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レジャー 2009年07月01日 15時00分
ラジオNIKKEI賞(GIII、福島芝1800メートル、5日) ストロングガルーダ 敵は雨だけ 良馬場なら勝てる!
レコード勝ち(くるみ賞)を含め、5戦3勝を誇るストロングガルーダが、エーデルワイスSに続き2連勝で重賞初制覇に虎視たんたんだ。 もともと新馬戦を0秒3突き放し、圧勝している素質馬だが、「ここにきて馬が大人になり、芯が入った」と一段とパワーアップを強調する千島調教厩務員。2度の敗戦も敗因は明らか。 「新潟2歳S(7着)は道悪に殺されたし、プリンシパルS(8着)は、NZTを除外になり、急きょ矛先をかえたもの。やはり二千は長すぎたね」 今回は平坦小回りの1800メートルに舞台がかわるが、「器用な馬だから距離、コースなどは心配ない。良馬場ならチャンスはあるはずだよ」と千島さん。「一番の敵は相手より道悪」という。 当日の馬場がカギになる。 【最終追いVTR】Wコースで3頭併せで追われ、5F69秒8、上がり3F39秒6→12秒7を馬なりでマーク。内サウスクリヨン(3歳500万)に1/2馬身先着、外フレンチノワール(古馬1000万)と併入した。前からサウス、ストロング、フレンチの順で進み、直線は3頭の真ん中へ。バネの利いたフットワークで糸を引くように伸びた。
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レジャー 2009年07月01日 15時00分
函館スプリントS(GIII、札幌芝1200メートル、5日) アーバンストリート ベスト条件で末脚爆発
末脚の破壊力はこのメンバーの中でもトップクラスといえるアーバンストリート。前走のCBC賞では5着に敗れはしたが、メンバー最速の上がり3F33秒1の切れ味で0秒2差まで迫った。 「展開に左右される面はあるけど、終いは確実にいい脚を使ってくれる。前走でも勝ち馬とは内、外の差だけ。ここでも流れさえ向けば、突き抜ける力は十分にある」と植平助手は末脚勝負に自信をみなぎらせる。 先週の25日に函館入り。わずか10日での出走となるが、気配の良さは目立っている。「もともと夏場は弱くて、いつもこの時期になるとバテてしまうが、函館は涼しいから馬は元気いっぱい。カイバもバリバリ食べている」と同助手。 2月のシルクロードSでは強烈な末脚で初重賞制覇。今回はマヤノツルギを筆頭に先行馬が多数そろい、展開はおあつらえ向きになりそうだ。 「右回りの千二メートルはベストの条件だし、札幌コースも問題ない。あとは前がどこまで引っ張ってくれるかだけだね」 不完全燃焼で終わった近走のモヤモヤを、この北の大地で一気に晴らすはずだ。 【最終追いVTR】先週の木曜に函館入りしたばかりだが、活気あふれる動き。5F64秒、上がり3F37秒2→13秒1(馬なり)と時計はまずまず。ラストまで余力残しだったが、動きは軽快で直線でも自らハミを取る気合乗りを見せた。
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スポーツ 2009年07月01日 15時00分
球界因縁のライバル(23) 原VS落合(下)
昨年のオールスター戦のセ・リーグベンチで、コーチ役の宿敵、中日・落合博満監督に対し、同じコーチ役の阪神・岡田彰布監督と連携して、完全無視策を取った巨人・原辰徳監督だが、空振りに終わっている。原監督と岡田コーチがなにかと相談しながらゲームを進めている中で、落合コーチはヤクルト・宮本慎也と親しげに話し込んでいたからだ。宮本といえば、当時は労組・選手会の会長だ。 原監督=岡田監督のコンビにとっては、これ以上頭に血が上るオレ流の報復はないだろう。「落合憎し」という2人の共通した原点は、前回でも書いたように、共に労組・選手会長としてFA制度導入に尽力したのに、勝手に脱会した落合監督に第1号として権利行使されたことへの怒りだ。「労組・選手会を脱会しながら、権利だけは行使する。どういう神経をしているのだ」という理にかなった、ある意味では当然の拒否反応だろう。 