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その他 2015年06月05日 12時00分
【不朽の名作】当時のサッカーへの熱狂ぶりを感じられるSMAP出演「シュート!」
若手のアイドルグループが出演する映画というのは、そのグループのPV的な要素も強い。今回紹介する1994年公開SMAP出演の『シュート!』も、マンガ作品として、同名の原作が存在するが、原作再現というよりはSMAPのメンバーの魅力をアピールするPV作品のような形となっている。しかし、この映画、現在では別の意味で魅力あるものとなっている。同作はサッカーを題材にした作品で、公開された前年は国内サッカープロリーグ「Jリーグ」の創設年にあたる。その関係もあり、当時のJリーグを含む、「サッカー」という世間的には得体の知れないスポーツへのイメージや、熱狂がどういったものかを教えてくれものとなっている。それに加え、現在はオートレーサーとして活躍している元メンバーの森且行も出演しており、6人での出演という貴重な映画でもある。 まずストーリーについてだが、原作でいうところの第一部序盤の山場、久保嘉晴による「奇跡の11人抜き」の後、久保が白血病で亡くなり、主人公のトシこと田仲俊彦が、10番を受け継ぐまでの話となっている。映画ではトシを中居正広が、久保は木村拓哉が演じており、評価はともかく、11人抜きのシーンも再現されている。 原作は「少年マガジン」誌連載だった影響か、当時のマガジンの特徴とも言えた、ヤンキー要素が若干はあるのだが、映画はそれとは違うなにかを感じる。登場人物がほぼ高校生だけのはずなのに、どことなくバブルの匂いがただようのだ。これは当時の人が特にJリーグのサッカー選手に感じていたイメージかもしれない。 例を出すとすれば、当時ヴェルディ川崎に所属していた武田修宏のような選手の存在だ。武田は雑誌の特集にスーツ姿で登場し、サッカーの他に、ファッションや、遊びについて語るインタビューが当時かなりあった印象がある。現在横浜FC所属の三浦知良選手や、サッカー解説者の北澤豪なども華やかではあったが、その中でも特に武田は、試合でのプレイ以外の面で、サッカー選手の華やかさを象徴していた。それこそ、今の方がサッカーの話をしているような気がするほどに。 この映画では、その華やかなイメージを高校生である、SMAPの6人が演じる主要キャラクターたちに与えている。例を挙げれば高校生にもかかわらず、バーで酒を飲むシーンや、オシャレなビリアード場で、ゲームをする姿などだ。原作でも多少は飲酒のシーンはあるにはあるのだが、普通の居酒屋で場末感があって、こんなにオシャレではなかった。こういったところで、「夜遊びがオシャレ」という当時のサッカー選手にイメージを感じることができる。この数年後には、テレビのインタビューなどで、多くを語らない中田英寿氏など選手の登場で、サッカー選手にストイックなイメージがついたが、創立当初とにかくアイドル扱いで、全体的に遊び人な印象が強かったのではないだろうか。 さらに、本編では、当時は大ブームだった「ジュリアナ東京」に行くシーンや、コンドーム専門店「コンドマニア」と思われる店舗に高校生だけで行くシーンなどもある。今考えると、よく設定が高校生で、しかもアイドル映画だった本作に、飲酒シーンや夜遊びのシーンにOKが出たなと思う。今だったら確実にネットは炎上するかと。ちなみに、この数年後に放映された『スワロウテイル』などでは、子供が偽札を使うシーンが問題となって、映倫がR指定をかけている。映倫の判断基準がいまいちわからない。 はっきり言ってサッカーをまじめにやっている人が見れば、「サッカーなめてるのか?」と怒り出しそうなシーンがこの映画には多い。しかし、当時の状況を考えると、これは仕方ないかと思う。Jリーグ元年までは、多くの人にとって未知のスポーツと言えたのだから。例えば、稲垣吾郎演じる、ライバル校のエース・馬堀圭吾の凄さを表現するために野球ボールでリフティングをするシーンなどは、当時サッカーよく知らない人に技術の高さを感じてもらうために、必死で考えたのではないのだろうか。今なら「それ関係ないだろ」とツッコミが入りそうだが、当時は説明セリフを作るにも受けて側に知識が少なかった人が多かったのだ。 また、本編中にあるヴェルディ川崎と清水エスパルスの試合のシーンは、別撮りではあるが、Jリーグ創設期の熱気あふれるスタジアムの雰囲気よく感じることができる。現在でも浦和などに行けば、同様の熱狂を見るだろうが、この当時はJリーグが地域密着体制に変わる前で、プロサッカークラブがない地方でも、全国規模でこの熱狂があったのだ。