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芸能 2012年03月27日 11時45分
北乃きい バッティング絶好調! 110キロなら楽しんで打てます
モバイルオンラインプロ野球「モバプロ」PRイベントが26日都内で行われ、女優北乃きいが出席した。 北乃はイベントに因んでオリジナルユニフォームで登場し華麗な投球フォームを披露。中学時代は野球部のマネージャーを務めたこともあるという野球好きの北乃は「小学生のころからお小遣いを貰うとよくバッテングセンターに行ってました。今でも一人で行ってます。150キロはあっという間に通り過ぎてたまにしか当たりませんが、110キロなら楽しんで打てます」とニッコリ。 ペナントレースの予想を問われると「ジャイアンツさんが日本一になると思います」とコメントし、続いて野球選手との交際については「興味ないです」とアッサリ。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2012年03月27日 11時45分
AV引退!?の小向美奈子が女子プロレス界に殴り込み?
タレント・小向美奈子(26)が、次なるターゲットを女子プロレス界に定めた? 小向といえば、アリスJAPANと専属契約を結び、昨年10月に「AV女優」でAVデビュー。この作品は20万枚を超える爆発的なセールスを記録した。 その後、昨年12月発売の第2弾「挑発」ではSMプレイ、今年2月発売の第3弾「∞」では超ハードなプレイを披露し、いずれも好調な売り上げを示している。 第3弾リリースの際には、「3作で終わりだから、できるすべてを出しました」とAV引退も示唆した小向。2月1〜10日の大阪東洋ショーでの舞台以降はストリップの出演もなく、アリスJAPANの販促イベントに出る程度で、ここ最近はこれといった活動はしていない。AVで稼いだカネで、悠々自適な生活を送っているようだ。 そんな小向が意外な場所に現れた。3月25日、“格闘技の聖地”である東京・後楽園ホールで開催されたOzアカデミー女子プロレスの興行に姿を見せたのだ。 小向は飲食店で知り合って意気投合したという同団体の代表、尾崎魔弓選手(43)の激励のために来場。メーンイベントに出場した尾崎選手に花束を贈呈した。下はショートパンツにロングブーツだったが、上はTシャツ姿で自慢の“谷間”の披露は封印した。 残念ながら、小向はなんのアクションも見せずに静かに観戦。この情報は、事前にマスコミを通じて、ファンにも伝えられていただけに、何かを期待したファンからは落胆の声も聞こえたようだ。 尾崎選手といえば、ヒール(悪役)として活躍するベテランプロレスラー。小向はといえば、覚醒剤取締法違反の罪で裁かれた前歴があり、いわば芸能界ではヒール的存在。ヒールの2人がコンビを組めば、強力なタッグ結成となる。 プロレスライターのA氏は「今のプロレス界は不況で冷え込んでいます。小向さんは尾崎選手のカラーにも合いますね。小向さんは知名度や話題性もありますし、尾崎選手のマネージャーにでもなってくれれば、盛り上がると思います」と期待を膨らませた。 今回は表敬訪問に終わった小向だが、これを契機に女子プロレス界に“参戦”することがあるのか、大いに注目されるところだ。(坂本太郎)
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芸能 2012年03月27日 11時45分
敦士、原幹恵絶賛「スマートに見せることができます。多くの男性に見ていただきたい」
オスカープロモーションとR25の特別コラボ「モデルに学ぶビジネスマン向け教育全集」の概要記者会見が26日都内で行われ、敦士、原幹恵、あかつ、伊藤芳則が出席した。 この全集は米倉涼子、上戸彩、菊川怜、武井咲など数多くのモデル・タレント・女優を生み出してきたオスカープロモーションがビジネスマン向け情報誌「R25」との特別コラボレーションで制作した、iphone&Android用のアプリケーション。憧れのジャケットコントロール術、モデルウォーク、好印象を呼ぶ目線と表情などビジネスシーンで役に立つノウハウを紹介している。 モデルとして活躍している敦士は「着こなし、歩き方などに気をつけるとスマートに見せることが出来ます。自然な表情の作り方なども紹介していて楽しいアプリになっています」とPR。 女性代表の原は「男性のネクタイの締め方や靴が気になりますね。このアプリで勉強していただければ」とコメント。 また敦士は「分かり易く役に立つアプリになっています。多くの男性に見ていただきたいです」と語った。(アミーゴ・タケ)
