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芸能ネタ 2015年07月31日 15時00分
モデル級の超大型新人 元ミス慶應のフジテレビ・小澤陽子アナ
ある意味、これだけの超大型新人は、そうそう出てこないだろう。それは、フジテレビの新人・小澤陽子アナ(24)だ。 慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科出身の小澤アナは、12年のミス慶應に輝いている。ミスキャンパスに選ばれた女子アナは少なくないし、元ミス慶應に限ると、竹内由恵アナ(テレビ朝日)、秋元玲奈アナ(テレビ東京)、秋元優里アナ(フジ)、青木裕子アナ(元TBS)、鈴江奈々アナ(日本テレビ)、中野美奈子アナ(元フジ)、與芝由三栄アナ(NHK)など、数多く存在する。 だが、小澤アナは、ただのミス慶應ではないのだ。そのズバ抜けた美貌は、女子アナ界ではナンバー1と言っていいほど。さらに、167センチの長身、スタイル、美脚はモデル級なのだ。 小澤アナは91年7月29日生まれ、神奈川県横浜市出身。横浜市立東高等学校時代にオーストラリア、大学時代にはシンガポールに留学経験があり、英語が堪能。アナウンススクール・テレビ朝日アスク出身。就職活動ではアナウンサー職の他、パイロット職も受験している。大学時代はスターバックスでアルバイトして貯めた金で、海外を飛び回っていたという。 7月12日、CS放送「プロ野球ニュース」でデビューを果たしたが、まだ正式に担当番組の発表はされていない。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「正直、『モデルか女優にでもなった方が良かったかも?』というほどの容姿は図抜けていますし、人気沸騰は間違いないでしょう。ただ、アナウンサーである以上、今後アナウンス技術や番組を仕切る能力も問われていきますから、女子アナとしての可能性はまだ未知数です」と語る。 入社して間もないが、早くも“ポスト”カトパン(加藤綾子アナ)の有力候補との声も上がる小澤アナ。まずは、同期でありライバルとなる宮司愛海アナ、新美有加アナとの出世レースを制することができるか注目だ。(坂本太郎)*写真はミスコンに特化したポータルサイト ミスコレから
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芸能ネタ 2015年07月31日 15時00分
芸能人のファンも急増中 子役界の新星・寺田心クンに要注目!
“子役ランキング”に異変が起きている。長らくランキングの上位を独占し続けてきた芦田愛菜チャン(11)や鈴木福クン(11)、加藤清史郎クン(13)ら子役界のトップ3の人気が急落しているのだ。 「売れ過ぎが原因で出演オファーが激減しているんです。声変わりなど成長期の問題もありますね」(芸能プロ関係者) そんな中、好感度ランキングの順位を物凄い勢いで上昇させているのが、まだ7歳の寺田心クンだ。TOTOのCMで演じた“リトルベン”と聞けばピンと来る人もいるだろう。 「可愛いと話題になり、『ユーチューブ』の再生回数は80万超えを記録したんです。CM界でも非常に珍しい事です」(広告代理店関係者) 最近も竹内結子と劇団ひとりの息子として登場するサッポロ一番の新CMが話題となっている。もちろん、テレビや映画にも引っ張りだこの状態だ。 「心クンの演技力はドラマ『明日、ママがいない』(日テレ系)で立証済み。でも彼の強みは何と言っても7歳とは思えないコメント力。台本も用意していないのに7歳の世界観をメルヘンチックに語ってくれるんです。それが視聴者のみならず芸能人にも大ワケで、ベッキーや久本雅美はファンクラブも結成していますからね」(キー局編成マン) 心クンが人気の理由がもう一つ。それはコスパの高い出演料にあるという。 「テレビのバラエティーが1回2万円〜。ドラマが3万円〜。もちろん今後の伸びしろはありますが、急には上昇しないでしょう。一時期、子役の出演料が一気に急騰した結果、テレビ局が締め付けを行ったからです」(同) それでもCMとなれば最低1000万円以上になるという。今後、どんどんメディア露出が想定される心クン。要注目子役だ。
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レジャー 2015年07月31日 14時30分
