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社会 2014年09月02日 13時00分
防災に備えろ! 全国52万カ所 “土砂崩れ”危険地帯マップ(1)
死者、行方不明者合わせて88人(8月24日時点)に上った、広島市北部の土砂災害。警察や消防、自衛隊などによる懸命な救助活動が行われているが、大規模自然災害の爪痕を前に難航を極めている。 「現場周辺は風化した花崗岩が堆積した『真砂土(まさど)』と呼ばれる地層が広がり、水分を多量に含んで重くなっている。これが新たな土石流を発生させる可能性も高く、捜索は容易なことではありません」(地元記者) 8月20日に広島市安佐南区、安佐北区を襲った豪雨では、南から暖かく湿った空気が流入し、積乱雲が連続的に発達してできる『バックビルディング』と呼ばれる現象が起きたとみられている。 気象予報士の井坂綾氏が説明する。 「通常の積乱雲発生は、極めて局所的な現象で寿命は1時間ほど。その間に20〜30ミリ程度の雨を降らせるぐらいです。これに対し、一つの積乱雲が消滅しても背後に次から次へ積乱雲が発生し、100ミリ前後の膨大な雨が数時間にわたり持続的に降るのが、バックビルディング現象。風上の積乱雲が建ち並ぶビルのように見えることからこう呼ばれますが、広島上空で起きた原因は、太平洋高気圧の外側に沿って南から豊後水道を経て流れてきた湿った空気と、南西からの湿った空気が日本海に延びた前線に向かって流入し、上空でぶつかったことにあります」 地形的な要因もある。その空気が中国山地にぶつかり上昇気流が生じ、20日未明は急激に積乱雲が発達していたのだ。 「豪雨は夜間から早朝にかけて起きる割合が高いことが、多くの研究によって示されています。なぜなのかはっきりしたことはわかっていませんが、夜間は上空の気温が低く、雲ができ始める高さが低くなる。そこから雨の降りやすい状況ができ、背の高い雲ができるのです」(井坂氏) 役所の対応が後手に回っていたことも明らかになっている。 「一部ではあるが、避難勧告の基準を上回る雨量があったんですよ。しかし、結果的に担当者が躊躇している間に地滑りが起き始めてしまった」(地元記者) 今回、広島市では午前1時に土砂災害警戒情報が発表され、午前3時には安佐南区や安佐北区で地中の雨量が水防計画の基準を超えた。しかし、この計画に「今後の気象予測を勘案して対応する」という一項があるために、この時点で勧告は出されなかった。 しかし雨量は増し、午前4時には基準の倍に。ようやく最初の勧告が出たのは安佐北区で午前4時15分、安佐南区で同30分。土砂崩れや生き埋めの通報がすでに3時ごろから相次いでいたことを考えても、これらの勧告がまったく意味を成さなかったことがわかる。広島市は'99年、県内で31人の死者が出た豪雨災害時に避難勧告を出せなかった反省から、勧告を検討する基準を水防計画で定めたのだが、今回も生かすことができなかったわけだ。 防災ジャーナリストの渡辺実氏が言う。 「今回あれだけの犠牲者が出たのは、バックビルディング現象が発生したことや、被害地域の地盤が緩く深夜であったことなど、悪条件が重なったからです。メディアや評論家の先生方は避難指示が遅かったといろいろ語っているが、住民が撮影した映像を見る限り、あれだけの豪雨が降りしきる中で避難指示など出せない。このような異常気象が続く今は、情報を待って避難するのではなく、自分で判断する時代なんですよ。自治体のハザードマップを見るのはいいことだが、私は義務教育の中で居住する地域の地学を教えるべきだと思います。どういう地盤で、大雨が降るとどのようなリスクがあるのか頭に入っていれば、自分で考えて行動することができる」
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芸能 2014年09月02日 12時14分
漫画家・江川達也 宮崎駿アニメに異議「素人にわからないように巧妙にエロとバイオレンスが隠されているものが一番危ない」
