プロレスリング・ノア
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スポーツ 2023年01月11日 11時10分
ノア初参戦完勝の元三冠王者ジェイク・リー「ここからノアの選手たちがどう動くか?」
プロレスリング・ノアは、『NEW SUNRISE 2023』1.8東京・後楽園ホール大会を開催した。メインイベントでは、シングルマッチ、稲村愛輝と昨年末まで全日本プロレスに所属していた元三冠ヘビー級王者のジェイク・リーが注目のシングル対決。ジェイクは試合中に高笑いを浮かべる余裕の試合運びで、抱え込み式バックドロップから、D4Cを決めてカウント3。ノアの初陣を勝利で飾った。 バックステージでジェイクは「ちょっと聞き取りづらかっただろうな。だからもう1回言ってやるよ。おい、こんなものなのか?お前がその程度じゃノアってたかが知れてるんだなって、そう言ったんだ。文字にもしやすいだろ?こういう風にしっかり言うと。どうだい?ノアの期待の稲村…愛輝だ。いい名前だから覚えといたんだよ、稲村愛輝。けど、名前負けしてるぞ。まだまだお前は輝けるぞ。その輝き、いつ見せてくれるんだよ?たぶんいろんなこと聞きたいだろうから、耳を傾けますよ」と報道陣から質問を受け付ける余裕ぶり。 失望させるなという言葉があったが、「物理的なことを言うと、全日本よりちょっと広いかな。本当に物理的なことだけど。まず体感してそこだったな。で、これがノアの雰囲気かって。お客さん、俺はノアのためとか、そういう風に思って来ているわけじゃない。だから、ブーイングするならブーイングする。そんな俺を受け入れてくれるなら声援をする。どっちかはっきりしてくれ。せっかく声を出せるようになったんだ。違うかい?そう思わないかい?そうじゃないかい?だったらさ、もっと楽しもうよ。お客さんも一緒にさ」と観客も挑発。 次の標的、興味のある選手について聞かれると、「たくさんいるね、まだまだ。まだまだたくさんいる。けど、彼のようにこれはチャンスだと捉える選手は、もしかしたらそうはいない。そしたら、なかなかストーリーが作れない。それは凄く残念なことだ。だから言ったんだ。失望させるなよって。失望させないファイトも見せたはずだ。ここからノアの選手たちがどう動くか?皆さんぜひチェックしていただきたい。じゃあ、そういうことで」とインタビューを切り上げた。 この勢いを見ると、GHCヘビー級王者の清宮海斗に辿り着くまで、あまり時間は掛からなそうだ。◆プロレスリング・ノア◆『NEW SUNRISE 2023』2023年1月8日東京・後楽園ホール観衆 622人▼シングルマッチ(60分1本勝負)●稲村愛輝(14分19秒 体固め)ジェイク・リー○※D4C(どら増田)
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スポーツ 2023年01月05日 10時50分
超満員札止めの日本武道館でGHC王座防衛の清宮海斗「ノアの世界を創っていくのは俺なんで」
プロレスリング・ノアは、『NOAH “THE NEW YEAR”2023』1.1東京・日本武道館大会を開催した。 メインイベントIではGHCヘビー級選手権試合、チャンピオンの清宮海斗に拳王が挑戦。日本武道館という大舞台でライバル対決が実現したわけだが、グレート・ムタ対SHINSUKE NAKAMURA(中邑真輔)のドリームマッチが決まったことから、この試合はダブルメインイベントという冠はついているものの、実質セミファイナルに降格してしまった。団体最高峰のタイトルマッチをメインイベントで出来なかったことについて、直前の会見で両者はファンや先輩たちに向けて陳謝している。 しかし、試合はこれまでのGHCヘビー級選手権試合の中でもかなりレベルの高い試合となり、全日本プロレスから引き継がれたノアの重厚なプロレスを見せつけられたと言ってもいいだろう。最後は清宮が変型のシャイニングウィザードでカウント3。防衛に成功した。 バックステージで清宮は「日本武道館ありがとう。いろんな、いろんな経験、思いをくれた正月・日本武道館ありがとう。そして今日集まってくださったファンの皆さん、ありがとうございます。今はノアが世界中から選手が集まって、本当に競争率がめちゃくちゃ高い中だけど、ノアの世界を創っていくのは俺なんで。俺があらゆる面でこのノアを引っ張って、2023年、新しいノアに連れていきます。(拳王とは)またやりたいね、すぐ。すぐっていうと色々大変なこともあるかもしれないけど、それぐらい。でも今はノアを引っ張る。そっちに目を向けて、いずれ俺が拳王を逆指名したいと思います。(ダブルメインとなったことについて)まだ試合あるんでしょ?試合がまだ自分のあとにあるっていうのがどうなんだろう。今までなかったことだから。これは絶対自分の糧になるし。ノアのファンの人は純粋にプロレスを楽しみに来てるので、そこは自分の問題で、自分はこのベルトの価値をどこにも負けない輝きにしてみせます」と前向きに切り替えたようだ。 