さらに、このシーンでは、当時ヴェルディ川崎の10番だったラモス瑠偉が、用具入れに忍び込んで試合を観戦していた、トシらを叱るシーンなどもある。演技はともかく、この時のラモスの背中には注目だ。当時の報道ではあまり見ることができなかったサッカーにかけるストイックな姿を、この背中が無言で表現していると言ってもいい。しかしこれらのシーン影響か、肝心の本編は、インターハイ準決勝までをバッサリとカットしてしまっているので、原作の展開を見たかった人には不満かもしれないが。 作品全体として本作は、Jリーグが始まったことによる、サッカーに対しての熱狂ぶりというのもかなり感じる作品だ。また、まだ駆け出しの頃のSMAPを知るアイドルPV作品としても、効果的に当時の楽曲が挿入歌として入っており、最良の出来ではないかと思う。ひとりだけライバル校の選手という都合上、稲垣の出番だけ極端に少ない点は気になるが。他にも、注意して見ていると、後にV6としてデビューする井ノ原快彦や長野博、KinKi Kidsのふたりなども確認できるので、その辺を楽しんでもいいかもしれない。(斎藤雅道=毎週金曜日に掲載)
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芸能ネタ 2015年06月05日 12時00分
フジ宮澤智にサゲマン疑惑 交際発覚後から恋人が成績不振で絶不調
フジテレビの宮澤智アナウンサー(25)が風評被害に悩まされている。 宮澤アナの恋人で、プロ野球の巨人に所属する小林誠司選手(25)が開幕から不振を極め、ついに二軍落ちしてしまった。このことで、宮澤アナに“サゲマン疑惑”が囁かれているのだ。 今年に入ってから、宮澤アナと小林の熱愛が発覚。宮澤アナはスポーツニュース番組『すぽると!』のキャスターだったため、“職場恋愛”と大きく報じられた。 「宮澤は同期入社の酒主義久アナと別れてから、積極的にプロ野球選手との交流を深めていった。当初、マスコミがマークしていたのは、同じ巨人の坂本勇人。だけど坂本とは遊び仲間の域を出ず、小林と付き合うことになった」(フジテレビ関係者) 宮澤アナと小林が交際を開始したのは昨年末。その当時は小林も来季を大いに期待されていた選手だった。宮澤もそれを分かっており、バラ色の未来しか見えていなかっただろう。しかし、現実は厳しい。 「ドラフト1位で昨年巨人に入団した小林はイケメンとして大人気で、今年は正捕手のポジション取りが期待されていた。小林のために、わざわざ阿部慎之助をファーストにコンバートまでしたにもかかわらず、全く活躍できず、ついに二軍落ちしてしまった。今年の巨人で、最大の誤算と言える」(スポーツ紙記者) 宮澤と同じフジテレビに所属する三田友梨佳アナと交際している西武の金子侑司内野手、元TBSの枡田絵理奈アナと結婚した広島の堂林翔太内野手もまったく成績を残せていないが、小林とは少し状況が違う。 「小林と、金子や堂林ではそもそもの期待値が違う。それこそ小林は巨人を背負う選手としての期待が掛けられていた。それだけにショックは大きい」(同記者) それゆえ「宮澤はサゲマン」などと心ないことが囁かれるようになったようだ。さすがに最近は落ち込んでおり、塞ぎ込んでいるという。 「宮澤の耳にも入っており、さすがに気にしています。局内でもどことなく元気がない日が多い。小林との仲もギクシャクし始めており、このままでは破局してしまうかも」(制作会社関係者) 2人の仲が順調に進むかどうかは、小林の成績にかかっている。
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アイドル 2015年06月05日 11時45分
HKT48 指原莉乃に圏外と予想された村重杏奈が最後の決意「絶対ランクインしたい」
AKB48の第7回総選挙の開票イベントが6月6日(土)に開催される。投票の締め切りは5日の15時まで。そんな中、HKT48の村重杏奈が総選挙へ向けて最後の決意を語っている。 村重杏奈はHKT48に1期生として加入。バラエティを中心に活躍しているメンバーで昨年の総選挙では67位にランクインしていた。ただ、今年の総選挙の速報では圏外。さらに、同じくHKT48の指原莉乃から、HKT48の冠番組で名指しで“今年は圏外”と予想された。村重は番組の放送があった直後に、「私って圏外なんですか?」とすぐに質問したという。指原は、「(放送を見た)ファンの方がやる気を出してくれればいいんじゃないかなと思う」と説明したというが、後の放送では、その自身の説明について「言い訳ですね」と苦笑い。さらに、再び、「私は(村重が)圏外だと思っています」と語っていた。 そんな村重は4日夜に自身のgoogle+で、「村重もほんのわずかですが自分に投票しました、、、一票一票の重み、ありがたみを凄く感じました。今まで村重に投票して下さった方、本当に本当にありがとうございます」とファンへ感謝の言葉を述べ、「絶対ランクインしたい。去年は67位という素晴らしい順位を皆さんから頂きました。正直、今年は67位よりも上にいきたい」と決意を語った。また、今年もランクインした場合、自身の持ちネタである“明太子!”を披露することをファンへ約束した。
