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社会 2013年07月27日 15時00分
小沢王国落城 剛腕復活劇の最終章はあるのか(1)
案の定と言うべきか、注目された参院選は自公の歴史的圧勝。共産党を除く野党の大敗北で、参院のねじれを解消する選挙結果となった。ところが、その最中に次なる勝負を懸け始めた野党党首がいるという。それが「壊し屋」の異名を取る小沢一郎氏なのだ。 「小沢率いる生活の党は参院選で11人を擁立(改選6)したが、当選者0人とボロ負け状態。だが、日本維新の会や民主、みんなの党が軒並み惨敗したことで、小沢が描く“復活劇”の手はずが整ったとの見方が強まっている。大惨敗を喫したこともあり、党内は混乱をきたしているが、生活関係者からは『早ければ秋にも小沢主導の政界再編の波が起きる』との声も上がっているのです」(政治部記者) ちなみに、参院選で生活の党は、“小沢王国”と呼ばれた岩手選挙区に関根敏伸氏を擁立したが、無所属の平野達男候補に惨敗。同時に、民主党時代に「ジャンヌダルク」と呼ばれた太田和美氏を千葉選挙区に出馬させたが、こちらも自民党候補にねじ伏せられた。 さらに、森裕子代表代行が新潟選挙区で惜敗するありさまで、一部では「もはや小沢王国は崩壊!」「生活は解党危機」とのそしりを受けているほどなのだ。 それだけに、小沢氏がこの状況を好機と見ているとは信じがたいが、同氏の動きは今後、確実に活発化するものと伝えられている。その理由を生活の党関係者がこう続ける。 「これは投票日前から言われていたことだが、実は小沢氏は選挙に奔走する一方で、早い段階から『参院選での善戦は無理』との見方を公言していた。つまり、中盤からは完全に選挙後の政局に目を向けていたのです。ご存じの通り、同氏は以前からオリーブの木構想(イタリアで起きた野党結集の政権奪取策)を提唱してきたが、野党の大惨敗でついにそのチャンスが巡ってくると読んで、動き出していたのです」 実際、これには裏付けとなるエピソードも存在する。参院選終盤にあたる7月17日に小沢氏は、『日本外国特派員協会』で記者会見。この際に「自民党以外の受け皿を作ってほしいという国民の意識を踏まえ、政治行動を行っていくべき!」と、暗に選挙後の結集を呼びかけていたのだ。 また、続く18日に小沢氏は選挙応援のために地元入り。岩手県内10カ所で街頭演説を展開したが、これには別の思惑が働いていたとの話もある。 「小沢がここまで熾烈な県内縦断を敢行したのは、自由党時代以来。そのため『形勢逆転に躍起』と報じられたが、党内からは次期衆院選に向けた地盤固めとの声が出ていたのです。野党連合結成の折には、死に体の小沢を生き返らせる地元支援が強力な武器となる。参院選を次の選挙の踏み台と見た小沢は、候補の当落以上に地元支援者、シンパを温存しようと目論んでいたと伝えられているのです」(全国紙政治部デスク)
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社会 2013年07月27日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 年金支給は70歳から?
政府の社会保障制度改革国民会議が、8月上旬にまとめる最終報告書に向けて最後の調整に入った。日本経済新聞によると、公的年金の支給開始年齢の引き上げを盛り込むことが、ほぼ固まったという。最終的に何歳から支給開始になるのかは未定だが、これが本当に実施されることになると、人生設計が崩れてしまうほどの影響がでてくる。 同会議は、なぜ支給開始年齢の繰り延べを言い出したのか。答えは明らかで、年金財政の破たんを防ぐためだ。 簡単な計算をしてみよう。現在年金の支給対象である65歳以上の人口は3079万人だが、70歳以上の人口は2259万人と27%少なくなる。つまり繰り延べで、年金財源をそれだけ圧縮できるということだ。 しかし、厚生労働省は年金財政のシミュレーションを行って、65歳支給開始でも問題ないとしてきたのに、なぜここにきて繰り延べを言い出したのか。 