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芸能界は薬物汚染の温床?芸能人ら60名以上が一斉検挙!!

 芸能人の薬物乱用は1970年代ごろからメディアを通じて報じられ、世間を騒がせるようになった。
まず、70年には俳優やコメディアンなど数名が事情聴取を受け、その中でミュージシャンの柳ジョージが大麻取締法違反で逮捕された。そして、その後は芸能人による薬物や大麻の不法所持などが相次いだ。

 例を挙げると、77年に俳優の岩城滉一が覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年執行猶予3年の有罪となる。次にミュージシャンのジョー山中や井上陽水が大麻取締法違反で逮捕。すると、その関連から内田裕也、内藤やす子、にしきのあきら(現・錦野旦)など、最終的には60名以上のタレントが検挙や事情聴取をうける事態となり、さながら芸能界が薬物汚染の温床のようなイメージになったのだ。

 特に9月29日深夜に逮捕された研ナオコのケースは、世間でも注目を集めた。

 当時、歌手として数々のヒット曲を出し、さらにタレントとしても人気が高かった研ナオコが大麻使用を認めたことに、世間は過敏に反応。研は起訴猶予となったものの、出演予定番組はすべて降板。テレビCMも一切が打ち切りとなった。その後の芸能活動再開の際には、謝罪と復帰についての特番がテレビで放送されるほどだった。

 また、実際に検挙や事情聴取されたとはいえ、研のように起訴猶予処分や事情聴取だけというケースも多かった。それでも芸能活動を自粛したり、謹慎状態になったりすることは珍しくなかったため、芸能界でも薬物に対する意識が高まったかに思われた。

 しかし、その後も芸能人が大麻や薬物に関わる事件が絶え間なく起こっている。78年には俳優の勝新太郎が自宅にアヘンを所持していたとして書類送検。勝は90年に麻薬密輸事件を起こし、これがマスコミで大きく取り上げられた。ハワイのホノルル空港でパンツの中にマリファナとコカインを隠し持っていたところを、アメリカ当局に麻薬密輸の容疑で現行犯逮捕。懲役2年6カ月、執行猶予4年という有罪判決が下ったが、勝は「知らん」「見知らぬ人から預かった」などと言い訳を続け、「もうパンツははかない」などとふてぶてしい態度を取り続けたため、「傲慢だ」「有名人だからといって許されるものではない」と世間から嘲笑とバッシングを浴びた。

 80年には歌手のカルメン・マキのほか、フォーク歌手5人がヘロインの所持や使用で逮捕。83年には歌手の清水健太郎が大麻取締法違反で逮捕される。しかも、そのわずか3年後に清水は再び大麻の使用で逮捕され、懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を受ける。88年にはミュージシャンの尾崎豊が覚せい剤の所持と使用によって逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪となっている。

 酒井法子、ASKAらによるスキャンダルは記憶に新しいところだが、現在も芸能界と薬物とは切っても切れない関係にあるのだ。

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