それなのに、よりによって当時の労組・選手会の会長の宮本とベンチ内で話し合っているのだから、原監督、岡田監督の胸中は穏やかではなかっただろう。いったい、何を話し込んでいるのか。試合どころではなかったのではないか。これが落合流のしっぺ返しだ。相手が一番嫌がることをする。そして、計り知れないダメージを与える。 昨年の岡田監督率いる阪神のように、巨人が独走すればするほど、その反動も大きくなる。岡田監督が自ら電撃辞任するような非常事態になったのも、一時期巨人に13ゲームもの大差をつけたからだ。「夏には優勝が決まるのでは」といわれたペナントレースをひっくり返されたからこそ、プライドの高い岡田監督は、球団側の続投要請を蹴って辞任するしかなかったのだ。 今季、このまま巨人が大独走しても気を許せない。落合監督が2位狙いに方向転換して、一昨年のウルトラC再現を試みようとしたら、原監督にとってこれ以上恐ろしい展開はないだろう。実際に、「追いかけるのはウチしかないだろうという落合発言は不気味だが、ダメだと判断したら方向転換は早いだろう。クライマックス・シリーズでリーグ優勝の巨人を叩いて日本一の方が与えるダメージは大きいだろう」と見る球界OBもいる。 昨年からリーグ優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられており、昨年のクライマックス・シリーズ第2ステージでは、巨人が中日に2勝1敗で日本シリーズ進出を果たしている。今年も原巨人VS落合中日の3度目のクライマックス・シリーズ対決になれば、1勝1敗の原監督VS落合監督の勝負にはひとまず決着が付く。 原監督が勝てば、今季から新たな3年契約をしたばかりの落合監督の周辺はにわかにあわただしくなるだろう。落合体制で冷や飯を食わされている中日OBたちが落合降ろしに動き出すのは間違いないからだ。従来と違って後任難というネックがない。打撃コーチ兼任、プロ入り22シーズンで、今季限りで現役引退する立浪和義がいる。「代打・立浪」コールでナゴヤドームが一番沸く、ファンの支持率ナンバーワンの生え抜きスター選手だけに、OBたちにも異論はないだろう。 落合監督が勝ったら、同じく今季から3年契約の原監督の立場が安泰でなくなる。進退伺いの一つも必要になるだろう。さて、興味津々の軍配はどちらに?
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スポーツ 2009年07月01日 15時00分
新日本プロレス 棚橋が“女乱防衛”宣言
新日本プロレス7・20札幌大会でプロレスリング・ノア杉浦貴を迎え撃つIWGPヘビー級王者の棚橋弘至が前代未聞の“女乱防衛”をブチ上げた。30日には都内の道場で練習を行った後に「俺の試合を見てススキノの女性が思わず乱れてしまうほどの完全勝利を目指す」と初防衛を誓約。女性の酸いも甘いもかみ分けた稀代の伊達男は、“ミスターススキノ”杉浦撃破を出汁に甘い汁を吸おうと目論んでいる。 「ススキノは大変なことになりますよ。だって、試合が終わった後、夜もチャンピオンでいるのは俺だから…」。マット界きってのナルシストが呆れた防衛計画を企てている。 6・20大阪大会で中西学から王座奪還を果たした棚橋は7・20(北海道・月寒アルファコートドーム)で後藤洋央紀を破ってIWGP挑戦をアピールしてきたノア杉浦との対戦する。この日は外敵退治に向け「それにいまは悪いところもないしパーフェクトボディー。絶対に防衛する」と必勝を誓った。 杉浦退治に絶対の自信をみせるフェロモンボディーだが、ひとつ気がかりなのは、対戦相手のミスターススキノこと杉浦が札幌での勝率がすこぶる良いこと。そんな相手の良きジンクスも棚橋には全く関係ないようで「俺もススキノではブイブイ言わせてきたクチ。向こうがミスターならなおさら負けられない」と跳ね除ける。 それどころか「この闘いはススキノの乱。女性が思わず乱れるほどの完全勝利を目指す」と誓約。女性ファンを狂喜乱舞させるほどの勝ちっぷりを目論んでいる。 棚橋が“ススキノ決戦”に異様な闘志を燃やすのは、単に「ススキノが好き」「札幌の女の子はサーモンのようにピンク色だから…」などという不可解な理由だけではない。