今後の防衛戦については「本当に俺たちのプロレスって言ってるからね。もっと若い選手とか新しい海外の選手とか、やっていいんじゃないかなっていうか、そういう新しい光景を創っていきたいと思ってます。ありがとうございました。これからも俺を観に来てください」と語った清宮。横浜アリーナ、東京ドームとビッグマッチが続くだけにチャンピオンとして、ノアのプロレスをアピールしたい。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH “THE NEW YEAR”2023』2023年1月1日東京・日本武道館観衆 9500人(超満員札止め)▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○清宮海斗(19分23秒 片エビ固め)拳王●<挑戦者>※変型シャイニングウィザード※第41代王者が3度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年12月14日 11時30分
ノア丸藤正道がKENTAとのタッグ復活について語る「色んな夢が膨らむと思うので獲っちゃった方がいいかなって」
プロレスリング・ノアが来年の1月1日に開催する東京・日本武道館大会で、KENTAとの“丸KEN”タッグで、GHCタッグチャンピオンチーム、杉浦貴&小島聡へ挑戦することが発表された丸藤正道が口を開いた。 丸藤は「まぁKENTAの名前を出したのは代々木(11.23)なんですけど、パートナーに田中(将斗)選手と望月(成晃)選手がいて。ベルトを獲りに行くんだったら田中選手と望月選手の方が獲れる可能性は高いかもしれない。ですけど、2023年というのは自分にとっても節目の年でもあるんで、そこで一発ちょっと面白いことをやりたいと思っていた中で杉浦、小島、違う…タカ&サトシですか。あの二人がタッグのベルトを持っていて。まぁ彼らが獲った時から僕は興味があったので、あえて1歩踏み込んだ、そういうものを日本武道館では見せたいなと思っていたので。そしたら彼(KENTA)かなと」とKENTAをパートナーに指名した理由を明かす。 さらに、「私事ですが2023年は25周年ということで。もしかしたら何かメモリアル的なものがあるかもしれないですけれども、それだけじゃなくて1年を通して自分の25周年というものを表現していけたらいいなと。後にも先にもこの1年しかないので。スタートからそういうことができるのは、いいスタートになるんじゃないかな」とも語った。 久々となるKENTAとのタッグに関しては「そうですね、いろんな可能性が生まれると思うので。そこはそんなことないんじゃないかっていうよりも彼がノアに上がって、たぶん戦ったことのない選手はたくさんいると思うので彼らと防衛していくというのも1つの楽しみになるでしょうし。なんなら俺がKENTAと新日本に乗り込んでもいいし。色んな夢が膨らむと思うので獲っちゃった方がいいかなって思いますよね」とノアマットだけではとどまらず、新日本プロレスへの参戦も視野に入れているようだ。 今年に続いて2年連続開催となる元旦の日本武道館大会については「さっき言ったように僕は25年になるんですけど、そういうシチュエーションっていうのは結構今までたくさんあって。例えばノアに違うファンの方が見に来るっていうのももちろんなんですけど、僕も色んな団体に出てやっぱり見たことのない人をどれだけ引き付けるか、引き寄せるかっていうのは凄く難しい部分なんで。それを意識するのはもちろんなんですけど俺らよりも、ちょっと話はそれてしまうかもしれないけど、僕らの下の世代の人間たちがそれをどれだけできるのかっていう方が僕は楽しみですね。“丸KEN”というもので他のファンの人たち、見たことのない人たちを引き付けるっていうことよりも、清宮(海斗)×拳王であったりとか僕たちの前の試合でも下の世代の人間たち。素晴らしい試合をするっていうのはわかってるんだけども、なぜかそこが集客に結びつかないっていうのを今まで何年もやってきているので。それを彼らがどれだけ意識してやるのかなっていう方が僕は気になっていますね。プロレスから離れていった人たちもいると思うので。でも今回、どこかで“丸KEN”が復活するっていうのを耳にして見に来てくれる人たちがいるのであれば、昔の思い出というものを見せれるかどうかわからないですけど、思い出を思い返しながらも今の丸藤、KENTAというものを見て逆に新鮮さを感じてもらって。“あぁ今のプロレスおもしろいな”って感じてもらえればいいですね」と広い世代のファンに見てもらいたい大会と捉えている。 同大会ではメインイベントで、GHCヘビー級選手権試合、チャンピオンの清宮に拳王が挑戦する他、グレート・ムタがWWEの中邑真輔と対戦するなど注目カードが目白押しだ。(どら増田)
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