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大物芸人元相方が起こした詐欺疑惑が裁判沙汰に

 ビートたけし(66)と『ツービート』で漫才ブームを牽引した相方・ビートきよし(64)に約1500万円を騙し取られたとして、横浜の元建設会社オーナー・S氏が損害賠償を求めた民事裁判の第一回口頭弁論が2014年6月24日午前10時に決定した。

 訴状によると、狂牛病に掛かった牛の骨や生ゴミを消してしまう処理機の販売権を獲得するとして、きよしがS氏から1500万円を騙し取ったとしている。きよしが、14年4月1日付で『オフィス北野』に所属し、復帰を誓った矢先の騒動だ。

 S氏と共に会社経営に携わった関係者は「きよしさんから、特許の話を持ちかけられてSさんはお金を出すことに。そうしたら、会社を作ろうとなって、Sさんが会長になって二つの会社を作ったんです」と、証言している。一つの会社は処理機を扱う会社、もう一つの会社がきよしの芸能活動を支える会社だったそうだ。
 「(きよしさんは)会社を作らせたけど、僕らが取ってきたきよしさんの仕事のギャラを会社に入れない。すべて自分の懐。金を出すのはSさんだけ。気の毒だった。請求していないけど、毎月の生活費や事務所の経費もSさんが払っていた。総額は4000万円を越えている」(前出関係者)

 12年の夏にSさんは内容証明を送っている。その際にきよしから「返済する」という連絡があったが、返金されなかったため、Sさんは13年11月に神奈川県警へ詐欺で刑事告訴をしている。

 たけしとニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(14年6月5日生放送)に出演したきよしは「会社を作ってタイの王族に売り込もうとしたのに、半年で詐欺だと言い出した。3年前の話」と、のんきに答えていた。しかし、周囲の反応はきよしの予想以上に拡大している。

 スタジオでは、たけしから過去の黒毛和牛の詐欺事件などに加担した(?)話や「オレの名前を使ってスタジオに人を連れてくるなよ」「オレの名前で金を集めるな」なんて話題も飛び出し、リスナーから送られてきたメールに「父が“ファンクラブに入ってよ”と、20万円を騙された」という話も出ていた。「これからは、(たけしの)脚にしがみついて生きていくよ」というきよしに「オレはいやだね」と、たけしは即答。ラジオでは、分かったような分からない話を繰り返していたきよし。「昔は借金は1億円あったからね」と豪語する場面もあった。

 Sさんが支払った1500万円は、その日のうちにきよしの借金返済に消えていったそうだ。ゴミ処理機販売権の契約をした男性は、Sさんに「自分が受け取った金額は300万円。始めからその約束でした。残りはきよしさんが借金返済と生活費に当てた」と告白している。

 生放送後、きよしは番組関係者に「今回は俺は悪くない。被害者の一人だ! 待ってろ横浜地裁」と、毒づいていたという。しかし、この民事裁判の結果次第では刑事事件にも係わってくる。Sさんは「知り合って、応援したことは事実。誠意が欲しかった。(和解には)応じる気持ちはありますよ」と話している。

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