キャバ嬢の恋あるある(10) 〜店外デートと忍ぶ恋〜
風間 りえ (25・仮名) 店外デートって絶対行かないって思ってましたが、この前の日曜日、お客さんと動物園のデートに行ってきました。既婚者の方で、いやらしいことはなく、ただ楽しく過ごすだけの時間。はっきり言って私のほうが、気になっているのかもしれません。 付き合うとか、奥さんと離婚して欲しいとか…少しだけ思うけど、無理なのわかっているし、彼が今の時間を楽しんでいるだけって言うのも理解している。だからまたお店きてねって言って別れてデートは終わりました。この思いは、自分の中に閉まっておきます。取材、イラスト・若林あんじゅ
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スポーツ 2015年07月31日 14時00分
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 速球の威力では日本人投手No.1、上原の後継者へ… 田澤純一が克服すべきブルージェイズ恐怖症
日本のプロ野球ではセ・リーグが史上まれに見る団子レースになっているが、米大リーグでも人気球団ひしめくア・リーグ東地区が、首位ヤンキースから最下位レッドソックスまで6ゲーム差しかない大混戦になっている。 レッドソックスは開幕前、優勝候補と目されていたが、オフに補強した先発投手が揃って不調。自慢の強力打線も長距離砲のオーティズとナポリがスランプ。守備でも大事な場面でエラーが頻発といった悪材料が重なり、シーズン前半は苦戦を強いられた。それでも、まだ優勝の望みがある5つの負け越しで前半戦を終えることができたのは、8回を田澤純一、9回は上原浩治という黄金リレーがしっかり機能したからだ。 それに伴い田澤の見事な働きにスポットライトを当てた記事も散見されるようになった。人気スポーツサイトの『SOSH』は「見過ごされている男・田澤純一」という見出しの記事を掲載し「田澤は優れたセットアッパーからトップレベルのセットアッパーに成長した」と賞賛した。 他の日本人大リーガーと比較して田澤が特に秀でているのは「速球の威力」だ。 米国のアナリスト集団の中には、被打率、ストライク率、奪三振率などいくつかのキーデータを組み合わせて各投手の持ち球のレベルを評価しているところがある。その代表格である『ファングラフス』のピッチバリュー(球種評価)を見ると(表参照)、日本時代は、「日本球界1のストレート」と見なされていた田中将大やダルビッシュの速球は、平均よりかなり低い点が付いている。この2人ほど低くはないが、空振りを取れることで知られた和田毅の速球もマイナス2.6という「中の下」レベルの点数だ。 そんな中でただ1人、プラス5.4という高い評価を受けているのが田澤だ。 田澤の速球は大半がフォーシームの速球(通常の速球、日本でいうストレート)で、強烈なバックスピンがかかっているため全盛時の江川卓のようにホップする軌道を描く。ピッチングの基本線はこれを高目に、スプリッター(フォークボール)を低目に投げ分けて打者を空振りかフライアウトに仕留めるパターンだが、今季はスプリッターの制球が悪いこともあり、速球主体のパワーピッチングで凡フライに仕留めることが多くなった。これで効率よく凡フライに仕留め、決め球はスプリッターではなくフォーシームになった感がある。 日本人大リーガーでは一番と評価されるようになった田澤の快速球は、'09年のレッドソックス入団時にはなかったものだ。レ軍1年目である'09年、田澤の速球の平均スピードは144.4キロだったが、'10年3月にトミージョン手術を受けた結果、復帰後に球速がアップし、術後2年目の'12年こそ平均球速は144.4キロだったが、'13年には150.4キロにアップして、日本人投手きっての速球派に成長した。 これまで渡米後トミージョン手術を経験した日本人投手は6人いるが、結果がこれほど大きなプラスになったのは田澤だけだ。 田澤のもう一つの長所は「酷使に耐えるラバーアーム」という点だ。 ラバーアームは「ゴムの腕」という意味で、どんなに酷使しても使い減りも故障もしない投手をさす。日本人投手はここ数年、ヒジや肩の故障で長期欠場するケースが多くなっており、米国では壊れやすい投手の代名詞になっている。そんな中で田澤は昨年チーム最多の71試合に登板。