初の公式ガイドブックとなる同書には、「NMB48ヒストリー」「全公演紹介」をはじめ、研修生も含めたメンバー全67名の特集ページがあり、インタビューも多数掲載。発言集やメンバー内部で作られている「同好会」や「同盟」についての情報なども記載されており、握手会には、メンバーとの握手や会話らを求める1000名のファンが来場した。
握手会に先立ち会見を開いた5名。山本は、「普段はストレートが多いのですが、撮影ということで髪の毛も巻いたりしています」とページを開いて紹介し、「私はアイドルとは違う感じの性格と思われているのですが、なぜそれでアイドルになったのという質問をよくされます。(掲載された)インタビューを読んで、私がここまで来た形跡などを知ってもらえたらと思います」とガイドブックの出来栄えに手応え十分の様子。
また、「私たちは妹グループなので」と語る山本は、AKB48・SKE48らに「追いつけ、追い越せ」を目標に活動しており、「いいところを盗んでいきたいなと思います」と笑顔を見せた。デビューからシングルCDが3作連続オリコンチャート1位という快挙については、「逆にその記録にふさわしいグループになっていかなければ」と甲の緒を締めた。
すでに終了しているという高校の卒業式の間、山本は、「3年間のいろいろなことを考えていて、当たり前だったことが当たり前でなくなることがせつなかったのですけど、友だちなどもいろいろな方面に進んでいく子がいるので、逆に自分も心細くない気持ちになりました」と紹介し、高校は卒業したが、これからも「制服は着ていきます」とにっこり。同日はあいにくの雨模様となったが、「雨の中に来て下さっている方が多いと思いますので、雨の気分を晴らすような握手会にしたいなと思います」と語った。(竹内みちまろ)