スアレス
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スポーツ 2023年06月09日 11時00分
阪神、“ソフトB産”投手のブレーク相次ぐワケ 今季加入の大竹も絶好調、次に続く有力候補は
7日終了時点でセ・リーグ首位(35勝17敗2分)に立つ阪神。好調なチームの中で特に活躍が目立っているのはプロ6年目・27歳の大竹耕太郎だ。 大竹はプロ入りした2018年から2022年までソフトバンクでプレーしたが、「35登板・10勝9敗1ホールド・防御率4.07」と目立った成績を残せないまま、2022年オフに現役ドラフトで阪神に移籍。ただ、迎えた今季は7日終了時点で「8登板・6勝0敗・防御率0.71」と圧巻の数字を残している。 8日に発表された5月の月間MVPでは、セ・リーグ投手部門で初受賞(4登板・3勝0敗・防御率0.33)も果たした大竹。名実ともに阪神のエースになりつつあるが、“ソフトバンク産”という観点から活躍間違いなしと予想していたファンも多かったようだ。 >>阪神・浜地の逆転被弾に「悪夢が蘇る」ソフトBファンからも悲鳴! 山口に屈した昨季最終戦は未だにトラウマ?<< 阪神では近年、大竹と同様にソフトバンクから移籍してきた投手が一軍戦力として活躍するケースが目立っている。2020年オフにソフトバンクを戦力外となって阪神が獲得した加治屋蓮は昨季までの防御率が「3.31」と、ソフトバンク時代の「4.62」から良化。今季も7日終了時点で「21登板・0勝0敗6ホールド・防御率0.00」とブルペンの一角としてしっかり稼働している。 また、2020~2021年にかけ在籍したスアレスは、移籍前年の成績は「9登板・0勝4敗・防御率5.74」とサッパリだったが、阪神では2年連続でセーブ王のタイトルを獲得するなど大化け。この活躍ぶりが評価され、2021年オフにはメジャー、サンディエゴ・パドレスに移籍している。 阪神ファンの間では「安心と信頼のソフトバンク産」と呼ばれるほど成功例が続いている元ソフトバンク投手。なぜこのような流れが続いているのかについては、指導方針の違いがうまくかみ合っているのではという見方もある。 ソフトバンクはこれまでに千賀滉大(現ニューヨーク・メッツ)、石川柊太、大関友久といった投手を育成選手から主戦投手にするなど育成には定評があるが、体作りを徹底し馬力を上げることを重視しているとされている。150キロ超の速球を投げる投手はゴロゴロいるが、その代償からか制球に苦しむ投手も少なからず見受けられる。 一方、阪神はソフトバンクとは対照的に制球力を軸とした指導方針を採用しているとされ、一軍投手陣は過去5年間で2度(2019,2022)リーグ最少与四死球を記録している。そのため、体は仕上がっている元ソフトバンク投手が阪神で投球術を仕込まれることで、球威・制球を両立させるという流れが確立しているのではないかというわけだ。 実際、当事者の一人である大竹も、8日に臨んだ月間MVP受賞会見の中で「ホークスだと150キロ以上が投げられて当たり前みたいな、そこがボーダーラインみたいなところがあったので、力んで速い球を投げなきゃいけないという、スピードガンとの戦いみたいな感じになってしまっていた部分がある。阪神に来てフォアボールを出さないとか、しっかり制球できているとか、そういうところにチーム的にも重きを置いているというか。そういうチームカラーが自分の中ではすごく楽に投げられてて」と、阪神の指導を受けたことで一皮むけたという旨を語ったという。 これまでで最大の成功例であるスアレスに迫りつつある大竹。スアレスを上回るほどのインパクトを残せるのかはもちろん、阪神フロントが次に狙う元ソフトバンク投手が誰になるのかも要注目といえる。高橋純平、椎野新、杉山一樹(いずれも今季一軍未登板)など、昨年までの大竹と同じように才能は評価されながらくすぶっている投手も複数いるが、こうした投手に触手を伸ばすことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月30日 15時30分