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社会 2012年03月27日 11時45分
群馬・高崎署巡査が路上で女子大生襲って逮捕
路上で女子大学生を押し倒し、わいせつな行為をしたとして、群馬県警捜査1課と高崎署は3月25日、強制わいせつ致傷の疑いで、高崎署交通2課巡査、津久井秀樹容疑者(24=前橋市敷島町)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前3時5分頃、同県高崎市上並榎町の路上で、自転車で帰宅中だった大学3年の女子学生(21)を押し倒し、スカートをめくり上げて服を脱がそうとするなどのわいせつな行為をした上、女性のヒザなどに軽傷を負わせた疑いが持たれている。学生が大声を上げたためそのまま逃走したという。 県警によると、同容疑者は「若い女性の体を触ってみたかった」と容疑を認めている。現場近くのスーパーの駐車場に車を停めていたと供述しており、県警は計画的犯行と見て、同容疑者を厳しく追及している。 また、県警によると、同日午前4時45分頃にも、先の現場から500メートルほど離れた路上で、自転車で走行中の大学1年の女子学生(19)が同様の手口で押し倒された強制わいせつ未遂事件が起きているが、こちらにも関与をほのめかしているという。 犯行後の午前5時半頃には、現場付近の路上で高崎署員から職務質問を受けているが、「ジョギングをしている」などと否認。同署員は任意同行しなかったという。 同容疑者は26日付で前橋東署へ異動する予定で、犯行当日の午前0時頃まで高崎署で残務整理をしていた。犯行後、25日は公休。26日は午前8時すぎに出勤したが、目撃情報などから同容疑者が浮上。県警が事情聴取したところ、容疑を認めた。 県警の小林政夫首席監察官は「深くお詫びしたい。事実確認の上、厳正な処分を検討する」と話している。相次ぐ警察官による不祥事。よもや、夜道を自転車で走っていて、警察官に襲われるとは誰も思わないだろう。警察への信頼も失墜しかねない。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年03月27日 11時00分
星野にダメ出し 東北楽天が落合監督に急接近(1)
震災の爪痕がまだ残る東北の地に、優勝をもたらすのは、楽天の星野仙一監督(65)ではないようだ。 「今、球界はあの人の影響力の大きさを再認識させられています。セ・リーグの予告先発制導入にしても、そうです。猛反対していたあの人がいなくなったから、議論が再開されたようなものです」(球界関係者) そう、“あの人”とは、前中日監督・落合博満氏(58)のことだ。8年間、指揮官を務めてリーグ優勝4回、日本一1回。Bクラスに落ちたことは一度もない。無愛想で、ファンサービスにも消極的なイメージが強かったが、実際は違う。東北・秋田県出身者として、東日本大震災の支援で、「もっとも尽力した野球人」でもあったのだ。 「震災から10日と置かずに義援金サイトを開設し、中日監督を退いた今も復興支援を続けています。チャリティー試合として開催された昨年の球宴後、『(開催球場となった)仙台でやったら終わりなのか!? 来年、再来年とやることに意味があるんじゃないの?』と訴えました。今年、球宴会場が盛岡に決まったのも、落合さんのおかげです。震災支援への思いの熱さはアンチ落合も認めています」(同) その落合氏が低迷する“東北の球団”を救う日も、そう遠くはないようだ。 というのも、星野監督に“闘将”と呼ばれていたころのパワーがなくなったという声が、球団の内外から聞こえるようになってきたのだ。 「楽天は投打ともに不安材料を抱えています。昨季のチーム総得点432はリーグワーストタイ、同打率2割4分5厘、本塁打53は5位。西武からフェルナンデスが帰還しましたが、打線の核になる4番が見当たりません。先発陣は手薄で、阪神から戦力外になった下柳をアテにしなければならない状況です。