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社会 2014年06月24日 11時45分
兵庫県警の機動隊員が通勤中に路上で開チン、痴漢行為
正義感が強いイメージがある機動隊員が、あろうことか、とんだハレンチ行為を連発して懲戒処分を受けた。 兵庫県警は6月20日、路上で通行中の女性に下半身を見せたり、女性の体を触ったりしたとして、県警機動隊の男性巡査部長(40)を、公然わいせつと県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。 送検容疑は、2月3日午前7時20分頃、同県神戸市北区の路上で、歩いていた20代の女性の前にバイクで回り込んで止まり、またがったままズボンを下ろして下半身を露出した疑い。また、12年10月2日午前7時50分頃、同区の路上で、バイクですれ違う際、別の20代の女性の胸を触ったとしている。 巡査部長のイチモツを見せられた女性が、4月に犯人が乗っていたものと似たバイクを偶然発見。ナンバーを通報し、巡査部長の関与が浮上した。 県警によると、巡査部長は「日頃のイライラが募り、やってしまった」と容疑を認めた上で、11年以降、他にも計8件の露出行為や痴漢をしたと供述している。いずれも、同市須磨区の機動隊への出勤途中だった。 県警の吉塚潤一郎監察官室長は「言語道断の行為であり、被害者を始め、県民に深くお詫びする」とコメントしている。 すべてが、署に出勤する途中の犯行。警察官が露出や痴漢行為で、“スッキリ”して、勤務に就いていたとは、なんとも非常識な話だ。(蔵元英二)
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スポーツ 2014年06月24日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第27R 日本人屈指のパワーファイター〈ストロング小林〉
プロレスメディアの中にあって、別格の存在といえるのが東京スポーツだ。 「週刊プロレスが何十万部と売れていた時期に、長州力は“マスコミはテレビと東スポ以外必要ない”と言ったけど、これは週プロに対する反発などではなく、率直な思いからの言葉だろう。アングルや選手の引き抜き等にまで直接間接に関与してきた東スポは、力道山死後のプロレス界の、いわば陰の主役なんだから」(元新日社員) その東スポが会社を挙げ、メディアの枠を超えて興行に関わったのが、1974年のアントニオ猪木対ストロング小林戦だった。猪木との対戦のために国際プロレス退団を表明した小林だが、退団に当たって1千万円の違約金支払い義務が生じると、東スポはこれを肩代わりした。 「当時、東スポの井上博社長は相当な変わり者というか肝の据わった人だったけど、普通はいくら世紀の一戦が実現すれば部数の伸びが見込めるといっても、そのために1千万は払わない。だから、あれは実質的には、猪木対小林の興行権を東スポ側が買い取ったということだったんだろう。正確な契約内容はわからないが、あの試合はソールドアウトだったのに東スポ社内では招待券が各社員に配られていたからね。もし純粋に新日主催の興行だったなら、そうはならない」(元東スポ社員) 国際を退団した小林を“フリー”とするのではなく、あえて“東スポ所属”としたあたりにも、宣伝のニオイが漂う。 なおこの試合は、同年から東スポ主催で始まった『プロレス大賞』において、年間最高試合賞が授与されている。自社が開催に深く関わった試合に、自社の制定する大賞を与えるとはお手盛り感も拭えないが、それでいて他から文句が出ないことが東スポの業界内での権威の証明であり、また試合自体も、そんな批判の起こる余地のない名勝負であった。 フィニッシュとなった猪木のジャーマン・スープレックスの破壊力と美しさばかりがクローズアップされがちだが、対する小林も持ち前のパワーファイトで攻め込んで、場外戦では猪木の額を叩き割るなどあわやの場面を演出している。 「そりゃあ当時の小林は押しも押されもせぬ国際のエースで、アンドレ・ザ・ジャイアントに名前を変える前のモンスター・ロシモフにも勝っている。IWA王座を防衛した相手もビル・ロビンソンやローデス&マードックのジ・アウトローズ、元AWA王者のマッドドッグ・バションに元WWWF王者のイワン・コロフ、“マットの魔術師”エドワード・カーペンティア等々の一流どころだった。