国民会議での詳しい検討内容が明らかにされていないので、正確なことは言えないが、おそらく一番大きな原因は、年金給付の削減が進まなかったことだろう。 '04年の年金制度改正でマクロ経済スライドが導入された。年金を支える現役世代の減少と平均寿命の伸長には、給付の削減で対応することになった。そのため、年金給付を毎年0.9%ずつ削減していくことにしたのだ。ところがデフレが続いたため、このマクロ経済スライドは一度も発動されないまま現在に至っている。もう8年間も引き下げが、放置されているのだ。 そのため、現在の年金給付は、本来の設計水準よりもおよそ1割も割高になっている。割高な年金を払い続ければ、年金制度がおかしくなるのは当然だ。だから年金制度の破たんを防ぐためには、今すぐ本来の年金水準に引き下げないといけないのだが、それが政治的にできない。そこで出てきたのが、年金支給開始年齢の繰り延べということなのだろう。 ただ、問題はある。厚生年金の支給開始年齢は3年に1度、1歳ずつ引き上げられている。今年60歳が61歳になったばかりだ。そして65歳支給になるのは、2025年、つまり12年後なのだ。もし70歳支給に変えるとすると、その後からになるから、2040年に完全実施ということになる。 これは、年金制度のほころびを若者につけ回すことにつながるのだ。本当にそれでいいのだろうか。 一つの問題は、若年層と高齢層のバランスだ。年金支給開始年齢繰り延べの影響を受けるのは、2028年に65歳以上になる人、つまり現在40歳以下の人たちだ。彼らはただでさえ受け取る年金より負担する保険料の方が多い世代だ。彼らにさらなる負担を押しつけることが、果たして社会的な公平の観点から許容されるのか。 もうひとつの問題は、年金支給開始年齢が70歳になれば、当然70歳まで働かざるを得なくなる。それが本当に可能かということだ。 しかし、年金支給開始年齢の繰り延べは、もはや止めようのないところに来ているのかもしれない。我々の防衛策の一つは、年金を60歳からの繰り上げ受給してしまうことだ。受給を開始してしまえば、繰り延べようがないからだ。自分がいつから年金をもらうか、真剣に考えるべきだろう。
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社会 2013年07月27日 11時00分
ブラック企業対策のウヤムヤ
ブラック企業対策を参院選挙の公約にすると明言していた自民党が、問題企業の公表とともに具体的な対策の発表を反故にしてしまった。 「理由として、2年連続して『ブラック企業大賞』にノミネートされた飲食店チェーン『ワタミ』の前会長・渡邉美樹氏の参院選出馬との関係を言われても仕方がありません。ワタミグループの元社員が月に140時間の残業を強要され過労自殺した。この件は昨年2月労災認定されていますが、公約に具体策を明記すると、渡邉氏を公認できなくなりますからね」(社会部記者) ブラック企業大賞実行委員会がノミネートした他7社は以下の通り。『クロスカンパニー』、『東北大』、『王将フードサービス』、『ベネッセコーポレーション』、『東急ハンズ』、『西濃運輸』、ステーキの「食いしんぼう」を運営する『サン・チャレンジ』。 「衣料品メーカー『クロスカンパニー』では'09年、入社1年目の女性社員が極度の過労・ストレスにより死亡した。この社員はいきなり都内店舗の店長に任命された揚げ句、売り上げを上司から追及され、計5万円以上も自社商品を購入していたといいます」(同) 今回ノミネートされた企業以外にも、多くのブラック企業が存在することは間違いない。 「長く不況が続き、学生の中にはブラックであることがわかっていながら、問題企業に飛び込む若者が少なくない。彼らは権利意識が希薄で、労基署に相談に行かない場合も多い。労基署は逮捕権まで認められ、国税局以上の権限がある。もっと若い人に労働者の権利について学校で教えることが必要ですよ」(ジャーナリスト・大谷昭宏氏) ウヤムヤにはできない。
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レジャー 2013年07月26日 17時45分
BSN賞(オープン、新潟ダート1800メートル、27日)藤川京子のクロスカウンター予想!