阪神サヨナラ負けで「スアレス」がトレンド入り、衝撃展開に矢野監督も激怒? またも勝ち潰したケラーに批判
29日に行われた阪神対広島戦。「2-3」で阪神が敗れたこの試合で、阪神の新助っ人・ケラーが見せた投球がネット上で物議を醸している。 ケラーは「2-1」と阪神1点リードの9回裏に4番手として登板。しかし、先頭・マクブルームのヒットから無死二塁のピンチを招くと、1死後に上本崇司に12球粘られた末に四球を選ばれ1死一、二塁に。さらに、続く長野久義の投ゴロを弾いて内野安打としてしまい、1死満塁と絶体絶命の状況に陥った。 ここで矢野燿大監督はケラーを諦め、湯浅京己を5番手として投入。しかし、湯浅は登板直後に西川龍馬に2点タイムリーを打たれ、チームは「2-3」で逆転サヨナラ負け。「0.1回2失点・被安打2・四球1」と乱調だったケラーが敗戦投手となった。 >>阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?<< 25日の開幕・ヤクルト戦(1回3失点・被安打4)に続きセーブに失敗したケラーに対し、ネット上には「お前何回失敗するんだよ、ランナー出すだけ出して湯浅にもダメージ与えるって最悪だぞ」、「投球はもちろんのこと、長野の平凡なゴロを捕りきれなかったフィールディングも酷い」と怒りの声が寄せられた。一方、「まさか2試合でセーブ失敗数がスアレスを超えるとは思わなかった」、「去年のスアレスはシーズンで1回しか失敗しなかったのに」、「ケラーは安定感無さ過ぎてアカン! スアレス帰ってきてくれ!!」と、前守護神のスアレス(現サンディエゴ・パドレス)と比較し呆れる声も多数みられた。 「スアレスは2020〜2021年にかけ2年連続セーブ王に輝いた助っ人ですが、『62登板・1勝1敗42セーブ・防御率1.16』をマークした昨季、セーブ失敗は1回のみと抜群の安定感を誇りました。一方、ケラーは25日・ヤクルト戦、今回の広島戦で早くもセーブ失敗が2回となり、成績も『2登板・0勝2敗・防御率33.75』と悲惨な数字であるため、前守護神とはあまりにも実力が違い過ぎるとため息をついているファンも少なくないようです」(野球ライター) 比較する声の多さからか、試合後には「スアレス」の単語が一時Twitterトレンド入りする事態も生じていたケラーの背信投球。矢野監督もこのままではマズいと判断したのか、試合後にケラーの守護神剥奪、湯浅の代役守護神起用を明言したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月09日 19時30分
阪神、ソフトB戦力外投手獲得に冷ややかな声 柳瀬と同じ末路を辿る? 二軍で好成績も期待薄のワケは
2018年のプロ入りから今季までソフトバンクでプレーし、「9登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.18」といった通算成績を残しているプロ4年目・30歳の渡邉雄大。9日、阪神が育成契約で獲得したことを発表した。 >>阪神・藤浪は「もう無理」金村氏の辛らつコメントに怒りの声 不振脱却はもはや絶望的?「先発固定なら芽はある」反論も<< 球団公式サイトはこの日、「渡邉雄大選手と獲得について合意いたしましたのでお知らせいたします。なお、渡邉選手とは育成選手として契約を行う予定です」と渡邉の獲得を発表。また、獲得を伝える報道では同日に入団会見に臨んだ渡邉が「左のサイドスローというところで左バッターをしっかり抑えていくっていうところをしっかりアピールしていきたいなと思います」と意気込みを述べたことも伝えられている。 今季の渡邉は開幕から8月末まで二軍暮らしが続いたこともあり、一軍では「6登板・0勝0敗1ホールド・防御率4.50」とほとんど結果を残せず。ただ、二軍では「34登板・0勝0敗1セーブ・防御率1.67」と安定した投球を見せていた。 渡邉の獲得発表を受け、ネット上には「今日の発表まで知らなかった選手だけど、二軍で防御率1点台はなかなかの数字だな」、「交渉解禁(8日のトライアウト終了後)からすぐの獲得だし、球団は結構能力を評価してるっぽいな」、「今一軍にワンポイントこなせる変則左腕はいないし、結果出してすぐに支配下に上がってきてほしい」と期待の声が寄せられている。 