世界三大タイトルのAWA王座にも何度も挑戦するなど、外国人相手の戦績では猪木以上の経歴を誇っていたわけだからね」(古参記者) そんな小林と猪木の、当時としては珍しい日本人頂上対決となれば、蔵前国技館に超満員の観客を集めるのも当然のこと。 「観衆1万6500人」の発表については、「そこまでの人数は入らない」と水増しを疑う向きもあるが、現実の数字はこの際関係なかろう。館内はスシ詰め状態で天井の梁にぶらさがって観戦するファンもいたほど。当日券を求めながら入場できなかった人々が、国技館の周りに溢れ返ったという事実からも注目度合がうかがえよう。 二度目の対戦でも、初戦と同様に国技館超満員を記録していて、これは初戦において小林の力量を多くのファンが認めた証拠だろう。 惜しむらくは猪木戦以降に新日入りした小林が、腰の故障から精彩を欠いたこと。坂口征二と組んで北米タッグ王座を獲得したあたりまでが小林のキャリアハイで、以降はスタン・ハンセンに短時間で敗れたり、MSGシリーズで新鋭の長州力に敗れたりと、いつしか中堅以下の扱いとなってしまった。 しかし、だからといって国産パワーファイターとして一つの時代を築いた小林の価値は、決して軽んじられるべきものではない。 豊登や小林に続くパワー型の選手が多く育っていないことからも、小林の資質と、そこに至るまでの努力のほどがうかがい知れる。 40歳を超えた'81年から長期欠場となり、その3年後に正式引退。“ストロング金剛”としてのタレント活動も、この20年ほどでめっきり減っていて、かつての活躍を知るファンからすれば寂しい限りである。〈ストロング小林〉 1940年、東京都出身。'66年、国際プロレス入門。日本で初のマスクマン覆面太郎としてデビュー。翌年には素顔に戻り同団体のエースとなるが、'74年、猪木への挑戦を表明し退団。その後、新日プロ所属に。
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社会 2014年06月24日 11時00分
『ドラえもん』海外進出は前段にすぎないテレ朝の放映権料儲け
テレビ朝日が“世界コンテンツ戦略”と銘打つプロジェクトを始動させた。同局の看板番組の一つである『ドラえもん』を、この7月からウォルト・ディズニー社と共同で、アニメ専門チャンネル『ディズニーXD』にて放送を開始する。 「同チャンネルはディズニーの関連会社。全米約7800万世帯が視聴可能で、日本版から厳選した全26話がオンエアされる。海外では過去、東南アジアやヨーロッパなど35の国と地域で『ドラえもん』が放送されてきた実績がありますが、その内容は全て日本語版の吹き替えや字幕によるもの。今回は、全て米国のオリジナル版『DORAEMON』としてリメークされるんです」(事情通) ドラえもんを除く主要キャラクターの呼び名も全て一新される。のび太は「ノビー」、ジャイアンは「ビッグ・ジー」、スネ夫は「スニーチ」、しずかちゃんは「スー」といった具合だ。当然、気になるのは放映権料だが、テレ朝にどのくらいの金額が入るのか? 「ディズニーやテレ朝が、契約秘密保持を盾に詳細を明らかにしないが、関係者の話から推測すると一話当たり約1億円(リメークの制作費込)です」(事情通) しかし、テレ朝にとって『DORAEMON』は、全米本格進出の足掛かりに過ぎないという。 「アニメ『クレヨンしんちゃん』のリメークを計画していて、既に一話7000万円という具体的な金額まで挙がっている。また、ドラマ『相棒』の番組フォーマット販売を全米の制作会社に売り込んでいるんです。こちらも、成立すれば一話当たり最低3000万以上の権利金が入る。ドラマは登場人物のキャラやシナリオが中心のため、企画が売れれば莫大な利益につながるんです」(関係者) テレ朝が必死になるのも当然だ。
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芸能 2014年06月23日 15時30分
ジャニタレ 続々出演の夏ドラマ(前)