新潟11R、BSN賞は◎トウショウフリークが鮮やかな逃げ切りを披露します。 昨夏は、新潟の関越Sで逃げ切り快勝。今回と同じオープン特別で、勝ちタイム1分50秒8も上々でした。これでダート1800メートルは5勝目。その後は骨折で9か月の長期休養を経て、復帰緒戦のブリリアントSは0秒2差3着。距離が若干長かったですけど、マイペースの逃げでこの馬の競馬はできました。今回と同じ56.5キロを背負っていたのもポイント高いですね。 前走は早目に来られてしまったし、やはり1900メートルは長いのかも。条件は揃っていますから、行ききれされすれば持ち前の渋太さを発揮。マイペースに持ち込み、押し切ります。(5)トウショウフリーク(3)オースミイチバン(6)グリッターウイング(4)キラウエア(2)サンディエゴシチー(9)チョイワルグランパ(7)ギャザーロージズ馬単 (5)(3) (5)(6) (5)(4)3連単 (5)-(3)(6)(4)(2)(9)(7)トウショウフリーク 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2013年07月26日 15時30分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(7/19〜7/25)
●第1位「太田のほうが、100倍努力もしてるし、才能もある」(爆笑問題・田中裕二/日本テレビ系『しゃべくり&深イイ合体2時間スペシャル!』7月22日) 合体SP版のゲストは、司会のくりぃむしちゅー、チュートルアル、ネプチューンより先輩にあたる爆笑問題の田中。MC陣が、「興味がない」と声をそろえるなか、くりぃむ・有田哲平が話題を強引に、“お笑い論”に持っていこうとした。すると、田中は、「芸人だと思ってない」ため語れないと前置きし、「(感覚は)スウィーツが好きで、猫が好きで、甘い匂いのクリームとか好きな、28歳のOL」と一般人であることを強調した。そんな日常でイラッとするのは、「爆笑問題ってじつは田中でもってる」と通ぶる人に出会ったとき。なぜなら、「太田のほうが、100倍努力もしてるし、才能もあるから、そんなわけ(自分でもってる)ないじゃん! と思ってしまう」からだ。ちなみに、田中。心はOLのため、優木まおみ、眞鍋かをりが開く女子会に、平気で参加できるという。48歳。独身。再婚したい相手は、まだいない。●第2位「やぐっちゃんのニュースがあってから、少し庄司がビビってます」(品川庄司・品川祐/TBS系列『有吉ジャポン』7月20日) 爆笑問題が司会を務める日曜午前の情報バラエティ『サンデージャポン』の深夜&有吉弘行版。こちらは、世のアングラ情報をお届けする。今回は、人妻の浮気にスポットをあて、人妻浮気サークルの所在まで突き止めた。オープニングでは、矢口真里のお持ち帰り騒動を実例にあげて、今回の主旨を説明。有吉が、ゲストでひな壇に座る品川庄司・品川に話をふると、「女の人が浮気したって、人前で話しますぅ?」と疑心暗鬼。「ただ、やぐっちゃん(矢口の愛称)のニュースがあってから、少し庄司がビビってます」とぶちあけ、大爆笑をさらった。相方・庄司智春の妻は、矢口と同じく元モーニング娘。の藤本美貴。「少し」だけでもビビってしまうのは、モー娘。つながりであるからか。●第3位「わし、今月106万あったから、なんか買おうかな」(千鳥・大悟/テレビ東京系『ざっくりハイタッチ』7月21日) よしもと芸人がロケ中に、スタッフから出される無茶な指令の答えを、対話のなかにさりげなく入れていくい企画の第2弾。今回は、東京・池袋サンシャインをぶらりしながら、「視聴者をひきつける指令が連発される」というものだ。「今月の給料を発表」という指令に当たったのは、千鳥の大悟。ためらいながらも、「わし、今月106万(円)あったから、なんか買おうかな」とぶっ込んだ。この直後には、ロバート・秋山竜次も同じミッションを受けた。どうするのかと芸人が注視すると、「147万あったから、これごっそり買えるな」と、店頭の商品を手にした。よしもと芸人といえば、薄給で有名。だが、テレビで活躍すると、夢の100万超えが達成できることが明らかになった瞬間だった。 (伊藤由華)
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芸能 2013年07月26日 15時30分
三十路が目前に迫ったテレ朝・島本真衣アナ 一発逆転はあるか?