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芸能 2015年06月05日 11時45分
足立梨花 理想の彼氏との妄想トークが止まらず…
女優の足立梨花が、4日東京・六本木ヒルズで森永乳業「PARM」発売10周年を記念し期間限定オープンした「Cafe“PARM Anniversary”」オープニングイベントに出席。 CM撮影時に使用したコスチュームで登場した足立は、同カフェで体験できるPARMチョコ付けを体験し、「自分でチョコを付けたから、自分のPARMという感じがして、すぐに食べちゃうのがもったいないです」と大興奮していた。 今一番贅沢したいことを聞かれ、「彼氏に『あーん』をして欲しい!」と絶叫し会場を驚かせた。会見では、本人の理想の彼氏との妄想トークが止まらず取材陣が呆気に取られる場面も。 最後に、年内に彼氏を作ると宣言し、「10月16日が誕生日なので朝から旅行に行って、温泉に入って、夜は豪華なレストラン。そのままホテルに泊まりたい」と妄想を繰り広げ笑顔を見せていたが、報道陣からもし彼氏ができなかったらどう過ごすか? と問われ、「一人寂しくホテルのお風呂でPARMを食べている姿を自撮りします」と宣言し、「頑張ります」と自信を見せていた。
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アイドル 2015年06月05日 11時45分
元AKB48秋元才加 総選挙では「同期で2期生の梅田彩佳、小林香菜、宮澤佐江には頑張って欲しい」
スカイダイビングの疑似体験が出来る「メントス フレッシュスカイダイブ六本木ヒルズ」オープニングイベントが4日、東京・六本木で行われ、元AKB48のタレント秋元才加、お笑い芸人「FUJIWARA」の藤本敏史と原西孝幸、「ピスタチオ」の伊地知大樹と小澤慎一朗が出席した。 メントスサポーター代表に選ばれた秋元はメントスの好きなフレーバーを聞かれると、「もともとコーラが大好きなのでフレッシュコーラの味が復活したのはすごく嬉しいです」とニッコリ。メントス フレッシュコーラの特徴はフレッシュな爽快感。秋元は最近のモヤモヤ経験を問われると、「寝苦しい夜、パジャマを着て寝るんですが朝起きると全部脱いで一糸まとわぬ姿になっているんです」と大胆告白。 また今週末に迫ったAKB48選抜総選挙について1位の予想を聞かれると、「数少ない同期で2期生の梅田彩佳、小林香菜、宮澤佐江には頑張って欲しいです」とエールを送った。 最後に「メントスサポーター代表としてフレッシュコーラをたくさんの方に広めたいです。フレッシュスカイダイブは本当に楽しいのでたくさんの人に体験してもらいたいです」とPR。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2015年06月05日 11時45分
鉄拳が浅田真央選手に「感想が聞きたい」
アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015」(SSFF&ASIA)のオープニングセレモニーが4日、東京・表参道ヒルズで開催された。 今年で12回目を迎えるSSFF&ASIAは、6月4日から14日まで、東京と横浜の会場を中心に開催。米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭であり、「オフィシャルコンペティション」のグランプリ作品は米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる。 オープニングセレモニーでは、話題賞を受賞したお笑いタレントの鉄拳の新作パラパラショートフィルム「SLIDE」が披露された。ソチ冬季五輪での浅田真央選手の演技と、米・ロサンゼルスのディスニーランドでジェットコースターに乗った際に見た風景から着想したといい、浅田選手に「ぜひ、見てもらいたいです。感想が聞きたいですね」と浅田選手にラブコールを送った。(竹内みちまろ)