今季もここまでチーム最多の39試合に登板しており、最終的に70試合以上登板するのは確実な情勢だ。 田澤のこうしたタフさは、日本人投手にも酷使に耐える男がいることを知らしめる結果になっており、彼のラバーアームぶりはもっと評価されてもいいように思う。 田澤に期待されているのは上原浩治の跡を継いでレッドソックスのクローザーになることだ。上原は来期まで契約があり、アクシデントがなければ'17年から後任を任されることになるが、上原は来季41歳。来季の途中で故障し、そのまま田澤にバトンタッチとなる可能性もある。 だが、それまでに克服しておくべき課題が一つ。「ブルージェイズ恐怖症」だ。 ブ軍は同地区のライバルで打線にホームランバッターを並べて相手を打ち負かす攻撃野球のチームだ。フライボール・ピッチャーの田澤は、このチームとやると外野フライがホームランになってしまうため以前から苦手にしていて、'13年以降、打たれた17本塁打のうち9本はブ軍相手に打たれたものだ。 それを知っているためレ軍のファレル監督は、ブ軍戦では逃げ切りパターンになっても8回に田澤を起用しないケースが見られるようになった。 クローザーになれば、ブ軍だけはパスというわけにはいかなくなる。今後は、点差が開いた場面などで志願して登板し、苦手意識をなくしておく必要がある。スポーツジャーナリスト・友成那智ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。'04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」(廣済堂出版)は日本人大リーガーにも愛読者が多い。
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芸能ネタ 2015年07月31日 13時34分
とんねるず・石橋貴明 なでしこJAPANの待遇改善を訴える
30日放送のフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」でとんねるずの石橋貴明が、なでしこJAPANの待遇面改善を訴えた。 番組では、「食わず嫌い王決定戦」が放送され、サッカー女子日本代表“なでしこJAPAN”のFW・岩渕真奈とサッカー男子日本代表のFW・宇佐美貴史が対決した。 体調管理に厳しいというサッカー男子日本代表監督のハリルホジッチ氏。代表に栄養士は帯同しないが、宇佐美は「個々で栄養士がついてもらって」と内情を明かし、体脂肪については「修正して修正して今いい感じになって、やっとスポーツ選手らしい身体になってきましたね」とコメントした。 当然、食事の話題に発展し、とんねるずの木梨憲武から「W杯のご飯大丈夫だった?」と質問されると、岩淵は「はい…、おいしくはないですけど」と返答。さらに石橋から「男子みたいに栄養士とかは…?」と質問されると、岩渕は「いや、いないですね」と答えた。 この現状に対して、石橋は「(栄養士)いないの?」と驚き、「そこらへんがなんかね、もうちょい改善してくれればいいのにね。男子みたいにね」と訴えた。岩渕は「そうですね。でも、結果出し続けるしかないんで、本当にその部分は」と謙虚な姿勢。石橋は「でも結果出してるじゃん。2大会連続決勝で、男子は(ブラジルW杯)1次予選も勝てなかったんだよ」と熱弁した。 岩渕は「4年前は納豆も無かったんですけど、今回は納豆だけプラスされてました」と少しは改善されていることを明かしたが、石橋は「厳しいね。もう少し改善されないと、女子もね」と気にかけていた。 6月に開催された「サッカー女子ワールドカップ2015 カナダ大会」で、“なでしこJAPAN”は2大会連続で決勝に進出し、準優勝を果たした。素晴らしい結果を残したが、「W杯」が終了すると“なでしこJAPAN”ブームも沈静化。キャプテンの宮間は、決勝大会の前日のインタビューで、「女子サッカーをブームで終わらせることなく文化にしたい」とコメントしていた。 スポーツ好きとして有名な石橋。結果を出しているにもかかわらず、まだまだ整備されていない女子サッカーの環境に、疑問を感じたのだろう。
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芸能ネタ 2015年07月31日 12時13分
「27時間テレビ」天素復活も…バッファロー吾郎A不在はFUJIWARA・藤本との確執が原因!?
