は厚い。 キャンプから“手の内を明かさない”スタンスを貫いている中嶋監督だが、16日からの楽天3連戦、19日からの阪神3連戦(京セラ)で開幕戦の骨格が明確になってくるのではないだろうか。14日の試合では高卒ルーキーも起用し、元謙太はオープン戦初打席で初安打を記録している。 ベールに包まれた今年のオリックスは希望の塊なだけに、シーズンで爆発させてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月30日 06時30分
オリックス上位2チームに借金「25」が響いた2020年、真価が問われる来季の中嶋野球
オリックスは2020年も2年連続で最下位になってしまった。 対戦チーム別の成績は次の通りだ。福岡ソフトバンク 5勝17敗2分千葉ロッテ 5勝18敗1分東北楽天 12勝11敗1分埼玉西武 12勝10敗2分北海道日本ハム 11勝12敗1分 数字を見ても分かるように、首位のソフトバンク、2位のロッテに合計「25」もの借金を重ねており、両チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に大きく貢献してしまったのは言うまでもない。8月20日の試合後に、福良淳一GMは「今で16勝33敗(4分)ですか。こういうチームじゃないし、もっとポテンシャルの高い選手もたくさんいる。全然、巻き返せる能力があると思っている」との理由で、昨年から指揮を取って来た西村徳文監督に辞任を要請。西村監督は「昨シーズンから監督としてこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です。ファンの皆様のご期待にお応えすることができず、本当に申し訳なく思っています」とのコメントを残して、チームを後にしている。 翌21日からは中嶋聡二軍監督が監督代行に就任。コーチ陣も大幅に入れ替えるなど、チームの立て直しを図ったが、一時は5位に浮上するなど、チームの雰囲気と若い選手を積極的に起用する中嶋野球が浸透し、勢いをつけていったものの、序盤に背負った借金「17」を減らす作業は、シーズン途中にメスを入れただけでは返せないほどの数だったことは言うまでもない。特に同一カードで大きく負け越す流れは、中嶋監督代行になってからも止めることが出来なかった。 120試合を終えたオリックスの借金は「23」。中嶋監督代行体制での借金は「6」だったことは、来シーズンに必ずや繋がると信じたいところ。「二年連続の最下位ですし、悔しいシーズンになってしまいました。(シーズン途中から指揮を取ったことについて)自チームの戦力の把握はできていたと思いますが、他球団全チームの能力、戦い方全てを見ていたわけではなかったので、そこに関しての難しさは感じました」と話す中嶋新監督だが、2人のタイトルホルダーを輩出したことについて、「吉田正尚、山本由伸に関しましては成績も内容も素晴らしかったと思います。それをチームの勝利に結び付けられなかったということですよね。彼らが悪いという意味ではなく、チームとしての問題だと思います。正尚はいつも打ってくれていましたよね。由伸もいつも相手を圧倒的に抑えてくれていましたし、もっともっと楽に勝たせられるようにしたかったですよね」としっかりと労っている。 来シーズンは早速、結果が求められる中嶋野球。優勝争い、CS争いを最後まで繰り広げられるチーム作りが急務である。(どら増田)
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