一方、「失敗例が多いだけに、ソフトBの戦力外投手は今一つ信用ならないんだよね」、「柳瀬とか加治屋みたいに獲るだけ無駄でしたって感じになるとしか思えん」、「スアレスと同タイプならまだ期待できるんだけどそうでもないしなあ…」と、今後の活躍に懐疑的なコメントも数多く挙がった。 近年の阪神は2016年オフに柳瀬明宏、2019年オフにスアレス、2020年オフに加治屋蓮と、ソフトBを戦力外となったリリーフ投手を獲得したケースが3つある。このうち、スアレスは翌2020~2021年にかけ「113登板・4勝2敗8ホールド67セーブ・防御率1.65」といった数字を残し、2年連続で最多セーブを獲得するなど大化けを果たした。 しかし、柳瀬は翌年「2登板・0勝0敗・防御率43.20」と全く結果を残せず同年オフに戦力外に。加治屋も今季「7登板・1勝2敗1ホールド・防御率7.94」とサッパリで、11月30日の契約更改では今季年俸2000万円(推定)から減額制限(元年俸が1億円以下の場合は25%)いっぱいとなる500万ダウンの1500万円(同)でサインしている。 「今回阪神入りした左腕の渡邉は、サイドスローから最速143キロのストレートやスライダーを繰り出す投球スタイルの投手。左右の違いはありますが、直近3選手の中ではスリークォーターから最速148キロストレートや変化球を投げ込んでいた柳瀬と似通った投球スタイルです。その柳瀬がほとんど結果を残せずに1年でクビになっていることも、渡邉の獲得が疑問視されている一因となっているのではないでしょうか」(野球ライター) 昨年9月に左ひじ靭帯の一部損傷という故障に見舞われ、PRP療法(自身から採取した血液の血小板を高濃度にしたものを患部に注入する治療法)を行ったことも知られている渡邉。阪神は計算の立つリリーフ左腕が岩崎優以外に見当たらないことなどから獲得を決めたものと思われるが、果たして渡邉は今後育成契約から支配下、一軍戦力までのし上がることはできるのだろうか。 文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
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スポーツ 2021年12月01日 18時30分
阪神・スアレス、メジャー本格交渉は“先輩”のおかげ? 年俸3倍増オファーが憶測を呼ぶ、ダルビッシュも「来るかも」と注目
11月30日に今季限りで阪神を退団する見込みと伝えられた来日6年目・30歳のスアレス。12月1日、メジャー球団のサンディエゴ・パドレスが獲得に動いていると複数メディアが報じた。 報道によると、パドレスは単年700万ドル(約7億9400万円)程度の条件でスアレスの獲得交渉を進めているとのこと。仮に同条件での移籍が実現すれば、今季年俸が250万ドル(約2億8300万円)のスアレスにとっては3倍近くの大幅昇給となる。 阪神とスアレスは昨オフ、スアレス側に2年目の契約選択権がある2年契約を締結。球団はスアレスが今季「62登板・1勝1敗42セーブ・防御率1.16」で2年連続セーブ王に輝いたことから慰留に努めたが、スアレスはメジャー移籍の意向が強く慰留を固辞。これにより、スアレスは11月30日が提出期限の保留者名簿から外れ、どの球団とも交渉を行える自由契約選手になることが確定していた。 >>阪神・スアレスのメジャー流出をファンが応援? 絶対的守護神の挑戦が後押しされるワケ、球団も既に代役探しに本腰か<< パドレスのオファー報道を受け、ネット上には「メジャー経験が無いスアレスに7億以上も出すとは」、「メジャー球団の資金力ってやっぱ凄いな、阪神じゃこの額は到底出せない」、「年俸3倍アップは相当魅力的だな、自分がスアレスなら二つ返事でオファー受けるわ」と驚きの声が寄せられている。 一方、「これパドレス側はジョンソンが使えたから味占めてないか?」