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芸能 2015年06月05日 11時45分
デヴィ夫人 熊切あさ美にアドバイス
タレントのデヴィ夫人が4日、都内で行われたシャープ製スマートフォン用サービス「エモパー」の WEBプロモーション「エモパーmovie『エモ動』第2弾」告知イベントに出席。 「エモパー」は、スマートフォンが音声や画面表示で話しかけ、必要な情報を提供してくれるサービス。 デヴィ夫人がブログで、破局報道について触れていた歌舞伎俳優の片岡愛之助と、タレントの熊切あさ美について聞かれ、「愛之助さんは、別れ方が下手ね」と話し、テレビ番組で号泣していたことに、「あさ美さんも、あんなに泣きじゃくったら、梨園の妻の器じゃないと分かってしまうわ。凛としてれば良いのに」とアドバイスを送っていた。 イベントでは、GACKT、照英、エスパー伊東も登場した。
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トレンド 2015年06月05日 11時45分
お台場に出現する巨大ウォータースライダー すでに1万2千枚のチケットが完売
スライド・ザ・シティ・ジャパンは6、7日の2日間にお台場の「シンボルプロムナード公園 夢の大橋」で巨大ウォータースライダーを設置するイベント「スライド・ザ・シティ」を開催する。 スライド・ザ・シティとは米国で昨年大きな話題を集めたもので、街なかで全長300メートルのウォータースライダーを楽しむ路上イベントとなっている。今年は運営母体の「Slide the City LLC」が世界の各地でこのイベントを開催したいと提案し、今回の試みが実現した。 当日はメインとなるウォータースライダーの他に、ステージイベントでは、DJが音楽を流して会場を盛り上げる。また、飲食スペースも充実しており、ファミリー向けとしてもちょうどいいイベントとなっている。ウォータースライダーは約300メートルを30秒程度のスピードで滑ることができ、100メートル走の世界記録保持者並みのスピードを体感することが出来る。 同イベントは、今回はまずお台場で開催し、その後、全国の様々な会場で開催予定だ。他の開催予定地の詳細については6日土曜日に発表される。また、6〜12歳までの子供は、保護者がチケットを持っていれば無料で滑ることができる。 なお、同イベントは。開催決定後、FacebookやTwitter上で話題となり、チケットの予定枚数1万2千枚が発売開始から約1週間で完売している。
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社会 2015年06月05日 11時00分
達人政治家の処世の極意 第三回「佐藤栄作」
わが国の内閣総理大臣は明治18年の伊藤博文に始まり、いまの安倍晋三で62人目となる。中でも7年8カ月という最も長い政権を維持したのが、この佐藤栄作であった。佐藤は兄・岸信介とわが国初の「兄弟首相」として知られる一方、いまの安倍首相にとっては大叔父にあたる。その意味では、安倍首相はなんとも「華麗なる系譜」を刻んでいる。 その佐藤の最大の業績は、昭和47年5月のいま米軍普天間飛行場の辺野古移設問題でモメている沖縄の、米国からの施政権返還であった。佐藤は「沖縄返還が実現しなければ日本の戦後は終わらない」として、この戦後最大の懸案処理に心血を注ぎ、巧みな政権運営でこれを実現させたということだった。 なぜ、佐藤は困難な沖縄返還を実現させることができ、「最長不倒政権」たり得たのか。その要因は、大きく二つある。 一つは、「人事の佐藤」と言われたように、有力部下に対する絶妙人事があった。企業でも同様だが、人事の基本原則はあくまで「チェック・アンド・バランス」である。 当時の佐藤体制は閥務にすぐれた田中角栄(元首相)、経済の福田赳夫(元首相)、名うての軍士だった保利茂(元官房長官)が「三本柱」であった。佐藤はこの3人を常に「競争」「牽制」「均衡」の中に置き、巧みに操つてみせた。「ポスト佐藤」に野心を燃やす田中と福田に対しては、交互に幹事長の重責にすえたり、はずれたほうを大臣として閣内に封じ込めるか閑職につけて力を殺ぐなどで常に牽制をかけた。一方で、「ポスト佐藤」の野心の薄い保利を、この両者の緩衝地帯として機能させたということだった。有力部下の誰をも突出させず、また腐らせずの巧みな「チェック・アンド・バランス」人事だったのだ。 二つが、まさに表記の言葉にあるように、たとえ天下人であっても自分から先制パンチを繰り出さずにまず人の話を聞き、相手の反発を押え込んだという点であった。反発する野党にとっても、同様の姿勢で臨んだ。