30日深夜に放送されたラジオ番組「ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン」でナインティナインの岡村隆史が、25〜26日に放送されたフジテレビ特番「FNS27時間テレビ」で復活した吉本印天然素材について舞台裏を明かした。 「27時間テレビ」では、吉本印天然素材のメンバー・雨上がり決死隊の宮迫博之、FUJIWARAの藤本敏史と原西孝幸、星田英利、バッファロー吾郎の竹若元博、へびいちごの島川学と高橋智が出演し、ナインティナインと楽曲「No limit」に合わせて、ダンスを披露。天然素材の復活にネット上では「感動した」「泣いた」など大きな話題となっていた。 ラジオ番組では、リスナーから「天然素材のダンス感動しました。しかし、1つ疑問なのですが、天然素材のメンバーで(宮川)大輔さんは『イッテQ』で出られない、蛍原(徹)さんは他の仕事で出られないのは知っていたのですが、バッファロー吾郎Aさんこと木村さんが出ていないのが気になるのですが、やはり藤本さんとのゴタゴタで出なかったのでしょうか」と質問された。 雨上がり決死隊の蛍原徹、宮川大輔、バッファロー吾郎のバッファロー吾郎A(木村明浩)も天然素材のメンバーだが、「27時間テレビ」には出演していなかった。ちょうど天然素材が復活した時間帯は午後8時頃で、宮川は裏番組となる日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」に出演。蛍原も他の仕事で出演できなかった。 岡村はリスナーからの質問に対して「たぶんそうやろうね。フジモン(藤本)も言うてたよ。『たぶん、オレちゃう!?』って。でも、これがもしホンマやったらちょっと寂しいことなんですけどもね。でも、どっかで仲直りして欲しいなって思ったし」と明かした。 さらに「でも今回のことで言うと、(木村は)たぶん舞台もあったでしょうから、その舞台の準備にも忙しかったでしょうし、そういうのもあるんですけど」と前置きし、「僕からしたらやっぱり木村さんに来て欲しかった」と素直な気持ちを吐き出した。 天素復活の際には、集まったメンバーで「また、やろうや」という空気になったことを明かした岡村。「その時に木村さんとかにも出てもらって、大輔やホトちゃんとかみんな出てもらって、集まってまたなんかやる機会もあると思うから」と今後、再び天素が復活する可能性を示唆。 最後に「やっぱり根本的にはフジモンのことやと思います。フジモンは大丈夫なんやけど、木村さんがな…。『ポカホンタス』事件ってなかなか根深いんです」と説明した。
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スポーツ 2015年07月31日 12時10分
100周年 2015年夏の甲子園 「高校野球の転機は金属バット導入」(後編)
1974年第56回夏の甲子園大会で、金属バットが解禁された。解禁年を大会全体で見てみると、同年の大会総本塁打数は11。木製バットのみだった前年は10本である。たった1本の違いしかないのに、なぜ、この年が「高校野球=攻撃、大量得点」のイメージを定着させたのだろうか。 私見だが、金属バット解禁の前年第55回大会決勝戦と試合内容があまりにも対照的だったからかもしれない。 73年夏の大会を征したのは、広島商(広島県)だった。迫田穆成監督(現広島県如水館高校監督)の率いる広島商といえば、「犠打、エンドラン、スチール」などの小技を巧みに絡めて勝ち上がっていくスタイルだった。地方大会では相手校のスクイズを警戒し、外野手1人を呼び、「内野5人体制」で備えたこともあるという。 勝ち上がっていけば、好投手とぶつかる。お互い、点が取れない。だから、1点を必死に守る攻防になる。73年、広島商が夏の甲子園大会決勝戦を、スリーバントスクイズでサヨナラ勝ちしている。 それに対し、金属バットの反発力の高さを存分に発揮したのは、池田高校(徳島県)である。打って、打って、打ちまくる豪快なスタイル。82年夏、池田高校は全国の頂点に立つが、その決勝戦の相手が広島商だったのは、単なる偶然だろうか。 同年、広島商も金属バットを使っていたが、池田に18安打の猛攻を浴び、2対12で敗れている。広島商の高度、かつ緻密な野球スタイルを築き上げた迫田監督は、このとき、同校の指導から一線を退いていたが、後のインタビューなどで、 「細かい野球ならいくらでも対応できるが、『ホームラン行け』の指示で本当に長打を打ってくるチームには対応のしようがない。金属バットだからこそできる野球」 と回顧している。 高校野球では3点差でリードしていても、決して“安全圏”ではない。金属バットのせいばかりではないが、高校野球は下位打線でも一発が出る。プロ野球はもちろんだが、大学、社会人の野球は木製バットを使っている。金属バット独特の「カキーン」という打撃音も悪くないが、1点を必死に守る攻防を見てみたいと思う。(スポーツライター・美山和也)