クローザーも適任者がいませんしね」(某プロ野球解説者) 今までの星野監督なら、大型補強で弱点を補い、オフの話題も独占していたはず。しかし今季は、そういった動きは全く見られなかった。「メジャーリーグの開幕に合わせ、マイナー落ちした投手を補強する」(チーム関係者)との情報も聞かれたが、三木谷浩史・球団会長が首を縦に振らない方針がアリアリ。 「三木谷会長はヤリ手経営者だけあって費用対効果を気にします。また、これまでにも初代監督の田尾安志氏、ブラウン前監督の首を任期途中で切り、一、二軍のコーチを入れ換えてきました。星野監督がオフの補強に動けなかったのは、軍資金を出してもらえなかったからですよ」(球界関係者)
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芸能 2012年03月26日 15時30分
ヒミツの薔薇園(4)Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔
イケメンの知られざる素顔、ライブやテレビなどでもらした意外な本音、驚きの幼少期や交遊録などをフィーチャーして、丸裸にしちゃおうという連載。第4回目は、CM『Watering KISSMINT』で女装を披露しているKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔にフォーカスをあわせよう。 ♪SHE!HER!HER!♪を繰り返すバックミュージックとともに、メンバーカラーの息を吐きだす美少女たち。正体が、Kis-My-Ft2であることは浸透している。 Kis-My-Ft2とは、北山宏光の「Ki」、千賀健永の「s」、宮田俊哉の「M」、横尾渉の「y」、藤ヶ谷太輔の「F」、玉森裕太の「t」、二階堂高嗣の「2」から命名された7人組。昨夏には、CDデビューからわずか18日後に東京ドームで単独ライブを開催するという、アイドル史上最速の記録を叩きだした。 フロントメンバーの北山、藤ヶ谷、玉森は歌手デビュー前からドラマで主役、それに準ずるポジションを与えられていたため、頭ひとつ抜けた存在。北山は亜細亜大学、藤ヶ谷は明海大学の、ともに経済学部を卒業しているインテリだ。 結成から7年。当初は、サッカー部の元キャプテンだった北山が、リーダーの手腕を発揮していた。しかし、春クールで藤ヶ谷がドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)に出演し、オンエア中のCMでセンターポジションになったことで、メンバー内にある異変が…。藤ヶ谷が北山の人気をしのぎ、なんと、嵐からもファンが流出しているという。 木村拓哉のような女性的な輪郭。赤西仁のようなセクシーダンス。東山紀之のような切れ長の目。まさに、ジャニーズのいいとこ取りの藤ヶ谷だが、入所13年と、意外に古株。 「SMAPさん以外のバック(ダンス)は全部やった」という実績は、申し分なし。長く在籍しているだけあって、KAT-TUNの亀梨和也、田中聖からかわいがられ、今年の正月には、SMAP・中居正広からお年玉をもらった。 長男で、運動神経抜群で、リーダー気質。小さいころから美少年だったが、「誰がジャニーズに履歴書を送ったのか、いまだにわからない」というヌケたエピソードも、藤ヶ谷人気を後押ししているかもしれない。
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芸能 2012年03月26日 15時30分
AKB48 前田敦子に卒業後にぜひ挑戦してほしい仕事を勝手に提案
卒業することを発表したAKB48の前田敦子だが、卒業後、何の心配もなく生き残れるほど芸能界は甘くない。よくアンチAKB48側から、「前田はドラマで主演をつとめることもあったが、ヒット作というものがない」と手厳しく批判されることも少なくないことも事実だ。まあ、彼女の女優としての資質はともかく、国民的アイドルグループの絶対的なエースとして君臨していた人材である。別に“女優”に縛られることはなく、幅広い分野で活躍してほしい。そこで、彼女の特性をいかして、リアルライブ編集部が勝手にオススメの仕事を考えてみた。 まず、前田に持ってもらいたい番組は、“折り紙”の番組。『不器用』というタイトルの写真集を出版した前田だが、彼女は意外に手先が器用。テレビ番組では紙吹雪で使われた小さな紙で鶴をつくるなど、なかなか才能を持っている。