4回目の開催となったPara Fes。『東京2020パラリンピック』まで既に1年を切っているが、稲垣は「1年を切って、期待していますし、盛り上がっています。感動や興奮をできるだけ多くの方に伝えていきたいです。パラスポーツの魅力は観戦して応援するのも楽しいけれど、実際に体験する方が面白さが倍増すると思います」とPRした。
その後、フリーアナの平井理央とともに、アーチェリーを稲垣、5人制ブラインドサッカーを草彅、パワーリフティングを香取がナビゲーターを務め、ゲームの面白さを分かりやすく伝えた。
ブラインドサッカーを経験した草彅は、「ボールが足から離れると、どに行っちゃうのか心配」と独特なドリブルを見せる一方、PKではゴールを決め「奇跡ですね!」と会場を沸かせた。
その後に行われた「UNLOCK LIVE」では、女性ボーカルグループ『Little Glee Monster』が、話題の全盲中学生ドラマー酒井響希、全盲シンガーわたなべちひろ、両腕のないブラジル人ピアニスト兼ギタリストのジョナタ・バストスと「ECHO」「This is me」を披露。次に『ウルフルズ』が「バンザイ〜好きでよかった〜」「明日があるさ」「ガッツだぜ」など5曲を披露。最後に、UNLOCK LIVE出演者と『新しい地図』の3人が「雨上がりのステップ」を歌った。
イベント後、今年を振り返ってどうかと聞かれた3人は、まず草薙が「初めてのファンミーティングをやったり。新しい挑戦ができた年でした。今年学んだ『一緒に過ごした気持ち』を、また新しい原動力に。来年も楽しいことができればいいと思います」と語る。
そして稲垣は「今年も、もう少しですが、地に足をつけて焦らず1つ1つの仕事に向き合って、充実した1年を過ごすことができました。レストランのディレクションなど初めての挑戦も多く、それにファンの人もついてきてくれて、一緒に夢をかなえている良い印象です」とファンへの感謝を口に。
香取は「日本で初個展。新しいことを経験し、CDアルバムのために、パラを一番としている中、2020年1月1日に『20200101(ニワニワワイワイ)』でソロアルバムを出します。こんなお祭りの年はないんじゃないかな? と思うので、是非! CD買ってください」と、ちゃっかり宣伝をしていた。