棚橋にとって年に1度の札幌大会は、なにより自らのレスラー人生を変えた大切な場所だから。 2006年7月にブロック・レスナーがIWGP戦をドタキャンしたことを受けて開催された王者決定トーナメントを制し、初めてIWGPヘビー級王者になった思い出の地。それだけに「この札幌大会は俺がチャンピオンになって初めて『愛してマ〜ス』(決めゼリフ)を言った場所でもある。いわば俺の愛が生まれた場所で負けるわけにはいかない」と力が入っているワケだ。 いつになく鼻息が荒くなるのも当然。杉浦といえば同じ東海出身レスラーで、常日頃「俺は東海のスター」「俺は東海の星」などと口にしている棚橋からしてみれば、煙たい存在。だからこそ「東海にスターはひとりでいい。そこら辺もきっちりさせる」と杉浦に完勝するつもり。 「今回の俺のテーマはカムバックサーモン。3年前に北海道でチャンピオンになった俺が全国をまわって大きくなり、サーモンが川を登るように、俺も今回日本列島を北上し、北海道に戻って防衛する」とは棚橋。果たして“チャラ男”の考えた実に胆略的な妄想は現実のものとなるのか、今後の動向に注目だ。
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スポーツ 2009年07月01日 15時00分
DEEP “長州の遺伝子”王座奪取
プロレスラーから総合格闘技のチャンピオンへ。「DEEP42」が30日、東京・後楽園ホール大会で行われ、“WJの申し子”福田力がミドル級タイトルマッチでチャンピオン中西裕一に挑戦。僅差の判定で接戦を制し、第5代新王者に戴冠した。 WJ最後の遺伝子がMMAの頂点に立った。4月のDREAMであのムリーロ・ニンジャを破って勢いに乗る福田。この日は昨年5月の王座決定戦で敗れ、悔し涙をのんだ中西と1年越しのリベンジマッチに挑んだ。 師匠・長州力のテーマ「パワーフォール」で力強く入場したものの、試合では序盤から寝技を警戒されてこう着状態が続いてしまい、スタンドの攻防では自らの力で局面を打開できなかった。それでもファイナルラウンドに入って一気に勝負。 有効打こそ当たらなかったが、捨て身の右フックから左ストレートで前に出て、攻勢のまま試合を終えて2-1の判定で勝ち名乗りを聞いた。 WJの練習生からMMAファイターに華麗なる転身を遂げ、自らの力でつかみとったチャンピオンの座。福田は試合後「これから格闘技界を自分で引っ張っていけるような選手になります」とマイクアピールし「上の舞台にドンドン参戦したい。とりあえず長州さんに報告に行きたい」と、プロレス育ちの格闘家としてさらなる飛躍を誓っていた。
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スポーツ 2009年07月01日 15時00分
戦極 郷野が改心
「戦極〜第九陣〜」(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する郷野聡寛が30日、都内のGRABAKAジムで会見。約2年8カ月ぶりの日本マット復帰戦を前にまさかの改心。 これまで郷野といえば、PRIDEウェルター級GP時代はPRIDEガール、UFC参戦時はUFCガールとラウンドガールゲットに狙いを定めてきた。当然、今回も戦極ガールに狙いを定めるのかと思いきや「今回は大人の対応をしたい」と紳士的に接するという。 さらに「もういい歳なんで、(年齢が)ひと回りも下の女の子を追っかけるのはどうかと。みんなの刺激になるような、戦極の中でも手本となるような振る舞いをしていきたい」と優等生への変ぼうをほのめかした。 この日はダン・ホーンバックルとの対戦が決定。現在はWBCフライ級王者・内藤大助のトレーナーでもある野木丈司氏の元で、週に2度ボクシングの指導を受けている。「ジャブがキレているな。日本人でこんなジャブが打てるのは、辰吉(丈一郎)か徳山(昌守)くらいじゃないか」と絶賛され、打撃に磨きをかけている。 挑発的なコメントを連発してきたホーンバックルに「勝たないといけない。試合でおとなしくさせますよ」と必勝を誓った郷野。日本マットに主戦場を移し、新生郷野をアピールするハラだ。 なお、公務執行妨害で有罪判決を受けた三崎和雄の処分については近日中に発表予定。
