グレート-O-カーン
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スポーツ 2022年10月17日 11時30分
新日本グレート-O-オーカーン、北村克哉さんの訃報に沈痛「あいつみてぇに、好き勝手生きてよ!」
新日本プロレスのグレート-O-オーカーンが、急逝した新日本で同時入門した元プロレスラーの北村克哉さん(享年36)を悼んだ。14日の東京・後楽園ホール大会では北村哉さんのポージングをした後で、「早速、始まったTV王座。愚民からの支持率は低いんじゃないか?まあ、じゃあそんな否定的な意見を、手の平を返させるのが余だよ。プロレスラーがよく言う、『チャンピオンベルトを俺の色に染めてやる』ってやつだ。いいじゃねえか、地方でもやるってのが。発信力。15分以内っていうのが様々な闘い方ができる。SNSで毎度上げるっていうのが、テレビ受けするこの面と、このオシャレな髪型と、この喋り方の、そう余のためにあるベルトじゃねえか。何より若手のためっていうのがいいな。自分の歳なんざ分かんねえが、新日本に来てまだ2年だ。明後日の10月16日、新日本を侵略してやっと2周年だ。まあ、余が未来を担うのか壊すのか知らねえがよ、確実に言えるよ。2017年のヤングライオン杯の…優勝者より……(目頭を抑えながら)TV王座の方が…上だって。余の方が…………」と込み上げる感情を抑えきれないように、胸を押さえながら足早に控室へ。 15日の後楽園大会でも「余には未来があるんだよ!『ヤングライオン杯』、2017年の優勝者より、(NJPW WORLD 認定)TV王座の方が未来があるって、ヤングライオンを経験してないこの余が獲って、示してやるよ!絶対!絶対だ、オイ!今、余が獲らねぇで、ヤングライオンに誰が未来を示すんだよ!新日本の未来はこの余が背負ってやるよ。それでも、あんまり外のことを、リングに持ち込みたくはねぇんだよ。余はプロレスラーだから。それでも、メチャクチャ言いたいことがあって…。いろいろ思考を巡らしたけど、今言わなきゃ絶対後悔すると思ったから。これっきりだ。これっきり。今、今から1分だけ、プロレスラーを辞める…」と言うと、マウスピースを外して「そうだ。今はグレート-O-カーンだ。だから北村克哉なんか知らねぇよ。(涙ぐみ)でももし、北村が同期だったとしたら、あいつの“トンパチ”のせいで、どれだけとばっちりを受けたと思う?数え切れねぇよ…。だから、もしあいつが同期だとしたら、余は北村のことが大嫌いだった。でも、いちファンとして見たら大ファンだったと思うよ。余は“トンパチ”になれない。だから、あいつみてぇに、好き勝手生きてよ!他人に迷惑かけても、後ろを振り返らないで、ああいう生き方が魅力に見えたし、最高にプロレスラーだったと思うよ…。まあ、そんなあいつは、プロレスラーであることを辞めた。そういう道を選んだ…。あいつが選んだ道と、俺が!! 選んだ道。俺が選んだ道の方が正しいって絶対示してやる…!あのバカよ!最後の最後までよ、人様に迷惑かけやがってよ。あぁ、ふざけんじゃねぇよ。今まで積み上げたものが全部パーだ!余の選んだ道の方が正しいって絶対示してやるよ。そん時、あの世で会ったら、クソまずい“ちゃんこ”また作れよ。それで迷惑かけたぶん、チャラにしてやるよ。そんでまた……またグチでも言おうか。あばよ…」と言って一旦立ち去るが、戻ってきて「あ、あともう1コだけ言っておくよ…。モンスターレイジは、正式に解散だ!」と北村さんとのタッグチーム「モンスターレイジ」の解散を口にした。 北村さんは、2016年にオーカーンとともに新日本に入団。2017年のヤングライオン杯に優勝するなど、プロレスラーとして将来を有望視されていたが、2018年に試合中の脳しんとうにより離脱すると翌年退団。2020年からボディビルダーとして活動し、昨年11月にはRIZINで総合格闘技デビューをした。突然の訃報にショックを受けている関係者、ファンは多い。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月12日 11時30分
永田裕志デビュー30周年記念試合でグレート-O-カーンに敗れるも「今日負けて悔しいと思った」