その上での決断だから、不満は最小限に抑えられる。この手法は、佐藤政治の“代名詞”として、「待ちの政治」との言葉も生んでいる。沖縄返還の懸案を処理できたのも、この徹底した「待ちの政治」の賜だったのだ。 相撲で言えば、かつての名横綱双葉山が目指した「後の先」ということである。まず立ち合いで相手を先に立たせ、自分はその動きを見て立つことで逆にどう組むか取るかを判断、結局は先手すなわち自分のペースに引き込もうとする手法に似ている。言葉も同じ、まず相手にしゃべらせて狙いを読めというのが「待ちの政治」であった。また、中国の古典『荘子』も、「生きる」ということの主体性は、あくまで“受け身”にありと指摘しているのである。 「“人事の季節”になると、佐藤のもとには自民党議員の売り込みが激しくなる。佐藤は会って相手の話を聞いているだけで、自分からほとんど口を開くことはなかったそうです。また、『代沢(注・世田谷区代沢の私邸)にネタなし』の言葉通り、取材に行っても記事になるような話はまず出なかった。徹底して自分が前へ出ることをしなかった。『黙々栄作』の異名もあった」(当時の“佐藤番”だった記者の証言) その佐藤は「沖縄返還」を評価された形で昭和49年12月ノーベル平和賞を受賞、その半年後に死去した。墓誌銘の末尾には、「拒まず、追わず、競わず」との文字が浮かび、極めつけの佐藤流「待ち」の人生訓がうかがえる。 筆者の知人の財界担当記者が言っている。 「IT社会が進んだことで有力企業でも社員間の会話が少なく、コミュニケーション、意思疎通の欠如という問題が出ている。社内の“風通し”が悪くなっているということです。そこで、いまそうした企業の幹部に要求されているのが『傾聴力』ということなんです。自分が説得する前にまず部下の話を聞け、またその部下もさらに自分の部下の話をよく聞くべしということで、いまやこの『傾聴力』が社員査定ポイントで大きな比重を持つようになっている」 サラリーマン諸君は、“人事の眼”がどこかで光っていると知るべし。「口は一つ、耳は二つ」、心して置きたい。=敬称略=■内閣官房長官(第4代)、郵政大臣(第3代)、電気通信大臣(第3代)、建設大臣(第7代)、北海道開発庁長官(第4・21・22代)、大蔵大臣(第64代)、通商産業大臣(第22代)、科学技術庁長官(第12・13代)、内閣総理大臣(第61・62・63代)などを歴任。小林吉弥(こばやしきちや) 永田町取材歴46年のベテラン政治評論家。この間、佐藤栄作内閣以降の大物議員に多数接触する一方、抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書多数。
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トレンド 2015年06月04日 18時48分
映画「レフト・ビハインド」でも 「管制塔」の重要性を痛感
3日那覇空港で起きた飛行機トラブルで現在、管制塔とのやり取りに問題があったか調査が進められているというニュースが今朝から話題となっている。 一般的に普段飛行機を利用していても、「管制塔」はあまり意識しないが実は管制塔は空の交通整理を行う非常に大事なポジションであることを今回のニュースで実感された方も多いのでは。 そんな「管制塔」の重要性を改めて感じさせる映画が6月27日公開される。 その映画はニコラス・ケイジ主演の『レフト・ビハインド』。本作は全世界でシリーズ累計6500万部を超す大ベストセラーを映画化した作品で、ニコラス・ケイジ演じるジャンボジェット機のパイロットが高度30000フィート上空をフライト中に、機内から大量の乗客乗員が忽然と姿を消してしまうというパニック・アクションだ。実はこの現象地上でも起きており、管制塔との連絡が全く取れなくなってしまうというあまりにも恐ろしい事態に発展。管制塔と連絡が取れないということは、上空でいつ猛スピードの飛行機と衝突するか分からないという危険性が常に付きまとう。そんな中、ニコラス・ケイジ演じるパイロットがレーダーに目をやると飛行区域を無視した航空機が目前に迫っていた…という地上や上空での曾有の混乱の描写からは、管制塔との連携で初めて飛行機が安全なフライトが出来るという事を痛感させられるに違いない。 果たして、無事に着陸することが出来るのか。是非劇場で確認してほしい。6月27日新宿バルト9他全国ロードショー(C)2014 LEFT BEHIND INVESTMENTS, LLC.配給:クロックワークス
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