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その他 2015年07月31日 12時09分
【不朽の名作】麺選びの部分が描写されていない、その一点だけが残念なラーメン映画「タンポポ」
ラーメンというのは、もはや食べ物である前に得体のしれない何かになっていないだろうか? しょうゆ、塩、味噌という基本系から、とんこつ系、つけ麺、魚介系、油そば、家系ラーメン、喜多方ラーメン 、二郎インスパイヤ系など、様々なものに細分化し、本来ならば、お手軽なジャンクフードであるはずのものを、大の大人が大真面目に評論している。作る側も食べる側も、どこか狂気めいた熱量を持っている人も多く、普段ラーメンにそれほど思い入れがない人にどこか近寄りがたくなっている部分も多い。そんなラーメンのことを大真面目に論議する人々が面白いと思い、約30年前に映画のメインテーマとしてしまった作品がある。それが、今回紹介する、伊丹十三監督の第2作目(別名義合わせると3作目)として1985年に放映された『タンポポ』だ。 この作品のメインは宮本信子演じる未亡人・タンポポのラーメン屋を、山崎努演じるタンクローリー車運転手のゴローら、ラーメンのスペシャリストたちが立て直す話となっている。予告編などでは「ラーメンウエスタン」というキャッチコピーが目を引いたが、まさにその通りで、映画『シェーン』など、人種差別的描写を減らした頃のウエスタンのような構図で、痛快でかつ笑える内容となっている。 ラーメンに関する解説はかなり詳細になされており、店主の立ち居振る舞いから、スープ、麺、内装といったラーメン屋に必要な各要素を、それぞれのスペシャリストが細かく改善点を語っていく。その様子は大真面目すぎて笑ってしまうほどだ。最初に問題となる、店主の立ち居振る舞いの時点で、行列が出来ていても動きに無駄のある店は不味い店、客が食べ終わった後にスープを全部飲んでるか、さり気なく確認する店はいい店など、いいラーメン屋というのはどういったものかというのを細かく解説しており、かなり入念に調べていたことがうかがえる。 スープの研究では、人気店のゴミ箱をあさってスープの内容物を調べるなど、かなりエグい描写もある。さすがにやり過ぎの気もするが、ここまでやらないまでも、ライバル店を調べる店というのは結構あるのではないだろうか。筆者が学生時代にアルバイトしていた地元のラーメン屋でも、偵察のようなことはよくやっていた。その場合スープの様子を確認するために、店のカウンターに座る前に、メニューを探すフリをしてスープの鍋をチラ見したり、カウンターにのれんがかかっている場合は、ワザと顔を厨房に突き出して注文するなどだ。ちなみに、昔にバイトしていた所が、醤油ラーメンがメインだった影響で、自分自身がアンチとんこつ派的なところもあり、この映画のとんこつ批判はよくぞいってくれたという思いもある。劇中でもゴローが指摘していたが、基本的にとんこつは、鍋に豚骨を放り込んで野菜と火力高めで一緒に煮込めばそれっぽいものが出来てしまうこともあり、野菜や昆布の香りで豚の臭いを隠す店などが、人気店であっても多い。当たり外れがとてもデカイのだ。「『こだわり』とかいうくらいならアク抜きくらいしろよ、豚臭すぎる」と思った時が何度もある。特に最近は、味が濃ければいいという幻想のもと、とんこつベースに醤油や塩、魚介などを混ぜてくる店も多いので、ハズレ率が極端に高い気がする。 さらに、麺の話になると、「かん水」という言葉が頻繁に出てくる。劇中ではさも知って当然のように説明もはぶかれているが、このかん水とは、ラーメン用の麺を作る時に使うアルカリ塩水溶液で、かん水の分量次第で麺のコシやのど越が大きく変わってくる。一般に低かん水であればあるほど伸びやすいが、スープの味に絡みやすい麺が出来るといわれており、高かん水であるほどコシの強い麺が出来あがる。各ラーメン屋の店主は、手打ちではない限り、自分の店スープに合う麺を業者に発注するのだが、この作品では尺の都合か、麺選びの部分が描写されていない、その一点だけは残念な部分だ。 内装に関しては、安岡力也演じるヤクザまがいの土建屋、ビスケンが、女性であるタンポポの背丈に合うような設計を試みる。さらに、この時に客のカウンターのスペースがラーメンを食べるにしては狭いと指摘し、大幅リフォームをするのだが、ここもラーメン屋にとっては、かなり重要ではないだろうか。おそらく伊丹監督自身も、狭く設計しすぎな店舗などをよく見ていたのだろう。こういった職業ごとの仕事に関する細かい描写は、後の伊丹作品の『マルサの女』や、『ミンボーの女』などでも見ることが出来る。 さて、長々と劇中のラーメンについて扱ったが、実はこの作品にはもうひとつの側面がある。本編の幕間に入る寸劇がそれだ。