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世界的な金の高騰で密かに流行!? 原始的「砂金採り」の実態

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提供:週刊実話

 金の国際取引価格は大きな戦争や大国同士の対立など“社会の不安定要素が増大したとき”に大きく上昇する。例えば2003年と現在の金の取引価格を比べると、約4倍になり、現在も上昇傾向にある。

 その影響からか近年、カナダでは100年も前に廃れてしまった金採掘が大きく注目を集め、企業個人を問わず、多くの者が“金堀り事業”に乗り出しているという。

 この金採掘が、日本でも密かに注目されている。一攫千金を狙う若者が日本各地で“砂金採り”を始めているらしく、ウワサによれば明治時代まで全く未開の地だった北海道の川の中に、多くの金鉱脈が眠っているといわれている。

 歴史的に見ても日本は中世のころより、莫大な砂金が採れる川や世界有数の金鉱山が数多く見つかり、江戸時代初期の金保有率は“世界トップレベル”といわれるほどの金大国だった。つまり北海道で新しい金鉱脈が見つかる可能性は、世界的に見ても高いのだ。

 こんな実例もある。明治31年、北海道枝幸郡浜頓別町のウソタンナイ川で大きな金鉱脈が発見され、何と「1粒769グラム」の日本最大の金塊も川底から掘り出されたという。このため一時は数万を超える“自称砂金掘り”が押し掛け、われ先にと砂金を取り始めたそうだ。

 しかも、このころの砂金採りは全く機械化されておらず「ゆり板」という四角い木枠の中に川底の砂や泥を入れ、手で優しく揺らして底に砂金を残すという極めて原始的な手法で、莫大な砂金が採取されていたというから驚きだ。つまり砂金採りにはほぼ何の技術も要らず、今からド素人の人間が始めても、十分に一攫千金を狙える可能性があるのだ。1グラム以上の大粒の砂金は「ナゲット」と呼ばれ、ネットオークションで「1粒数万〜十数万」で売れることもあるらしい。

 ただし、運良く金鉱脈を発見したら慌ててはいけない。絶対に誰にも知らせず“ヒッソリと独り占めする”のが一番だからだ。もしかすると既に北海道では大量の砂金をゲットし「まんまと億万長者になっちゃった奴」が、いるのかも…。

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