、「阪神産のジョンソンが頑張ってるのも好オファーの一因になってる気がする」、「ジョンソンがそれなりに働いてるから、スアレスはもっと計算できるって考えての7億オファーなのかも」と、現在パドレスに所属する元阪神・ジョンソンを絡めたコメントも数多く挙がった。 パドレスは2019年オフ、同年に阪神入りし「58登板・2勝3敗40ホールド・防御率1.38」といった数字を残したジョンソンを2年500万ドル(約5億6700万円)で獲得。このジョンソンの存在がスアレスの獲得方針に影響したのではとみているファンも少なくないようだ。 「ジョンソンは2017~2018年にかけメジャーでプレーするも、成績は『38登板・3勝2敗1ホールド・防御率5.44』と振るわなかった投手。しかし、阪神でのプレーを経て加入したパドレスでは、今季までに『87登板・6勝5敗13ホールド・防御率3.09』といった成績でブルペンを支え、既に来季残留も決定しています。そのため、パドレス側は阪神で好成績を残したジョンソンが戦力として機能していることから、今季ジョンソンをしのぐほどの数字を残したスアレスのことも高く評価した可能性は十分考えられます」(野球ライター) パドレスに所属するダルビッシュ有も、1日に自身のツイッターに「パドレスに来るかも?」と投稿するなど注視しているスアレスの獲得交渉。一部ファンの間では早くも「先発・ダルビッシュ、中継ぎ・ジョンソン、抑え・スアレス」といった、NPB経験者による投手リレー実現への期待も高まっている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2021年11月30日 15時30分
阪神・スアレスのメジャー流出をファンが応援? 絶対的守護神の挑戦が後押しされるワケ、球団も既に代役探しに本腰か
NPBではこれまでソフトバンク(2016-2019)、阪神(2020-)でプレーし、今季までに「191登板・7勝13敗37ホールド68セーブ・防御率2.81」といった通算成績を残している来日6年目・30歳のスアレス。30日、今季限りでチームを退団する見込みと複数メディアが報じた。 >>阪神・矢野監督、梅野へのコメントに「冷た過ぎる」の声 助っ人陣には残留熱望も、球団への“慰留丸投げ”意向が物議<< 阪神とスアレスは昨オフ、スアレス側に2年目の契約選択権がある2年契約を締結。報道によると、球団側はオフシーズンに入り全力で慰留に努めたというが、スアレスはMLB移籍の意向が強く慰留を固辞。これにより、スアレスは30日が提出期限となる保留者名簿から外れ、どの球団とも交渉を行える自由契約選手になることが確定したという。 今季のスアレスはチームの絶対的守護神として62試合に登板し、「1勝1敗42セーブ・防御率1.16」と2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。こうした活躍もあり、これまでの報道では複数のMLB球団が獲得調査に動いていることが伝えられている。 スアレスの退団報道を受け、ネット上には「2年連続セーブ王が流出ならあまりにも痛すぎる」、「国内移籍されるよりはマシだが、防御率1点台の守護神の穴はそう簡単には埋まらないだろう」、「本人の意思が強いなら、自由契約後の再契約もなさそう」と落胆の声が寄せられている。 一方、「流出はもちろん惜しいけど、それ以上にスアレスには10数年越しの夢を叶えてほしい」、「本人が一度は断念した道が見えてるならしょうがない、どうせ行くなら大活躍してくれ」、「年齢的にも若くは無いし、チャンスがありそうなら思い切って挑戦すべき」とMLB移籍を後押しするコメントも数多く挙がった。 スアレスは母国・ベネズエラでプレーした20歳の頃にMLB入りできずに一度野球をやめ、建設作業員やタクシー運転手を経て22歳で再び野球の道に戻った選手。そこからはメキシコリーグ、ソフトバンク、阪神と国外球団を渡り歩き、阪神では2年間で「113登板・4勝2敗8ホールド67セーブ・防御率1.65」といった数字をマークした。守護神として素晴らしい活躍を見せたこともあり、このまま一度は諦めたMLBの舞台までステップアップしてほしいと願っているファンも少なくないようだ。 