7月スタートの新ドラマが、来週あたりから続々とスタートする。次期も、10代から40代のジャニーズタレントたちが勢ぞろい。そこで、2週にわたって、その強力ラインアップを紹介していこう。 グループ全員が主人公というレアケースを成し遂げたのは、5人グループのA.B.C-Z。初の連ドラ主演作『魔法★男子チェリーズ』(テレビ東京系列)は、ジャニーズの誰よりも早く、6月21日の深夜にスタートした。童貞のアクションヒーローという、“テレ東の深夜”の期待を裏切らない配役だ。 デビュー組としては、A.B.C-Zよりわずか3か月だけ先輩にあたるSexy Zone(呼称・セクゾン)。中学生、高校生、大学生による5人組だが、このなかから連ドラ出演をはたすのは、現役の慶應ボーイである菊池風磨。7月8日からスタートする熱血学園もの『GTO』(ブジテレビ系列)に、ジャニーズJr.の岡本カウアンらと生徒役で出演する。ちなみに、およそ2年前に放映された同番組のシーズン1には、Jr.の森本慎太郎、高田翔が、ともに生徒を演じていた。 セクゾンの、これまたわずか3か月だけ先輩にあたるのは、Kis-My-Ft2。派生ユニットの舞祭組も絶好調の7人組だが、このなかからは、フロントメンバーにあたる北山宏光と玉森裕太が、連ドラ出演組だ。 直木賞作家・天童荒太のベストセラー小説『家族狩り』(TBS系列)で、チャラい男を演じるのは北山。初のパパ役だ。いっぽう、玉森は、昨年1月期に放映されるや、深夜枠で視聴率10%超えをはたした『信長のシェフ』(テレビ朝日系列)の続編。自身初の連ドラ続編で、ゴールデンタイムの単独主役も初の体験となる。 次週は、さらに先輩となるHey!Say!JUMP、V6、TOKIO、SMAPなどの、夏ドラマをサーチしていこう。
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芸能 2014年06月23日 15時30分
NHK朝ドラ「花子とアン」 サッカーW杯のあおり受け最低視聴率マークも、週平均では好調維持
6月20日朝に日本テレビで放送した「2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会」のグループC、日本対ギリシャ戦(午前7時キックオフ)の平均視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は33.6%だった。瞬間最高は前半29分頃の43.3%で、本田圭佑のフリーキックが外れて、試合が再開される場面。 初戦の日本対コートジボワール戦(15日=NHK総合が放送)の平均視聴率は前半が42.6%、後半が46.6%で、2戦目の視聴率は大きく下がった。ただ、コートジボワール戦は日曜日の午前10時キックオフという視聴しやすい時間帯だったのに対し、ギリシャ戦は平日で通勤時間帯と重なったため、やむを得ない結果ともいえる。 サッカーW杯の日本戦中継で、大きな影響を受けてしまったのがNHK連続テレビ小説「花子とアン」(吉高由里子主演/月〜土曜日午前8時〜)で、20日の放送は17.8%と過去最低。同ドラマの視聴率が、20%を切ったのは5月17日の18.9%以来、2度目。 ギリシャ戦は日本テレビとともに、NHKもBS1でも生中継したため、NHKは自らの手で首を絞める結果にもなった。 20日は数字を落とした同ドラマだが、それでも、第12週「銀座のカフェーで会いましょう」(6月16日〜21日)の週平均視聴率は21.6%をマーク。過去最高だった第11週の23.3%からは大きく下がったものの、依然好調はキープし、改めて、その強さを発揮。これで、放送開始以降、12週連続で週平均21%超えを果たしている。 第13週「その恋、忘れられますか?」は23日から放送中だ。(坂本太郎)
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トレンド 2014年06月23日 15時30分
CM出演へ快進撃が続く“NHK朝ドラ女優陣”