そこで週1回、NHK教育番組あたりで、「はじめての折り紙」なんて番組はどうだろうか。トークがあまり得意ではない前田でも、この番組では手先しか映らないから、トーク部分はアテレコでもOK。地味な番組になることは間違いないが、毎週AKB48の誰かをゲストに呼べばそこそこの視聴率は撮れるのではないだろうか。NHKの関係者様、ぜひ一考を。 また、前田は大食いとしても有名。AKB48のエースとして、彼女が巨大なプレッシャーと戦う体力は、その食欲で支えられていたともいえる。実は、この「女性で大食い」というジャンルはギャル曽根が開拓したものの、今は彼女も結婚し、そこまで露出は多くない。ということは、前田が女性大食いキャラとしてポジションを獲得できる土壌はできているはず。このポジションを引き継げばバラエティ番組、グルメ番組、さらには、夕方ニュースのグルメレポーターなど仕事は有り余るほど。せっかくの特技を生かさない手はないはずだ。ただ、今まではAKB48のコンサートや公演での激しいダンスでカロリーを消化していたものの、今後はそこまで激しく動き回ることは少なくなるはずなので、体重管理はしっかりやっていただきたい。 そして、彼女に一番やってほしいのが乃木坂46への電撃サプライズ加入。ファーストシングルではウィークリーチャートで第1位を獲得できず、セカンドシングルもAKB48の指原莉乃と同日に発売することが発表され、またもや第1位獲得が厳しい状況となっている。これまでお世話になったAKB48の後輩を叱咤激励する意味でも、彼女が乃木坂46に加入すれば、同グループが本物の“AKB48のライバル”となれるはずだ。乃木坂46が厳しければ、SDN48の卒業生を再結集させて、「SDN48セカンドプロジェクト〜見てろよ秋元康〜」なんてグループを結成するのも面白いかもしれない。 ここまで勝手に提案させていただいたが、前田敦子の活躍次第で、「成長するアイドルAKB48」の本当の評価が決まると言えるので、ぜひ芸能界で今後も頑張ってほしい。
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トレンド 2012年03月26日 15時30分
目標はほしのあき! 新人グラドル山本いつかちゃんがイベントを開催
25日、今回初DVDとなる新人グラビアアイドル、山本いつかちゃんのDVD発売記念イベントが秋葉原・ソフマップアミューズメント館で行われた。 当日に発売されたばかりのファーストDVD、『妹の知らない物語』は12月に都内で撮影。初めての撮影の感想についていつかちゃんは、「緊張しまくりでした、演技が初めてでどうしていいか分からなかった」と当日を振り返った。 DVDの内容はドキドキとワクワクがつまったストーリーになっているとのこと。特に注目はイメージシーンで、「ブラを外して手ブラになったシーンは頑張ったのでぜひ見て欲しい」とアピールした。 最後にこれからの目標にしているグラビアアイドルは誰かと聞かれ、いつかちゃんは「はほしのあきさんです、ああいう人になりたい」と今後の意気込みを語ってくれた。これから沢山の雑誌で表紙を飾りたいともいつかちゃんは答えており、これからの成長が楽しみだ。(雅楽次郎)山本いつか(やまもと いつか)1992年11月8日生まれB84/W56/H85
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トレンド 2012年03月26日 15時30分
噂の深層 SKE48は体育会系?
ますます人気のアイドルグループといえば、SKE48。48グループの中では一番体育会系気質があるとウワサだが…。 「噂の発端は、中学生の松井珠理奈を皆『〜さん』付けで呼んでいるからでしょう。しかも、折々『SKEは体育系』と珠理奈をはじめとしたメンバー達が自ら言っていますから、余計にさまざまな憶測を呼ぶことになりました」(芸能ライター) それは、どういった意味で“体育系”なのか。 「髪を振り乱し、化粧がはがれようが全力で踊るのがSKE48のスタイル。このことをSKEのメンバー達は誇りにしており、折々メンバー達自身が“体育会系”とみずからを呼んでいるんです」(同) そういわれてみると、一見可憐なタイプのW松井がプロレスに乱入してガチに戦ってみたりしているのも…ようやく合点がいく。