新日本プロレスは11日、『バーニング・スピリット』千葉・東金アリーナ大会を開催した。メインイベントでは、永田裕志デビュー30周年記念試合として、永田がグレート-O-カーンと対戦した。 試合は奮闘するも、オーカーンのエリミネーターを返せず敗れてしまったが、試合終了後には永田のデビュー30周年セレモニーが行われ、棚橋弘至を筆頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が、そしてスペシャルセコンドの小島聡からも写真パネルが贈呈された。また、一昨年2月に引退した中西学さんからも花束とお祝いのメッセージが贈られ、VTRでは武藤敬司、秋山準からもお祝いのメッセージが贈られた。さらに、サプライズとして藤波辰爾が登場。藤波から花束とメッセージを贈られると、永田も「まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います」と地元・東金に集まったファンに挨拶。そして来年の東金大会の開催も予告すると、最後はゲストと観客たちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくった。 バックステージで永田は「ありがとうございました。いやぁ、まだまだ行けるつもりでグレート-O-カーンと試合してみて……まぁ強いですね、オーカーン。あいつはほんとに、あいつの潜在能力は俺自身がよくわかってるつもりなんで。あえて今回、シングルマッチの相手に指名してやりましたけどね。あれ、まだまだ強くなりますね、ほんとに。あんな顔して、あんな風貌してますけど、ほんとに新日本プロレスの伝統的な闘いができる男だし、まだまだ強くなると思います。でも今日、ほんとオーカーンと闘って、俺もまだまだ。今日負けて悔しいと思ったんでね。悔しいと思えたのでね。“こんチキショー”って。決して勝てない相手ではない。負けたけど、勝てない相手ではないとおわかりましたんで。そん中でまだまだ自分が強くなろうという意欲をね、出してくれた相手だったんで。良かったです、今日シングルマッチやって。久々に新日本での闘いをこういう形で。そんなとこですかね」とコメント。悔しさを滲ませたところに、まだまだ消えぬ永田の闘志を見えた。今後はIWGP世界ヘビー級王座獲りも視野に入れていくという。◆新日本プロレス◆『バーニング・スピリット』2022年9月11日千葉・東金アリーナ観衆 1200人▼永田裕志デビュー30周年記念試合(30分1本勝負)●永田裕志(21分41秒 片エビ固め)グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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スポーツ 2022年08月31日 10時50分
グレート-O-カーンがノアに初参戦!グレート・ムタ、NOSAWA論外とトリオ結成「ノアを完全に支配してやる」
プロレスリング・ノアの『N-1 VICTORY2022 GRAND FINAL』9.3大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会に、新日本プロレスからユナイテッド・エンパイアのグレート-O-カーン(以下、オーカーン)が参戦し、この大会が大阪ラストマッチとなる新日本の“先輩”グレート・ムタ、そして杉浦軍/東京愚連隊/PERROS DEL MAL DE JAPONのNOSAWA論外と異色トリオを結成。拳王&征矢学&タダスケの金剛と対戦する。 このカードはオリエンタル感満載なムタ、オーカーン、論外の怪しげな雰囲気に、反体制派ながらも硬派なイメージが強い拳王率いる金剛がどのような絡みを見せるのか注目されるところ。ムタは1990年9月7日の新日本プロレスの大阪府立体育会館大会で、越中詩郎扮するサムライ・シロー相手に日本デビュー戦を飾っており、96年10月20日にお隣りの兵庫・神戸ワールド記念ホールで、獣神サンダー・ライガーと伝説の試合を行うなど、関西圏でも印象に残る名場面を残して来た。ムタの大阪ラストマッチに、90年代からのファンも多数詰めかけるだろう。 オーカーンは「ひれ伏せ、NOAHの愚民ども。余は新日本プロレスの支配者、グレート-O-カーンである。今回はグレート・ムタから直々に、この余と同盟を結びたいと懇願をしてきたそうじゃないか。ハハハハハ、愉快愉快!その願い、聞き入れてやる。この余が!魔界、そして9月3日の大阪でノアを完全に支配してやる」と強気のビデオメッセージを寄せているが、ムタを仲間だと思っていると痛い思いをするかもしれない。それは論外も同じだ。 ムタの化身である武藤敬司の引退が迫る中、武藤との対戦を熱望している拳王もムタや新日本のオーカーンに爪痕を残したいところ。特にオーカーンに対しては思うところもあるはずなので、GHCヘビー級チャンピオンとしてどのような形で対峙していくのか楽しみである。また数々のコスチュームでファンを楽しませて来たムタが、当日どんなコスチュームとペイントで現れるのか大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月06日 17時30分
新日本G1クライマックスの出場選手&ブロック分けを発表!飯伏幸太三連覇なるか?
