そこで紹介したいのが、とある中国のIT企業の試みだ。社内に入るとオフィスには相応しくない姿の女性が。そう、この会社は社員のモチベーションアップのために、セクシー美女チアリーダーを雇っているのだ。彼女たちはキレイな脚を露わにしたミニスカートを見事に着こなし、社内でも一際注目を浴びている。
これは、ストレスを溜めやすいプログラミングという仕事をしている社員たちのためを想って会社がしたこと。ここで働く人の大半が男性ということもあり、数人のチアリーダーを雇うことで職場に活気をもたらそうという狙いだそうだ。
彼女たちの主な仕事は社員たちの心ケア。おしゃべりをしたりランチを一緒に取ったりして、社内の雰囲気を華やかにする。仕事に疲れてほんの一息つきたいときは卓球を一緒にすることもあり、さらには歌だって一緒に歌ってくれる。なんとも至れり尽くせりだ。
チアリーダーたちは、他の社員と同様に朝から出勤するため、社員からは「1日のモチベーションが上がって生産性も上がる」と好評だ。どうやら彼らの“やる気”のギアは朝からマックスになるようで、それは“会社の業績アップ”という形で効果を発揮させている。
ちなみにチアリーダーたちは厳しい面接を経て選出され、さらにそこから研修を受けた者だけがなれるそう。狭き門なのである。
この試みは中国国内だけではなく世界中で報じられたが、「羨ましい」というものから「男女差別」という批判まで賛否両論だ。
しかし、それでも業績を伸ばし、結果を出しているという点では、経営陣の判断を称えるべきなのかもしれない。