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韓国で再び自殺者数増加…文在寅政権のヒズミに歯止めかからず

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提供:週刊実話

 韓国の統計庁が去る10月、2018年度の死亡原因調査を発表した。ここ4年ほど減っていた自殺者数が再び増加に転じ、自殺率はOECD(経済協力開発機構)加盟国の中でリトアニアを抜いてトップに立ったという。

 韓国の自殺者数は、1日当たり37.5人で、人口10万人当たりの「自殺率」に換算すると26.6人だ。日本も自殺者は多いが、
「日本の自殺者数は、2003年には3万4427人まで達しましたが、その後9年連続で減少し、昨年度の自殺率は16.5人(人口10万人当たり)と歯止めがかかっています。一方の韓国は、増加に歯止めがかからない状態ですね。構造的な問題としては、年齢面では10代と高齢者が多く、低学歴、低収入の層、さらに女性より男性の自殺者が多いです」(日本在韓国人ライター)

 10代〜20代の自殺原因として、進学や過酷な就職競争のストレスに負けてしまうという指摘もあるが、日本とは違う別の理由があるようだ。

 「韓国では、曺国(チョ・グク)前法相とその家族を巡る問題、わけても娘が大学、大学院(メディカルスクール)へ進学した際に不正があったことに国民は怒っています。韓国社会では、朴槿恵前大統領の友人の娘の際にも不正入学が取り上げられたように、受験問題は極めて重大で敏感に反応します。ところが、意外なことに受験生の親は、“特権を行使できない情けない立場で申し訳ない”と思う親が多いのです。経済的に困難で、子供に十分な受験の機会を与えることができないことが、親にとって相当なダメージなのです」(同・ライター)

 一方、日本と比較して多いのは高齢者の自殺の急増だが、どうして人生の花道を前にして、こんな悲しい選択をしてしまうのか?

 「文在寅政権が発足以来掲げた『所得主導成長論』の破綻で、自分が苦境に陥っても国や親戚・家族など誰かが助けてくれるという安心や信頼が崩れたからではないでしょうか」(同)

 まさに「ヘル韓国」だ。

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