新日本プロレスは5日、埼玉・メットライフドーム大会で、いよいよ9月18日、大阪府立体育会館より開幕を迎える『G1クライマックス31』の出場メンバー&ブロック分けを発表した。 東京オリンピック・パラリンピック開催のため、2年連続の秋開催となる今年は全19大会、合計20名のレスラーがエントリーする。新日本プロレスのヘビー級戦士が顔を揃える、最強戦士決定戦。今年の初出場選手は3選手。 昨年の『G1クライマックス』両国大会で凱旋帰国して、“ユナイテッドエンパイア”の中心人物として猛威を振るっているグレート-O-カーン。帝国の勢いを取り戻すためにも、初の『G1』でシングル戦線で実力を発揮したいところ。 2016年3月より新日本マット参戦以降は、タマ・トンガとの“G.o.D”でタッグ戦線を中心に活躍、意外なことに今回が『G1』初エントリーとなるタンガ・ロア。驚異のパワーが全開となれば、リーグ戦の台風の目となる可能性も十分だ。 9.4メットライフドーム大会にて、矢野通との“NO DQ I QUIT MATCH”に敗戦し、『KOPW2021』王座は手放すも、最近はシングルプレイヤーとしての活躍も目立って来たチェーズ・オーエンズも初エントリー。かつては棚橋弘至も勧誘した逸材である。 また、タンガとともに、ここ数年はタッグ戦線に注力していたタマ・トンガが3年ぶり4回目の出場。パワーが増して来ているだけに注目は高い。EVILと同ブロックになったのは興味深い。 Aブロックでは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン結成以降は、シングルが実現していない内藤哲也と高橋裕二郎の元ノー・リミットの2人が同ブロックにエントリー。IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟が話していたが、昨年覇者の飯伏幸太、鷹木、内藤という昭和57年生まれの3選手が同ブロックになるのも見逃せない。ここにザック・セイバーJr.、KENTA、石井智宏、矢野通といった強豪が加わり大混戦は必至である。 Bブロックでは、棚橋弘至とオカダ・カズチカという2大エースが同ブロックにエントリー。昨年準優勝のSANADAの動向にも要注目。バレットクラブ内ユニット、ハウス・オブ・トーチャーを立ち上げたEVILの存在も不気味なところ。また、4日のメットライフドーム大会でオカダを下したジェフ・コブ、シングル戦線でも活躍が期待されるタイチ、そして後藤洋央紀とYOSHI-HASHIのパートナー同士といった注目選手がズラリ。Bブロックも混戦になるだろう。▼『G1クライマックス31』エントリー選手●Aブロック“ゴールデン☆スター” 飯伏幸太※5年連続 7回目の出場/2019年・2020年優勝“STONE PITBULL” 石井智宏※9年連続 9回目の出場“敏腕プロデューサー” 矢野通※15年連続16回目の出場“THE DRAGON” 鷹木信悟※3年連続 3回目の出場“制御不能なカリスマ” 内藤哲也※12年連続 12回目の出場/2013年・2017年優勝“英国の若き匠” ザック・セイバーJr.※5年連続 5回目の出場“Dominator” グレート-O-カーン※初出場KENTA※3年連続 3回目の出場“トンガン・テロリスト” タンガ・ロア※初出場“THE TOKYO PIMPS” 高橋裕二郎※2年連続 8回目の出場●Bブロック“100年に一人の逸材” 棚橋弘至※20年連続 20回目の出場/2007年・2015年・2018年優勝“レインメーカー” オカダ・カズチカ※10年連続 10回目の出場/2012年・2014年優勝“混沌の荒武者” 後藤洋央紀※14年連続 14回目の出場/2008年優勝“HEAD HUNTER” YOSHI-HASHI※2年連続 5回目の出場“Cold Skull” SANADA※6年連続 6回目の出場“愛を捨てた聖帝” タイチ※3年連続 3回目の出場“ザ・ハチェット” ジェフ・コブ※3年連続 3回目の出場“キング・オブ・ダークネス” EVIL※6年連続 6回目の出場“The Good Bad Guy” タマ・トンガ※3年ぶり 4回目の出場“ザ・クラウン・ジュエル” チェーズ・オーエンズ※初出場 10月20日、21日の東京・日本武道館大会まで、全国各地において連日ヘビー級のシングルマッチが見られる。両ブロック最多得点者同士が対戦する優勝決定戦は10.21日本武道館大会だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月05日 10時45分