NHK朝のテレビ小説「花子とアン」の週間平均視聴率が放送開始から12週連続で21%を突破と絶好調だ。それを受けて主演の吉高由里子のCM出演が増えそうだと言われている。 「デビュー映画で脱いでいるし、過去に熱愛スキャンダルもいくつかあった。そのため奔放なイメージが強く、これまでは同世代の女性が中心の人気だったのですが、朝ドラの成功で高齢者にも好感度が広がった。今後は朝ドラ視聴者層を狙ったCM出演も増えると予想されています。現在、1本3000万円くらいと言われる出演料も4000万円に上がるようです」(芸能ライター) NHK朝ドラをきっかけにCMに出まくっているといえば、「あまちゃん」の有村架純の名前が浮かぶ。 「現在、出演しているCMが16本で、CM女王・武井咲と並んだそうです。CM界では複数で出るAKBを除くと、武井、上戸彩、剛力彩芽のオスカーの3人が強力です。しかし有村に加え、今後、急増しそうな吉高、さらには『ごちそうさま』のあと、日テレドラマ『花咲舞が黙ってない』がヒット中の杏もCMが増加しているため、これからはNHK朝ドラ女優がオスカーの牙城を脅かしそうです」 今後のCM女王争いが面白くなりそうだ。
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スポーツ 2014年06月23日 15時30分
優勝への第一関門 なぜ、広島カープは『交流戦』に弱いのか!?(前編)
広島東洋カープがセ・リーグ首位の座を明け渡したのは、交流戦15試合を消化した6月8日だった。同時点での交流戦の成績は4勝11敗、12球団の最下位である。「カープにとって、交流戦は鬼門」−−。よく言われているが、過去9年間の通算成績は96勝134敗10分け。たしかに、この成績では反論のしようもない。 「広島ナインにも『苦手意識』はあるようですね。今季は球団史上初の『首位』での交流戦突入となり、選手からも前向きな話も聞かれたんですが…」(プロ野球解説者)“首位広島”が、今季も交流戦で苦戦した理由は何か−−。 今季に限って言えば、『投手陣の編成』が原因だったのではないだろうか。先発スタッフは前田健太、バリントン、大瀬良大地、九里亜蓮の4人までは計算ができた。 「昨季、広島は先発4人が2ケタ勝利に到達しました。大竹寛の流出は痛かったが、大瀬良が加入し、九里もオープン戦で結果を出し、野村(謙二郎)監督を安心させました。先発の5番手、6番手が出てくれば、優勝候補の巨人と互角以上の戦いができる、と」(同) だが、ここまでチームを牽引してきた大瀬良、九里の両新人投手が揃って不振に…。多少の個人差はあるものの、プロ野球界ではこんな定説も聞かれる。「大学卒、社会人チーム出身の新人投手は6、7月に調子を崩す」−−。理由は簡単だ。これまで約2カ月のリーグ戦しか経験していないため、スタミナ切れしてしまうのだ。それを乗り越えて一人前になっていくのだが、カープが交流戦のこの時期に失速した理由はほかにもある。 「マエケン(前田)も本調子ではありません。序盤に右肘に違和感を訴え、太股に打球が直撃し、6月10日には脇腹痛による登板回避も発表されました」(NPB関係者) 先発5、6番手の候補だった篠田純平、野村祐輔、福井優也も出遅れた。篠田、野村は一軍に帰っていたが、本来のピッチングにはまだ程遠い。おそらく、野村監督は「新人頼み」の先発スタッフを見て、この時期の失速も覚悟していたはずだ。 「広島が好スタートを切ることができたのは、救援陣のおかげでしょう」(前出・プロ野球解説者) 今年は6年目の中田廉がブレイクし、大竹流出のFA補填で獲得した一岡竜司が巨人で燻っていたウップンを晴らすような好投を続け、経験豊富な永川勝浩、クローザーのミコライオも安定した投球を見せてくれた。 しかし、その『鉄壁の救援陣』の一角だった一岡が右肩痛で戦線を離脱。ペナントレースが再開するころには復帰できるとのことだが、この時期に『エース』と『セットアッパー』が同時に戦線を離脱するのは痛い。 「広島というチームはいったん、息切れをする傾向がある。その是非はともかく、広島の春季キャンプ初日から『トップギアの練習』をするので、開幕して1カ月くらいすると、バテる傾向もあって、それが『カープが好調なのは鯉のぼりの季節まで』の俗説にもつながっていました。今季は投手戦力が揃ったので、鯉のぼりの季節が交流戦まで先延ばしになったということかな(笑)」(前出・関係者) ライバル球団のスコアラーは「広島は再浮上する」と前置きしたうえでこう言う。 「広島が昨季までと違うのは、打線の破壊力があることです。伝統的に機動力を駆使した攻撃を得意としていますが、今年は違う。チーム総本塁打数はリーグトップ。エルドレッド、キラ、第5の外国人・ロサリオの活躍が大きい。それに丸、菊池の1、2番コンビの出塁率も高く、得点効率も高くなっている」(前出・同) その打線も下降傾向にある。投打ともに同じ時期に不振となってしまったわけだ。 本塁打数でリーグトップを走る新型打線は脅威だが、広島は伝統的にロースコアの僅差ゲームを征するのが得意だ。交流戦を苦手とする最大の理由は、パ・リーグ6球団にそのロースコア・ゲーム展開に持ち込めないからではないだろうか。(以下後編)