1日に放送されたテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」で、「まじかる☆タルるートくん」や「東京大学物語」の制作者で漫画家の江川達也が、宮崎駿のアニメに異議を唱えた。 宮崎駿監督といえば、「天空の城ラピュタ」「風の谷ナウシカ」「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」など数々の名作を製作し、日本だけでなく「ヴェネチア国際映画祭」「アカデミー賞」でも賞を受賞し、世界的なアニメ監督として有名。 同番組は「ロリコン・暴力 アニメ規制は必要か?」というテーマを放送し、アニメと犯罪の関連性について激論が交わされた。アニメ規制反対派の江川は、アニメと犯罪の関連性は“ある”と認めながらも、「犯罪的な行為を正当化してるかどうか」とアニメの描き方が重要だと主張した。 さらに、エロや暴力シーンがわかりやすい描写は“まだ良いアニメ”とし、「良くないのは宮崎アニメですよ。プロの目から見るとわかるんです。素人にわからないように巧妙にエロとバイオレンスが隠されているものが一番危ない」と宮崎アニメに物申した。 司会者の阿川佐和子が「ジブリに対する嫉妬でしょ!?」と質問すると、「嫉妬はないですよ。別に俺はやろうと思えばさ、エロいのも描けるし、エロくないようにみせて人気を獲れるのも描けるけども、無意識である部分が危ない」と意見した。
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社会 2014年09月02日 12時00分
離婚アドバイザーも唸る 3年間で4倍に増えた“男のDV被害”の実態
DV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者・恋人からの暴力)被害者が女性ばかりと思っていたら大間違い。警視庁の調べで、昨年までの3年間を見ても女性の1.4倍に比べ男性の4.1倍と、男性の被害相談の増加率が高まっていることが判明しているのだ。 「'01年の相談件数は女性3553件で、男性55件。その後、女性からの相談は増えて昨年は4万6252件。これについては世相を反映しているが、驚くべきは男性。件数では女性よりかなり少ないものの、'11年に1000件を突破し、'13年には3281件となったのです」(社会部記者) その内容は「事業がうまくいかず妻が精神的に不安定になり、暴力が収まらない」「彼女に刃物を振り回された」などだとか。 離婚アドバイザーの露木幸彦氏が、こんな例を挙げてくれた。 「最近は、結婚資金やマイホームの頭金、子供の教育資金の大半を妻が出し、夫が育児や家事の半分以上を担う、いわゆる“格差婚夫婦”が増えています。私のもとにも、数年年前から妻に怪しい行動が目につくようになったという旦那さんから相談がありましたよ」 夫が妻のスマートフォンのGPSをチェックすると、定期的に同じアパートの駐車場に車を止めた形跡が残っていたという。そこで、逐一位置情報を確認できるようにスマホを設定、妻がそのアパートから出てきたところを押さえた。 「結局は男の所へ通っていたわけですが、妻は逆ギレ。『誰のおかげで今の生活をできていると思っているのよ!』と暴れて足蹴りをしてきたというのです」(同) 揚げ句、なぜか夫が土下座せざるを得なくなり、それでも収まりがつかず警察へ助けを求めることになったという。 「働く妻から見れば、上司や部下はある程度思い通りに操れるが、夫はそうはいかない。それなのに、稼ぎもないのに自分名義の家に大きな顔をして居座っているから余計に頭にくる。夫は離婚したくなければ、態度や言動を改め寛容になるしかありません」(同) ますます肩身が狭い。
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芸能 2014年09月02日 11時45分
ビートたけし アニメ規制に中立的な立場「偏んなければいいんじゃないか」
