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「花の84年組」堀越高校3年D組、死の連鎖

 元アイドルで、タレント松平健の妻として知られる松本友里が、2010年11月15日、目黒区の自宅でドアに引っ掛けた紐で首を吊って自殺した。松平は90年に大地真央と結婚したが、04年に離婚。翌05年に松本と再婚し、長男が誕生していた。10年6月には松本の母が死亡し、周囲に「死にたい」と話していたといわれている。最初に遺体を見つけたのは泊まり込んでいたベビーシッターの女性で、松平は地方公演で福岡におり、不在であった。

 松本は3年間、パニック障害、不眠症、うつ病の治療を続けながら実母の介護や育児をしていたといい、一部報道によると過去に自殺を図ったこともあったという。一方で妻に先立たれ、悲劇の夫と報道された松平だが、精神的に不安定な妻を自宅に残したままだったりと、結婚を危ぶむ声も一部では上がっていたという。

 だが、ここで取り上げたいのは松本友里の死だけではない。実は、松本は新国劇出身の父と宝塚出身の母を持つサラブレッド。早くから芸能界を目指した少女の一人で、「花の84年組」と呼ばれた元アイドルだった。

 彼女が通った堀越高校の同級生は錚々たるアイドルが顔を揃えているが、27人のクラスメートのうち、86年に自殺した岡田有希子、白血病でこの世を去った菊池陽子、そして急性骨髄性白血病で亡くなった本田美奈子と、なぜか色濃く「死」の臭いが漂っているのだ。中でも岡田有希子と松本友里は学生時代、大の親友で、ユッコの死は松本に相当の影響を与えたと考えられる。

 アイドル豊作時代といわれ、同級生であり現役のアイドルである女の子たちを間近に見つめ、彼女たちは精神的に不安定になっていったのだろうか。

 この3年D組出身である倉沢淳美、長山洋子、南野陽子、宮崎萬純、永瀬正敏らは、いま何を思うのだろう。ただの“連鎖”だけでは表現しきれない何かが、芸能界の闇には存在するのかもしれない。

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