新日本ヘナーレがユナイテッド・エンパイアに電撃加入!「他人が望む自分を演じる必要はない」
新日本プロレスは4日、春のビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2021』を東京・両国国技館で開催した。 第3試合では、ユナイテッド・エンパイアのグレート-O-カーン&ジェフ・コブ組が新メンバーの“X”を引き連れ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&SANADA&鷹木信悟組と対戦。戦前から話題を呼んだXの正体は、トーア・ヘナーレ改め「アーロン・ヘナーレ」。ヘナーレは打撃を軸に、殺伐としたファイトでインパクトを与える。最後はコブのツアー・オブ・ジ・アイランドで動きの止まったSANADAを、ヘナーレがStreets of Rage(フィッシャーマン式デスバレーボム)で撃沈。試合後、オーカーンが対戦を熱望しているとされる内藤の右ヒザをパイプ椅子で乱打。ユナイテッド・エンパイアが勢いを見せつけた。 インタビューブースで、オーカーンは「デハハハハ!楽しいなあ、(声を震わせながら蹂躙は楽しいなあ!しかも、あの内藤とか言うヤングライオン、いたぶるのは一番気持ちいいぜ!あんな雑魚!なんだっけ?制御不能だっけ?フハハハハ!どこがだよ。帝国に何回も支配されてんじゃねえかよ。カリスマ?はあ?そんなニックネーム、返しとけよ。ああ、ダメだ。いつもは饒舌にしゃべれるんだけど、奴に対しての感想はただただ弱い者いじめが楽しいというだけだな」と高笑い。 コブは「どうだ!ついに俺たちの秘密兵器が明かされた。前々から言っているように、ここから俺たちがニュージャパンを浄化する!そのためにトップに立ってる奴らを片っ端から潰していくしかない。ここで、俺から紹介させてくれ。アーロン・ヘナーレだ。勝った今の気分はどうだ?タナハシやマカベの影に隠れてるより何倍もいいだろ?お前はもう一人で、ロスインゴでも誰が相手でも倒していける。俺たちユナイテッド・エンパイアがトップに君臨し、ニュージャパンを立て直す」と新日本再建宣言。 新加入したヘナーレは「5年間、ホンタイでやってきたが、きっとファンのお前たちには俺が日々どれだけの努力を重ねて来たのか想像もできないだろう。タナハシもマカベも誰も責めるつもりはないが……いや、もしかしたらあいつらの後ろに隠れていなければ……いいや、責めるべきは自分自身だ。ずっと自分で自分を抑えつけていた。本当の自分の姿を見せられずにいた。(本隊として)求められるイメージに合わせないといけないとばかり思っていた。でもそれが間違っていたんだ。自分を偽ってまで他人が望む自分を演じる必要はない。今日拍手が聞こえたけど、2週間前の俺はファンから拍手なんてもらえなかった。それぐらいみんなに注目されてなかった。興味を持たれるのは(マオリ族の民族舞踊の)“ハカ”だけ。でもこれからはもう自分を偽らない。俺の人生で戦いより大事なものはない。本当の俺はこんなもんじゃない。俺はもっと危険だ。(カメラに向かって)何だ、また俺のコメントをカットしようってか?やっと自分の進むべき道がわかった。その道は、血と金と栄光で覆われている。それがユナイテッド・エンパイアだ!」とまるで人が変わったかのようなコメント。 ヘナーレが加入し、リーダーのウィル・オスプレイが同日、飯伏幸太からIWGP世界ヘビー級王座を奪取したことにより、ユナイテッド・エンパイアの存在感は一気に増しそうな勢いだ。◆新日本プロレス◆『SAKURA GENESIS 2021』2021年4月4日東京・両国国技館観衆 4484人▼6人タッグマッチ内藤哲也&●SANADA&鷹木信悟(9分51秒 体固め)グレート-O-カーン&ジェフ・コブ&X=アーロン・ヘナーレ○※Streets of Rage(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 22時30分