1日に放送されたテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」でビートたけしが、「アニメ規制」について言及した。 同番組は「ロリコン・暴力 アニメ規制は必要か?」というテーマを放送。今年7月に岡山県で起きた「小学5年生女児 誘拐監禁事件」を例に挙げた。犯人の「自分好みの女性に育てようと思った」という発言を取り上げ、容疑者の壁には美少女アニメのポスターが貼られていたと強調。また、アニメ「魔法少女リリカルなのは」で描写されている全裸変身シーンや小学生女子児童の入浴シーン、漫画「こどものじかん」で小学生の女子生徒がパンツをヒザまでズラして教師を誘惑するシーン、アニメ「魔法少女まどかマギカ」で美少女が拳銃で頭を打つシーン、アニメ「進撃の巨人」で巨人が人間を捕食するシーンを、過激なシーンの例として放送した。 アニメ規制賛成派で番組にゲスト出演した東京未来大学こども心理学部長の出口保行教授は、何かを真似する“モデリング”行為を説明し、「アニメや漫画を読んで描いてある行為を真似しようと思うことが、動機の形成に大きな影響がある」とアニメと犯罪の因果関係を指摘。 たけしは「影響与えることは間違いないのよね。俺が子供の時は一切アニメ・漫画なんて見せてくれなかったから、プロレスばっかり見てた。そしたら力道山の真似して、相手が死にかけたことがあるのよ。もうちょっとで少年院とか。アニメも表現の自由とか、漫才も表現の自由だけど、得てして真似しちゃう場合もあるかなという感じもあるし。だから、この話はどっちサイドに立つかで、両方ともいえるんだけど。なんか妙な気になるよね」と難しい問題であるとした。 アニメ規制賛成派と反対派の激しい議論が交わされたが、たけしは「文化全体でいくと、偏んなければいいんじゃないかと思うけどね」と寛容な考えを示し、中立的な立場をとった。
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芸能 2014年09月02日 11時45分
松本人志 “ラジオ離れ”を分析「テレビが逆にちょっとラジオ化してる」
8月31日に放送されたフジテレビ「ワイドナショー」で、ダウンタウンの松本人志がラジオについて独自に分析した。 同番組では現在、インターネットの普及や娯楽の多様化によって「ラジオ離れ」が加速していると訴えた。民放ラジオ局は広告収入が減少し、ラジオ局は夏フェスなどのイベント事業やネット放送などの事業を拡大し、新しいラジオの形を模索していると伝えた。 若手時代に関西ローカルのラジオ番組に多数出演していたダウンタウンの松本は、「やっぱりみんな、ラジオから出てたもんね。そこからトーク力をつけていくというかね」と若手芸人にとっては成長する場だと明かした。 そして、昨今のラジオについて「僕、少し思うのが、テレビが逆にちょっとラジオ化してるところもあって、まぁお金がなくなってきたというのもあるのかもしれないけど、テレビのトークが増えていったというのも一つの要因かなと。テレビがテレビらしくないというか、映像なくてもOKになってしまっているところがあって、ラジオがテレビ化してるというか、テレビがラジオ化してるというか。あんまり、対局になってない感じがするかなって」と分析。 既にダウンタウンが全国区になった2001〜2009年に松本は、「放送室」というラジオ番組でメインパーソナリティを務め、番組内で刺激的な発言し、リスナーを楽しませていた。「ラジオね、ギャラ安いじゃないですか。ラジオで喋るとクレームがスゴい。もう、割にあわんというところは少し、あるね」と経験談も明かした。 2月に電通が発表した「2013年 日本の広告費」では、テレビ広告費は前年比0.9%増の1兆7913億円、インターネット広告費は前年比8.1%増の9318億円、新聞広告費は前年比1.2%減の6170億円、雑誌広告は前年比2.0%減の2499億円、ラジオ広告費は前年比0.2%減の1243億円だった。 ラジオの行く末はどうなってしまうのだろうか?