「阪神はスアレスが退団する見込みと報じられた同日に新守護神候補としてケラー(ピッツバーグ・パイレーツ)の獲得調査に乗り出していることが報じられており、19日には中日・又吉克樹のFA獲得に動いていることも伝えられています。ブルペンのテコ入れに動いているところを見ると、球団もスアレスのMLB移籍希望についてはある程度尊重し、流出やむなしの姿勢で来季の編成を考えているのではないでしょうか」(野球ライター) 今季はリーグ優勝したヤクルトとゲーム差なしの2位とわずかに優勝には届かなかったが、12球団最多の77勝をマークした阪神。このうち43勝に絡んだスアレスの穴をどのように埋めるのかは今後もファンの注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月15日 19時30分
阪神・矢野監督、梅野へのコメントに「冷た過ぎる」の声 助っ人陣には残留熱望も、球団への“慰留丸投げ”意向が物議
セ・リーグ2位に終わった今季からの巻き返しに向け、10日からスタートした秋季練習では精力的に指導・視察を行っている阪神・矢野燿大監督。15日に伝えられた、プロ8年目・30歳の梅野隆太郎についての発言がネット上で物議を醸している。 梅野は今年5月に国内FA権を取得し、今オフに権利を行使するかどうかが注目されているチームの正捕手。ただ、報道によると14日に取材に応じた矢野監督は、これまで言及していなかった梅野の慰留について「まだ何もしていない」と直接の説得にはあたっていないことを告白。同時に、「自分で得た権利で周りの評価を聞きたいというのは俺も思ったし、そういうのはFAしかないんで。球団は球団で残ってもらう努力はしっかりしてくれると思う」と、当面は梅野と球団の交渉を静観していく旨を口にしたという。 今季の梅野は正捕手として全143試合中130試合に出場。打撃は「.225・3本・33打点・91安打」と今ひとつだったが、得点圏打率はリーグ2位の「.321」と随所で勝負強さを見せた。ただ、シーズン最終盤の10月は全20試合中、出場が9試合と出場機会が激減したままシーズンが終了。矢野監督はこの間2番手捕手・坂本誠志郎をスタメンで重用していた。 >>阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か<< 矢野監督の発言を受け、ネット上には「え? このコメントはさすがに他人事過ぎだろ」、「直接説得せずに球団に交渉一任するのは冷た過ぎるのでは」、「これを聞いた梅野はどう思うんだろう、自分が梅野なら誠意が無いと判断してFA宣言するけど」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「助っ人陣と比べて梅野への対応が違い過ぎるだろ」、「マルテやスアレスには残ってほしいってコメントしてたのに梅野には言わないのかよ」、「助っ人陣とは違って、梅野は必要不可欠ではないと考えてるからこういう発言をするんだろうな」と、他選手との対応の違いについて指摘するコメントも数多く挙がった。 「今オフの阪神は梅野に加え主砲・マルテ、守護神・スアレスと去就が不透明な主力選手が複数います。矢野監督はこれまでにマルテに対しては『オレとしてはマルちゃんは欠かせない』、スアレスに対しても『スアちゃん頼むぞ! ということだけは(伝えた)』と、それぞれ必要不可欠な選手として残留を熱望するコメントを口にしたことが伝えられていました。そんな中、梅野には残ってほしい旨を明言しなかったことから、矢野監督は梅野に出ていかれても構わないと考えているのではないかとみているファンも少なくないようです。矢野監督の本心は不明ですが、来季は今季最終盤にスタメン固定した坂本を梅野に代えて正捕手に据えたい意向があるのかもしれません。そうなると、梅野が序列格下げの不満からチームの和を乱す展開もあり得ますので、こうしたリスク回避のためにあえて冷たいコメントを口にしFA退団を促しているという可能性もゼロではなさそうです」(野球ライター) 2020年シーズンまで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備にも定評がある梅野。仮に権利行使なら絶対的正捕手が不在の球団が獲得に手を挙げる展開も十分考えられるが、本人は矢野監督のコメントをどのように捉えているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月28日 17時00分