あのテレビ朝日のアイドル系女子アナ、島本真衣アナ(29)が、三十路目前に迫っている。ブレイクしそうで、できていない島本アナに一発逆転はあるのか? 島本アナは83年12月11日生まれ、兵庫県出身。恵泉女学園高等学校を経て、学習院大学文学部フランス文学科に入学。同大在学中には、BSフジでニュースキャスターをしていた経験がある。 06年4月にテレ朝に入社。アイドル系のルックスに加え、父親は元甲子園のスターで、プロ野球の南海(現ソフトバンク)、近鉄(オリックスに吸収合併)で活躍した島本講平氏とあって、早くから注目を浴びていた。 入社後の研修を経て、「速報!甲子園への道」でレポーターとしてデビュー。07年4月より、09年9月まで、「やじうまプラス」に出演。10年10月からは、「やじうまテレビ!」(平日は午前4時55分〜8時)に出演し、当初は天気を、11年4月からは前半のMCやエンタメなどを担当している。 報道路線でもバラエティ路線でもなく、出演する情報番組でもメーン司会に抜てきされることもないため、入社当初の注目度の割には、いまひとつブレイクできていない中途半端な立場に置かれている状態。 女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「正直、ブレイクすると思われながらも、そのまま時が流れ、三十路間近になってしまったという感が強いですね。ルックス的には文句ないのですが、アナウンサーとしては、それだけではダメ。だんだん難しい年齢になってきますし、テレ朝は、ここらで大役に抜てきしてみるのも手だと思います。ダメなら降板させればいいわけですから」と語る。 このまま中途半端なポジションで終わってしまうのか、一発逆転があるのか、島本アナの今後に注目が集まる。(坂本太郎)
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レジャー 2013年07月26日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/27) BSN賞 他4鞍
第2回新潟競馬初日(7月27日土曜日)予想・橋本 千春☆新潟11R「BSN賞」(ダ1800メートル) 休み明け3戦目で走り頃の、トウショウフリークが逃げ切りを決める。前走の平安S7着は休み明けのブリリアントSを小差3着と好走した反動、いわゆる二走ボケが出たもの。度外視して大丈夫。1800メートルは昨夏の2回新潟開催・関越S勝ちを含め5勝、2着2回とメンバー屈指の実績を挙げている。ハンデ56.5キロもブリリアントSで克服済みだ。メンバーを見渡して強力な同型馬はいないし、展開の利も大きい。期待して大丈夫。強敵は、オースミイチバン。交流重賞2勝の格上馬で当然、逆転も十分考えられる。惑星は、サンディエゴシチー。能力は前記両馬と遜色なく、初ダートさえ克服すれば好勝負に持込みそう。◎5トウショウフリーク○3オースミイチバン▲2サンディエゴシチー△6グリッターウイング、15ボレアス☆新潟10R「五頭連峰特別」(芝1600メートル) 素質高いベステゲシェンクでもう一丁。前走の500万条件は休み明けの不利も何のその、メンバー最速の差し脚を爆発させ0秒8差突き放す圧勝劇だから凄い。勝ちタイム1600メートル1分33秒5も優秀。これほどの馬に昇級の壁は皆無に等しい。相手は、ミエノゴーゴー。全3勝を新潟で挙げているコース巧者で本領発揮のシーンは十分ある。トーセンマルスが逆転候補。コース替わりで追い込みが決まって不思議はない。◎4ベステゲシェンク○12ミエノゴーゴー▲2トーセンマルス△1メイショウゲンブ、13リルバイリル☆新潟9R「閃光特別」(芝1000メートル) 毎回、上位争いを演じているパシオンルージュの実力を疑う余地はない。勝ち運に恵まれないでいるが、ここと同じ500万条件勝ちした直千競馬ならチャンス十分だ。枠順も7枠15番と理想的で今度こそ勝利の女神を呼び込む。相手は、アイアムネフライトと、シンワクイーン。2頭ともやはり直千競馬で500万勝ちの実績があり久々でも好勝負必至だ。◎15パシオンルージュ○4アイアムネフライト▲18シンワクイーン△6アイサレジョウズ、8スターゲイジング☆函館11R「漁火ステークス」(芝1800メートル) 快速馬のルナが“圧逃”する。前走の天の川S3着は控える作戦ミス。あれが実力でないことは前々走で同条件の春興Sを逃げ切り勝ちしていることからも明らか。もう同じ轍は踏まない。主導権を取り、堂々逃げ切る。相手は、連闘で勝負をかけてきたゼロス。昇級戦といっても、オープン特別2着の実績があり壁はない。“行った行った”のシーンも。穴は、復調著しいスマートリバティー。◎12ルナ○11ゼロス▲3スマートリバティー△2トラストワン、4リリエンタール☆小倉11R「KBC杯」(ダ1700メートル) 休み明け2戦目の檜山特別を逃げ切り勝ち。ついに軌道に乗った素質馬のダノンゴールドをイチ押し。ポテンシャルは重賞級で、その目安となるのがレパードS4着。当時より力を付けているし、ここはあくまで通過点。他に行く馬がいれば控えても競馬はできる展開を問わない強みもある。相手は、1戦ごとに復調の跡を示す実力馬のタガノジンガロと、3走前にやはりこの条件を快勝しているフレイムオブピース。◎9ダノンゴールド○2タガノジンガロ▲1フレイムオビピース△5タイセイシュバリエ、6グレイレジェンド※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年07月26日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(7/27) BSN賞