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社会 2009年07月01日 15時00分
マイケル偽遺書論争突入へ
急死した米ポップス界の大物歌手マイケル・ジャクソンさん(享年50)の“ニセ遺書騒動”が急浮上した。遺族は29日(日本時間30日)、ロサンゼルス郡地裁への申し立てで「遺書はないと見ている」と主張。ところが米芸能専門サイトTMZは、マイケルさんの弁護士が遺書の写しを持ち、裁判所に提出するつもりだと報じた。提出されれば遺書の真贋(がん)論争に突入するのは間違いなく、遺産相続をめぐる骨肉の争いが繰り広げられそうだ。 超のつく高額所得者ながら出費も派手だったマイケルさんだけに、正確な遺産総額を算出するのは難しい。一説には巨額の借金を棒引きしても5億ドル(約480億円)は下らないといわれる。 ニューヨーク・タイムズ紙によると、マイケルさんは1980年代以降、ヒットメーカーとして7億ドルを稼いだ半面、不動産や美術工芸品、絵画を購入するなど長年の浪費がたたって4億〜5億ドルの借金があるという。そうだとしても差し引き2億ドルは残る計算。さらに急死後、世界中でCDなど関連商品が爆発的売れ行きをみせており、新たに莫大な収入が生じることは確実だ。 マイケルさんはこうした遺産をだれにどう残すつもりだったのか? 遺書がなければ法的手順にのっとって遺族に分配されることになる。 一部の米メディアは、マイケルさんが生前から遺書をしたためていたとしたうえで、2002年に書いたとする“最後の遺書”の内容を報道。それによると、遺産相続人に指名されたのはマイケルさんの母親キャサリンさんと子ども3人、慈善団体などにも分け与えるとしている。かねて仲たがいが指摘されていた父親ジョセフさんに対する遺産分割はないという。 マイケルさんの弁護人がロス地裁に提出する遺言書と同一ならば、ジョセフさんにはビタ一文渡らないことになる。 母キャサリンさんは29日、遺産管理人への指名をロス地裁に申し立て済み。マイケルさんの前妻らとの間に生まれた3人の子供については、キャサリンさんを一時的な後見人と認めている。 マイケルさんには前妻デビー・ローさんとの間に生まれた12歳と11歳の子供のほか、母親が公表されていない7歳の子供がいる。子供3人は現在、キャサリンさんと暮らしているという。ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)によると、ローさん側も子供の後見人に関する対応を検討しているという。 マイケルさんの弁護士は2日にも遺書の写しを裁判所に提出する意向という。遺書は本物なのか偽モノか。申し立てに対する審理は7月6日に開かれる。
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社会 2009年07月01日 15時00分
巣ごもり派の夏、室内用打ち上げ花火登場
消費を家庭で完結させる“巣ごもり”ブームにのって、ついに世界初の自宅で打ち上げられる花火玩具「家(うち)あげ花火」が、玩具メーカーのセガトイズから発売される。30日に開かれた商品発表会ではその全貌が明らかにされた。 顕微鏡のような本体を真っ暗にした部屋に置けば、たちまちあの「ヒュルル〜」の音とともに天井に本物さながらの花火が映し出される仕組み。 “日本の夏の風情をいつでも自宅で”がウリで、今年の夏はビールとつまみ片手に巣ごもり花火大会の予感!? 「火を使わずに迫力満点の花火を再現し、家族のコミュニケーションを盛り上げる商品です」と同社の國分功社長。飽きられないよう、付属のフィルムに文字やイラストを書き込めば自分だけの花火を打ち上げられる工夫も凝らされている。 不況の影響で、全国の地方自治体では今夏の花火大会開催を見送る発表が続いている。子供を花火大会に連れて行ってあげられない親たちにとってはせめてもの救いになりそうか!?