ヤクルト捕手の配球に球界OBが苦言「配慮がほしかった」 敗戦を招いた初球ストライクに高津監督もため息「もうちょっと丁寧に」
野球解説者の大矢明彦氏(元横浜監督)が、27日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。ヤクルトのプロ5年目捕手・22歳の古賀優大のプレーに苦言を呈した。 今回の動画で大矢氏は、同日に行われヤクルトが「2-5」で敗れたヤクルト対巨人の一戦について解説。その中で、「1-1」と両チーム同点で迎えた6回表の古賀のリードを問題視した。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< この回ヤクルトは先発・スアレスと古賀のバッテリーが1死一、三塁とピンチを招くも、ここで迎えた丸佳浩は三球三振に抑え2アウトに。しかし、続く岡本和真に21号3ランを被弾し、結果的にこの一発が決勝点となった。 岡本の一発は初球を捉えたものだったが、大矢氏は「(岡本の)前の丸を三球三振で切って取った。投手からすると丸を三球で仕留めてしまった(か)ら、そのまま(次の)打者も攻めていこうという気迫で投げてくる(もの)」と発言。スアレスは直前に丸を三球三振で抑えたため、その勢いのまま岡本にも初球からストライクを投げたのではと指摘した。 その上で、大矢氏は「岡本に対しては捕手の方が少し引かなきゃいけなかった。(初球から)ストライクは放らせちゃいけない場面なんですよ。これだけホームラン打ってる打者に、投手の気持ちが立ち向かって行き過ぎてるところの初球なので」とコメント。スアレスに三球三振の勢いのまま、安易に初球ストライクを投げさせてはいけなかったと古賀に苦言を呈した。 「あの場面は『ボールからでいいんだよ』と(スアレスと意思疎通すると)か、少し間を置いてから投げさせるとかそういう配慮がほしかった」と、古賀はスアレスに投げ急がせないように対策を取るべきだったという大矢氏。「(古賀が)『あと一人丁寧に(抑える)』という気持ちだともう少し違う結果(になってたのでは)」と、冷静にリードすれば違った結果になっていたのではと推測した。 大矢氏の発言を受け、ネット上には「確かに岡本からの被弾は投げ急ぎの結果っていう印象だった」、「素人の自分でも前の打者が三球三振なら、『俺にもストライク先行でくるな』って思うしなあ」、「そもそも岡本は初球強いんだから、古賀は絶対ボールから入らせるべきだった」といった反応が寄せられている。 一方、「バッテリーはそれまで岡本を完全に封じてたから、この打席も押せ押せの配球になるのは仕方ない気もする」、「ここまでに岡本から2三振奪ってるから、古賀が『この打席も抑えれるだろう』って考えだったとしても不思議ではない」、「そこまでに1本でも打たれてたなら多少慎重になっただろうが…」と古賀を擁護するようなコメントも複数見受けられた。 「スアレスの初球を決勝3ランにした岡本ですが、今季はカウント『0-0』での打率が『.350』と、シーズン打率(.256)から1割ほど高くなっています。初球ストライクへの強さがデータにはっきり表れていることもあってか、大矢氏だけでなくファンの間でも古賀はボール球から慎重に入っていくべきだったという意見が多数派のようです。一方、バッテリーがそれまで岡本を『2打数無安打・2三振』と完璧に抑え込んでいたことから、6回表の第3打席でもストライク先行の配球で押そうとしたのは仕方ない部分もあったのではという見方も散見されます」(野球ライター) 試合後、チームを率いる高津臣吾監督が「(岡本への初球は)もうちょっと丁寧に入ってほしかった」と苦言を呈したことが伝えられている古賀。今回の痛恨被弾を今後の糧にすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月07日 20時30分