新日本オカダ・カズチカ激怒「オーカーン!大阪で終わりだこのヤロー!」
新日本プロレスは1日、『Road to POWER STRUGLLE』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第3試合では、次回ビッグマッチ『POWER STRUGLLE』11月7日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会でシングルマッチが組まれているオカダ・カズチカと、グレート-O-カーンの前哨戦として、ゲイブリエル・キッド、ウィル・オスプレイとそれぞれタッグを結成し、前哨戦を行った。 オスプレイがオカダを裏切りCHAOSを離脱し、O-カーン、ビー・プレストリーとの新ユニットTHE EMPIREを結成したことから抗争に発展したオカダとTHE EMPIRE。オカダとしては、オスプレイと対戦する前に、O-カーンをキッチリ倒しておきたいところだが、ここまでの前哨戦では苦戦を強いられている。 この日もTHE EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けると、ペースを離さない。オカダのリードにより、同士討ちを誘うなど何とかゲイブリエルは奮闘するも、最後はオーカーンがエリミネーターを決めて、ゲイブリエルは万事休す。試合後、オカダはO-カーンを睨みつけてから、ゲイブリエルに肩を貸してバックステージへ。 バックステージで、オスプレイは「1週間ぶりのトーキョーだ。(ビーにキスを何度もしながら)やっと美しいガールフレンドの元へ戻って来られた。と思ったら、またお前らバカの相手をしないといけないのか。1日ぐらい休ませてくれよ。ま、俺は新日本一のスーパースターだから仕方ないな。新日本に最も金を生み出しているのはこの俺だ。いいか、お前ら、よく聞け……オカダがやる気になってくれて俺も嬉しい。俺のハンサムな顔に一発パンチを食らわせたくて必死じゃないか。リベンジしたいんだろ。でも俺には届かないぞ。何故かって?あいつはもうカッコよくて強いオカダじゃないからだ。俺たちが知ってるレインメーカーはもういない。『POWER STRUGGLE』でグレート-O-カーンがオカダを完璧に始末してくれる。そして俺は次に進むだけだ。ビーはどう思う?」と、恋人のビーに振ると「今のオカダは(日本語で)ショッパイ。イチバンショッパイ」とバッサリ。 オスプレイは「俺もそう思う。(記者に向かって)バイバイ、負け犬たち。お前の仕事はなんだ?カメラも持たせてもらえないのか?レコーダーで録音するだけか?今はもう2020年だぞ。未だにそんな機械使ってるなんて信じられない」と続けると、オーカーンは「あと3度、あと3度も蹂躙できるんだな。オカダ、残り3回を大事にしろ。おまえはオスプレイとは戦えない。余が支配するからだ!」と叫んだ。 一方のオカダは「まあまあ、いいんじゃないのオーカーン。まあ、正直オスプレイまでの“前菜”かと思ってたけど、君もメインの料理として認めてあげよう。まあ、オカダ・カズチカというスパイスが君には足りないね。しっかりと味付けして美味しく俺がいただいてやる。それまでしっかり、オーカーン楽しんどけよ。ジ・エンパイア楽しんどけよ。もう、大阪で終わりだぞこのヤロウ!」と完全に火がついた様子。果たして、オカダはオスプレイ戦に辿り着けるのだろうか。◆新日本プロレス◆『Road to POWER STRUGLLE』2020年11月1日東京・後楽園ホール 観衆 696人▼タッグマッチ(30分1本勝負)オカダ・カズチカ&●ゲイブリエル・キッド(12分28秒 体固め)ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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