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芸能 2014年09月02日 11時45分
安達祐実 “濡れ場”挑戦は子供の頃のイメージを壊すため
女優安達祐実、俳優淵上泰史、豊島圭介監督が1日東京 台東区の吉原神社で映画「花宵道中」のヒット祈願を行った。 ベストセラーとなった宮木あや子氏による小説「花宵道中」を映画化した同作は江戸時代末期の吉原を舞台にした遊女たちの物語。宿命に翻弄されながらも一途な恋を貫き通す美しい遊女たちが見所。 映画の主演が20年ぶり、オールヌードで初濡れ場に挑戦する安達は「体を張って頑張りました。初めてのヌード経験だったので、緊張しましたし恥ずかしかったです。数年前から必要であればやってもいいと事務所とは話をしていました。どうしても子供の頃のイメージを引きずっていたので、一回壊して次のステップに進みたいと思っていました」と神妙にコメント。 豊島圭介監督は「芝居が上手な人は濡れ場も上手ですね」とべた褒め。 また安達は昨年自身のセミヌード写真集を撮影したカメラマンとの熱愛報道について聞かれると「恋はちょこちょこです。恋というより充実した日々を送っています」と笑顔で語った。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2014年09月02日 11時45分
瞬間最高視聴率41.9%を記録 城島マラソン「24時間テレビ」
8月30日の18時30分〜31日の20時54分に放送された日本テレビ「24時間テレビ37 『愛は地球を救う』」の平均視聴率(関東地区)が、17.3%を記録したことが、わかった。 チャリティーマラソンに挑戦したTOKIO城島茂がゴールした直後には、瞬間視聴率41.9%を獲得し、瞬間最高視聴率で歴代2位の数字を叩き出した。
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芸能 2014年09月02日 11時45分
Chage ファンクラブ発足 入会金1500円、年会費5000円
CHAGE and ASKAのChageが新公式サイト「Chage official web site」を1日にオープン。ファンクラブも発足し、入会金1500円、年会費5000円で、入会特典グッズ、バースデーメールの配信、チケットの先行予約、ファンクラブ会員限定ライブやイベント、会員エリアへのアクセスなど様々な内容となっている。 新公式サイトには「ライブやリリース情報等、最新の情報をいち早く皆さまにお届けしていきます。よろしくお願いいたします」と報告されており、9月11日からスタートするツアーの告知もされている。 CHAGE and ASKAのファンクラブは8月末で活動休止になったと、一部メディアで報じられている。
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芸能 2014年09月02日 11時45分
深田恭子 初の弁護士役に挑戦
女優の深田恭子が、10月21日からスタートするTBSドラマ「女はそれを許さない」で弁護士役として主演を務めることが1日、わかった。深田は、初めて弁護士役に挑戦する。
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レジャー 2014年09月02日 11時45分
ハッシーの地方競馬セレクション(9/3)「桑島孝春記念(A2以下)」(船橋)
短距離界に新風を吹かせたのはサトノタイガー! 先週大井競馬場でおこなわれた「第21回アフター5スター賞(SIII)」。当コラムで本命に推した、つぶらな瞳がEXILE・ATSUSHIを彷彿させるジェネラルグランドは、まずまずのスタートを切ると、道中はスムーズに流れに乗っているように見えたが、いざ勝負所になると手応えほど弾けず、じりじりとした伸び脚で6着。直線で他馬と接触する場面はあったものの、それ以前にこの馬本来の反応がなかった。戦績にムラがあるように、今回も難しい面が出てしまったか。 さて、今週は「桑島孝春記念(A2以下)」が、船橋競馬場でおこなわれます。出走頭数は7頭ながらも、近走好成績を残している好調馬が多く、何が勝ってもおかしくない一戦です。 中でも本命は、今年2度目の登場、田原俊彦こと再ブレーク真っ只中のモズブラックアイです。前々走を除けば目下4連勝中の本馬。え、なんで前々走を除くのかって…それは川崎競馬場での敗戦だからです。これまで南関東では24戦していますが、連対を外したのは川崎の2戦のみで、前々走は度外視してOK。逆に船橋に限ると11戦10勝2着1回とパーフェクト連対を果たしており、最も得意とする舞台。年齢もまだ5歳と今が旬。勝ったレースの着差はすべて僅かですが、負けていないのは馬がゴールを理解しているから!? 最も得意の舞台で連軸にはもってこいの存在です。 相手本線は展開が向きそうなスカイインテンス。ハナを切れた時は6戦して連対を外したのは僅かに1回と、逃げるとしぶとい本馬。今回は同型馬がおらず、好枠2番を引き当てたのもプラスで、楽にハナに立てる可能性は高い。となれば3歳時に重賞を勝っている実力が黙っていません。 一発ならコスモイーチタイム。南関東に移籍してからまだ勝利はありませんが、今度が移籍4戦目。そろそろ大井の水にも慣れ、本領発揮に期待します。◎(4)モズブラックアイ○(2)スカイインテンス▲(1)コスモイーチタイム買い目【馬単】4点(4)⇔(1)(2)【3連単】2点(4)→(1)(2)→(1)(2)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。
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