◆新潟11R BSN賞◎トウショウフリーク○オースミイチバン▲ギャザーロージズ△チョイワルグランパ△グリッターウイング△サンディエゴシチー このメンバーでは安定感随一のトウショウフリークから。注文をつけるような馬も見当たらず、この馬がハナに立ちペースの主導権を握るものと思われる。56.5キロのハンデは、重賞2勝のオースミイチバン(57キロ)に比べて「背負わされた」感はあるが、実績(同じコースで行われた昨夏の関越S快勝など)に直近の調子が加味されてのものと考えれば、それも頷ける。2か月ぶりの実戦となるもコンスタントに乗り込まれており体調面は良好。大きく崩れることはないだろう。 頭打ち感のある馬も少なくなく、実績的に前出のオースミイチバンを相手本線としたが、ハンデの軽い馬の突っ込みも警戒しなければならない。侮って、いの一番に切り捨てた馬が馬券圏内に割り込んできて唖然とさせられたことは数え切れず(笑)、ここも要注意だ。それでも抜けてしまうことはあるのだが…穴馬にピックアップしたのは4頭。まず、52キロのギャザーロージズ。エンジンのかかりが遅いタイプで、東京のダ2100mが得意な馬なので新潟コース自体は問題なし。レース前半を無理せずに自分のペースで走れるようなら終いは確実に伸びてくる。他には、函館から参戦してきた53キロのチョイワルグランパ。人気はないが、常に人気よりも着順が良く今夏の2戦も僅差に健闘している。穴ジョッキー大庭騎手の騎乗も怖い。新潟ダ1800mが得意なグリッターウイング、ダートに活路を求めてきたサンディエゴシチーあたりも一考が必要。 【馬連】流し(5)軸(2)(3)(6)(7)(9)【3連単】フォーメーション(5)→(3)(7)→(2)(3)(6)(7)(9)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2013年07月26日 15時30分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第145回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第145回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇メイヤー・ホーソーン「Where Does This Door Go」(2013年/Republic Records) 何か懐かしい甘酸っぱい匂いがしますね。1980年ぐらいのAORの感じでしょうか。今年のそういったジャンルの本命になるかもしれませんね。初めてアルバムを聴いて一発で気に入りました。 ミシガン州の出身ですが、活動しているのはカリフォルニアを中心にやっているみたいです。前回のアルバムが、US iTunesのR&B/SOULチャートで1位を記録しました。その勢いのままの、待望の3rdアルバムです。どこを切っても胸にぐっとくるメロディーで、アレンジなどにはhip hopの影響も窺えますね。ジャンル的には幅広いのですが、全体的にお洒落な感じに仕上がってます。 日本でも今から人気がぐーんと上がる可能性が高いので、早取りしたい方にはお薦めのアルバムです。メイヤー・ホーソーン自身、色々な楽器ができるらしいので、ライブもどのような形でやっているのか楽しみなアーティストですね。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/2491382/
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レジャー 2013年07月26日 15時30分
私はこうしてお客様に落とされた 〜優木 聖菜・キャバ嬢(21歳)〜
「あれ? 聖菜ちゃんって今夜休みじゃなかった?」 「そうだよ〜」 「もしかして…橋口さんがくるの? だから、休日出勤になったんでしょ!」 「そうだよ〜」 「本当に大好きなんだね、橋口さんのこと」 「…そんなんじゃないよ」 ツンデレなんだから! と言って盛り上がる店の女の子の方を見ないように、スタッフルームをあとにする。だって、首から耳まで真っ赤になったこんな顔を誰かに見られたくないんだもん。ボーイの子に指示されたボックス席につくと、申し訳なさそうな顔をした橋口さんが待っていた。…本当に申し訳ないとは、思っていないはずなんだけどさ。 「聖菜、悪いね。今日休みだったんだって?」 「…」 「えっ、怒ってるの?」 「休みだってわかって、昼間電話してきたんでしょ?」 「ああ、バレてた?」 「バレバレだよ! ていうか、出勤日も休日も関係なく橋本さんと一緒にいる気がするんだけど」 「聖菜に会いたかったんだよ」 でました、いつもの口説き文句。まあ、その言葉に今夜もドキッとしちゃってる私がいるんだけどね。 「じゃあ、店じゃなくてもいいでしょ。プライベートで会うのが嫌なら、アフターとかに時間とるよ?」 「だって、聖菜が店で他のお客さんと楽しそうにしてるかも? って考えるだけで泣きそうになるんだもん、俺」 「またまた、うまいこと言って!」 橋口さんと同じように軽いノリで返すものの、やっぱり私の顔面は赤面していた。 最初は、本当に軽い口説き文句だと思ってたけど、さすがに、半年以上もこんなことを言われ続けると、女としても「本当なの?」ってドキドキしちゃうんだよね。取材・構成/LISAアパレル企業での販売・営業、ホステス、パーティーレセプタントを経て、会話術のノウハウをいちから学ぶ。ファッションや恋愛心理に関する連載コラムをはじめ、エッセイや小説、メディア取材など幅広い分野で活動中。http://ameblo.jp/lisa-ism9281/