阪神、藤川に「バトンを渡す」継投がベスト? 中西元コーチの主張に賛否、「安定感無いし連投も出来ない」ファンの間で議論に
元阪神で野球解説者の中西清起氏が、6日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に電話で生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の阪神ファンの間で議論が巻き起こっている。 2004~2015年にかけ阪神で一軍、二軍投手コーチを歴任した中西氏は、番組内で勝ちパターンの継投策を確立することがチームの好成績につながると主張。「スアレス、岩崎(優)、(藤川)球児」の3名による継投がベストとした。 議論のきっかけとなったのは、3名のうちの1人である藤川の起用法についての発言。中西氏はスアレス、岩崎については「7回、8回(どちらで起用するか)を入れ替わってもいいと思う」、「右(打者)が多いとなればスアレスを1回3分の1までいかせて、岩崎を0回3分の2にするとか(も有効)」と、順番やイニングまたぎを柔軟に考えてもいいとコメント。 一方、日米通算244セーブを誇る藤川については9回で固定して、「球児にバトンを渡す」形が最も藤川の力を生かすことができると説明。先発と藤川の間の継投、特に7回の継投が藤川につなぐための重要なポイントになると語っていた。 >>阪神・ボーアに「今すぐ二軍に落とせ」ファン激怒相手に救われた“怠慢走塁”、矢野監督のカミナリは必至?<< 中西氏の発言を受け、ネット上には「抑えは藤川一択しか無い、名球会に入れる250セーブも目前だし」、「他の投手とは守護神としての経験が段違いだからこのまま9回固定でいい」、「離脱中のエドワーズが帰ってくれば、より盤石な形で藤川につなげるようになりそう」、「藤川を出せる状況を作らないと意味ないから、打線の頑張りも求められるな」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「今の藤川を記録をにらんで抑えに固定するのは危険、調子が戻らないなら配置転換も考えた方がいい」、「今シーズンは安定感無いし夏場に連投もできないだろうから、もう1人加えて併用すべき」、「中西さんは藤川の実績に引っ張られすぎ、他にまともらしい理由も言ってないし」、「防御率1点台のスアレスを抑えに回した方が勝ちにつながりやすくなるのでは?」といった否定的なコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「昨シーズンは56試合登板で防御率『1.77』と安定感のある投球を見せていた藤川ですが、40歳を迎える今シーズンはここまで3試合に登板し防御率『13.50』と絶不調。6月25日のヤクルト戦では1点リードの9回にサヨナラ3ランを被弾するなど、年齢による衰えが目立ち始めています。名球会への入会基準である日米通算250セーブまではあと6に迫っていますが、この調子が続くなら記録に関係なく配置転換や他投手との併用に踏み切るべきと考えるファンも多いようです」(野球ライター) 6月19日の開幕から7月7日までに14試合を戦い、「4勝10敗・勝率.286」とセ・リーグ最下位に沈む阪神。低迷脱出へ向け安定した勝ちパターンの確立が求められる中、藤川は復調しファンの信頼を取り戻すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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2021年06月28日 17時00分
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阪神、藤川に「バトンを渡す」継投がベスト? 中西元コーチの主張に賛否、「安定感無いし連投も出来ない」ファンの間で議論に
2020年07月07日 20時30分
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