加えて、「SKEは全員が運営母体であるAKSに所属しており、AKBのように事務所間の綱引きといった“大人の事情”がない分、立ち位置ゼロ(センター)は闘って獲得するもの、という体制も徹底している」(同)というのだから、ハングリー精神に満ちても当然か。 とはいうものの、気になるのはやはり『珠理奈さん』という呼び名の件。若干、違和感があるが…。 「チームKIIの子は、“チームSさん”、“チームE”と呼び分けるんですよ。ダンスのレベルが違うんだから、SKEだったら当然。珠理奈は、皆のダンスの先生役でもあるので、敬われるのは自然。しかも、その敬語の件は、メンバー達がテレビでネタとしてます」(SKEファン) なるほど。但し、そんな情熱系の彼女達ゆえ、他の発言も意外と竹を割ったように率直のようで、「テレビ番組で、松井珠理奈が同期の桑原みずきに『メンバーじゃなかったら絶対友達になってない』と言ったこともある。(笑)ボタンを押す企画だから、黙っていれば誰が押したかわからなかったのに。もちろん、ダンスを引っ張るこの2人が、SKEを進化させるためにぶつかり合ったこともある、という意味でしたが、AKB以上に周囲は彼女達の発言には肝を冷やしてるでしょう」(アイドル誌記者) 体育系“っぽい”魅力も、SKE人気を支えている要因かもしれない。これからも、メンバー達の仲のいい中にも、本気度の高いパフォーマンスで視聴者を楽しませていただきたいものである。
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スポーツ 2012年03月26日 15時30分
久しぶりに盛り上がった大相撲春場所だが依然ふがいない大関陣
八百長問題による中止で2年ぶり開催となった大相撲春場所(大阪府立体育会館)は、3月25日、千秋楽を迎え、横綱・白鵬(27=宮城野)とモンゴル出身の関脇・鶴竜(26=井筒)が13勝2敗で並び、優勝決定戦の末、白鵬が上手投げで鶴竜を破った。白鵬は元横綱・貴乃花と並ぶV22を達成し、優勝回数史上5位となった。 ここ数場所、優勝が千秋楽前に決まることが多く、先場所(1月=両国)、先々場所(昨年11月=九州)は13日目に優勝が決まってしまうドッチラケの場所だった。今場所は大関獲りが懸かった鶴竜が14日目まで1敗を堅持し、2敗の白鵬の前を走った。千秋楽では鶴竜が前頭6枚目の豪栄道(25=境川)に苦杯を喫し、大関・把瑠都(27=尾上)戦、決定戦で連勝した白鵬が逆転Vを遂げた。決定戦にもつれたのは、10年九州場所(11月)にて14勝1敗で並んだ白鵬対前頭9枚目・豊ノ島(28=時津風)以来、1年4カ月ぶりで、優勝争いの点では久しぶりに盛り上がった場所となった。 興行的にも一連の不祥事で不入りが続いていたが、今場所は15日中9日に満員御礼が出て、最近では09年春場所の8日を超えるなど、相撲人気復活の兆しを見せた。これは、春場所担当部長・貴乃花親方の奮闘に加え、土俵の充実が客入りにつながったもよう。 しかし、根本的な部分では何も問題点は解消しなかった。場所を盛り上げたのは白鵬と“関脇”の鶴竜。先場所、初優勝を飾って綱獲りが懸かった把瑠都は12日目に3敗目を喫し、優勝争いから早々に脱落し、綱獲りも消滅。気落ちした把瑠都は、最終的に10勝5敗という平凡な成績で大きく期待を裏切った。 他の大関陣も誰一人優勝争いに絡めず、日馬富士(27=伊勢ヶ浜)の11勝4敗が最高。大関5人中、琴欧洲8勝7敗(29=佐渡ヶ嶽)、稀勢の里9勝6敗(25=鳴戸)、琴奨菊9勝6敗(28=佐渡ヶ嶽)の3人は1ケタに終わるふがいなさだった。 新横綱の誕生は待望されるところではあるが、1人横綱の現状では、白鵬と大関による優勝争いが千秋楽まで持ち越されることが理想であり、それが最も盛り上がる形。だが、残念ながら大関陣が情けない現状では、それが望めない。大きな期待を背負って昇進した日本人の琴奨菊も稀勢の里も、昇進場所こそ11勝(4敗)を挙げノルマを達成したものの、2場所目以降は1ケタにとどまった。 3場所で33勝をマークした鶴竜の大関昇進には誰も異論はなく、28日に正式に決まる。これで、実に6大関時代に突入する。人数だけ多くても、みんなで星の潰し合いをしているようでは、白鵬の独走を許すだけ。先場所の把瑠都のように、大関陣の踏ん張りがなければ、大相撲は盛り上がらない。(落合一郎)