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社会 2014年06月23日 15時00分
国内潜入スパイに通達 習近平の極秘指令「安倍晋三を暗殺せよ」全情報(1)
集団的自衛権の行使容認問題に血道を上げる安倍晋三首相の周辺警備が、最近とみに厳重さを増している。 ここにきて同問題に猛反発してきた公明党は、連立離脱への怯えから行使容認に舵を切ったものの、いまだ反対派は国民の5割に達する勢い。その厳重な警護ぶりは「暴漢対策」と伝えられてきたが、実は別の理由が存在することが本誌の取材で判明したのだ。 公安関係者がこう明かす。 「集団的自衛権の行使容認問題は国を二分する問題だけに、暴漢対策も嘘ではないが、実はこの5月に米CIA筋から『中国政府が安倍首相の暗殺計画を企てている可能性がある』『警護レベルを上げろ!』との警告が寄せられたのです。それによればここ最近、習近平国家主席が側近に、『とにかく、どんな手を使っても安倍を潰せ!』『安倍さえいなくなれば、日本の政治家で骨のある奴はいない。尖閣が中国の確信的利益になる』と指示したという。これを受けて警察庁や警視庁が、警備レベルを上げたのです」 なんとも物騒な話だが、この公安関係者によればCIA筋からの情報には、さらに恐ろしい未確認情報も含まれていたという。 「4月に入り、安倍首相が公邸に住みたがらないことに注目した習近平国家主席が、東京・富ヶ谷の私邸に関する情報を入手するよう側近に指示したともいわれる。これが本当なら、まさに暗殺指令が下されたも同然で、官邸も警戒を強めているのです」(前同) 実際、防衛省関係者によれば「この習主席の極秘指令情報が発端となり、今では中国軍部の特殊部隊、空軍、武装警察などにも不穏な動きが見え始めている」という。 その最たるものは、5月24日と6月11日に東シナ海上空で起きた中国軍機による自衛隊機への異常接近だが、このほかにも中国国内では不穏な動きが絶えないのだ。 外務省関係者が言う。 「その筆頭が、中国軍特殊部隊の活発な活動ぶりなのです。習主席は今年2月に、北京郊外にある武装警察学校内部に特殊部隊を組織していることを突如公表。自ら『タカ突撃隊』と命名したが、問題は新疆ウイグル地区の鎮圧が目的とされていた同部隊の能力が、これにとどまらなかったことなのです。部隊は警察学校内で民間人を装って爆弾テロを起こしたり、数百メートル先からターゲットを銃で仕留める訓練を受けており、OBが密かに工作活動を行っていることも明らかになってきた。これが原因でウイグル鎮圧は大義名分、尖閣や南シナ海問題で衝突する日本やベトナム首脳を脅かすのが、真の目的ではないかとの見方が強まっているのです」 ちなみに、習主席は「1000人規模」と伝えられる同部隊を4月に視察。自ら激励したほどの入れ込みようで、そこには“明らかな意図”が見受けられるともっぱらなのだ。
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社会 2014年06月23日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 二者択一の年金ビジョン
厚生労働省が、6月2日に5年に一度行っている年金制度の「財政検証」の結果を発表した。今回の財政検証の特徴は、経済成長の前提が異なる8パターンの推計を出したことだ。 マスメディアの批判は、標準ケースとみられるケースAの積立金運用利回りに集中した。ケースAは、今回のケースの中で最も高い1.4%という経済成長率の想定の下で、年金積立金の運用利回りを5.4%と設定したのだ。 もちろん私も、そんな高い利回りは実現不可能だと思う。だが、それは大きな問題ではない。今回の推計の一番のポイントは、高齢男性の大部分を70歳まで働かせないと、厚生年金の所得代替率50%という目標が守れないという事実だ。 