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社会 2009年07月01日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(80)
昭和41年、世界初のIC電卓を出すと2号機よりも売れた。この年、長崎県御神島の灯台に太陽電池を設置した。この太陽電池は当時としては世界最大級だった。 昭和42(1967)年には当時、開発されたばかりの新技術であるMOS(金属酸化膜半導体)型ICを使用し、世界で初めて蛍光表示管を採用した電卓を発売。重さは1号機の6分の1、価格23万円。さらに小型、軽量化を図るために早川電機工業はLSI(大規模集積回路)が必要だと考え、自社でLSI生産に乗り出す。 昭和44(1969)年、アポロ11号で人類が初めて月面に降り立った年、そのアポロ計画の推進役であったノースアメリカン・ロックウェル社と技術提携し、やはり世界初のLSI電卓の開発に成功した。さらにELSI(多相大規模集積回路)の量産工場を開設するため、再びノースアメリカン・ロックウェル社と技術提携した。 そして翌昭和45(1970)年に開催される大阪・千里丘陵での万国博覧会には参加せず、奈良・天理にELSI工場を含む総合開発センターを建設すると発表すると、世間では“千里から天理へ”と大きな話題になった。ESLI開発・製造について、徳次は自分の生涯をかけた天職として、こんな素晴らしい、やり甲斐のある仕事はないと述べている。 昭和45(1970)年1月1日、早川電機工業は、社名をシャープ株式会社に変更した。将来のエレクトロニクスの発展を考えて電機の言葉をはずしたのだ。同年9月15日、資本金50円で創業して以来、58年にわたって社業を統括してきた徳次は、当時53歳の佐伯旭を社長にし、自らは会長になった。満で76歳。盲目の井上さんに手を引かれて芳松の所に丁稚奉公に出た日から69年、9月15日は徳次にとってずっと特別な日だった。 晩年、著書「私の考え方」の中で心境を次のように語っている。 “今日一日憂いなく仕事が出来たということでよく眠れる。眠るのが楽しい。眠るのが楽しいと、起きるのがまた楽しいのである。近来、私の気持ちをいうと、こんな風で、非常に気分がいいのである。(略)気分がいいということは自分で自分の心をコントロールする、もの事に対して誠意をもって努力して行く。自然とそこにでてくるのが喜びの感情ではなかろうかと思っている。(略)さざ浪は水の表面にこそ立つものの水中の中心では動きがないという。仏教の教えではこのことを「本来心」なる言葉で言い表している。「本来心」をいつもいい気分の中に持していられる私は何たる幸せものであろうと感謝で一ぱいである” 波乱に満ちた人生を送ってきた徳次が辿り着いた心境だ。家族によく「至誠天に通ず」という意味のことを口癖のように語っていた徳次。誠を貫いた人生を送った人間であったからこそ訪れた平安の境地であろうと想像するのである。(おわり)
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トレンド 2009年07月01日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 長澤まさみドラマ惨敗で次作は「ぼくの妹は隠れ巨乳」!?
先月28日、TBS系のドラマ『ぼくの妹』が最終回を迎えた。主演はオダギリジョー(33)で、妹役のヒロインに長澤まさみ(22)を据えて、同局伝統の「日曜劇場」枠で勝負をかけたわけだが、どうにも視聴者に響かず数字的には大惨敗に終わった。なんでも平均視聴率は8%前後だというから、これは担当者の責任問題に発展するかもしれないが、なんらおとがめなく局の“大人たち”は高給をもらい続けることだろう。 それはそうと、このドラマの制作発表時点からとにかく違和感ありまくりだったのが、長澤まさみが妹役を演じるということだった。妹!? 長澤まさみが妹!? あのですね、当連載で2カ月前に指摘したように、長澤まさみの顔はすっかり成長してしまい、“あの頃の長澤まさみ”はもうどこにもいないわけですよ。大人顔になった長澤まさみに“妹感”を押し付ける局サイドの神経がまず理解できないわけです。 だって、タイトルからして『ぼくの妹』なわけで、つまり男性視聴者に「オダギリジョーにあなたを代入して、もしも長澤まさみが妹だったら、という設定に萌えて下さい」ということなのだ。しかし! 大人顔の長澤まさみには“妹感”は皆無だから! それに、ドラマスタート前の宣伝として、「あの長澤まさみがキャバクラ嬢を演じる!」というアドバルーンを高々と掲げていたのに、ある視聴者によれば、「ナメてるとしか思えませんよ! 肌の露出はしないし、隠れ巨乳をアピールすることもないし…」とすっかりお怒りモード。案の定、第2話から視聴率はガタ落ちした。 長澤まさみをドラマの主役かヒロインで起用する場合、必勝法は2つある。 1つはしっかりとした脚本を用意して、普通に視聴率を取りに行くパターン。もう1つは隠れ巨乳という幻想を駆使して、エロ〜い場面をふんだんに盛り込み、あまりドラマを見ない男性層を引っ張り込むパターン。この2つを合体させれば、まず失敗はないと思われるのだが、どっちも中途半端だと目も当てられない結果が待っている。 というわけで、次のクール以降で彼女を起用するならば、『ぼくの妹は隠れ巨乳』くらいにしないと数字は取れませんから! 緊急続編として、TBSさん、よろしく!
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