「昨年開設したジャニーズJr.公式チャンネルは登録者数が76.6万人。ネット解禁により、嵐とJr.でかなりの利益を出している。16年末のSMAPの解散でファンクラブ収入が大幅に減ったが、ネットビジネス解禁でその穴を埋めている」(音楽業界関係者)
今年7月、一代で芸能界に帝国を築き上げたジャニー喜多川前社長が死去。9月末にジャニー氏のめいに当たる藤島ジュリー景子氏が新社長に就任したが、新体制発足早々、ジュリー氏の子飼いのグループ、関ジャニ∞の錦戸亮がジャニーズを退所。来年いっぱいで嵐が活動休止することもあって、今後、事務所の売り上げはダウンしていきそうだ。
「おそらく、ジュリー氏にはジャニー氏のような発掘・育成能力はない。そのため、今後、ジャニーズからデビューする新グループは滝沢秀明副社長がプロデュースするジャニーズJr.のグループのみになりそう。とはいえ、SMAPや嵐のように国民的人気グループに成長するのは難しいだろう」(レコード会社関係者)
とはいえ、YouTubeを有効活用すれば売り上げアップも望めそうだというのだ。
「解散したSMAPの版権はジャニーズが持っている。解散前にビデオクリップ集を発売したが、YouTubeでSMAP公式チャンネルを開設すればとんでもないことになるのでは。さらには、SMAPのみならず、ほかのグループの未公開映像などの“お宝映像”も小出しにしていけば、莫大な利益を生み出しそうだ」(芸能記者)
ジャニーズが投下する次なるコンテンツに注目が集まる。