所得代替率というのは、年金支給額が現役世代の手取り収入の何%もらえるのかを示す数字だ。厚生労働省は、ずっと厚生年金の所得代替率を50%以上にすることにこだわってきた。OECD(経済協力開発機構)が、所得の中央値の半分以下しかない人を貧困と判定しているからだ。 並の人の半分以下しか所得のない人は貧困になる。だから、厚生労働省は厚生年金保険料を完全に納めていれば、老後に貧困になることはありませんよ、とアピールしてきたのだ。それを今さら変えられないというのが、50%にこだわる理由だろう。 しかし、今回の財政検証で、そのことが極めて困難になったことが明らかになった。財政検証のケースAからケースEの五つのケースは、なんとか所得代替率50%を維持している。しかし、これらのケースに共通するのは、「労働市場への参加が進む」という前提条件を置いていることだ。これは、今年2月に厚生労働省が「雇用政策研究会報告」で示したもので、今後の労働力人口の減少を防ぐため、女性や高齢者の労働力率(労働力人口÷人口)を大きく高める政策だ。例えば、65〜69歳男性の労働力率は、現状49%だが、参加が進むケースでは67%と、3分の2の高齢者が働く前提になっている。 つまり、今回の財政検証の意味は、「高齢期に貧困に陥りたくなかったら、70歳まで働け」ということなのだ。もし働かなければ、所得代替率は最悪35〜37%まで低下すると厚生労働省は警告する。 現在の厚生年金のモデル年金は22.3万円で、所得代替率が62.3%だから、高齢者が70歳まで働かないと、厚生年金の年金給付は12万9000円まで下がるというのが大体のイメージだ。もちろん、70歳まで働いても、年金の給付水準は、最終的に18万2000円まで下がってしまう。 つまり我々の選択は、70歳まで働いて18万円の年金をもらうか、65歳で引退して13万円の年金をもらうか、という二者択一になるというわけだ。 私は、早めに引退して、貧しくてもゆったりした老後を楽しむ方がよいのではないかと思う。しかし、政府は、そうは考えていないようだ。安倍総理の指示を受けて、厚生労働省が年金積立金の運用の中心を安全な国債から、ハイリスクハイリターンの株式へと移す検討を始めたからだ。 年金資金の株式運用拡大は、株価上昇につながるので、アベノミクスにプラスになるのだろう。
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芸能ネタ 2014年06月23日 14時00分
『花咲舞』に味を占めた日テレがオファー連発で杏を囲い込み
日テレが杏(28)主演のドラマ『花咲舞が黙ってない』の高視聴率に沸いている。最終回を迎えていない時点で、続編&映画化の製作を決定したというのだ。 「計9話分の平均視聴率は15.7%を取った。これを受けて上から檄が飛び、編成主導のもと『花咲舞プロジェクト』が立ち上がったんです。本作で押しも押されぬ人気女優の仲間入りを果たした杏をメーンに、下半期の番組も編成していく予定です」(事情通) 今年8月に放映される『24時間テレビ』のメーンパーソナリティーへの抜擢も、日テレの気合の現れだという。また、年末にはドラマ『花咲舞が黙ってない〜番外編〜』2時間スペシャルも放映予定。しかも、このスペシャルの続編を映画で公開するというサプイズまで用意されているのだ。 「公開は来年3月。異例の速さで映画を製作します。また、反響次第では4月からシーズン2を放映する予定。日テレはそれこそ恐るべきスピードで杏と上川に交渉し、特番ドラマと映画の話を決めてしまった」(制作会社幹部) 日テレがここまでドラマ『花咲舞が黙ってない』をお宝コンテンツとして扱う目的は、もう一つあるという。 「それは、ヒロインである杏を囲い込むため。いまや杏は数字を持っているトップ女優。できれば日テレが囲って、テレ朝などのライバル局に出演させないようにするのが目的です」(関係者) 当然、ギャラのほうもさらなる高騰が約束されている。 「これまで日テレは、一本あたり180万円以上のギャラを支払ってきた。しかし、今度はドラマ一本220万〜、バラエティーは160万円〜。一部では、米倉涼子や綾瀬はるかを抜いたとの声さえ出ています」(関係者) 日テレと杏の蜜月関係はいつまで続く?
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