これらのシーンでは役所広司扮する白スーツの男を始め、様々な人物の食に関する小話が展開される。正直、全く本編と関係ないので不要だと思うのだが、これらのシーンでは、性(もしくは生)や死と食に関する話が展開されており、本編とはまた違う生々しい食物に関連したエロ描写が見られるので、見方によっては、かなり面白い話となってはいる。個人的にはイマイチ乗りきれなかった感はあるが、笑える部分もあり、延々同じようなノリで進む本編の箸休め的要素にはなるかもしれない。あと、これらのシーンには日本人の食に関する挑み方に対しての皮肉も描かれており、この辺りは、後の伊丹作品である『スーパーの女』に通じるものがあるかもしれない。 この映画を見るならば、昼飯時か、夕飯時に終わるように合わせて見ることをオススメする。詳細なラーメントークを受けて、きっと「ラーメン食べよう」と思うはずだ。まあ、映画から30年後の現在は、さらにラーメンのジャンルが細分化し、競争も過熱したことで、作中のようなオーソドックスな醤油ラーメンを探すのが難しくなっているかもしれないが…。(斎藤雅道=毎週金曜日に掲載)
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芸能ネタ 2015年07月31日 12時00分
高橋ジョージが弁論準備出席の裏でNHKドラマ深夜撮影をゴリ押し
最近、高橋ジョージ(56)の行動が何やらおかしい。 新潟県の弥彦競輪は7月14日、公式ホームページで、17日に予定していた高橋のイベント出演が、急病のため中止になったと発表した。しかし…。 「高橋はNHKの連続ドラマ『美女と男子』の撮影期間中なのですが、17日もドラマの撮影が入っていたのです。急病なら撮影のほうもキャンセルになりそうなものですが」(夕刊紙記者) 実は高橋、同ドラマの撮影で別のトラブルも起こしている。 高橋は8日、東京家裁で行われた三船美佳(32)との離婚訴訟の弁論準備手続に出席した。ところが高橋は当初、出席の予定はなかったという。 「同時間帯にドラマの撮影が入っていたのですが、三船の出席を知ると“自分も行く”と局側に交渉。最初はマネージャーが監督と話していたが、最後は高橋が直談判して、時間を変更させた。これによって7日の撮影時間を深夜まで伸ばし8日撮影分まで撮ることになったのですが、共演者、スタッフは巻き添えを食った形です」(同) 8日の弁論準備手続では裁判記録の全面的な閲覧禁止が決定し、次回日程も非公開となった。 「これは和解手続に向かっていることを示しているという見方があります」(同) これまで三船に対する“モラハラ”を否定してきた高橋だが、これらの行動を見ると、やっぱりモラハラ的なことがあったかもしれないという気がしないでもない。
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芸能ネタ 2015年07月31日 11時45分
相武紗季が新恋人とゴールイン間近!?
女優の相武紗季が5歳年上の社長と交際中で結婚が近いことを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌によると、相武の新恋人は、俳優の金子ノブアキの紹介で2〜3年前に知り合った、化粧品販売やイベント制作を手がける会社の社長。 最初は社長が相武にひとめぼれして猛アタックし今年に入って交際に発展。最近では相武のほうが夢中になっているという。 同誌は愛犬を連れて社長の自宅に通う相武の姿を掲載。今月下旬には、都内の高級すき焼き店で食事を楽しんだというが、相武には母親が同伴。親も公認の仲ということから結婚秒読みと思われるが、同誌が直撃したところ、相武は結婚について「あ〜〜〜。ないです」と否定。この記事を受けた一部スポーツ紙に対して相武の事務所は「結婚はありません」と相武同様否定している。 「相武はもともと結婚願望が強かった。以前、交際していたTOKIOの長瀬智也は所属のジャニーズ事務所の方針もあり、なかなか結婚の決断ができなかったため、2人で話し合って別れを決意した。今度のお相手はそういう“障害”もないので結婚も問題なさそう」(芸能記者) 最近の芸能界は、女優の尾野真千子がEXILEらが所属する芸能プロの役員と結婚。フリーアナウンサーの山岸舞彩が不動産管理会社の役員と結婚し、9月いっぱいでの芸能界引退をそれぞれ発表するなど結婚ラッシュになりそうだ。 「芸能界は先行きが不安な世界だけに、『この人だ』という経済力豊かな男性を見つけた場合、結婚に向けて突っ走る女性芸能人は多いはず。さすがに、そうなると事務所も強く結婚を止めることができない。相武の場合も、本人の意志次第で電撃婚がありそう」(同) 相武がゴールインするのはそう遠くなさそうだが…。
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